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さて、わたしはイタリアに行く前に一度、
小さい頃に行っていた歯医者で検診したのを思い出しました。
ですから10年以上前のことになります。
でも実家が引っ越したので、遠くなってしまいました。
新しいところを見付けなくてはなりません。
暑いので、実家から歩いてすぐの歯医者さんに行くことにしました。
歯医者さんがすぐに見付けられるのも日本のとてもいいところです。
イタリアではアパートの表札のみで、
看板を出しているわけではないので、
訪れるのもちょっと勇気がいります。
わたしが行った歯医者さんは
受付のお嬢さんから衛生士さんから先生まで
みんなみんなとても親切で、
本当に本当に幸せな気分になれました。
今のところ虫歯はなく、
10年以上歯医者に来ていないにしては綺麗な方だと言われました。
そして レントゲン
をとりました。
するともちろんのことですが、 4本とも親知らずは生えていた
のです。
3本は出て来ておらず、
うち2本は今後も出てくることはないそうです。
問題の、飛び出ている親知らずは、
やはり抜いた方がいいとのことでしたが、
今回の短い滞在中には時間が足りないし、
痛くないからとりあえずは大丈夫だろうということで、
歯の掃除だけをやってもらいました。
会計の際、受付のお嬢さんが、
「ちょっと大きいんですが」と断るので
何が大きいのかな、と思いました。
3900円と少し高めの請求であると言いたかったのだろうと
後から気付きました。
何と親切なお嬢さんなのでしょう。
予約を取りに行った時に
「治療費はだいたいいくらくらいかかりますか?」と聞いた変なおばさんだから
一言言っておかなきゃとでも思ったのでしょうか。
しかし たったの35ユーロ
でレントゲンまで撮ってもらえて、
その場で写真も見せてもらえるのですから、
日本のテクノロジーというのはすごいものです。
歯周ポケットの深さ
もコンピューターで記録して
改善の様子も見せてくれ、
まさにインフォームドコンセント!
日本にいる間にできるだけのことをやってもらいたい、という要望を伝えたら、
そのあと2回の予約も無理矢理ながらすぐに入れてくれ、
しかも以降の支払額はたったの400円ぽっちでした。
いいんでしょうか。チップ渡したいくらいです。
鏡を見たら歯が綺麗になっていたし、
正しい歯磨きの仕方も教えてもらえて、本当によい経験となりました。
勇気を出して行って良かったです。
今の時代、医者も客商売だから
こうでもしないと患者が来なくなってしまうのだそうですが、
それにしてもここまで待遇を良くされちゃ、また行きたくなってしまいます。
確かに収入の無い弱者には問題点も多く、
叩かれてはいますが、何だかんだ言っても
日本の健康保険制度は素晴らしい
と思います。
無料で誰でも治療を受けられるイタリアの一般的な病院を見ると
(きちんとしている病院や病棟ももちろんあるでしょうが)、
ここで絶対に死んでたまるかと思うのです。
ジェラテリア アクオリーナ 2012年07月16日
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