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昨日は今年最後のラウンドをしてきました。ここのところ、ドライビングレンジでは調子が良かったため、「今日こそはベストスコアを…」とかなり意気込んで行ったのですが、結局、練習の成果は殆ど出せないままラウンドが終了。スコアはいつも通りの90台半ばでした(泣)。練習ではできるのに、コース上ではそれが発揮できない状態が多々あります。この原因は何だろうと、過去から何度も考え、そのたびにこれかなという答えを自分なりに出しているものの、それでも本番ではうまく体が動かないことが多いです。ゴルフ場に到着後、ほとんど練習せずにぶっつけでラウンド開始することが原因かもしれませんが、練習してもダメなことあったしなー。。。今年も残り少なくなりましたが、明日、明後日は働き、29日以降はまた練習して、来年こそは自己ベストを更新したいと思います。
2021.12.26
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先月から荒れ模様の市場が続いておりようやく投資機会が巡ってきました。コロナウイルス感染拡大による健康面への不安や当地サンフランシスコは外出禁止令が出されているため生活はかなり不自由で辟易していますが、数年振りの投資機会にはやっと来たかと思いつつ、積極的に動いています。手持ちの米ドルを元に7万ドルほどVT, RSP, VB他に投資、久しぶりの投資再開で少々勇足になった感もありますがまずまずの投資が出来ました。更に相場が悪化してくれば、追加で同額以上を投資したいと思っています。
2020.03.26
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サンフランシスコに赴任になり約8ヶ月が経過しようとしています。早かったです、この8ヶ月間。いまだにナショナルスタッフが話す英語はよく聞き取れないことが多々ありますが、幸い、今の会社に性格の悪い人はいないので何とかやれています。こちらに来て分かりましたが、本ブログの夜景の写真、サンフランシスコの夜景ですね。偶然ですが、ちょっと縁を感じます。明日で、本年の業務は終了の予定です。年末、年始休暇中はゆっくりとした時間を過ごしたいと思います。
2015.12.29
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漸く市場が動き始めました。約1年前から保有株を一部売却し、マーケットが逆回転し始めるのを待っていましたが、ここ数日でそれなりのポジションを構築しました。あまり現金が残っていないので、また暫くは市場が上がろうが、下がろうが、ボーっと見ているだけの期間に戻りそうです。
2015.08.25
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今日は好い天気ですね。とても気持ちが良く、1年の始まりとしては最高です。2013年の投資実績を簡単に記載します。運用資産全体のパフォーマンスは27.2%でした。日本株を春先と秋に分けて売却したためやや伸び悩みましたが、ポートフォリオ構成を考えるとまずまずだと思っています。今の悩みは、年末にかけて利益確定をしたため現金比率が約4割弱にまで大きく上がってしまったことです。今しばらくは日本株も米国株も安定してそうですが、焦らず、押し目を拾っていこうと思います。今年も良い年になるよう頑張りましょう‼
2014.01.01
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久しぶりに日本株が元気です。やはり日本株が元気だと世の中も何となく明るくなって良いですね!そんな雰囲気に乗って、久しぶりのブログアップです。かっつてほどPFに占める日本株の比率が高い訳ではないのですが、それでもここまで騰がると結構なインパクトがあります。個別銘柄の話をしますと、10年ほど保有していた花王は、かなりの部分を売却しました。その他もちょっとづつ売却していますが、私の場合、最大の関心はなんといっても、未だに含み損を抱えつつ10年ほど保有している野村HDをいつ売却するかです。一時はとんでもない含み損を抱えていましたが、今はかなり盛り返してくれています。ありがたいことです。花王と野村は約10年間保有してきた主力銘柄なので、これらを売却すると、日本株PFが大きく変わります。方向性としては日本株比率を低下させる方向ですので、売却しても大部分は、時期を見て、海外株式を買うと思います。
2013.05.11
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最後のブログから2年以上経過してしまいました。今やすっかりとインデックスを中心とした投資手法に切り替えたことや、数ヶ月前にマンションを購入したため余剰資金はローンの期前返済へ充当することを優先する予定のため、全く投資用の余剰資金がないこと等から、日頃は殆ど何もやることがありません。従って、投資に関してはかなり暇ですが、逆に殆ど時間と労力をとられないことから、この投資法は楽ちんで気に入っています。ただ、リーマンショックからマーケットが回復する過程で買いそびれたことから、次の買い場を待ってきただけに、欧州債務危機に端を発した市場の混乱を好機と捉え、ここにきてHSBCに眠っていたHKDを使って少しずつ主に新興国のETFや投資信託を購入しています。欧州債務危機はいつ、どのように収束するのか良く分かりませんが、株価下落をチャンスと捉えて、残された少ない投資資金を有効に使おうと思っています。来年は上昇相場になってくれるといいなぁと祈っています。
2011.10.05
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皆さんは自宅を購入されていますか?私は現在社宅住まいです。あと2年半は現在の社宅に住めますが、その後は社宅を出なければなりません。そうなると、マンションを賃貸で借りるか、マンション又は一軒屋を購入するか決断する必要があります。景気後退により土地の値段が下落し、金利も低く、住宅減税も行われている現在は、不動産購入の絶好の機会かなという気もしていますが、その一方で、多額の借金をすることに対する抵抗感と共に、退職後も東京近郊に住むかどうかの決断も出来ていないことから、不動産の購入に関しては左程積極的に考えていませんでした。私は依然千葉県市川市に住んだことがあり、市川が結構気に入っていました。この連休中にふと不動産会社のHPを見ていると、市川の物件が掲載されており、ちょっと心が動かされました。
2009.09.23
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2009年1月16日以来のブログになります。約8ヶ月ぶりですね。さて、この間も、細々と投資は続けていましたが、基本的には売却&様子見姿勢を貫いていたため、パフォーマンスの方は、かなり置いてけぼりを喰っています。ここまでグローバルに株価が急反発するとは予想していなかったので、まぁしょうがないですね。ちょっと慎重になりすぎたかなとは思いますが、今更振り返ってもしょうがないので、気にしないことにしています。今年は取り合えずプラスの運用成績を確保することが目標ですので、それを達成するためには、ここから大きくポジションを採りに行くことは返ってリスクが高いと思うので、次の下落が来るまでは暫く我慢するつもりです。
2009.09.23
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2008年12月末現在の資産構成を備忘録のため記載しておきます。尚、生活防衛資金としての安定資産を除く、運用資金のみ対象としています。 現金(日本円): 30.7% 日本株式 : 34.9% 現金(外貨) : 18.7% 海外債券 : 3.4% 海外株式 : 12.3%ざっくりと、現金と株式が半々といったところです。もう少し、日本株の比率を落として、海外株式の比率を高めようと思っているのですが、今はなかなか積極的に買う気になれません。これから6ヶ月程度はじっくりと構えていくつもりです。
2009.01.16
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明けましておめでとうございます!2008年は本当に大変な年でした。まず、本業の方では、金融危機の波をもろに被り、資金繰りのことで精神的にかなり追い詰められました。11月の下旬には、年末越えの資金手当ての目処がたったことで、だいぶ落ち着きましたが、10月中旬から11月中旬までの1ヶ月間は、どうなることかと本当に肝を冷やしました。ただ、この金融危機はまだ暫く続くと思いますので、気を抜かずにやっていくつもりです。投資の方でも、世界的な金融危機と景気後退の直撃を受け、2008年の年間運用実績は▲29.6%と惨憺たる結果に終わりました。世界的株価暴落と円高のダブルパンチにより、ほぼ年収分の資産が消えてしまいました。2008年の年初に立てた目標は以下の2つでした。(2008年1月3日付ブログ)1. 投資成績を前年比プラスで終えること2. ロスカットを徹底し、大敗しないことまた、これらを達成するために、ポイントになると思われる米国景気の動向をチェックし、リスク管理の徹底を心掛ける方針にしていました。振り返ってみると、年初の目標及び方針は何れも的を得たものでしたが、結果としては、リーマン・ショック以降は株価下落のスピードが速くてロスカット出来ず大敗を重ね、3年連続のマイナス成績に終わってしまいました。う~ん、ロスカットはいつまで経っても徹底出来ないままです...さて、2009年についてですが、今年も2008年の後半同様に厳しい1年になると予想しています。とりわけ、秋頃までは相当厳しいものと思います。そこで、運用方針としては、夏まではかなりコンサバティブに望んでいこうと思っています。ただ、大底は秋までに来るのではないかと予想していますので、少しずつ安いところは拾っていきたいと思います。経済指標の注目点は、やはり米国の住宅価格、雇用統計、ISM指数、消費者マインド、小売売上高の推移でしょうか。米国経済が底打ちしないと、輸出頼りの日本経済の回復も見えてこないと思います。最後に、今年の目標は2008年と同じものを設定し、”損をしない”ことを大命題にやっていこうと思っています。今年もよろしくお願いします。
2009.01.01
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昨日は2008年の仕事納めでして、業務終了後、河豚を食べに行き、ビール・日本酒・ワインを飲み、自宅に帰ってきたのは今朝9時頃でした。10月以降の金融危機発生以降は、精神的に苦しく、睡眠不足から体力的にも厳しい時期が続いただけに、今年の業務が無事終了して、心底ホッとしています。とりわけ、日本政策投資銀行及び日銀によるCP買取制度が発表され、CP市場が立ち直りの兆しを見せていることは、来年に向けて明るい材料です。CP市場が立ち直れば、大企業を中心に、短期資金の調達ができるので、銀行への貸出要請も緩和される、緩和された部分の一部が中小企業向け貸出の原資になるでしょう。ただ、間接金融による調達は、来年もかなり厳しい時期が続くと思います。かなりのメーカーは、受注量が大幅に減少しているようですので、キャッシュフローが厳しくなってくるはずです。とりわけ、3月末に向けて、銀行による貸し渋りが一層顕著になり、中堅企業の倒産がかなり増えると思います。また、3月以降も、短くとも半年は最悪の時期が続くと予想しています。従って、来年も厳しい投資環境が続くと予想しています。投資の方は、当面消極姿勢でじっくりと臨むスタンスです。
2008.12.27
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今日は嬉しい事が2つありました。一つは、ボーナス支給日であったこと。但し、金額は増額することなく、夏のボーナスと全く同額でした。昨今の経済環境を思えば、減額にならなかっただけでも良いと思っています。もう一つは、政府によるCP買取が具体的に進展しそうなことが分かったことです。本業において、日銀に対してFRB同様にCPの買い切りオペを実行するように申し入れていたものの、日銀は過去にやったことがないというふざけた理由を盾に、実現する目処が立っていなかっただけに、政府によるこの動きには勇気付けられました。早く詳細を詰めて、発表・施行して欲しいものです。不安材料としては、米国の自動車会社(ビッグ3)の行方です。救済案が米国上院で合意が得られないとのニュースが入って以降、株価急落、為替は円高に振れ、この先の日本経済にも更に悪影響が及ぶ可能性が出てきています。いろいろ想像するだけで、暗い気分になりますよね。取り敢えず、週末は美味いものでも食べに行くかな。
2008.12.12
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もう12月も半ばとなってしまいました。今年ももう少しですね。今日は妻が体調を崩し、介抱したり、病院に連れて行ったりする必要があったので、久しぶりに会社を休みました。リーマンショック以降、週末も半分以上出社していたので、平日に有給休暇をとるのは夏休み以来です。といっても、今日の休暇は、正確には、過去の週末出社の振替扱いになるはずですので、有給休暇にはならないのですが。さて、最近も相変わらず、本業に忙殺されて、投資の方は全く手を付けていません。まぁ、忙しくなくても、手元資金が余り残っていないので、手を付けていないと思います。ボーナスが入れば、多少は投資資金に回す予定ですが、それでも限られた資金ですので、日本株に関しては、市場のセンチメントが変化したと感じられるまでは、新規投資を控える予定です。海外株式に関しても、手元資金が残り少ないので大きく下げた局面で、少しづつ投資していくスタンスを継続する予定です。今は、投資のことより、本業の方で頭が一杯です。早く金融危機が収束し、元の平常時に戻って欲しいものです。
2008.12.09
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ようやく辛く、長く、厳しかった10月が終わりました。しかし、世界的な金融危機が去ったわけではなく、実体経済の悪化による影響はこれからが本番です。よって、この厳しい経済環境は当分続くと思っています。厳しい環境が続くということは、あの腰の重い日銀が金利を引き下げたことからも伺えます。白川総裁はゼロ金利を解除したときの実務面の主担当だったことから、金利引き下げに強い抵抗感を持っていると聞いたことがあり、今回も、もしかしたら金利据え置きという空気の読めない決定をするのではないかとひやひやしていましたが、さすがに下げてきました。但し、市場が織り込んでいた0.25%ではなく、0.2%というわだかまりの残る下げ方ではありましたが。本業の方は、11月以降、というか、年度末を迎える09年3月までは、流動性が極めてタイトな厳しい状況が続くと覚悟しています。覚悟はしていますが、体力面・精神面でかなりの負担だけに、心から早く景気が回復してくれることを祈っています。さて、投資に関しては、投資銘柄を入れ替えつつ、多少ポジションを引き下げました。具体的には、以下の通りです。・Lyxor ETF MSCI World(一部売却)・Lyxor ETF MSCI Emerging Markets(全部売却)・Vanguard Total World Stock ETF(新規購入)(*) Lyxor ETF MSCI AC Asia-Pacific ex.Japanについては、ネット上のorder status画面では売却されているようですが、入金が確認できておらず、現時点では不明です。もしかしたら、最も下げのきつい場面での売却だったかもしれませんが、それは今回の金融危機が過ぎ去った時点で初めて分かることなので、現時点では余り考えないようにしています。景気が引き続き悪化し、この悪化を株式市場が更に織り込みに行く可能性がある限り、リスク管理において、投資ポジションを一旦下げ、現金ポジションを引き上げるというのが現時点での方針だからです。11月にも、もう少しポジションの引き下げを行うかもしれませんが、大方の調整は終了したので、様子を見ながら対応を考えていく予定です。
2008.11.01
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また明日から週が明け、市場が開きます。ここ10日程、本業の方が短期金融市場の混乱に完全に飲み込まれ、かなり苦しい毎日を過ごしています。今日も出社して、後輩と今後の資金繰り見通しを作成していました。今回のサブプライム問題は対岸の火事だと思って見ていましたが、リーマン・ショック以降、あっという間に金融不安、信用収縮の波が日本の金融市場を席巻し、株価を大きく押し下げてしまいました。この間、僅か3日で、短期金融市場を壊滅的に破壊しました。それ以降も、信用収縮は日に日に悪化するばかりで、日銀が対応策を発表しようと、殆ど効果はありません。現在、日本の銀行も大変は状況に立たされているようです。株価暴落、信用コスト増大、保有債券の評価額低下等により、BIS規制上の自己資本比率維持に神経をとがらせ始めています。このことは、貸出スタンスの厳格化につながり、所謂貸し渋りにつながります。今後、資金繰りが厳しくなる日本企業が増えるでしょう。日本の実体経済もかなり悪化している上に、資金も十分に回らなくなると、当分の間、かなり厳しい局面を迎えるものと覚悟しています。もはや対岸の火事ではありません。このことに、政府及び日銀も早く気付いて、適切な対応をとって頂きたいものです。
2008.10.19
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凄まじい世界的株価下落を受けて、10月10日現在の自己資産の時価評価をしてみました。いや~、ある程度予想はしていましたが、恐ろしいことになっていました。年初来の損失が年収程度にまで拡大していて、もう今年はただ働きしているような状態です。マーケットの急落、暴落は、過去何度も遭遇しているので、浮き足立つようなことはないのですが、しかし今回の世界的な暴落は、なかなか痺れるものがありますね。とりわけ、現在の本業でのセクションが市場に密接しているせいもあり、かなり緊張感をもって過ごしています。さて、今後についてですが、やはりリスク管理をどうするかということを真剣に考えていこうと思います。単にバイ&ホールドで、購入後は株価を気にしないというのもありかもしれませんが、なかなかそうはいかないですし...今回の暴落でも、「投資指針」に掲げる”損切りの徹底”を実践できなかったことが心残りです。まぁ、今回の暴落ですと、損切りしてもすぐに買い戻して、また評価損を発生させていたでしょうから、大きな違いはなかったかもしれませんが...今回の暴落を期に、再度投資指針を見直して、投資を継続していくつもりです。
2008.10.12
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今週は恐ろしい一週間でした。火曜日以降の邦銀間でのクレジットクランチが日を追う毎に深刻化したことにより、短期資金のリファイナンスが難しくなりつつあり、うちの会社の資金繰りが今月末までもたない可能性が出てきました。このまま世界的に株価の下落が続くようだと、クレジット市場も改善しないでしょうし、来週も厳しい日々となりそうです。* * * * 投資の方は、殆ど何もしていません。本業が忙しくて、何も出来ていないというのが実情ですが、時間があれば、何かと買っているかもしれないので、結果的には丁度良かったかもしれません。ここから先、どこかで買いに転じようとは思っています。
2008.10.10
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先ほど、ダウが10,000ドル割れ、為替も\100/USD台にまで円高が進んでいるようです。明日には日経平均の10,000円割れも見えてきました。投資ポジションの引き下げを検討していましたが、市場がどんどん先に進んでいくため決断が追いつかず、含み損が日々増大している状況です。当面の生活に必要なキャッシュは十分に保有しているので、もっと長い目で見れば良いのでしょうが、含み損を金額に直すと、さすがにゾッとします。米国の金融安定化法案が可決されましたが、金融市場は更に悪化を続けています。これは、日々の本業を通じて身をもって感じることができます。加えて、実体経済も確実に悪化していますので、この不安定な状況は数ヶ月は続くものと覚悟しています。15年以上投資をやっていますが、ITバブル崩壊後の不況時以来の緊張感のある日々です。
2008.10.06
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リーマンショック以降の厳しい市場環境を受け、9月末現在の年初来の成績は▲16.3%と厳しい結果となりました。今月の投資内容は以下の通りです。・住友商事(追加投資)・キャノン(追加投資)・TOPIX ETF(追加投資)今日の米国議会で金融安定化法案が可決されたとしても、米国金融機関に対する信用不安の払拭には十分ではないと思いますので、引き続き金融市場の混乱は継続すると見ています。また、金融市場の混乱は欧州を始め、日本を含むアジア地域にも拡大しており、緊張感は強まっています。加えて、実体経済に関しても、米国・日本に関しては、景気後退入りしていると思われますので、今後は企業業績の下方修正が相次ぐと思われます。こうした環境下においては、引き続き慎重な投資スタンスで望まざるを得ないと考えており、投資ポジションを落とすべきかどうか悩んでいます。
2008.10.03
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やっと一週間が終わりました。今週は本業の方で、なかなか緊張感のある一週間を過ごしました。リーマン・ブラザーズの経営破綻で週明けし、次はAIG。破綻の連鎖はまるで10年前の日本の金融危機を思い起こさせました。こうした状況において、短期金融市場では、外銀、外資系証券がインターバンク市場で資金が引けず、コールレートが急上昇するなど、短期金融市場は大荒れで始まりました。この大荒れの状況は収まるどころか、日に日に悪化し、18日(木)には、私の担当している業務の一つであるCP市場にも波及してきて、調達レートが急激に上昇しました。調達レートが上昇するだけであれば、現状の金利水準がそもそも低いので大したことはないのですが、アベイラビリティにまで波及してくると話は違ってきます。日銀が連日資金供給していることもあり、現時点では何とかなっていますが、短期市場で信用リスクをとる投資家が減少していることから、ディーラーも動くに動けない状態になりつつあり、恐れているアベイラビリティ・リスクが顕在化してくる可能性が徐々に高まっていると感じています。米国では不良資産買取ファンド設立構想他、様々な対応策が発表され、これを好感して株式市場は世界的に反発しているようですが、短期金融市場における信用不安は早急には無くならないと予想しています。当面の最悪期は脱したと願っていますが、来週もリスク・シナリオを念頭においた運営していく必要があると思っています。なかなか精神的に疲れますが、一方で、この緊張感を楽しんだりもしています。なお、個人的な投資の方は、既存投資先の追加投資を幾つか実行しています。当面は様子を見ながら、慎重に投資を実行していきたいですね。
2008.09.20
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今日の日本の株式市場は大きく下落しましたが、債券市場は朝方大きく上げた後は値を戻しました。短期金融市場も日銀の資金供給により左程大きな波乱はなかったようです。しかし、もし今日のNYでAIG他が破綻した場合には、明日以降の日本金融市場もかなり影響出てくるのではないかと警戒しています。個人的な投資環境としては、なかなか魅力的な状況になっていますが、本業の方では段々とリスク水準が高まってきている気がしており、これから暫くは気が抜けないと思っています。これから年末に向けて、かなり気を引き締めていかないといけないでしょうね。
2008.09.16
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9月2日(火)から5日(金)まで少々遅い休暇を取り、香港に行ってきました。香港赴任から帰朝したのが2006年3月ですから、ほぼ2年半振りの香港でした。再訪した香港の印象は、余り変わってないなというものでした。新しいビルが建設中とか、マンダリンホテル(古い方)の営業が再開されているとか、細かい変化はありましたが、全体としては変わっていないことに安心し、また、すごく懐かしく感じました。また、香港は、食べ物が美味しいですし、乗り物(タクシー、バス)代は安いですし、遅くまで飲んでいても店から(タクシーで)10分程度で部屋に戻れますので便利ですし、改めて香港の良い点を再確認しました。もう1日でも滞在を長くしておけば良かったと思いましたが、まぁ腹8分あたりが丁度良いのかもしれませんね。近いうちに是非ともまた訪問したいです。気分転換できましたので、来週からまた仕事を頑張るつもりです。また、株式市場も金曜日には急落しているようですので、先週の動きをチェックしておく必要がありますね。
2008.09.06
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8月2日のブログに書いた通り、今月は投資は控えめにし、リスク管理を重視しました。私の場合、リスク管理といってもショート・ポジションを作ったりする訳ではないので、投資を控えるか、ロング・ポジションを減少させるかということしかありません。日本経済が景気後退入りしたこと、欧州経済も暫くは厳しい時期が続くだろうということを背景に、今月はロング・ポジションを一部外しました。具体的には、以下の2つを実行しました。1.日本レジデンシャル投資法人(J-REIT)の売却2.朝日Nvestグローバルバリューオープンの売却日本レジデンシャル投資法人のスポンサー企業は、パシフィックホールディングスです。REITの場合、所有している資産からのキャッシュフローに問題がなければ、スポンサー企業がどの企業であろうと当面の問題ないと思っているのですが、新興不動産会社の経営破たんが相次いでいる中、パシフィックも大和証券グループとの協議が破談となればかなり厳しい状況と想像されますので、ここはリスク・マネジメントの観点から一旦外すことにしました。朝日Nvestは、海外ETFを始める前までの主力投信でした。運用会社のハリス社の投資方針は明快であり、私の好きな投信でしたが、ポジションを落とすにあたり、ETFと同投信のどちらを外すか比較検討した場合、保有コストの高い同投信を外すこととしました。ただ、同投信はまた機会があれば再投資してみたいと思っています。来月についても、引き続き慎重姿勢で臨む予定です。
2008.08.31
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ちょっと前の話になりましたが、アーバンコーポレイションが民事再生手続きの申請を行いました。私は同社の株式を保有していませんでしたが、出身が広島ということもあり、こっそり応援している企業の一つでした。しかし一方で、同社は、暴力団とのつながりが噂になる等、私が勤めている会社では数年前から取引禁止先となっている企業でもありました。スルガコーポレーションやアーバンコーポレイションは、6月に格付機関から、投資不適格の水準にまで格下げされましたので、外資系金融機関の市場からの撤退、国内金融機関の不動産業界向け融資の厳格化という環境下では、遅かれ早かれ資金繰りに行き詰ることは容易に想像できました(2008年6月6日の日記参照)。それぐらい、金融機関の貸出姿勢は厳しくなっていると思います。今後の不動産業界はどうでしょうか?業界では、危ないと噂されている企業がまだ数社あるようですので、暫くは厳しい環境が続くものと思われます。とりわけ資金繰りの状況について、注視する必要があると思います。企業経営にしろ投資にしろ、レバレッジを利かせて一挙に事業を拡大するのではなく、着実に成長していかなければ、急に環境が変化したときに対応できないと思います。肝に銘じておきたいと思います。
2008.08.24
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年の後半から景気は徐々に上向きに替わるという、多くのアナリストの年初予測に反し、世界的に景気の減速はこれからがヤマ場を迎えそうな気配です。景気・株価に限らず、予測というものはなかなか当たらないものですね。そんな中、今月も少しずつ投資を継続しました。◆日東電工(新規投資)◆HOYA(追加投資)◆住友商事(追加投資)◆Lyxor ETF MSCI World(追加投資)◆Lyxor ETF MSCI AC Asia-Pacific ex.Japan(追加投資)◆Lyxor ETF MSCI Emerging Markets(新規投資)日本企業のQ1決算発表が行われていますが、コスト高や輸出減他により、減益となる企業が相次いでいます。この先、少なくとも数ヶ月間は厳しい時期が続くと思われますので、どのようにリスク管理をしていくべきか考えていこうと思っています。
2008.08.02
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1営業日早いですが、2008年上期の成績を計算しました。上期の投資成績は▲8.5%と、マイナス成長に終わりました。この結果については、一部の新興国を除いて、世界的に株価が低迷したため、ある程度やむを得ないかなと思っています。但し、年初にたてた今年の目標である”年間成績のプラス成長確保”については、かなり厳しいと思っています。さて、今月は少額ずつですが、幅広く投資を行いました。今月は日本株の購入はなく(但し、一部ETFには日本株が含まれています)、投資銘柄は以下の通り海外の株及びETFです。・Coca-Cola(CO)・WisdomTree International Dividend Top 100 ETF(DOO)・WisdomTree SmallCap International Dividend ETF(DLS)・Vanguard SmallCap Value ETF(VBR)・Lyxor ETF MSCI World(2812HK)
2008.06.28
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サブプライム問題発生以降、日本の不動産業界の潮目も変わってしまいましたが、最近相次いでマンション開発会社の信用不安が表面化しています。私も昨年は保有していたフージャーズでこっぴどくやられてしまいました。私が勤めている会社でも不動産関連ファイナンスを行っていますが、邦銀や外銀が不動産関連の新規貸出を厳格化していることもあり、とりわけ新興不動産会社・ファンドはリファイナンス資金の手当てが付かなくて大変な状況だということをよく聞きます。これから暫くは注意が必要かもしれません。(注)投資は自己責任でお願いします。
2008.06.06
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私のメイン証券会社であるマネックス証券が、6月下旬から米国ETF及び米国株を取り扱うようです。楽天証券やEトレード証券では1年ほど前から取引が可能ですので、何も目新しいことではないのですが、私の場合、資金効率の観点と、口座が多いと何かと面倒なのが理由で、余り取引証券会社や銀行の数を増やしたくないため、メインに利用しているマネックス証券が米国ETFや米国株の取り扱いを始めてくれると、大変助かります。関心事は、手数料水準とどこのETFの取り扱いをするのという点でしょうか。バンガード社のETFぐらいは連れて来て欲しいですね。出来れば、WisdomTreeとかも連れて来てくれると最高なんですが、こちらはちょっと難しいでしょうね。期待して待つことにします。
2008.05.28
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昨年問題になった保険の不払い問題のせいか、生命保険の内容確認のためという名目で、外交員の方が来られました。また、その際に、生命保険の見直し案を幾つか持参されていたので、10数年ぶりに保険の見直しを検討中です。生命保険のことは良く分からないので、10数年前に入った保険を見直しせずにそのまま加入しているのですが、この間に保険の内容がかなり変化しており、保障内容もかなり変わっているのに驚きました。こんなことなら、もっと早く見直しをするべきだったと、ちょっと後悔しています。最終的にどのように変更するかはまだ決めていませんが、購入後も定期的に見直し・確認が必要なのは株式も生命保険も変わらないんだなーと改めて思っています。* * * さて、投資についてですが、今月も余り大きな変化はありません。新規購入は、Wells Fargo & Companyの買戻し、及び、Procter & Gambleの新規購入程度で、売却は無しです。ここのところ、連日のように原油価格が最高値を更新していることもあり、世界的にインフレ懸念が高まっています。インフレ懸念に伴い金利が上昇、消費および企業業績への悪化懸念から株価は下落傾向にあります。原油価格はまだ暫く上昇する可能性がありそうですので、株式は暫く厳しい時期が続くかもしれませんが、優良企業の株価が下落した局面では、少しずつ購入していくつもりです。
2008.05.24
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時間があったので、保有銘柄を子会社と看做して、持株会社としての収益率を計算してみました。投資収益=持分利益(EPS×持株数)+配当額投資収益率=持分利益/投資額(持分ROE)+配当額/投資額(持分DOE)=投資収益/投資額投資収益率の推移(2008年度は見込み値)は以下の通りでした。 2006年度:9.5% = 7.4% + 2.1%(持分ROE + 持分DOE) 2007年度:7.0% = 5.0% + 2.0% 2008年度:9.4% = 7.4% + 2.0%前期(2007年度)の持分ROEの低下は、主力銘柄の1つである野村HDの赤字転落が要因です。私の保有銘柄の中では、フジコー、トヨタ自動車、キャノン、住友商事の4社が安定的に好収益率を維持しています。一方、花王、クラレ、デンソーの収益率は平均を下回っています。これは、PERの高い時点で投資した、或いは、投資時点からEPSの成長スピードが遅く、収益率が上昇してこないことを表しています。今後は、PF全体の投資収益率を安定的に伸ばせるように、投資先企業及び投資額を決定していきたいと思います。
2008.05.06
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世界的に株価が堅調に推移しています。サブプライム関連損失による米国金融システム不安の後退を背景として、市場に幾分楽観論というか、最悪期は脱したという雰囲気が出てきたことがその要因でしょうか。世界的な株価の調整はまだまだ続くと予想し、日本株以外は殆ど買い増しが出来ていない私としては、買い場を逃したのではないかという不安が募ってきてしまいます。この先、本当に米国経済が持ち直していくのであれば、株価は徐々に切り上がっていくと思いますが、果たして本当にそうなのでしょうか?米国の足元の実体経済を経済指標から見る限りは、とても景気の底を打ったようには感じられません。不動産価格の下落は続いていますし、米国GDPの約7割を占めるといわれている個人消費もかなり低水準です。企業部門でも設備投資は鈍化傾向にあり、マインドも低いままです。米銀は巨額損失を巨額増資で手当てしていますが、当面はリスクの見方を厳しくし、貸し渋りを続けていくでしょう。米国が弱っても新興国が成長を牽引するとの説もありますが、本当にそうでしょうか?・・・と、いろいろ書いて、株価がこのまま上昇していくはずがないと自分を納得させようとしていますが、実際のところどうなるんでしょう・・・先のことは誰も分からないので、タイミングは計らず、定期的に少額づつ投資していくのが良いのかもしれませんね。
2008.05.02
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日本株のポートフォリオは3月末までにほぼ作り終わったので、今月からは米国株を中心に安値を拾っていこうと思っていますが、残念ながら今のところ全く買えていません。実体経済は悪く、景気は恐らくリセッション入りしているであろうにもかかわらず、米国株はなかなか底堅いですね。但し、このまま上昇していくような経済状態とは思えませんので、買いたくなる気持ちを抑えつつ、じっくりと腰を据えて株価が下落してくるのを待とうと思います日本株についても、タイミングを見て、多少中小型株を追加するつもりです。
2008.04.20
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1月ほどではありませんでしたが、今月もきっつい1ヶ月でした。とうとう年初来の成績は▲11%強と、二桁のマイナスになってしまいました。まだもう数ヶ月間は厳しい期間が続くと思いますが、数年ぶりに世界的に株価が下がり海外資産に投資するにも良いチャンスだと思いますので、少しづつ安値で追加投資を行いながら、辛い時期を乗り切りましょう。
2008.03.29
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週末にベア・スターンズ証券のニュースが入ってきたため、今日も株価が下がることは予期していましたが、実にあっさりと12,000円を割り込みました。また、為替もスルスルとドル安が進み、一時95円台をつけていました。(今は96円台に戻っているようです。)このような環境下、私のPFは今月だけでも▲12%強の下落となっており、ついにPF全体でも含み損に突入しました。PF全体が含み損になるのは何年振りでしょうか??...恐らく日経平均が7,000円台だった2003年以来だろうと思います。この先は当面どうなるのでしょうか?全くの私見ですが、米国経済は足元全く好材料がないため、ここから先も株価は下方向の可能性が圧倒的に高いと思います。外需に頼る日本経済も米国と共に沈んでゆく可能性が高く、日本企業の株価も当面は悲観的にならざるを得ません。とは思いつつ、今年は徹底すると誓ったロスカット・ルールについて、既にロスカット価格を下回る銘柄がPFの大半を占めており、同ルールの運用はもはやworkしていない状態です。どうも、ここら辺が私の意志の弱さなのでしょうか。これが先々で裏目に出なければ良いのですが...現在ほぼフルインベストメントの状態になっているPFについて、多少なりとも投資ポジションを低下させるべきか、少し検討しようと思います。また、同時に、増資を行うことによるキャッシュポジションの増加についても検討するつもりです。
2008.03.17
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米国経済は厳しいですね。製造業およびサービス業ともに景況感悪化し、消費も雇用も低迷。輸出はまずまずのようですが。ただ、それにしては米株価が思ったほど下落しません。米国に比べると景気が悪くないと思われる日本の方が、相変わらず株価の下落が厳しいです。米国が楽観的なのか、日本が悲観的過ぎるのかよく分かりません。国民性からすると、両方なのかもしれません。さて、米国経済が本格的にリセッション入りするとなると、今年の投資スタンスを変更する必要があるかもしれないなと思っています。これまで、米国経済は景気の減速に留まり、リセッション入りにはしないだろうと想定していました。その場合、年の後半から景気は緩やかに回復に向かうことになるだろう。とすると、最悪期はQ1~Q2あたり。日本経済も、米国が回復に向かえば輸出を中心に成長軌道に戻るだろうというのがメインシナリオでした。従って、皆が悲観的になり株価が下落するQ1の間に投資ポジションを構築して、夏以降の上昇を待つというスタンスでいました。ただ、米国がリセッション入りとなると、今年中の回復基調への復帰は難しいかもしれません。その場合、日本企業も来期は減益となる企業が増え、株価の低迷が長期化するでしょう。そうなると、株価もQ1が底ではなく、Q2以降になる可能性が高くなります。この先数ヶ月間は、投資スタンスをコンサバティブにしておいた方が良いかもしれないなーと思っています。ただ、既にかなりポジションは出来上がってしまいましたが...
2008.03.08
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早いもので、2月が終わり、期末月の3月に入りました。今期の目標でまだ終了してないものに対する処理や格付機関の対応等、気分的に重い仕事がまだまだ残っています。なかなかしびれる1ヶ月になりそうです。* * *2月は、日本株運用は3ヶ月ぶりにプラスのパフォーマンスになりましたが、積極運用資産全体では、昨年7月以来7ヶ月連続で前月比マイナスの成績が続いています。マイナス成績の主因は、ドル安と国内外株式の下落です。海外株式については、株価の下落とドル安のダブルパンチを受けています。ドル安と国内外株式の下落は、結局サブプライム問題に起因して生じたものですので、結局日本の一般家計もサブプライム問題の影響を受けているということになりますね。最初は海の向こうの出来事で、個人的には関係ないと思っていたものですが...さて、3月の最初の営業日である明日も、バーナンキ議長の証言を受けて、なかなか厳しい1日になりそうです。ただ、キャッシュ・ポジションにはまだ余裕がありますので、優良株が大きく下げる場面があれば、将来のためにこつこつ仕込んでいきたいと思っています。
2008.03.02
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既に1週間ほど前になりますが、「クラレ」を取得しました。同社が、世界的にシェアの高い製品を多く有している優良企業だと知り、投資候補銘柄リストに加わってから既に7~8年ほど経過しましたが、この度ようやくPFに加わりました。また、取得後、株価は上昇していますので、当面はロスカットに引っ掛からずに済みそうで、ホッとしてます。最初に同社を知ったのは、日経新聞の日曜版の記事からだったのではないかと記憶しています(余り自信はありません)。当時はITバブルの崩壊から景気が低迷し、今と同様に株価が大きく下落している状況でしたが、その中でも業績が比較的安定している企業の1社として紹介されていたようにと思います。時代は変わり、今度は原材料費高騰が各社の業績を圧迫していますが、高いシェアを有する製品を多く持つクラレは、原材料費の高騰を自社の製品価格に転嫁できる優良企業の内の1社であり、景気減速期にかかわらず業績は堅調のようです。やはり、優良企業は、どのような事業環境に直面しても、その影響を最小限に抑えて乗り切っていけるものなんだなと改めて感じました。長期投資を前提とする場合には、やはり業績の下ブレが余り大きくない企業が良いのかなと思います。・・・ここまで書いて、因みにと思いクラレの10年チャートを見てみましたが、株価は10年前とほぼ同水準です。う~ん、10年前に投資してても、殆ど利益は出てないことになります。なかなか株式投資は難しいですね。
2008.02.28
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先週竹内製作所を購入しましたが、その2日後にはロスカットに引っ掛かり売却しました。その後の同社株価は、売却の2日後にロスカット価格を上回り、更にその翌日には当初購入価格までも大きく上回って上昇しました。ロスカットを機械的にやっていると、こういうことが容易に生じます。実際に、既に何銘柄かこういった事態になっています。そもそも自分なりに割安だと思った価格で購入していますので、その後も引き続き価格が下がったとしても、ある所で反転してくる可能性は高いからです。しかし、今年はあくまでもロスカットを継続していくつもりです。ロスカットのルールを状況に応じて分けることも考えましたが、ロスカットの実行が曖昧になりそうなのでやめました。取り敢えず今のまま年間を通じてやってみて、何らか改善した方が良ければ、来年への課題にしようと思います。* * * * 米国経済の先行きは依然不透明ですが、日本経済はもしかしたら今が大底圏にあるかもしれません。というのは、欧州系の機関投資家が重視しているといわれるOECD先行指数で、日本は2007年9月を底に、3ヶ月連続で前月比上昇しています。OECDの先行指数は実際の指数比6ヶ月ほど先行する傾向があるようですので、それを考慮すると今年の4-6月期には景気が底打ちし、株価も反転してくるかもしれません。但し、その前提としては、米国経済が現状よりも大きく悪化せず、日本企業の輸出の伸び及び設備投資が抑えられないことが条件になると思われます。早く世界経済が回復基調に入って欲しいものです。
2008.02.17
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先週、新たに投資した先は「竹内製作所」です。同社の株価はここ数ヶ月で大きく下落しています。下落した理由は簡単です。主に、以下の理由から来期業績の大幅悪化が予想されていることが原因だと思います。1.同社は欧米向け輸出比率が高い。2.欧米では不動産バブルが崩壊し、小型建機の需要減退が見込まれる。3.更に、欧米の景気減速により円高が進行している。4.原材料である鋼材価格も高止まりしており、コスト高が継続している。以上の4つの原因はその通りだと思います。同社の来期業績は結構厳しくなるでしょう。でも、利益が今期見込みの半分になったとしても、来期PERは10倍程度です。それでも、ここから更に売られていくのでしょうか?そろそろ投資しても良いタイミングだと思っています。(ただ見込みが外れた場合に備えて、今年は頑なにロスカット・ルールは守っていくつもりです。)
2008.02.09
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ボラの高かった1月が終わりました。今年の底値は1月になるかもしれないなと思っています。理由は米国の底力というか、決断力、実行力の速さと経済の懐の深さでしょうか。金融機関は損失の先送りをせず一括償却を実施、他国から巨額の資本を引っ張り込み金融危機を回避。政府は早急に景気刺激策を取りまとめて発表し、FRBは急テンポに利下げを実施。企業部門に関しても、昨日発表された米ISM製造業指数は景況感の分岐点である50を回復(50.8)したようで、一方的に悪化していく状況にはないようです。損失の先送りを図ったが失敗した、景気刺激策にどの程度の効果が見込めるのか不明、利下げのタイミングが市場の後追いだとか、米国の一つ一つの動きを取り上げるといろいろ難癖は付けられますが、サブプライム問題が日本で起こったと仮定した場合、これらのことがこのスピードで実行できたかと言えばまず無理でしょう。現在は焦点となっているモノラインの信用回復に向けての救援策が色々と協議されているようです。こうしたことを考えると、年初の米国経済に対する総悲観の状態が今年のボトムとなる可能性が高いかなという気がします。米国では、雇用の悪化は続いているので、消費関連は暫く悪化するのだろうと思いますが、市場は既に1月の下げの過程でそれらは織り込んでいます。その織り込み以上に悪化した場合には、株価は大きく下げると思いますが、米国はかなり懐の深い経済ですので、一方的に株価が低下してほどの急激な消費低迷はない気がします。日本に関しても、当面は大きく下げる局面はないと予想しています。日本の景気悪化は既にある程度織り込み済みです。更に、米国経済が景気後退ではなく、減速している状態なのであれば、1月の株価下落は過剰だったことになります。2月は、これまで比較的開示が明らかではない欧州の金融機関の決算発表が始まりますので、これらの発表が波乱要因になる可能性がありますが、左程大きな問題にはならないと見ています。当面は各市場共にボックス圏相場になるような気がしますが、どうでしょうか...
2008.02.02
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FRBが0.75%の緊急利下げを行いました。金融市場は0.75%の利下げは完全に織り込んでいましたので、今のところ米株市場は下げているようですが、もし緊急利下げがなければもっと大幅に下がっていたでしょうから、それなりの効果はあったのだろうと思います。現在は、日本を始め、世界同時株安の状態にありますが、先ずはサブプライム問題の震源地である米国で、景気対策の発表が行われ、利下げも実施されました。米国の利下げは、これからも数回にわたって行われると思います。加えて、今週はダボス会議がありますし、来月には東京でG7が開催されます。これらの会議で世界的な協調政策等が発表されると、かなり市場マインドは変わってくると思いますが、どうでしょうかね。これから2月にかけて、日本企業のQ3決算発表や欧州企業の決算発表が本格化します。日本の金融機関でも想定以上に評価損を出すところが出てくると思いますし、欧州でも出てくるでしょう。今の株価がどの程度の追加損失計上まで織り込んでいるのか分かりませんが、株価が下がる要因はまだまだたくさんあると思います。ただ、日本株は欧米株よりも早くから下落し始めているので下落率も大きいため、日本企業の来期業績見込みが余程の減益見通しでない限り、そろそろ底値に近いのではないかと思っています。(というより、そう思いたいという願望です)個人的には、保有していた中小型株は、取引高の少ないフジコーを除き、全てロスカットに引っかかり、PFから消えていきました。その代わり、キャノン、デンソーといった国際優良株を少量ですが購入しています。どちらも、それなりに割安な価格で購入できたのではないかと思っています。引き続き、割安と思える企業について、少しづつ購入を続けていく予定にしています。
2008.01.22
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欧米共に株式市場は厳しいスタートですが、そんな中、今年も今のところ一番厳しいのは日本市場のようです。どうにもこうにも、下げが止まりません。ただ、よく考えなければならないのは、実は足元の日本の景気は米国よりも厳しい状況にあるのかもしれないということだと思います。OECDの先行指数や内閣府が発表している景気動向指数の先行指数では、日本は2007年5月頃から指数の低下が始まっています。OECDの先行指数では、日本の下落はOECD加盟国の中で最も激しいものとなっています。同先行指数は、短期的な景気の変わり目の通常6ヶ月程度先行しているとのことですので、2007年11月~12月頃に景気の減速が始まっていてもおかしくないことになります。実際に、日本の10-12期のGDP成長率はマイナスだったのではないかと予測されています。日本の経済がそういう状況なのであれば、株価が下がるのも別に驚くことではないような気がします。日本経済を支えている輸出については、これから米国経済減速につれて成長寄与度は低下していくでしょうし、輸出が下がれば日本企業の設備投資も減少するでしょう。内需を支えるべき個人消費も、全く盛り上がる気配がありません。つまり、現時点での日本の経済状況は全く明るい材料がないため、株が売られてもしょうがないのかなと思っています。とりあえず、今は大きな負けを作らないように、ディフェンシブな投資行動をとっていこうと思っています。ということで、早くも今週ロス・カットを発動しました。売却した銘柄は、オリックスと今年の最初の購入銘柄であるWells Fargo & Companyです。金融株はかなり下がったので、そろそろと思って購入したのですが、まだまだ当面は先行き不透明だと思い、一旦売却して、再購入の機会を探ることにしました。
2008.01.11
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新年から市場は大荒れでスタートを切りました。主因は、やはり米国経済の先行き懸念の高まりだと思っています。年初に発表されたISM製造業景況感指数が分岐点となる50割れとなり、金曜日に発表となった雇用統計は予想比大幅に低迷し、失業率も5%に達しました。これらの指標は極めて重要な経済指標で、その全てが米国景気の悪化を明確に示しています。多くのエコノミストのコンセンサスは、「米国経済は減速するものの、後退は回避できる」というもので、サブプライムローン問題に絡む金融問題が早期に解決されれば、実体経済が冷え込む前に成長軌道に戻ることが可能というストーリーとなっています。金融問題の解決とは、これから本格化する銀行・証券会社の決算において、証券化債権の評価損を出し切り、情報開示を徹底することにより、市場に底打ち感を醸成しつつ、評価損により毀損する自己資本を増資(又は公的資金注入)等により補完することで、金融危機を回避させることを意味していると理解しています。金融危機が回避されれば、銀行等による極端は貸し渋りは発生せず、市中にお金が回っていくことにより企業の設備投資意欲も維持され、個人消費の冷え込みも回避できるだろうと見通している訳です。確かに先月までに発表された米国の経済指標は、住宅分野以外のものは強弱入り混じってはいるものの、総合的には左程悪いといえず、上記のストーリーが最も可能性が高いと感じていました。しかし、低調に終わったクリスマス商戦や前述の経済指標は、今後の見通しを再度考え直した方が良いのではと思わせます。米国GDPの7割を占める個人消費は住宅価格の低下により冷え込みつつあり、今後それがより顕著に現れてくるように思えます。米国の個人消費が本格的に冷え込むとなると、日本を始め、米国向け輸出割合の高いアジア諸国にも影響が出ると思われます。デカップリング論などが論じられていますが、米国経済が後退した場合には、中国を始めとする新興国にも必ず影響は出ると思います。こうしたことを考えると、今まで考えていた以上にリスク管理をより徹底した方が良いかなと思っており、ポジションを少し減らすことを検討中です。今年は、リスク管理を徹底し、大敗を喫しないことを目標に掲げていますが、最初から難しい場面に直面することになりました。
2008.01.05
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日本以外のマーケットは1月2日から既に取引が始まっていますが、明日からは日本でも2008年の取引が始まります。そんな中、昨夜早くも、新年最初の取引が成立していました。2008年最初の取引は"Wells Fargo & Company"となりました。さて、今年の投資目標は「投資成績を前年比プラスで終わること」です。控えめな目標ですが、2年連続でマイナス成長となっていますので、今年は確実にプラス成長にしたいと思っています。もう一つは、ロスカットを徹底し、大敗しないことです。今年は、米国景気の行方がポイントになると思っていますので、経済指標等をじっくりと見て、リスク管理を徹底していくつもりです。
2008.01.03
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今年は新たに海外ETFへの投資を開始しました。これまでは、主として投資信託を利用して海外株式への間接的投資を行っていたのですが、ETFの方がよりコストを抑えられ、投資商品の選択肢を広げることも可能になります。米国のETFは本当に種類が豊富で、最近投資信託で設定されているような新エネルギーや環境ファンドのETF版などが既に設定されているのには驚きました。今年投資したETFは、VanguardとWisdomTreeが扱っている米国・欧州株のValue Fundと新興国のindex、Lyxorが扱っているMSCI Worldです。(ファンド名は”フリーページ”に記載しています。)まだ、大きな額で投資はしていませんので、ポートフォリオに占める割合は小さく、今年のパフォーマンスにも殆ど影響がありませんでした。現在はポートフォリオに占める海外株式の割合は約17%ですが、来年はETFを中心に3割程度にまで引き上げていく予定です。
2007.12.30
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とうとう今年の投資期間が終わりましたね。最後の最後まで、厳しい年でした。昨年は「Jブリッジ」に泣かされ、今年は「フージャース」、「OM2ネットワーク」に泣かされました。昨年の年末に書いたことを読み返してみると、来年は一銘柄での大負けをしないことを肝に銘じると書いていましたが、結局今年も同じ間違いを犯してしまいました。ただ、こうしたミスは、実は性格に起因する投資行動が引き起こしているような気がするので、そう簡単には治せないような気がしています。かなり意識改革をしないと、何度となく繰り返しそうで、怖いものがあります。さて、日本株に関する来年の投資環境はどうなのでしょうか?案外、外国人は来年日本株市場に戻ってくるとの予測があるようですので、今年よりは良いかもしれませんね。良いといっても、年間を通じれば、横ばい~米国景気がやや浮上してくる年末にかけて多少上昇する程度かもしれませんが、下落でないだけでも今年よりは良いでしょう。ただ、銘柄の二極化は引き続き進みそうなので、よくよく勉強していきたいと思います。
2007.12.28
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今年もあと一週間で終わりになってしまいました。ほんとに早いなーと実感しています。今年も年末は実家に帰省するため、今年はこれが最後の書き込みになるかもしれません。そこで、ちょっと早いのですが、今年を振り返って思うところを書いてみます。【運用成績】今年の運用成績も昨年同様、振るわないまま終わりそうです。(残念!)まぁ、過ぎたことはグチグチ考えてもしょうがないですから、すっきり忘れて、心機一転新しい年に望むことにしたいと思います。反省点としては、昨年もそうですが、早いタイミングで「損切り」が出来なかったことでしょうか。成長がないな~と思います。その一方、世の多くのアナリストはサブプライム問題が米国経済に与える影響は限定的(従って日本経済にも殆ど影響なし)と予想されていましたが、いやいやサブプライム問題は結構深刻化するんじゃないかと予想し、秋口以降は大きくポジションを落としていたことが功を奏して、”やられ”の程度は限定的なものに抑えられました。秋以降もマーケット平均でやられていると、今年の運用成績は本当に目も当てられなくなっていたところです。やはり、「リスク管理」というものは大切だなぁと、改めて実感しました。【アセットアロケーション】今年から徐々に海外投資の比率を上げていこうと思っていましたが、過去数年、世界中で株価が上昇していたため、なかなか思い切って投資比率を上げられませんでした。しかし、ようやく11月以降、サブプライム問題から米国・欧州の株価が下がり始めたので、徐々にETFを通じて投資を始めています。来年も、特に年の前半を中心に、海外投資比率を上げていきたいと考えています。ただ、海外株に関しては、これまで上昇していたこともあるので、来年は余り上昇しないかなとも思っています。来年は、”堅実”に運用していくことが目標です。
2007.12.23
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先日アブダビ投資庁がCitigroupの優先出資証券に出資するとの報道がありました。同証券の利回り水準(11%だそうです)については議論があるようですが、自己資本の毀損を和らげるという直接的な効果は確実にあります。いま市場が最も懸念していることは、サブプライム問題に起因する損失規模と、金融機関の流動性懸念および資本毀損ですので、Citigroupは今回の出資受け入れにより、後者の問題に関して多少の安心感を市場に与えることが出来たようで、この出資受け入れ報道を機に、株価は10%程度上昇しました。私は、同社株への投資機会を狙って指値を入れてじりじり下がってくるのを待っていたのですが、一旦は逃がしてしまったようです。ただ、同社の場合は、SIVの問題等、まだまだ色々な報道が出てきそうですので、引き続き指値はそのまま維持していく予定です。
2007.12.01
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米国発の景気減速の動きは、徐々に世界中に広がっているように思います。但し、本当に徐々にという速度です。一方、今のところ、最も敏感に景気減速の動きを捉えているのは、サブプライム問題が欧米に比し軽症と言われている日本の株式市場のようです。米国をはじめ、欧州やアジア諸国の株価も下げてはいますが、日本ほどではありません。私の感覚からいうと、日本株が下げすぎというよりも、欧米諸国の株価が思ったよりも下がってこないなと感じています。実際にサブプライム問題が景気に大きな痛手を負わせることなく終結に向かうため株価が大きく下がらないのか、或いは、欧米諸国の投資家が右肩上がりの相場に慣れてしまっていて、現在の株価を既に安値圏と捉えて買い戻してしまうため下がらないのか良く分かりません。ただ、バブル崩壊後の厳しい時代を思い起こすと、米国経済の落ち込みがこんなもので済むとは思えません。但し、米銀の場合は、日本の銀行よりも思い切ったリストラを行うので、米国経済が日本ほど深刻かつ長期低迷に陥ることはないだろうとは思っています。
2007.11.17
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