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柿崎和泉守@ Re:『天と地と』 Heaven and Earth(04/25) 映画で残念に思ったのは、まず刀八毘沙門…
背番号のないエース0829 @ Re:『ベルリン 映画「風の電話」に、上記の内容について…
Dec 7, 2005
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カテゴリ: Movie


ミステリー作家のピーター(アンソニー・フランシオーサ)が新作のプロモーションでローマにやってきたのと同じ頃、彼の著書に書かれている方法で殺人が起きる。文学評論家のヴェルディ(ジョン・スタイナー)はピーターの作品が原因だと非難。殺人事件は更に続き、被害者は次第にピーターの周辺に及んでくる・・・

ミステリーなので詳細は書けないが、入り組んでいるようで実は簡単な話(犯人が入れ替わるってのは、ほとんど反則?)。勿論犯人は最後に倒されるんですけどね。ダリオ・アルジェントだから被害者が殺されるシーンはそれなりである。もっとも、他のホラー映画と比べれば残酷さは低いのかもしれないが、犯人の少年時代の過去を含め、子供への悪影響度は非常に高い。

アンソニー・フランシオーサの他には、エージェント役のジョン・サクソンやアルジェント常連のダリア・ニコロディも出演しているが、何といっても警部役のジュリアーノ・ジェンマだろう。あまり老けた感じもせずカッコいいが、肝心の犯人逮捕の方は・・・

『インフェルノ』 についての記事で、アール・ヌーボーおよびアール・デコ調の美術が素晴らしい、と書いたが、本作でも監督の美的センスが窺える箇所がある。それはジョン・サクソンが殺されるシーンで、場所は確かエウル地区。1940年代に造成されたローマ郊外のニュータウンで、どんな不条理なことが起こっても不思議ではないデ・キリコの世界を連想させる。このシーン、光線の使い方がとても印象的。
またお馴染みルチアーノ・トヴォリの撮影も注目。中盤、犯行現場となるアパート1棟をクレーンを駆使して上下左右から撮影。その舐めるような動きは見事だ。う~ん、そうするとこの映画の見所は結局映像だけか。

前作『インフェルノ』の音楽はキース・エマーソンであったが、本作はゴブリンに戻った。しかしオリジナルメンバーのアゴスティーノ・マランゴロは参加していないため、「シモネッティ~ピニャッテリ~モランテ」名義で録音した(というか別々に活動していた3人がアルジェントの鶴の一声で集まった、と言った方が正しい)。このサントラ盤はなかなかだ。

1982年・イタリア   101分    評価:3.0点   子供:××





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Last updated  Dec 7, 2005 10:43:20 PM コメントを書く


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