りきりき元気です!

りきりき元気です!

2006年(1年後の命日)


早いもので亡くなってからもう1年。1年前の事ははっきりと覚えています。

その頃、お腹の中には菜々子が。確か4ヶ月くらいだったな。
菜々子を妊娠したのは、力斗に兄弟を作ってあげたかったからでした。

こんな事を「兄弟児」の方が読んだら怒ってしまうかもしれませんが、
将来私とパパが亡くなったら、力斗は一人になってしまう。
でも兄弟がいれば力を合わせて生きていける。


でもそうしたら兄弟に負担がかかる。
それならたくさん兄弟を作ってあげよう。
そういう思いから妊娠しました。

やっぱり障害児の親は、子供の将来を考えますよね。
自分達の死んだ後はどうしよう・・・ 子供より1日でも長生きしたい と。

兄弟っていいものです。私自身、何度妹に助けられたか。

力斗が亡くなってからは、お腹の中の菜々子に支えられました。
もし菜々子がいなかったら、自分自身どうなってたかわかりません。

力斗が亡くなった時、色々な思いが交差しました。
正直、力斗がこれ以上辛い思いをしないですむ・・・・といった、ホッとした気持ちもありました。
だって、生まれてからずーーっと闘病生活だったんです。
力斗は生後10日くらいから亡くなる1歳3ヶ月まで、呼吸器が抜けないようにずーーーっと頭と手をしばられてました。
「人間らしい生活をさせてあげたい・・・・・」
何度そう思った事か。見てるのがどんなに辛かった事か。

でも、 気管切開 をすれば頭も手も自由になった・・・・。これだけが悔やまれます。
もっと早く気管切開してれば、力斗は生きてきた幸せをもう少しかみ締められたろうに!!!

気管切開して自由になって、おうちに帰って一緒に暮らして、いつも一緒にいられたら・・・・・・・・
状況は大変だろうけど、もっともっと幸せだったと思います。
って今更言ってももう遅いんだけど・・・

力斗に、生きてきた喜びを味合わせてあげたかったです。
もっともっと触れ合いたかったです。
すごく悔やまれます。

私はもう一人子供が欲しいです。産むつもりです。
そしたらその子供は力斗の魂であって欲しい・・(もちろん体は健康体)。
こういう考えを否定する人もいますが、そう思うのです・・・・

力ちゃん、もう一度戻っておいで・・・・と






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