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既に1週間ほど前になりますが、「クラレ」を取得しました。同社が、世界的にシェアの高い製品を多く有している優良企業だと知り、投資候補銘柄リストに加わってから既に7~8年ほど経過しましたが、この度ようやくPFに加わりました。また、取得後、株価は上昇していますので、当面はロスカットに引っ掛からずに済みそうで、ホッとしてます。最初に同社を知ったのは、日経新聞の日曜版の記事からだったのではないかと記憶しています(余り自信はありません)。当時はITバブルの崩壊から景気が低迷し、今と同様に株価が大きく下落している状況でしたが、その中でも業績が比較的安定している企業の1社として紹介されていたようにと思います。時代は変わり、今度は原材料費高騰が各社の業績を圧迫していますが、高いシェアを有する製品を多く持つクラレは、原材料費の高騰を自社の製品価格に転嫁できる優良企業の内の1社であり、景気減速期にかかわらず業績は堅調のようです。やはり、優良企業は、どのような事業環境に直面しても、その影響を最小限に抑えて乗り切っていけるものなんだなと改めて感じました。長期投資を前提とする場合には、やはり業績の下ブレが余り大きくない企業が良いのかなと思います。・・・ここまで書いて、因みにと思いクラレの10年チャートを見てみましたが、株価は10年前とほぼ同水準です。う~ん、10年前に投資してても、殆ど利益は出てないことになります。なかなか株式投資は難しいですね。
2008.02.28
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先週竹内製作所を購入しましたが、その2日後にはロスカットに引っ掛かり売却しました。その後の同社株価は、売却の2日後にロスカット価格を上回り、更にその翌日には当初購入価格までも大きく上回って上昇しました。ロスカットを機械的にやっていると、こういうことが容易に生じます。実際に、既に何銘柄かこういった事態になっています。そもそも自分なりに割安だと思った価格で購入していますので、その後も引き続き価格が下がったとしても、ある所で反転してくる可能性は高いからです。しかし、今年はあくまでもロスカットを継続していくつもりです。ロスカットのルールを状況に応じて分けることも考えましたが、ロスカットの実行が曖昧になりそうなのでやめました。取り敢えず今のまま年間を通じてやってみて、何らか改善した方が良ければ、来年への課題にしようと思います。* * * * 米国経済の先行きは依然不透明ですが、日本経済はもしかしたら今が大底圏にあるかもしれません。というのは、欧州系の機関投資家が重視しているといわれるOECD先行指数で、日本は2007年9月を底に、3ヶ月連続で前月比上昇しています。OECDの先行指数は実際の指数比6ヶ月ほど先行する傾向があるようですので、それを考慮すると今年の4-6月期には景気が底打ちし、株価も反転してくるかもしれません。但し、その前提としては、米国経済が現状よりも大きく悪化せず、日本企業の輸出の伸び及び設備投資が抑えられないことが条件になると思われます。早く世界経済が回復基調に入って欲しいものです。
2008.02.17
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先週、新たに投資した先は「竹内製作所」です。同社の株価はここ数ヶ月で大きく下落しています。下落した理由は簡単です。主に、以下の理由から来期業績の大幅悪化が予想されていることが原因だと思います。1.同社は欧米向け輸出比率が高い。2.欧米では不動産バブルが崩壊し、小型建機の需要減退が見込まれる。3.更に、欧米の景気減速により円高が進行している。4.原材料である鋼材価格も高止まりしており、コスト高が継続している。以上の4つの原因はその通りだと思います。同社の来期業績は結構厳しくなるでしょう。でも、利益が今期見込みの半分になったとしても、来期PERは10倍程度です。それでも、ここから更に売られていくのでしょうか?そろそろ投資しても良いタイミングだと思っています。(ただ見込みが外れた場合に備えて、今年は頑なにロスカット・ルールは守っていくつもりです。)
2008.02.09
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ボラの高かった1月が終わりました。今年の底値は1月になるかもしれないなと思っています。理由は米国の底力というか、決断力、実行力の速さと経済の懐の深さでしょうか。金融機関は損失の先送りをせず一括償却を実施、他国から巨額の資本を引っ張り込み金融危機を回避。政府は早急に景気刺激策を取りまとめて発表し、FRBは急テンポに利下げを実施。企業部門に関しても、昨日発表された米ISM製造業指数は景況感の分岐点である50を回復(50.8)したようで、一方的に悪化していく状況にはないようです。損失の先送りを図ったが失敗した、景気刺激策にどの程度の効果が見込めるのか不明、利下げのタイミングが市場の後追いだとか、米国の一つ一つの動きを取り上げるといろいろ難癖は付けられますが、サブプライム問題が日本で起こったと仮定した場合、これらのことがこのスピードで実行できたかと言えばまず無理でしょう。現在は焦点となっているモノラインの信用回復に向けての救援策が色々と協議されているようです。こうしたことを考えると、年初の米国経済に対する総悲観の状態が今年のボトムとなる可能性が高いかなという気がします。米国では、雇用の悪化は続いているので、消費関連は暫く悪化するのだろうと思いますが、市場は既に1月の下げの過程でそれらは織り込んでいます。その織り込み以上に悪化した場合には、株価は大きく下げると思いますが、米国はかなり懐の深い経済ですので、一方的に株価が低下してほどの急激な消費低迷はない気がします。日本に関しても、当面は大きく下げる局面はないと予想しています。日本の景気悪化は既にある程度織り込み済みです。更に、米国経済が景気後退ではなく、減速している状態なのであれば、1月の株価下落は過剰だったことになります。2月は、これまで比較的開示が明らかではない欧州の金融機関の決算発表が始まりますので、これらの発表が波乱要因になる可能性がありますが、左程大きな問題にはならないと見ています。当面は各市場共にボックス圏相場になるような気がしますが、どうでしょうか...
2008.02.02
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