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柿崎和泉守@ Re:『天と地と』 Heaven and Earth(04/25) 映画で残念に思ったのは、まず刀八毘沙門…
背番号のないエース0829 @ Re:『ベルリン 映画「風の電話」に、上記の内容について…
Aug 29, 2006
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カテゴリ: Movie



南北戦争直後のメキシコ国境の寒村が舞台。村では南軍残党のジャクソン少佐とメキシコ革命軍(といっても実態は山賊みたいなもの)のロドリゲス将軍が小競り合いを繰り返していた。そんな中、村に現れた一人の男。北軍の古ぼけた軍服を纏い、棺桶を引きずったその男ジャンゴ(フランコ・ネロ)は、男達に襲われている娘マリア(ロレダーナ・ヌシアク)を救い、酒場の主人ナサニエル(エンジェル・アルバセス)に用心棒代を強要しているジャクソン少佐の部下を倒した。ジャンゴの腕前を認めたロドリゲス将軍は共同で政府軍用金強奪を計画し、それは成功する。しかし分け前をよこさない将軍に腹を立てたジャンゴは、軍用金を盗みマリアと村を脱け出す・・・


ストーリーはもちろん黒沢明の 『用心棒』 から取っているが、セルジオ・レオーネの『荒野の用心棒』とはかなり趣が異なる(耳そぎのシーンなどはちょっとドギツい)。コルブッチとレオーネはほぼ同じ年齢(1才違いでコルブッチが上)でライバル。両者ともマカロニの草分け的存在であるが、レオーネは『ベン・ハー』などハリウッドでの助監督時代が長く、作風もハリウッド映画に近い。監督作品は僅かに7作。一方、コルブッチはイタリア娯楽映画の巨匠で監督作品は非常に多い。土着的というか色遣いなどもレオーネとは全く違う。因みに亡くなった時期もほとんど同じだ(レオーネ1989年、コルブッチ1990年)。


さて、本作の最大の魅力はやはりフランコ・ネロ演じるジャンゴだろう。当時のマカロニ三羽烏はクリント・イーストウッド(名無し)、ジュリアーノ・ジェンマ(リンゴ)とフランコ・ネロ(ジャンゴ)だが、このジャンゴが最も陰影のあるキャラクターだ。クールにガトリング砲をぶっ放すところもカッコいいが、手を潰されても執念で敵を全滅させるラストが素晴らしい。
そしてもう一つの魅力はルイス・エンリケス・バカロフによる音楽だ。主題歌「さすらいのジャンゴ」はマカロニ主題歌中でも最高(サンプル参照)。

sample  Django(sample)

この「用心棒」シリーズは別の監督達に引継がれ、『星空の用心棒』『真昼の用心棒』『さいはての用心棒』『南から来た用心棒』など多くの作品が作られた(もちろん原題は異なるが)。コルブッチ自身は 『さすらいのガンマン』 『黄金の棺』などを発表し、さらに 『豹/ジャガー』 『ガンマン大連合』『進撃0号作戦』の"メキシコ革命三部作"で真価を発揮する。







続・荒野の用心棒
続・荒野の用心棒





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Last updated  Aug 29, 2006 07:53:09 PM
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