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柿崎和泉守@ Re:『天と地と』 Heaven and Earth(04/25) 映画で残念に思ったのは、まず刀八毘沙門…
背番号のないエース0829 @ Re:『ベルリン 映画「風の電話」に、上記の内容について…
Jan 6, 2006
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カテゴリ: Movie
Kong01



攻撃を受け、世界貿易センタービルから墜落したキングコングは実は死んでおらず、10年もの間、巨大な集中治療室で延命処置を受けていた。しかし心臓の衰弱が激しく、主治医エイミー博士(リンダ・ハミルトン)は人工心臓の移植を計画するが、大量の輸血が必要なため手術が出来ず、コングは死を待つのみであった。そこへボルネオ(インドネシア・カリンマンタン島)のジャングルで巨大な雌のコングが見つかったとのニュースが飛び込む。エイミー博士が所属するアトランティック大学が発見者の冒険家ミッチェル(ブライアン・カーウィン)に交渉、輸血のためアメリカに運んでくることになった。そして手術は成功するのだが・・・

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前作のラストシーンから始まる(左)/集中治療室のコング(右)

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レディ・コングは雌なので、人間の男性がお好みなのだ。

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人工心臓の埋め込みは成功(左)/レディコングの登場に、コングはもうデレデレ(右)

前作は動物愛護がテーマのようで(?)自然の中で平和に暮らしていたコングを人間が好奇心と金銭目的だけでニューヨークへ連れてきてしまい、その結果耐えられなくなったコングが逃走、人間に殺されるというコングに同情的な内容であった。本作はコングが新たに登場したレディ・コングに恋をし、人間に仲を引き裂かれる悲哀を描こうとしたようであるが、一体どれほどの観客が、そのように感情移入できたであろうか。
そう、どう観ても滑稽なのである。観た時は「これはパロディか?」と思ったもの。しかし製作側は大真面目だったようだ(?)。

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人間に追われたコングは川へジャーンプ!/ しかし、岩に頭をゴン。

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ボク、ワニが好物なの(左)/ 心無い人間にヤキを入れられるコング(右)

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ついにキレたコングは、人形を襲う!/ 人形をぶっちぎった!!

1986年では現在ほどのSFXは期待できないにしても、これはちょっと・・・。東宝の我等がゴジラシリーズの方がよっぽど見応えがある。

有名な俳優は出ておらず、『ターミネーター』シリーズで有名なリンダ・ハミルトンぐらいか。監督のジョン・ギラーミンは、『タワーリング・インフェルノ』『キングコング』『ナイル殺人事件』など大作を次々と手掛けた1970年代は絶頂期であった。1980年代に入ると急速に仕事がなくなったので仕方なく引き受けたのかもしれない。製作がデ・ラウレンティス・プロで、義理があったのだろうか。

1976年版『キングコング』のパロディといえば、同じ1976年に製作された『クィーン・コング』が有名だ。こちらは『キングコング』を製作した超大物プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスの怒りを買い、圧力で公開中止にされたいわくつきの作品。近年ようやく陽の目を見たが、全く酷いもの。これに比べれば本作『キングコング2』の方がマシだろう。

1976年版はジェシカ・ラングが良く、また世界貿易センタービルの上に月が出ている光景に、故郷の山を思い出してビルを登るコングの姿(着ぐるみではあるが)など子供心になかなかいいと思ったもの。やはりあそこで終わらせるべきだった。

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妻を守るため、コング大暴れ(左)/ ベビーコング誕生!コングは安心して息を引き取る(右)

監督:ジョン・ギラーミン

製作総指揮:ロナルド・シュセット
脚色:ロナルド・シュセット/スティーヴン・プレスフィールド
撮影:アレック・ミルズ
音楽:ジョン・スコット
キャラクタ創造:カルロ・ランバルディ

1986年・アメリカ    105 分    評価:対象外    子供:△

キングコング2
キングコング2
あまりお勧めはしないけれども、観てみたいという方はどうぞ。





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Last updated  Jan 6, 2006 09:27:56 PM
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