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グザヴィエ・カイヤール Xavier Caillardという希少ワインを頂きました。ロワールのソミュールの作り手でAOC規格とは全く関係の無い独自の酒造りをしています。 瓶は重く底が7cm近く上がった瓶です。キャップシールは蜜蝋、コルク栓は瓶や蜜蝋に凝っているのにちょいと短め・・・(ケチったのか) 売値は48€ですが数量が少ないので滅多に買えません。日本にも白ワインで60本位しか来ていないでしょう。 造りはバリバリのビオワインを更に古樽で5~9年寝かせてから更に瓶熟して発売されています。99年から作り出して初リリースが2007年だそうです。 味わいは瓶差が大きい(樽単位でのビン詰めだと300本単位で味が相当違う)そうなので一概には言えませんが私がこの日飲んだ白ワインは素晴らしいワインでした。エルミタージュ・ブランの古酒の様なイメージです。ある意味シングルモルトウイスキーを飲んでいる様な樽による酸化熟成の味が支配的でテロワールとかセパージュとかは感じません。スペインのトンドニアのグランレゼルヴァやグルジア(ジョージア)のクヴェヴリ製法のワインを思い起こします。 赤ワインはビオ的な梅鰹と酵母の腐敗臭が最初ありますが、スワリングしていると徐々に消えて軽めのローヌのビオワイン的な味わいです。ビオ好き変態系ワイン好きの方にはお勧めです。特に樽の効いた白ワインの古酒好きは多いので時間と手間はかかりますがAOCとは関係なく長期樽熟ワインはニーズがあるので面白いマーケティングだと思います。これも白ワイン00という表示です。ヴィンテージ表示が出来ないのでGR04赤ワイン2004年というロット表示にしています。http://www.wineterroirs.com/2011/08/xavier_caillard_jardins_esmeraldins_saumur.html
2014/12/07
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久しぶりに凄いロワールの赤ワインに出会いました。ロワールとは思えない豊富な果実に驚かされます。こんな肉厚で繊細で美味しいピノ・ノワールがロワールで生まれるなんて想像していませんでした。ブルゴーニュの一級クラスの畑と同じスケール感を持っています。実に不思議なワインです。絶対にブラインドで当らないと思います。1328とはこの畑の地番だそうです。1981年に植えた葡萄から作られ、既に樹齢は30年を超えています。畑は Marigny-Brizay と言う場所でシノンより少し南です。歴史のあるワイン生産地ですが、こんな無名な畑からこれだけ驚くワインが生まれるとは・・フランスワインの奥の深さを思い知らされます。40年近くワインの勉強していて初めて聞いた産地です。ビオ認定ワインですが、丁寧に作られ、衛生的に管理されているのでビオ的な異臭は全くありません。口一杯に広がる果実感がこのワインの特徴です。そして抜栓して3日経ってもワインの味が落ちません。通常のピノ・ノワールは3日も経つと酸化臭が強くなって美味しくありません。甘い綺麗な果実味とその果実に巧く包み込まれたタンニン、そして適度な酸味、余韻にはある種動物的な軽い獣の様な香りも持っています。今すぐ飲んでも美味しいですが、10年後も楽しみなワインです。このワインを飲んでいたら、ジロールやセップを使ったパスタや子牛のソテーを食べたくなって来ました。販売店資料より アンペリデはフレデリック・ブロシェによってマリニー・ブリゼに創設されフランス西部ポワティエ市の近く、ロワール渓谷の最南端ヴィエンヌ地区に位置 しています。 近代の特性と伝統の才能 を活かし、アンペリデは、畑と自然への敬意を持ってワイン造りを行っています。ロワールのワインはリーズナブル系のワインが多いのですが、アンペリデのワインはこの価格帯としては突出したコストパフォーマンスの高さです。非常に現代的で誰が飲んでも文句のつけようのない完成度の高さ。クロ・ド・ティエ・ブッフのようなスタイルとは違いもっと国際市場を意識した造りですが、正直この価格帯でこのようなワインはあまりありません。ラングドックのテラス・ド・ギレムに対抗するワインとしてワインホリックの定番ワインとなるはずです。ロワールの驚くほどコストパフォーマンスの高いワイン!アンペリデ / ル・セ・シャルドネ [2008]
2012/10/28
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ロワールの泡です。名前は真珠と言う意味です。正に爽やかでドライなミュスカデをシャンパンにしたような味わいです。香りは柑橘系、味わいはふくよかな果実味があって、酸の切れも良く、雑味もありません。安物の泡と違って、喉越しも綺麗で、泡も細かく楽しめます。生牡蠣や生ハムに良く合うと思います。 販売店資料より1904年から続くロワールの生産者です。ナントより南東に約20キロのメズドン・シュール・セーヴルに58haの畑を所有し、テロワールを最大限に表現するため、測候所などの協力を得てリュット・レゾネにて栽培を行なっています。現在は4代目クリストフとセドリック兄弟が栽培から醸造まで行なっており、各種コンクールでは毎年上位に入賞するなど、その品質には定評があります。これは、ミュスカデ100%で造られる珍しいペティヤン。空気圧式圧搾機にて圧搾後、ステンレスタンクにて低温で発酵。シャルマ方式にて2次発酵し、同容器内でシュール・リーにて18ヶ月間熟成されています。柔らかい泡立ちと、フルーティでサッパリとした味わいが特徴です。
2012/10/17
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【よりどりセール】【6本以上で送料無料】【よりどりセール】【6本で送料無料】ドゥプレヴィル ブラン・ド・ブラン ブリュット750ml 白【スパークリングワイン コク辛口】【楽ギフ_のし宛書】【YDKG】円高還元【b_2sp0318】 CP94これは当りです。金色ラベル・・・普通売れません。フランスの1000円以下の泡・・・・普通美味しいのありません。と言った・・・・常識を覆す美味しさです。先ず泡が細かく、クリーミーで持続力もある。癖のある味や雑味が無く、キレが良い。果実感もあって、酸も綺麗で、スイスイ飲めます。900円ですから多くは望めませんが、欠点がありません。ミネラルは4000円と比べると弱いです。余韻も決して・・・と4000円クラスの泡と比べると色々言いたい事はありますが、とりあえずこれで良いと思わせる完成度があります。お勧めです。
2011/11/05
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白が美味しかったので赤も飲んでみました。★★結構良いですね。良いと思ったら売り切れです。皆さんよく美味しいのは知っていると言う事でしょう。ロワールのピノでブルゴーニュとは違いますが、適度な果実感があって香りも良いです。次のヴィンテージが入ったら沢山買ってみます。
2011/09/10
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ビオワイン:自然派【1本から送料無料!】 ヴーヴレ ドゥミ・セック[2005]ティエリー・ピュズラThierry PUZELAT (クール便指定は別途200円)あす楽対応 2007 ★ヴァン・セックの07です。ビオで人気のティエリー・ピュズラのワインです。適度なビオ臭もありますが、普通に飲めるワインです。ふくよかなミネラルの感じは如何にもビオワインです。シュナン・ブランらしさも感じます。ただこれをリピートするかと言うと難しいかも・・・・美味しいヴーヴレを飲みたいですね!
2011/09/10
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クロ・ド・ティエ・ブッフクロ・デュ・ティエ・ブッフ / テゥーレーヌ・ゲルリー [2008]【b_2sp0704】 CP90典型的なビオワインです。甘酸っぱい梅鰹の香りです。葡萄の個性もあまり感じませんが、果実が豊かで良いワインだと思います。臭い系(酸化防止剤無添加)のワインが好きな人向きです。個人的にはこの手のワイン好きなので家飲み用に良いと思います。チビチビ4日位かけて飲んでも味が悪くなりません。其処がこの手のビオワインの良さですね。販売店資料より ジャン・マリとティエリーの<ピュズラ兄弟>が手がけるワインを日本に紹介して、11年(2009年現在)になります。初めてドメーヌ・クロ・デュ・テュ=ブッフのワインを味わったのは、1998年2月に開かれたアンジェのサロン。私のヴァン・ナチュール探索の旅が本格化しだしたころです。正直言って彼らのワインは、興味深くはありましたが、おいしいとまでは思えず、やや野暮ったさが残る、というのが初期の印象でした。が、実はワインの中にエキスがこもり、存在感のある余韻と同時に、澄んだ心地よい後味が長く続いたのも、事実です。これまでとまったく異質な世界に迷い込んだように思いながらも、不思議な魅力にぐんぐんと引き込まれ、いつのまにか深入りしてしまいました。 暗中模索のなかで、そのとき気を魅かれたピュズラを含む10人の造り手を、日本市場に紹介し始めました。振り返ってみて興味深いことに、彼ら10人のすべてが、現在では自然派の重鎮として内外で絶大な評価を受けています。わけても、気軽に楽しめて、かつ個性豊かでもあるピュズラ兄弟のワインは、熱狂的なファンを得ることができました。ラシーヌとの深い縁(えにし):当時、私と塚原が運営していた(有)ル・テロワールでは、ドメーヌ・ル・クロ・デュ・テュ=ブッフの1997年ヴィンテッジから2001年までを、ご紹介いたしました。ですが、この97年ものの半量を含む初荷は、サウジ・アラビア沖の火災でリーファーコンテナの電源が止まって、事実上のドライコンテナと化したため、明らかに劣化症状を呈していました。そのコンテナ1台分のワインは、すべて廃棄処分しましたが、参考用に数本ずつとっておいた各ワインを数年後にテイスティングしたところ、予想どおり味わいは無残に壊れていました。自然派ワインにとって、いかに15℃の定温輸送が大切であるかを、身をもって実感した次第です。さて、ピュズラ兄弟のワインは、先見の明があるファンの方々からの愛顧をうけて順調に伸びはじめたため、1999年ヴィンテッジから私たち専用に、《買いブドウによるソーヴィニョン》を作ってもらうよう依頼しました。この年が、《ネゴシアン・ティエリー・ピュズラ》の記念すべき出発点ともなりました。2003年、私と塚原が築き上げてきたル・テロワールを、図らずも離れることとなったとき、ティエリーから支援のメッセージが届きました。「ワイン・ビジネスは、人と人とのつながりで成り立っている。僕たちは、泰子の言葉でもって、僕たちのワインを日本に紹介してほしい。だから泰子についていくよ」、と。今日のラシーヌがあるのは、あの日のティエリーの励ましと信頼のおかげでもあるのです。そしてラシーヌでは、2003年から《ドメーヌ・ル・クロ・デュ・テュ=ブッフのすべてのワイン》と、《ネゴシアン・ティエリー・ピュズラのソーヴィニョンとヴヴレー》を取り扱うこととなりました。現在の取り扱い状況:2006年度より、《ネゴシアン・ティエリー・ピュズラ》のワインは、(有)ヴァンクゥールと小社が、異なったキュヴェを輸入しております。が、クロ・デュ・テュ=ブッフは、依然としてすべてラシーヌの専売です。歴史:テュ=ブッフは、トゥールから40km北東、ブロワに近いレ・モンティ村にある。ブロワ伯爵の領地であったこの村にはクロ(壁で囲まれた土地)があり、テュ=ブッフと呼ばれる畑はそのクロの中にあった。中世に3世紀にわたりシャティヨン家の領地となり、続いてフランス王となるオルレアン家の王子と、ブドウ畑は伯爵家の領地として治められ、ここで生まれるワインは当時から高く評価されてきた。シャルル・ドルレアンは100年戦争で財政難に陥ったため領地を手放したが、モンティのクロにある畑は残したと資料に残っている。このことはこの畑がどれほど優れたクリュとして扱われていたかを物語っている。16世紀には国の管理となるが、フランソワ1世と王女クロードは、特に入念に手をかけてこの畑を管理し、ル・クロ・デュ・テュ=ブッフはアンリ3世の統治の記録にその名が残っている。ピュズラ家は15世紀からモンティに続く家で、現在のクロ・デュ・テュ=ブッフの所有者であり、ジャン=マリーとティエリーのピュズラ兄弟がワインを造る。彼らは、個性が明確にあらわれるワインを造るには、風土の特徴を大切にしなければならないと考えている。そのため栽培は昔からの伝統的な方法で行われる。この地方では10月になると雨が多いため、熟した健康なブドウだけを厳選するトリエの作業が欠かせない。収量は大変低く、たいてい補糖はおこなわれない。発酵は酵母を加えずに、自然にゆっくり時間をかけておこなわれる。この地方では、フィロキセラ禍の前にはピノ・ノワールやシャルドネが多く栽培されていたので、ピュズラは当然のようにピノ・ノワール、シャルドネを栽培している。 ●Cheverny Rouge シュヴェルニィ・ルージュ品種:G70%, PN30% (比率はヴィンテッジにより異なる。2008年:G60%, PN40%)●Cheverny Rouge ? Rouillon シュヴェルニィ・ルージュ ルイヨン品種:G70%, PN30%(比率はヴィンテッジにより異なる。2007年:G50%, PN50% 2008年:G50%, PN50%) 樽熟成ルイヨンの樹齢が12-15年に対し、シュヴェルニ・ルージュは樹齢が35年。土壌はともに白亜土壌の上に層をなす、シレックス交じりの粘土質。大きな違いは、畑の位置で、シュヴェルニ・ルージュは平地で、ルイヨンは南向けの斜面にある。シュヴェルニ・ルージュは発酵、熟成ともにタンクで行われる。ルイヨンは30hl入りの木製円錐台型タンクで熟成。ともに輝くルビー色。滑らかな口あたり、フレッシュでフルーティーな香りにあふれ、とてもチャーミングな味わい。ルイヨンのほうがより美しい酸に優れ、ミネラリーな味わい、奥行とクラスの違いを感じる。2004年のこの地区の平均収量は65-70hl/ha、ル・クロ・デュ・テュエ・ブッフの収量は45hl/ha。●Cheverny Rouge - La Caill〓re シュヴェルニィ・ルージュ カイエール品種:PN(樹齢25年) 畑:1.35ha 土壌:ブロワの石灰質土壌の上に広がるシレックス(火打石)を含んだ粘土質土壌 収量:34hl/ha 年産:6200本 徐梗:行わない。 マセラシオン:1日未満5℃で保管していたブドウを30hlの開放木製樽で19日間浸漬、最後の8日間はピジャージュを行う。 発酵:16-18℃で33日間発酵 熟成:1~3年使用した中樽にてパリで先端をいくビストロやワインバーで大人気の、ご存知ピュズラ兄弟が造る極上のピノ・ノワールです。かつて『料理王国』で、ピノ・ノワール"キュヴェ・グラヴォット"が「下町のロマネコンティ」と呼ばれ、話題になったことがありました。"カイエール"は"グラヴォット"に比べ、樹齢はやや若いのですが、ヴォーヌ・ロマネを思わせる落ち着きのある、クラシックな香のするピノ・ノワールです。きちっとしたエキスと酸に支えられ高いレベルで調和がとれ、上品でありながら気どらぬ親しみやすい味わいです。●Cheverny Rouge - La Gravotte シュヴェルニィ・ルージュ ラ・グラボット品種:PN100%(樹齢30年以上) 畑:0.95ha 土壌:ブロワの石灰質土壌の上に広がるシレックス(火打石)を含んだ粘土質土壌。岩盤の南向き斜面にある畑。 収量:38hl/ha 年産:4900本 徐梗:行わない。 マセラシオン:30hlの開放木製樽で14日間浸漬、最後の6日間はピジャージュを行う。発酵:16-18℃で25日間発酵 熟成:500リットル入りのドゥミ・ミュイ(中樽)で6ヶ月熟成。無濾過でビン詰め。
2011/09/04
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【よりどりセール】【6本以上で送料無料】【よりどりセール】【6本で送料無料】[2010] トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン・ブラン ラ・グリエ 750ml(生産者ポール・ビュイッス)白ワイン【辛口】【楽ギフ_のし宛書】【YDKG】円高還元 CP92これは結構良いですね。果実の厚みが凄いです。777円を完全に超えた果実味だと思います。あり程度1~2年の熟成も可能でしょう。香りも若草の香りで如何にもソーヴィニヨン・ブランと言う感じです。酸も深みがあって切れもよく良いと思います。まあ買って損の無い凄いワインです。昔なら1200円以下は考えられない味だと思います。お勧めです。
2011/07/14
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【よりどり2本で送料無料!】VDTムーサイヨン・ペティアン (2009)ドメーヌ・デ・グリオット久しぶりにガチガチのビオワインです。酸化防止剤無添加です。更に泡なのに何も加えていません。ぺティアンは微発泡ですから、まあそれでも作れるのですね。独特な旨味があって良い泡だと思います。泡は本当に弱く、色は古いビードロのグラスの様に濁っています。熟成感があって濃いめの麦藁色です。 香りは太陽の香り・・干草、麦藁、味わいはふくよかで味わい深い旨味、綺麗な酸、僅かな果実の甘味、大地の豊かなミネラルを感じるワインです。じっくり、ゆっくり、時間を掛けて飲みたいワインですね。販売店資料よりロワール地方 「ドメーヌ・デ・グリオット★パリのワイン・ショップでも大人気!品切れの店もでるほど!平均生産量3,000本/年2004年は、「ペティアン・ナチュレル」に適した生き生きした酸味 がある健全なぶどうが収穫できたため、実現することができた。 シャンパンのように「ビン内二次発酵」で必要な糖分や酵母という 人為的な物質を排除し、ぶどう以外のものは何も足さずに「発泡 性」を持たせたワイン。 豊かな果実味があるため、「門出のリキュール」無しの「ゼロ・ドサー ジュ」の仕上がり。 シュナン独特のシャープな酸味は控えめだが、心地よい泡の感じが キリッとした風味をだす。ワイン名"ムーサイヨン"は「見習いの水兵」の意で、オーナーのパト リックが始めて手がけたぺティアンなので自分はまだ見習いだという 事と、船の甲板から波しぶきがほとばしる光景を発泡酒であるぺティ アンに引っ掛けて付けた愛嬌のある名称。※2007年はつくらないため、これが最終入荷!!●〔2006〕"ムーサイヨン" ペティヤン・ナチュレル Petillant Naturel VDT 国名・色/容量:フランス・白・微発泡・750ml格付け:VDT品種:シュナン100%土壌・栽培:シストが混ざる粘土質土壌「ビオロジック」農法樹齢:35年収穫:手摘み。出来上がったワインの酸味を残すため、他のシュナンより10日ほど早く収穫。醸造・熟成:容量400Lの古樽でゆっくり醗酵・熟成 期間6ヶ月。 醗酵が終わる直前にビン詰め、大冠を付けて5ヶ月間、カーヴで「ビン内二次醗酵」。翌年9月に澱抜きして完成。 発泡性ワインを作る際の、ピュピィトルでビン口に澱を集める作業や、デゴルジュマンなど、すべての作業を手作業で行う。特徴:「ビン内二次醗酵」で必要な糖分や酵母という人為的な物質を排除し、ぶどう以外のものは何も足さずに「発泡性」を持たせたワイン。豊かな果実味と、ここちよい泡の「ぺティアン・ナチュレル」ほのかな甘いニュアンスもも感じる人気の辛口甘味 辛味 ★★★酸味 ★★ 渋味 グリス分 ★★ ボディ ★★備考 収穫~ビン詰めまで亜硫酸を一切使わない「ナチュレルワイン」赤でも、辛口でも、少し甘いニュアンス(甘くは無い)のあるものには甘味の欄に★をつけました。
2011/06/06
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右から3番目のボトルです。肩まで液は減っています。【ポイント3倍!エントリーで】(1/21 10:00~1/28 9:59まで)[2007] プイィ・フュメ 750ml (ド・ラドゥセット)白ワイン【コク辛口】【楽ギフ_のし宛書】【YDKG】円高還元まあ何故ブルゴーニュの古酒の会にロワールなど持って来たのか・・・これは私の持論である、古酒は葡萄の品種や作り手よりテロワールや土壌の違いが大きくワインに出ると言う事を皆さんに分かって欲しかったからです。このワインはロワールのワインです。フュメの土壌はシャブリやモンラッシェの一部と非常に似ています。このワインを飲まれた方は皆さん、シャルドネ、それもブルゴーニュのモンラッシェ系と思うでしょう。実際非常に似ています。私もブラインドで出たら騙されるでしょう。状態は古酒化していますが、綺麗な酸と余韻に残る甘さで美味しく飲めます。色は琥珀が入った黄金色、香りは酸化によるおが屑臭、シェリー香、ベッコウ飴、石英、ロースト、蜜、味わいは濃縮したミネラル、余韻の綺麗な深い酸、香ばしい焦げた出し汁、未だに残る果実感、複雑な古酒の味わいですが、健康にヒネているので美味しいですね。このブログ2日前に書いていて「公開する」を押したら消えてしまって、モチベーションダウン!!で今頃書いています。長々と書いて消えると、書いた時点で脳のメモリーから消去しているので、また書くのはシンドイですね。年ですね!(笑)
2011/01/20
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サンセール アクメニネ[2008] セバスチャン・リフォー 2006 CP95久しぶりに雲丹に合わせて登場しました。流石ピッタリです。正に癒しのワインです。独特な作りのワインで、遅摘で30%位貴腐化した葡萄を使っています。ソービニヨン・ブランと貴腐ワインとシレックス土壌の全てをビオが包み込んだワインです。全く他に類型が無いので比較できるワインは少ないです。若干熟成が進んで果実香の質が変わって来ました。今後も面白い変化をして行くでしょう。色は卵白の様な不透明感が微妙にある薄めに琥珀が入った麦藁色、香はアンズ、山の蜂蜜、熟れたリンゴ、花、心を酔わせる香りです。種の周りやグリスから来る苦味が僅かにあります。やや酸は弱めです。ミネラル感は十分です。エキス分も多いです。果実感も柔らかくふくよかです。舌を包み込む様な凝縮感があります。全体的には柔らかく、甘い果実感が舌に残ります。利尻・礼文の蝦夷バフン雲丹との相性も最高です。 販売店資料よりパリの最先端のワインショップ「ラヴィーニャ」で働いたりして放浪した時期もあった。 ラヴィーニャでの経験が彼を「ナチュラルワイン」へといざない、自分が目指すワインのスタイルが確立していった。 この時にアルザスで歴史の長い自然派「ドメーヌ・ビネー」と親しくなり情報交換するようになる。 2000年から父が所有していた10ha余りの畑の中でも、特に素晴らしい立地条件の区画を0.7ha分けてもらいワインを造っていたが、2003年まで突き詰めたワインをするところまではいかず試験的な年となった。 この間に「牛の角で作る堆肥」などの「ビオディナミ」農法を取り入れていった。 この準備期間を置いて目指すワインを作り出したのが2004年。 その年は冬の剪定から収穫まで、栽培の全てを自分の思い通りに完璧に仕上げることがでた。 発酵からビン詰めまで亜硫酸の添加は一切無し。 幸い父の畑は、科学肥料や化学物質の農薬など一切使わない昔ながらの栽培をしてきた。 その中で彼が引き継いだのは、日照に恵まれた南向きの急峻な斜面(なんと25度)にある区画。 樹齢45年という理想的な条件のぶどうを丹念に育てている。 ◆化学物質を使わない「自然に優しいぶどう栽培」 ◆収穫量を抑えるべく短い剪定を徹底(2004年は25hl/ha)。 小振りのぶどうを得る目的で、肥料は5年以上していないという徹底ぶり。 ◆ぶどう畑周辺の自然環境を尊重した農業。 ◆ぶどうが最大限に熟すまで待つ。 美味しいワインを造る秘訣は・・・「低収穫と肥料無しで小振りのぶどうを完熟させる」 ◆手摘みし、厳密にぶどうを選果する。
2010/08/06
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ルイィ・ブラン[2007] クロード・ラフォン 2008 CP93素晴らしいワインです。実にフランスらしいソーヴィニヨン・ブランです。この蔵タイユヴァンにOEM供給しているそうですが、その理由が良く分かります。草原の香りでは無く、実にキリメリッジ土壌らしいミネラルに溢れています。フレッシュでミネラル感が豊かですが、隠れた苦みと滋味を持っています。軽くスモーキーなイメージもあって、いかにもロワールのルイィらしい感じです。幅広い料理に合う素晴らしいワインだと思います。販売店資料より淡くみどりがかった明るい黄金色で、爽やかにしまった、新鮮でまろやかな白ワインです。ほとんどが地元で消費されてしまうため、輸出に回すワインが無くなってしまうほどの人気を誇ります。ソーヴィニヨン・ブランで造られるワインは、トップクラスのサンセールやプイィ・フュメに近い味わいを持っていますReuillyロワール川流域ワイン産地としては最上流にあたる、中央フランス地区。サンセールの南西に南西に位置する ルイィは、カンシーのすぐ隣りに位置します。造られるワインは、カンシーと異なり、白、ロゼ、赤を産します。赤は主にピノ・ノワールから造られます。白に関しては、殆どが地元で消費されてしまうので、日本に入ってくるのは極わずかです。
2010/07/03
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2008 CP93これ安いけど素晴らしいワインです。タイユヴァンにオンリストされているのが分かります。ふくよかな果実感と、オイリーな香り、伝統的なロワールのソーヴィニヨンブランの典型です。酸も綺麗で食中酒として最高です。タイユヴァンにOEM出荷しているのが納得です。[2007] ルイイ “ル・クロ・デ・メシュー” / タイユヴァン・セレクション フランス ロワール / 750ml / 白ルイィ・ブラン[2007] クロード・ラフォン
2010/06/12
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ロワール地方は東西に1000kmもある区画です。このルイィは中央フランス地区ですが、ロワールと言うよりシャブリに近い畑です。サンセールやプイィ・フュメの近所です。この作り手は2タイプのルイィのワインを作っています。このナタリーは伝統的なルイィの味と言うよりワールドワイドで売れる事を考えて作ったワインで、最近流行のニューワールドのソービニヨンブラント似た若草の香りがします。色は薄めの麦藁色で、香りは若草、柑橘系、ライム、白い花、味わいは切れの良い酸、適度なミネラル、余韻に残る甘み、フルーティーな果実感の飲んでいて楽しくなるワインです。ルイィ・ブラン[2007] クロード・ラフォン
2010/05/17
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写真は白ですが、同じエチケットの写真が無いので借りて来ました。 自然派のピュズラのワインは酷いのに沢山当って閉口しましたがこれは美味しいですね。この人の救いは価格が比較的安く、2000円台で買える事です。外れてもこんなものと笑える範囲です。気楽に飲める、肩肘張らないで飲める、癒し系の自然派ビオ臭い系ワインです。このワインも最初舌にピリピリと来ました。香りもビオ香がありますが、蛋白腐敗の香りは弱く飲めます。ピノとガメイのブレンドですが、色も濃い目で酸も強くスパイシーです。チリドックにでも合いそうです。青唐辛子のピザとか・・・・タンニンが弱いので渋いワインが嫌いな人には良いでしょう。クロ・ド・ティエ・ブッフ / シュヴェルニー・ルージュ [2008]【sake_0423】最近ではこんなエチケットで売られているようです。販売店資料よりロワールの天才醸造家が造る見事な赤ワイン。実直な感じの彼はけっしてインパクトの強いいかにもポテンシャルの高堂なワインを造るのではなく、ごくごく自然なスタイルの優しくピュアーなワインを造る。普段楽しむにはある意味最適すぎるようなワインだがよくよく考えてみるとこのようなワインは他にあまりないのである。ちなみに若い内から十分に楽しめるワインだが、熟成させることで意外なほどの姿を見せることもある。【rouge】 【loire】 【ピノ・ノワール、ガメイ】 【v2008】
2010/04/26
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No.87953パトリック・ボードアンアンジュ・ブラン2004 CP90このワインアスパラとの相性は良いですね。枯れた感じがアスパラとよく合います。皆さんの感想は酸化したワイン、好みに合わず。アスパラと合う!時間が経つと良い感じになってきた。酸化香が少しします。お料理にはバッチリ合っています。単品で飲むのは少々苦手です。樽熟感が出ていて甘味とコクを感じました。苦み、樽香がしっかりしている、酸味中位で厚みがある。コクがある、パッションフルーツの感じ、アスパラのソースと相性抜群でした。前回は果実感がひっこんでいる、枯れた感じ、シュナン・ブランらしくない。後味がミネラルウォーターみたい。お寿司に合うと思う。シェリー香、甘いリキュール、ボディしっかり、ゴムっぽさ、味わいはなめらか。酸と甘味のバランス良い。プラムの様な香り、オイリーで美味しい。カルーアやコーヒーリキュール、ウイスキーの水割り的ニュアンス、黒酢、ドライフルーツ、凝縮感が無い、アフター長い、しみじみ味わえる深さがある、酸は弱くほのかな甘み。この作り手のビオらしい独特なワインです。古い樽で寝かせたワインだと思います。適度な酸化で古酒的な要素を加えたワインです。色は琥珀が入った麦藁色、香りはドライアプリコット、干柿、ハーブ、コーヒーシュガー、夾竹桃、味わいは乾いた酸、強いミネラル、厚みのある固い果実味、余韻に残る甘みと苦み、独特な世界でバランスのとれたワインで、好みの分かれるワインですが、これはこれで良いのでしょう。
2010/04/21
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[2008] サンセール アン・グラン・シャン 白 アルフォンス・メロSancerre en Grans Champs Alphonse Mellot CP932度目なので皆さんの感想から綺麗な酸味、酸っぱくは無くフルーティーさとバランスが良い。ミネラル香、爽やかな香り、しっかりした辛口、キリットしている、最後まで飲める、より酸がしっかりしている感じ。魚料理とのマリアージュが楽しめました。ワイン単品ではドライな感じが個人的には好みではなかったですが、料理との相性という面で新たな美味しさを感じました。ふくよか、ルイィより重い、こくあり、アルコール高い、酸がにがい、温度があがるといい。酸味強めで夏に飲みたくなるワインです。ミネラル豊富でさわやかで好きですね。シトラスとレモン、若干のメロンのような味、酸っぱめの酸が少し気になる。ドライで好み。前回キレが良い口あたり、甘めの要素が無くクイクイ飲める。酸とミネラルがしっかりしていてフルティーさも感じる。白い花、オイリー、石油、軽い苦み。生牡蠣に合わせたい。青臭さはほとんど無い、オイリーな香り、酸がしっかり主張している。シャープな印象、綺麗な強い酸、上品な香りシレックス土壌らしい、ハイミネラルな辛口ワインです。流石メロと言うかサンセールの中のサンセールとも言える綺麗なワインです。色は薄めの麦藁色、香りは石英、石、干草、蝋石、リンゴ、ユリ、味わいは切れの良い硬質な酸、強いミネラル感、ふくらみのある硬質な果実味、ドライと言う名にふさわしい切れの良いワインです。生牡蠣や生クリームやバターが効いたフランス料理によく合います。サンセールの良さを見直すワインだと思います。
2010/04/21
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2度目なので皆さんの感想から飲みやすい。フローラルな香りー白い花、ほんの少し青い草、飲み易いスタイル、徐々に酸っぱい酸味が出て来た。マスカット、レモンなど柑橘系のフルティーなワイン、女性に好かれそうな・・。すっきり、切れあり、ブドウ汁らしい、舌に酸味。フルーティーで飲みやすいワイン、あらゆる料理と相性がよい。フルーツ香、さわやか、飲みやすい。前回は爽やかな香り、きれいな酸、飲みやすい、スッキリ、お花見の時に良い、薄過ぎずボディーもあって上品な甘み、恋しい人とは飲みたくない、ミネラルと酸味のバランス良い、飲みやすくて上品、フレッシュ&フルーティー、軽く樽・蜜を感じる、フランス的、控え目な青草、ミネラリー、と言う事で爽やかで良いワインと皆さん思われた様です。この蔵も、フランスらしいタイプとワールドワイドで売れるタイプの2種類のソーヴィニヨン・ブラン作っています。フランスも国内、フランス料理向きなだけでは商売が出来ないと言う事でしょう。色は薄めのレモンイエロー、香りは若草、柑橘系、ライム、白い花、味わいは切れの良い酸、適度なミネラル、余韻に残る甘み、フルーティーな果実感の飲んでいて楽しくなるワインです。中華やアジア系のエスニック料理にもよく合うワインだと思います。ニュージーのソーヴィニヨン・ブランとサンセールの中間を狙って作ったワインだと思います。よく出来たコスパの高いワインですね。美味しいです。
2010/04/20
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サンセール ルージュ ロードナス[2007] セバスチャン リフォー 2005 CP93自然派のサンセールの生産者の赤ワインです。ロワールの赤ワインの話が出たので開けてみました。ビオで酸化防止剤無添加ですが、臭くはありません。薄旨・出し汁系のピノです。ブルピノより軽めですが、旨いですよ。色は薄くロゼより濃い位のルビー色、香りは軽いビオ香、梅鰹系、イチゴ、ラズベリー、バラ、紅茶、味わいはエレガントな果実味、柔らかくて優しい酸、軽いタンニン、強いミネラルとエキス分、ふくらみのある豊かなワインです。アルザスのピノやロワールのピノも面白いですね。美味しいですよ。販売店資料よりピノ・ノワール100%。樹齢40年。樽発酵、樽熟成。3樽のみの極少量生産の赤。ロードネスとはリトアニア語で赤いフルーツの意だそうです。パリの最先端のワインショップ「ラヴィーニャ」で働いたりして放浪した時期もあった。 ラヴィーニャでの経験が彼を「ナチュラルワイン」へといざない、 自分が目指すワインのスタイルが確立していった。 この時にアルザスで歴史の長い自然派「ドメーヌ・ビネー」と親しくなり情報交換するようになる。 2000年から父が所有していた10ha余りの畑の中でも、特に素晴らしい立地条件の区画を0.7ha分けてもらいワインを造っていたが、 2003年まで突き詰めたワインをするところまではいかず試験的な年となった。 この間に「牛の角で作る堆肥」などの「ビオディナミ」農法を取り入れていった。 この準備期間を置いて目指すワインを作り出したのが2004年。 その年は冬の剪定から収穫まで、栽培の全てを自分の思い通りに完璧に仕上げることがでた。 発酵からビン詰めまで亜硫酸の添加は一切無し。 幸い父の畑は、科学肥料や化学物質の農薬など一切使わない昔ながらの栽培をしてきた。 その中で彼が引き継いだのは、日照に恵まれた南向きの急峻な斜面(なんと25度)にある区画。 樹齢45年という理想的な条件のぶどうを丹念に育てている。 ◆化学物質を使わない「自然に優しいぶどう栽培」 ◆収穫量を抑えるべく短い剪定を徹底(2004年は25hl/ha)。 小振りのぶどうを得る目的で、肥料は5年以上していないという徹底ぶり。 ◆ぶどう畑周辺の自然環境を尊重した農業。 ◆ぶどうが最大限に熟すまで待つ。 美味しいワインを造る秘訣は・・・「低収穫と肥料無しで小振りのぶどうを完熟させる」 ◆手摘みし、厳密にぶどうを選果する。
2010/04/18
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No.87953パトリック・ボードアンアンジュ・ブラン2004 CP90ロワールのワインはフランス国内の消費が多く、高級ワインの輸出に関してはボルドー、ブルゴーニュからすると遅れています。ビオワインがロワールで流行ったのも高値でワインが売れない苦労に寄る所が実は大きいのです。フランスのビオ・ワインの産地は売れない産地に多いのはその為です。ロワール、ローヌ、アルザス、南フランスに集中しています。ボルドーは最も少ないですし、ブルゴーニュも臭いビオやっている人は少数派です。ニコラ・ジョリーがビオで成功してビジネスモデルが出来てビオをやれば高く売れると言う事でビオが売れない地域に流行ったのです。純真なビオファンからすると不純な考えの様に思えますが、儲からない事は誰もやらないし、続きません。倍手間を掛けても1000円のワインが2000円で売れると言う事は凄い事なのです。この作り手は酸化防止剤無添加では無いので臭くはありません。シュナン・ブランですが、硬質感があって、酸化させた味に仕上がっています。この手のビオワインは最終的には好みの世界なので評価は難しいです。ビオワインにはよくあるタイプです。まあこういう物もありますよと言う事でお出ししました。皆さんの感想は果実感がひっこんでいる、枯れた感じ、シュナン・ブランらしくない。後味がミネラルウォーターみたい。お寿司に合うと思う。シェリー香、甘いリキュール、ボディしっかり、ゴムっぽさ、味わいはなめらか。酸と甘味のバランス良い。プラムの様な香り、オイリーで美味しい。カルーアやコーヒーリキュール、ウイスキーの水割り的ニュアンス、黒酢、ドライフルーツ、凝縮感が無い、アフター長い、しみじみ味わえる深さがある、酸は弱くほのかな甘み。と言う事で結構好みが分かれています。古樽による酸化熟成のさせ過ぎか、製造過程の酸化防止剤を使用しない為か、器具の洗浄が悪いからか分かりませんが、酸化したワインを瓶に詰めたワインです。でもこの手の味のビオワインは多いのでこの味を狙って作っているのだと思います。販売店資料よりパリで書店を経営していたパトリックが実家の葡萄園を引き継いだのは1990年。以来、テロワールの特性をワインに表現することを目指し、独自の感性でビオロジックによる葡萄造りを実践しています。1998年のヴィンテージにはコトー・デュ・レイヨン全体の評価が低い気象条件下、見事なセレクショングランノーブルを生み出しました。このワインはロバート・パーカーに高く評価されましたが、本人はパーカーに評価されるためにワインを造っているわけでは無いと意に介していません。又、天然甘口ワインに補糖を行うことに反対する団体「サプロス」を主導。サプロスは名誉会長にCHディケムのリュー・サリュース氏を迎え、アルザスのマルセル・ダイスやソーテルヌのCHギローを始めフランスの著名な天然甘口ワイン生産者13社で構成され純正な天然甘口ワイン造りを提唱しています。そして彼のご夫人はソーテルヌのサプロス会員「クリュ・バレジャ」のオーナー。夫婦でそれぞれに最高の天然甘口ワインを送り出しています。甘口のレイヨン以外にも素晴らしいアンジュ・ヴィラージュやアンジュ・ブランを生産しています。又、ロワール川の中州にあるレストランのオーナージェラール・ボッセ氏と共同でボッセ氏の所有する1haの葡萄園から見事なそして希少な辛口白ワイン「レ・ビュット・サンジェルマン・デ・プレ」を生み出しています。
2010/04/18
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[2008] サンセール アン・グラン・シャン 白 アルフォンス・メロSancerre en Grans Champs Alphonse Mellot CP93アルフォンス・メロはディディエ・ダグノーと並ぶ真っ当なサンセールを作る生産者です。特にエドモンドは良いですよ。このワインは典型的なこの地の土壌を反映しています。サンセールは火打ちのような石がごろごろ畑に転がっている、典型的なシレックス土壌です。メロの畑は鉱物的でミネラル豊富な土地で、石灰岩系キンメリジャン土壌の上にサン・ドゥルシャールという泥灰岩土壌の表土が広がっており、サンセールの中でも一際独特な特徴を持っています。全くニューワールドのソーヴィニヨン・ブランとは一線を画すワインです。強いミネラルと、切れの良い酸、香りも草原の香りは全くありません。本来のソーヴィニヨン・ブランはこう言う味なのですが、今はマイナーに思われています。合わせる料理も全然違って来て、このワインだと生牡蠣とかに合わせたい感じです。セパージュだけでワインは語れない、テロワールの違いを感じさせるワインです。皆さんの感想はキレが良い口あたり、甘めの要素が無くクイクイ飲める。酸とミネラルがしっかりしていてフルティーさも感じる。白い花、オイリー、石油、軽い苦み。生牡蠣に合わせたい。青臭さはほとんど無い、オイリーな香り、酸がしっかり主張している。シャープな印象、綺麗な強い酸、上品な香り2種類のソーヴィニヨン・ブランの飲み比べ面白かったです。販売店資料よりフランス、ロワール地方サンセール最大の造り手で、長い伝統を守り続けているのがアルフォンス・メロです。1513年刊行のロワールの地元文献にはメロ家の名前があり、ブドウ栽培と上質なワイン造りに携わっていたことが記載されています。 19世紀初頭に、アルフォンス・メロはサンセールにオーヴェルジュを開き、この地方の人々や旅客にワインを提供しはじめました。さらに19世紀後半の1881年には、フランス国内や海外にワインを出荷する許可を取得しました。家族経営の企業は父から息子へと代々引き継がれ、発展を続けています。代々、メロ家の長男は創設者と同じ名前を世襲するので、現在の18代目と19代目ともにアルフォンス・メロと名乗っています。 所有畑は丘の頂上の南西向き斜面に広がり、総面積は約50haで、ソーヴィニヨン・ブランが41ha、ピノ・ノワールが9ha、栽培されています。火打ち石のようなフリンティーな石が、ゴロゴロと畑の中に転がる鉱物的でミネラルなシレックス土壌です。ワインに対する職人気質的な情熱は年々増しており、リリースされるワインはフランスの有名レストランで必ずと言っていいほどワインリストに掲載されています。 ワインの品質を現代的に改めたのは、次期当主となる19代目のアルフォンス・エドモンド・メロで、サンセールでは珍しく、白ワインの醸造にオーク樽を使っています。この樽は特注で、シュール・リーをするのに澱がより多くの液面と接するために、そして複雑性を生成するようにと普通の樽より横に長く作られています。スタンダードのアン・グラン・シャンで10%、プレステージ・キュヴェのキュヴェ・エドモンドで100%新樽を使用します。
2010/04/18
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ニューワールドのソーヴィニヨンブランとロワールのサンセールやプイィ・フュイッセでは香りも味も全然違うので、先ずはワールドワイドの現代的・ニューワールド的なソーヴィニヨン・ブランをロワールの中から選びました。ソーヴィニヨン・ブランらしい草原の香り、柑橘系の爽やかな香りと、豊かなミネラル感、フルーティーでスッキリとした酸、余韻に残る果実の甘み、飲んで楽しいワインです。皆さんの感想は爽やかな香り、きれいな酸、飲みやすい、スッキリ、お花見の時に良い、薄過ぎずボディーもあって上品な甘み、恋しい人とは飲みたくない、ミネラルと酸味のバランス良い、飲みやすくて上品、フレッシュ&フルーティー、軽く樽・蜜を感じる、フランス的、控え目な青草、ミネラリー、と言う事で好評でした。食事が出るのが遅かったので2本追加して3本も飲んでしまいました。美味しいと幾らでも飲めて危険ですね。
2010/04/18
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かがり火の冷蔵庫に見慣れないデザインのワインがあったので飲んでみました。いい加減な物で、リュリーだと思って飲んでいました。でもシャルドネらしくない、甘みも残る変わった美味しいワインだな・・変だなどう見てもソーヴィニヨン・ブランの味だけど・・斬新なデザインの蔵だからシャルドネをニューワールド風にフルーティーに仕上げたのかなと思い飲み進むと、やっぱり納得出来なくて、よくよくエチケットを見ると、リュリーでは無く、ルイィと言うACでした。(笑い)柑橘系の爽やかな香りと、豊かなミネラル感、フルーティーでスッキリとした酸、余韻に残る果実の甘み、飲んで楽しいワインです。家に帰ってネットで調べたらロワールの上流の畑でした。2000円チョイのワインですが、なかなか良いワインだと思います。気に入ったのでかがり火のメニューに¥3000円で入れる事にしました。 タイユヴァンにもオンリストされているそうです。ホンマカイナ!!ルイィ・ブラン[2007] クロード・ラフォン
2010/01/27
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2005 CP92何時も綺麗なワインを作っているアンリ・ブルジョワのワインです。ロワールの良さと持ちながら、ニューワールドのソーヴィニヨン・ブランに負けない草原の香りを持った優れたワインです。流石と言うか、好いですね。爽やかな香りが印象的で、綺麗な酸とミネラルも素晴らしいと思います。欠点が無いと言うか、凄い完成度だと思います。柑橘系の香りと、草原の香り、切れの良い酸と、ふくよかな果実感、バランスの良いワインです。高級フュメの持つ煙の様な香りはありませんが、爽やか系のフュメとしては良いと思います。販売店資料よりロワールにおいて、最高峰の「サンセール」や「プイィ・フュメ」を生産する≪アンリ・ブルジョワ≫!かなり丁寧に選別されたソーヴィニヨン・ブランから造られるワインで、柑橘系のフルーティーな香りに富み、エレガントで素晴らしい味わい。キレイな酸味が爽快感を与え、飲み飽きすることのない"アンリ・ブルジョワ"の高品質が垣間見れる逸品です。人気商品で、輸入元も品薄になるほどです。
2009/11/07
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グラシアン&メイエ ニコラ・フランソワ キュヴェ・デ・リス ブラン・ド・ブラン フランス ロワール CP89シャンパンの名門グラシアンがロワールで作っている泡物です。ロゼは良かったのですが、白は若干落ちますね。ロゼと比べると泡が大きく勢いも強いです。味もコロンバールの味が出てしまってロワールの泡っぽさが出て、ロワール好きなら良いですが、シャンパンやシャルドネ・ピノノワール系に慣れた舌には雑味に感じて抵抗感があるでしょう。ふくよかで美味しい泡とも言えますが、どうも気になってしまいます。ロゼはお勧めです。コロンバール 45%、シュナン・ブラン 35%、シャルドネ 20%グラシアン&メイエ ニコラ・フランソワ・ロゼ ブリュット フランス ロワール
2009/10/31
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トゥーレーヌ・ブラン テール・ブランシュ [2007] (クロ・ロッシュ・ブランシュ) 2006 CP**06のシャルドネですから大丈夫かなと思いましたが、駄目でした。ロワールの白は04も06も全滅です。気まぐれワイン蔵さんもこんな保管していたのでは売れませんね。それとも今まで返品になったワインのバーゲンセールだったのでしょうか・・・売り逃げと言うか酷い話です。1本目の04の白トゥーレーヌ ソーヴィニヨン・ブランが完全に駄目、2本目の04の白トゥーレーヌ シュナンブランも完全に駄目、3本目のボルドー白05が生きていました。4本目のデュガの05ACブル元気でした。5本目がこのワイン、06のトゥーレーヌ シャルドネ駄目でした。2勝3敗です。06なら大丈夫かなと思ったのですが、ダスティーでアルコール臭が強く、温度が上がるとおが屑の匂いです。ブショネか劣化か分かりませんが、コルクはプラスチックコルクですし、劣化だと思います。元々自然派の作り手ですからデリケートですし。安物買いの銭失いの見本の様な話です。閉店セールは怖いですね。販売店資料よりテール・ブランシュの名前の由来は石灰質土壌の「テール=土地、ブランシュ=白い」から来ているのだとか。土壌からくるのか、とても繊細でキメが細かいワインです。白い花や柑橘のほのかな香り、ボディはミネラルがしっかりとしたでも硬くない、繊細なバランスのいいワイン。開けたてよりも翌日になると熟した果実の風味が出てきます。同地区のティエリー・ピュズラなどとするとワインの安定感が特徴的です。生生しさはなく、正統派的ワインです。しかし、土壌の特徴をよく表現しているという意味では色々な自然派の造り手の中でも秀でた造り手です。品種:シャルドネ樹齢:10年発酵:自然酵母で約2ヶ月熟成:イノックスタンクで1年
2009/10/24
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2008 CP89最近パーカー高評価をもらった蔵です。まあ良く出来たミュスカデで777円と言う価格からすれば良いワインだと思います。しっかりしたミュスカデらしい酸と、適度なミネラル感を感じます。牡蠣を始め、貝類や、地中海料理の様なディッシュには合うと思います。 【よりどりセール】【6本で送料無料】金賞多数受賞蔵!有名誌で2っ星!【よりどりセール】【6本で送料無料】[2006] シャトー・ラ・タルシエールミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュール・リー キュヴェ・プレスティージュ 750ml (ボネ・ユトゥー)白【フレッシュ辛口】2008 Bonnet-Huteau Muscadet de Sevre et Maine Sur Lie les Dabinieres Wine Advocate # 184Aug 2009 David Schildknecht 91 Drink: 2009 - 2012 $13 (13) The Bonnet-Huteau 2008 Muscadet de Sevre et Maine Sur Lie leads with a greenhouse-like aromatic melange of flowers and verdant foliage. Pear skin, lime, plum pit, and salt combine in an exuberant, invigorating, and shimmering mineral-fruit exchange that leaves the palate refreshed and positively aquiver. Administer this tonic liberally over the next 2-3 years, although if you put a premium on vivacity, you'll probably want to switch to the 2009 sooner than that.New to the U.S., the wines of Bonnet-Huteau are organically-grown on eroded mica-schist and granite and hand-harvested - yet another example of the seemingly impossible (for the price) that one often meets with in the Western Loire, and that results in sensational value.
2009/10/22
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トゥーレーヌ・ブラン キュヴェ・アメトリン [2004] (ベル・エール) CP**気まぐれワイン蔵の半額セールで買ったワインです。吹けていますし、コルクにカビも生えています。全部で色々3本開けましたが、全部吹けていますし、コルクにタールの様な物がついていたりカビが生えていたりします。04でシャルドネ以外の白ワインですから、保管状態が悪いと話になりません。カビや埃の匂い、青臭い匂いが強くて飲めません。味的にも果実感がなく、本来の味ではありません。セラー以外での保管が2年以上経っているワインですね。これから返品の交渉します。ブログ仲間でお買いになった人は多い様ですが、若いヴィンテージの赤はまだ良いと思いますが、白や古めのヴィンテージ物はイカレテしまったワインが多いと思います。早めに開けてみて返品交渉した方が良いでしょう。販売店資料より品種:シュナン・ブラン100%樹齢:30年ソーヴィニョン同様、柑橘というよりはリンゴの果実風味。それにシュナンならではのボディの厚みとミネラルや品種ならではの複雑さがあり、フレッシュかつよりマイルドな仕上がりとなっています。とはいえ、シュナンとしてはフレッシュさが前面に出ていてこれからの季節に爽快に楽しめるワインとなってます。ワイン名の「アメトリン」は、紫色の鉱石の名称。メタファーは、「安らぎ」と「大人の味」。これもうまいこと名前をつけたものです。
2009/10/20
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ヴェリタスで777円で買ったワインです。ACヴァンドモアのワインを飲むのは初めてだと思います。これは当たりでした。シュナン・ブランの良さが光ります。香りが素晴らしいです。非常にフレッシュでフルーティーで酸も切れがよく飲んでいて楽しいワインです。高級ワインではありませんが、安っぽさは全く感じません。ライチーやアンズの香があって、果実味も豊富で、豊かなミネラル感もあって、蜜感もあります。バランスの良い辛口白ワインに仕上がっています。販売店資料よりロワールで最も有名な白ワインの産地と言われ、数多くのAOCが存在するトゥーレーヌ地区の中から、ヴェリタス初のAOCコトー・デュ・ヴァンドモアを入荷しました! 造り手のヴィニュロン・デュ・ヴァンドモアは、トゥーレーヌ北部の非常に日照に恵まれた斜面に、粘土石灰質土壌の畑を持ちます。 化学薬品や化学肥料の使用を最低限に抑えた自然農法を行い、健やかなブドウを育てることにこだわっています。 セパージュは、シュナン・ブラン80%、シャルドネ20%。 透明感のあるワインは、薄く黄色と緑がかり、大きな花束を思わせるほどの溢れる花の香りの中に、わずかに感じるトースト。 口に含むと、柑橘類と蜂蜜の風味がいっぱいに広がり、ミネラリーで新鮮、とても美しいプロポーションのワインです。 魚介類やお肉、サラダなどとも相性抜群。デイリーワインとして、いつもの食事をより美味しくしてくれる頼りになる白ワインです。 もちろん価格もデイリープライス。気取らない普段の食事のお伴にぜひどうぞ。
2009/10/19
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2004 CP**セロリの葉っぱの様な香りで飲めたものではありません。味的にも駄目ですね。本来の味ではないと思います。ブッショネなのか、保管が悪かったのか、残念です。販売店資料より品種:ソーヴィニョン・ブラン100%樹齢:42年リンゴのようにとても爽やかな酸があります。香りもとても繊細でいて、華やか。凝縮したミネラルがあり、ソーヴィニョンの爽やかな個性と相まって暑気払いにはもってこいの白ワインです。思わず飲みたい衝動に駆られてしまいます。ワイン名の「エピドット」は、新緑の鉱石の名称。メタファーは、「開放」と「緑の魅惑」。まさにこのワインにうってつけの名前ですね。ロワール地方はトゥーレーヌのテゼ村には、ロワールのビオディナミストにして自然派ワインの重鎮ミッシェル・オジェのドメーヌがありますが、ここから5kmも離れていないところに「ドメーヌ・ド・ベル・エール」、ジョエル・コクトーさんの蔵があります。彼は元々父の代から続くブドウ栽培農家として生計を立てていましたが、1998年畑をビオロジックに転換し、2000年から徐々にビオディナミ農法を取り入れるようになりました。もともと、ほとんどのブドウをを地元の農協に卸していましたが、転換以降はティエリ・ピュズラやパスカル・ポテールらに卸すようになりました。ビオディナミに転換以降は、パスカル・ポテールやミシェル・オジェの勧めで、2003年から一部の畑を利用し彼自身のスタイルでワインを造り始めています。
2009/10/19
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【よりどりセール】【6本で送料無料】英有名誌が激賞の秀逸蔵!【よりどりセール】【6本で送料無料】[2008] ロゼ・ダンジュ ラ・グリエ 750ml (生産者グエナエル・ギアール)ロゼ【フレッシュ辛口】 CP88アンジュのロゼは30年前レストランで一番売れていたフランスワインです。30年前の定番は、ドイツワインのピースポーターやマドンナ等々、微発泡のマテウス・ロゼとこのアンジュのロゼでした。辛口ならシャブリ、赤ではボジョレーやサンテミリオンが人気でした。多くは今は人気の無い中甘口ワインです。ポリフェノールが体に良いという事で起きた赤ワインブームまでは、主力商品は中甘口だったのです。最近買おうと思っても中甘口のワインはドイツワインを除くと輸入される量は極端に減っています。フランスのロワールに行くと色々なアンジュ・ロゼがあります。フランス国内では結構消費されています。流行に左右されずに長年作られているロゼワインを味わってもらいたいと思います。このワインは色は薄めのサーモンピンク、香りはフローラル系です。味わいは残糖感も僅かで、酸も少しあって、気楽に飲むには良いワインです。777円のワインとしてはお買い得です。アンジュのロゼに興味のある方は下記ワインでも試してみて下さい。珍しい生産者元詰めのロゼ・ダンジュをご案内いたします。Dm.des Hautes Ouches ロゼ・ダンジュー [2007]
2009/10/10
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2005 CP92実に素晴らしいワインです。これで3本目ですがどの瓶も美味しいです。上級キュヴェより個人的には良いと思います。火打石香が弱い事を除けば誰が飲んでもシャルドネと間違うようなソーヴィニヨン・ブランです。非常にミネラル感が強く酒質の高いワインです。メロとディディエ・ダグノーがサンセールの2大生産者で、どちらの蔵も通常のサンセールを超えたワインを作っています。レストランでも酒屋でもサンセールをはじめロワールのワインは低く見られて廉価品が多く扱われていますが、こういう名手の作るワインを飲むとその素晴らしさを実感します。5500は多少高いとも思いますが、ブルゴーニュの村名と比べると仕方ないかもしれません。柑橘系とハーブの香りがソーヴィニヨン・ブランを感じさせます。レモンピールの様な僅かな苦みとコクのある酸、ペトロール、豊かなミネラル分、コクがあって切れの良い、適度な熟成感のある高級白ワインです。樽香も感じません。良いですよ。販売店資料よりアン・グラン・シャンと同じくラ・ムシエールの畑のソーヴィニヨン・ブランが使われますが、その中でも最も樹齢の古い(40‐87年)のヴィエイユ・ヴィーニュの区画から収穫されたブドウを使用しています。また発酵も60%新樽、20%1年樽、20%2年樽で行われ、熟成期間はヴィンテージによって異なるがおよそ10~14ヶ月となります。フランス、ロワール地方サンセール最大の造り手で、長い伝統を守り続けているのがアルフォンス・メロです。1513年刊行のロワールの地元文献にはメロ家の名前があり、ブドウ栽培と上質なワイン造りに携わっていたことが記載されています。 19世紀初頭に、アルフォンス・メロはサンセールにオーヴェルジュを開き、この地方の人々や旅客にワインを提供しはじめました。さらに19世紀後半の1881年には、フランス国内や海外にワインを出荷する許可を取得しました。家族経営の企業は父から息子へと代々引き継がれ、発展を続けています。代々、メロ家の長男は創設者と同じ名前を世襲するので、現在の18代目と19代目ともにアルフォンス・メロと名乗っています。 所有畑は丘の頂上の南西向き斜面に広がり、総面積は約50haで、ソーヴィニヨン・ブランが41ha、ピノ・ノワールが9ha、栽培されています。火打ち石のようなフリンティーな石が、ゴロゴロと畑の中に転がる鉱物的でミネラルなシレックス土壌です。ワインに対する職人気質的な情熱は年々増しており、リリースされるワインはフランスの有名レストランで必ずと言っていいほどワインリストに掲載されています。 ワインの品質を現代的に改めたのは、次期当主となる19代目のアルフォンス・エドモンド・メロで、サンセールでは珍しく、白ワインの醸造にオーク樽を使っています。この樽は特注で、シュール・リーをするのに澱がより多くの液面と接するために、そして複雑性を生成するようにと普通の樽より横に長く作られています。スタンダードのアン・グラン・シャンで10%、プレステージ・キュヴェのキュヴェ・エドモンドで100%新樽を使用します。
2009/09/13
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2006 CP9724本隠し持っている秘蔵の一本を開けました。素晴らしいですね。良くなって来ています。07より断然06が旨いです。十年後が楽しみなワインです。収穫を待って~~待って貴腐化するまで待って、収穫した葡萄を使ったワインです。このワインも私からセパージュなんて忘れなさいと教えてくれたワインです。ソービニヨン・ブラン100% だと当たる人は誰もいないでしょう。セパージュがどうだ、テロワールがなんだという事を全て忘れさせてくれるだけの、魅力と余韻がこのワインにはあります。全ての能書きを捨てて、グラスの中に心を引き込む力がこのワインにはあります。良いワインとはそういうものです。完全ビオです。でも臭い匂いはありません。癒される様々な熟れた果実の香りです。味わいは本当にふくよかです。ギンギンに冷やしても常温で飲んでも旨いです。旨い物は旨いというワインですね。販売店資料より生ライチ、質の良いリンゴの蜜、アプリコット等の芳醇で華やか、芳しい香りが溢れ、凝縮された果実の旨み、綺麗な酸味、広がりがあり滑らかでふくよか。力強く複雑でいて、ミネラル感たっぷりの、素晴らしい味わいに仕上がっています。大胆なのに繊細、後口はドライで、ブドウの旨みを最大限に引き出した、スケールの大きな印象です。
2009/05/19
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マルキドラクール ブリュット美味しい泡です。でもロワールの泡としてはまあまあ見つかるタイプでしょう。ふくよかな葡萄の味わいが優しい感じで楽しめます。販売店資料より "フランスの庭園ロワールで育ったユニブラン、シュナンブラン、セミヨンで醸された白ワインが 心地よいパワーの持つ泡立ちに包まれ、爽やかで飲みやすいスパークリングになりました。 "
2009/04/19
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アンジュ・ブラン・アンフュ[2005]ジャン・クリストフ・ガルニエ CP88これは独特なワインです。非常にミネラルが強く、05のドメーヌ・ルロワのアリゴテの様です。火薬の臭いが強く、味も鋼の様に固いワインです。シュナン・ブランの柔らかさは微塵もありません。これは好みの分かれるワインだと思います。万人受けはしませんが、好きな人には堪えられない一本でしょう。十分熟成にも耐えると思いますし、5000円は少々高いとは思いますが、力のあるワインである事は事実です。甘口のアンジュ・ブランを飲んでた人は吃驚するでしょう。
2009/03/10
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CP87 美味しいシュナン・ブランを探す為に、これを買って飲んでみました。結構良いワインだと思います。欠点は微妙にヒネが出ている所です。このヒネが白としては古く04だからか、自然派だからか、分かりません。独特の味わいを持っていて、惹かれる所もあります。蜜の感じを持っています。ハーブや白い花の様なフローラルな香りもあります。ミネラル感も持っています。色は濃く黄金色です。新しいヴィンテージを探してみます。アンジュ・ブラン オー・ド・ラ・ガルド [2004] ピエール・ビーズル・オー・ド・ラ・ガルド/アンジュ・ブランAC[2004]
2009/03/10
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[2004] アンジュ ブラン パトリック・ボードアン CP86正直言って良く分からないワインでした。ビオ的なのは分かります。味的には中途半端なワインと言う印象です。ミネラル感もあるし、酸もありますが、香と果実感が弱く、印象に残る物が無いと思います。どこでも04売っているので別段古いワインでもないようです。茫洋としたビオの辛口と言った感じです。
2009/03/02
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[2007] トゥーレーヌ シュナン・ブラン 750ml (ドメーヌ・ド・ラ・ギャルリエール)白【辛口】 CP87良い辛口のシュナン・ブランを探しているのですが、良いのに当たりません。これも期待して買ったのですが、まあまあです。普通の辛口ワインと言った感じで特段特徴もなく美味しいとは思いませんでした。アンジュ・ブランも取り寄せていますので、後数本飲んでみます。 パトリックボードアン/アンジュ・ブラン2004
2009/02/26
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正直言ってがっかりでした。何か美味しいシュナン・ブランはないかと探して買ってみました。一部の方の評価が高いので良いのだろうと期待したのですが、シェリー香が出てヒネているように感じます。それともこう言うワインなのでしょうか?高評価をされている方の書かれた物を読む限りではこれは管理不良の劣化酒なのだと思うのですが・・・・良い状態か悪い状態か分からないのが自然派の欠点ですね。一度蔵を訪ねて本当に良い状態を飲んでみたいものです。販売店資料より究極のきれいな果実味は飲む人の心と身体をもきれいにしてくれるような錯覚まで与えてくれる。今後、オリヴィエ・クザンは白をシュナン・ブランに集中します。100年前のバスケットプレスを使い、圧搾されたジュースは床を伝って発酵槽に流れ落ちます。通常なら酸化しまくるところ、彼の葡萄の生命力でしょう。プレス前のスキンコンタクトがなんと30日!(*)近代醸造の白はもとより自然派の白ワインでもありえません。口に含むとその余韻の長さと美しさは、いわゆるシュナン・ブランの個性などあざ笑うかのようです。 (*)スキンコンタクトではなく赤ワインと同じような『醸し発酵』をしているものと思われます。金井醸造場の『朝焼』やココファームの『ミスターブラウン』のように色合いはほとんど茶色がかって見えます。香りはおだやかですが、旨味・滋味が詰まった濃厚な味わい。長いスキンコンタクトから来る独特の苦味が少しあります。余韻まで柔らかい味わいが長く続きます。合わせる料理の幅が驚くほど広いワインでもあります。
2009/02/26
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[2006] シュナン・ブラン バレルファーメンテッド ラ・グリエ 750ml (生産者フィリップ・ジェルマン)白【辛口】シュナン・ブランと言う葡萄難しいですね。ヴーヴレイの甘口を除いて、何処が良いのか良く分かりません。まあこの手のワインの勉強不足なのだと思います。辛口のシュナン・ブランで美味しいワイン教えて下さい。
2009/02/17
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タヴァーンの玉木ソムリエ入魂の一本ですが、07を久しぶりに真面目に飲んでみました。2006年のあの癒し系の甘い余韻は姿を消して、やや酸が立ったサンセールらしい味です。個人的には06の方が圧倒的に好きですね。07の方がビオ臭さもやや強く、硬質な感じです。でも相変わらず不思議なワインです。どこか07は07なりに魅かれる所がありますね。もう一年位置いて飲むと違うのでしょうが、楽天でも早くも売り切れです。06は96点と高得点付けましたが、07は現状では90点が妥当だと思います。3本位セラーで寝かせてみましょう。
2009/01/14
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【1本から送料無料!】 ヴーヴレ・ペティアン[2004] ティエリー・ピュズラ(ニコラ・ルナール)【1117モバイル送料無料】 先日飲んだラシーヌが輸入しているティエリー・ピュズラの劣化酒です。如何に自然派とは言え、この完全にシェリー化したワインを有難がって飲むのでしょうか??????
2008/11/28
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72時間限定!今なら当店だけポイント最大10倍(~11/24 23:59迄)ヴーヴレ・セック[2004] ティエリー・ピュズラ(ニコラ・ルナール) CP00残念ながら完璧な劣化酒でした。色は異様に濃いめの黄金色、香はシェリー酒、ヒネ香、カビ臭、胡瓜やスイカの皮の匂いです。味もバランスが完全に崩れています。飲んだ方の感想を読むと微発泡酒の様です。全く泡はありませんでした。想像するに熱劣化か、力のない04の白ワインを今頃飲む方が無理なのか・・・古い05以前のヴィンテージの白ワインを買うときはご注意下さい。
2008/11/24
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トゥーレーヌ ソーヴィニョン [2007] (ティエリー・ピュズラ) CP82はっきり言って発泡酒です。グラスに注ぐと泡がシャンパンと同様に立ち上がります。まあこう言うワインもあって良いと思いますが、もう少しアナウンスした方が良いと思います。知らずに飲むと少々驚きます。味的には軽い感じの辛口白ワインです。
2008/11/19
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【数量限定】ドメーヌ・デ・ルーエ サンセール・ルージュ2005【1027PUP10】★10/31(金)AM9:59まで!ポイント10倍! CP92先ほど飲んだワインの赤です。ビオのピノノワールでサンセールですから、予想通り軽くて柔らかいワインでした。特徴はヨーグルトの香りです。色は薄めのピンクに近いルビー色、香はヨーグルト、ラズベリー、ハーブ、味わいはチャーミングな酸、繊細な果実味、しっかりとしたタンニン、バランスの良いビオワインです。ブルゴーニュのピノより軽くて繊細です。同じセバスチャンが作るロードナスより更に軽いですね。梅酢の匂いはしないので、ビオが嫌いな人でも飲めます。
2008/10/29
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ドメーヌ・デ・ルーエ サンセール・ブラン2006【1027PUP10】★10/31(金)AM9:59まで!ポイント10倍! CP90辛口の真っ当なサンセールです。ミネラル感も強く、厳選されたビオ葡萄から作らているのがよく分かります。新しいドメーヌの様ですが、作っているのはあのアクメニエを作っている奇才のセバスチャン・リフォーです。セバスチャン・リフォーの作る白はこれで3種類の様です。アクメニエ、スケヴェルドラ、ドメーヌ・ルーエです。まあ普通に飲んでサンセールと思えるのはこのルーエだけでしょう。アクメニエはよくACサンセールにパスしたと思います。たっぷりとしたエキス分とミネラル感、香は正統派のソービニヨン・ブランらしく、爽やかです。料理にもよく合う、良いワインだと思います。良く冷やしても美味しいですが、温度が上がって来ても飲めます。並のサンセールではありません。ディディエ・ダグノーやアルフォンソ・メロと互角に戦えます。販売店資料よりサンセールで情熱的なワイン造りを行うセバスチャン・リフォー。ビオロジック栽培の健全なソービニヨンブランが醸し出すハーブ系の華やかな香り、自然なマロラクティック発酵によるリッチでミネラリーな味わい。
2008/10/29
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◆サンセール・ブラン・エドモンド [2005] アルフォンス・メロ CP92先日も飲んで美味しかったので、また開けました。白で4000円ですから高級ワインです。でも本当にさりげなく旨いワインですね。サンセールでは秀逸なワインだと思います。セヴセバスチャン・リフォーとかディディエ・ダクノーとか良い作り手はいますが、これは本当にバランスが良いですね。この人の他のワインも数種類飲みましたが、酸が強過ぎたり、ミネラル感が強過ぎたりして、ちょいとバランスを崩した物が多いと感じたのですが、このエドモンドは違います。分析的に飲めば、幾らでも表現できるのですが、本当に分析する事を忘れる位、普通に飲めるのです。バランスの良さが白ワインにとって非常に大事だと言う事を痛感させられる一本です。旨い!!
2008/10/10
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◆サンセール・ブラン・エドモンド [2005] アルフォンス・メロ CP92これは非常に楽しくて良いワインです。最近飲んだ白の中では秀逸です。うま味がはっきり分かるワインです。高級感があるのですが、ドンドン飲めます。他にこれに代わるワインはありそうでありません。実によいですよ。メロのワインを数本飲んでいますが、買うならこれでしょう。4000円は高いですが、お買い得だと思います。
2008/09/30
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◆サンセール・ブラン・ジェネラシオン・XIX [2005] アルフォンス・メロ CP86よいサンセールですが中途半端です。特徴も弱いし、このワインでなくてはと言う何かが足りません。まあまあ良いでは白に3500円出さないでしょう。販売店資料よりサンセールで、最大の造り手で長い伝統を守り続けているのがアルフォンス・メロ。ワインに対する職人気質的な情熱は年々増しており、リリースされるワインは、フランスの有名レストランで必ずと言っていいほどワインリストに掲載されています。ワインの品質を現代的に改めたのは、次期当主となる19代目のアルフォンス・エドモンド・メロで、サンセールでは珍しく、白ワインの醸造にオーク樽を使っています。伝統を継承していくためには、厳格さと並々ならぬ努力の継続と、更に新しいもの物へもチャレンジしていくことで現代と融合していくという、まさに本物たる真価を確信させてくれるのがアルフォンス・メロです。
2008/09/30
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サンセール ルージュ ロードナス[2006] セバスチャン リフォー CP90サンセールの赤ワインです。ピノノワール100%でしょう。非常にフレッシュで魅力的な赤ワインです。色も淡いルビー色です。香は甘酸っぱいベリーの香りです。自然派のワインですが、ビオ臭くはありません。プリューレ・ロックの赤ワインをもっと軽くした感じです。これで値段が3000円なら沢山買っても良いのですが、4800円はちとお高いですね。
2008/09/23
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