わたしの日記

2012/01/04
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カテゴリ: きょうの日記
正月になると思いだすことがある。「若水」である。
終戦後、いち早く秋田から東京に戻ってきた父は、運よく人の紹介で間借りが出来たが、初めての正月を迎えたときに、当時はその辺では水道しかなかったから朝早くに若水として甕(かめ)に取っておいたのであろう。その水で子供たちに洗面もさせたのだが、水が冷たいからわたしはそれを嫌った覚えがある。
明治30年生まれの親父はそういう風習は身につけて知っていたものと思われる。

家内にそういう経験をしたか聞いてみたところ知らないという。

たまたまいま、札幌見聞録さんのブログ(http://blog.livedoor.jp/sapporo24/archives/4065214.html)を見ていたら若水の事に触れていたからこの記事を書いてみたくなった。

ウィキペディアで「若水」について見てみると
「若水は邪気を除くと信じられ、神棚に供えた後、その水で年神への供物や家族の食事を作ったり、口を漱いだり茶を立てたりした。」と出ており、あぁそういうことだったんだとわかった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E6%B0%B4

地方ではいまだにこういう風習は守られているでしょうね。






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最終更新日  2012/01/04 08:41:22 AM
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