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ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ フィクサン [2010]750ml 93これは素晴らしいワインですね。フィクサンはコート・ド・ニィイでも格下のAOCですが、栽培・醸造技術が良くなって美味しいワインが増えて来ました。このワインは2004年から毎年買っていますがハズレの無い香りの良いワインだと思います。モンジャールもワインの作りに対する迷いが消えて、ここ数年素晴らしいワインを生み出しています。特に重厚さを捨てて、繊細で香り立つワインを目指して良くなって来たと思います。ACブルゴーニュからグランエシェゾーまで等しく美味しい良いワインを作っていて、価格もリーズナブルなのが良いと思います。とにかく香りが素晴らしい・・・チャーミングで甘いベリーの香りがたまりません。味わいはフィクサンらしい固さと粗さは微妙に感じますがクラスを超えたワインだと思います。一口飲んでニンマリ出来るワインです。販売店資料より2010年はアペラシオンによっては50%もダウンしてしまったところもあったそうで、それを「自然の成せる業だからね」と、素直に受け入れるモンジャール氏 平均樹齢40年。所有面積1.58ha。新樽比10%。除梗100%。 香ばしく焼いたパンを連想させるイースト香など新樽を10%加えるだけでも木の香りの要素が強く感じられる。ジュヴレ・シャンベルタンに隣接していることもあり、非常に良く似ており、濃密さと奥行きがあり、しっかりとしたタンニンがある。高いポテンシャルを感じさせる造り。
2013/04/11
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ジュヴレ・シャンベルタン[2005] クロード・デュガ【あす楽_土曜営業】村名のジュヴレを此処まで濃く作る人はいないでしょう。北米向きと言うか・・・・まあ凄いワインだとは思います。まずグラスの底が見えません。色も圧倒的に濃いです。樽香も利いていてバニラ香やチョコレート香を感じます。アルコール感も強く感じリキュール感もあります。でもこれはこれでとても美味しいと言うか好きな人は嵌まるでしょう。特に赤身の牛肉には良く合うワインです。ステーキならクロード・デュガ 、シャランの鴨ならルソーと言う感じでしょうか・・・・販売店資料より2005 Domaine Claude Dugat Gevrey ChambertinWine Advocate #170Apr 2007 David Schildknecht 89 Drink: N/A $80-$176 (80)The 2005 Gevrey-Chambertin (and all of the wines that follow it in Claude Dugat's line-up) was bottled only a week before I arrived, but any tendency these wines had to seem unyielding struck me as part and parcel of their personality and the vintage rather than a result of their recent (unfiltered) bottling. This comes from numerous parcels, most of them below the route nationale. Aromas of dried cherry and cranberry with whiffs of wood smoke and oak resin lead to a concentrated, sweet yet pithy, chewy palate of chocolate-dipped and kirsch-saturated dried cherries, with firm tannins and noticeable oak but undeniably persistent sweetness in the finish. I confess to finding this more formidable than loveable. The structure and concentration suggest at least 8-10 years aging, although I am uncertain about what will emerge as this wine's primary sweetness recedes.
2012/09/21
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アルマン・ルソー [2009] ジュヴレ・シャンベルタン 750mlアセロラ香があってエレガントで繊細なワインを作るルソーですが、05はやはり濃いですね。ブラックベリーとスパイス感があります。でも他のワインと比べると圧倒的にエレガントで貴賓があります。余韻も長くただ薄いワインとは全く違います。誰が飲んでも美味しいと思わせる魅力、透明感があって繊細なのにうったえて来るものがあります。最近はジュヴレも良い生産者が多く、値段的にはデュガ・ピィ、クロード・デュガ、ドニモルテ等が良い値段付いていますが、ルソーのワインはこれ見よがしな不自然さが全くなく、歴史に裏打ちされた貫禄を感じます。ヴォーヌ・ロマネのDRC、シャンボールのヴォギュエと並ぶブルゴーニュの3大ドメーヌと言って良いと思います。販売店資料より2005 Domaine Armand Rousseau Gevrey ChambertinWine Advocate #170Apr 2007 David Schildknecht (88-90) Drink: N/A $186-$230The domaine's 2005 Gevrey-Chambertin represents a union of fruit from many different parcels south and east of town for which the fruit was de-stemmed. Flatteringly sweetly-fruited, indeed subtly candified on the nose and palate, it offers a roasted underlying meatiness and subtle hints of caramelization continuing with a satisfyingly sweetly-rich, gentle finish. In short, as is the proprietor's intent, this is "supple and agreeable" not to mention reeking of vintage-typical ripeness. With Eric Rousseau taking over increasingly from his father Charles, bottling may end up being slightly earlier than in the past, but such routine features as triage exclusively in the vineyards (not the press house), the inclusion of whole clusters and stems, precocious malolactic fermentation (although in 2005 and 2006, at least, Rousseau says he didn't force this), reliance on older barrels, and an eventual light plaque filtration for all wines remain as before. Given the long-running success of these Pinots in subtly yet insistently conveying the distinct personalities of their sites and standing the test of time, some might well ask "why change the recipe?" while others will wonder whether the wines could be made even better. In any event, nature conspired to hand the new generation a vintage of historic dimensions.
2012/09/19
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流石05と言うワインです。リキュール感があって村名とは思えない存在感とスケール感を感じます。もう10年して飲んでも良いかな・・・でも今飲んで美味しい!!と言う感じの大物です。2005年のニコラ・ポテルは絶好調で凄い評価を集め、超人気でした。このワインもブラインドで飲んだら一級だと思うでしょう。香りも濃いし、果実実も濃い、タンニンはエレガントで、舌触りは滑らかで最高です。この蔵の最後の傑作となるか・・・・No.91071ニコラ・ポテル ジュヴレ・シャンベルタン2006 375ml
2012/09/18
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楽天最安値に挑戦中![2009] ジュブレ・シャンベルタン モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ(750ml 赤)【YDKG-t】この人のワインはドメーヌにしては生産量が多いのでブル・マニアからは敬遠されているが2005年以降のワインは非常に素晴らしく、無理な抽出感が全くなく中道からやや薄旨系のワインで、非常にシルキーで素晴らしい。ヴィンテージによってはエシェゾー等がふぐ刺しにも合う位エレガントです。このワインも非常に綺麗な美しいお花畑の様な香りが立ちこめ、味わいも非常にシルキーでエレガントで華やかなワインに仕上がっています。モンジャールの2005年の不思議さは特筆すべきで、リリース直後のワインはとても軽く、エシェゾーでもボジョレー並の軽さを感じて皆を心配させました。しかし徐々に濃さが出て来て今では立派な05らしい特級の風格を持っています。このジュヴレも同様で徐々に大人の酒に開花していった不思議なワインです。良いですよ!!販売店資料より 平均樹齢40年。果実味、タンニン、酸のバランスがよく、現段階でも飲み心地が良く完成されてきている。香りの華やかさは特筆すべきもので黒果実、ミネラル、スパイス、赤い花などの豊かな香りが複雑に絡み合っている。シルキーで継ぎ目も無くしなやかな飲み口は多くのファンを増やすことだろう。18世紀末以来ヴォーヌ・ロマネ村に居住し、ワイン生産に従事してきた名門ドメーヌであるモンジャール・ミュニュレは、総面積25haとブルゴーニュではかなり大規模なドメーヌで、ブルゴーニュの生産者組合等の要職を長年務めたジャンが取仕切って、力強さに溢れたワインを生み出してきた。 現在では息子のヴァンサンが8代目としてドメーヌを率い、1990年代初頭から栽培も環境に配慮している。所有する区画は、コート・ド・ニュイからコート・ド・ボーヌまで広範囲に広がるが、特筆すべきはその樹齢の高さであろう。エシェゾーのヴィエーユ・ヴィーニュで70年以上、他のグラン・クリュも平均で50年程、その他の畑も30年から40年といった安定ぶり。 ぶどうは収量をしっかり切り詰め、100%除梗、軽くマセラシオン・ア・フロワを行い色素、エキスを抽出し、開放のイノックスのタンク及びコンクリート槽でのアルコール発酵となる。その際、果汁の移動は余計な負荷はかけずにおこなっている。新樽はグランクリュに多くても6割ほど、プルミエクリュで3~4割、ヴィラージュで2~3割という比率。そしてフィルター無しで瓶詰め。10年ほど前にピュリニー・モンラッシェを取得し、その後もジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー等、コート・ドールを代表するアペラシオンを続々と収めている、今後が愉しみなドメーヌである。なお、グラン・エシェゾーは1999年ヴィンテージよりヴァンサンの名を冠したドメーヌ・ヴァンサン・モンジャールとして発表。またドメーヌ・モンジャール・ミュニュレの年産10万~12万本、75%を占める輸出量のうち、2年前からは日本が最大の顧客となっており、実際ファンは多いドメーヌだ。グランクリュだけでなく、サヴィニー・レ・ボーヌや手軽なヴォーヌ・ロマネやニュイ・サン・ジョルジュの評価も高く、ブルゴーニュファンに人気の高いドメーヌです。
2012/09/16
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ジュヴレ・シャンベルタン[2005]ジョルジュ・リニエこのジュヴレも味的には薄旨系でもなく、濃い系でもない、中道路線の真っ当なワインです。強かったタンニンも減って飲み頃になって来ました。適度に腰もあって、香りが立ちあがるのに時間が必要です。グラスに注いで1時間位経つと香りも深みが増して、味わいも複雑さが出て来ます。ジュヴレらしさをきちんと描いた秀作です。販売店資料よりジョルジュ・リニエはモレ・サン・ドニに本拠を構えるモレサンドニ村を代表するドメーヌで、小粒ではありますが非常に優れた畑をいくつか所有し芳醇で瑞々しく力強く個性の際立つワインを生み出すことで知られています。ユベール・リニエは従兄弟にあたります。 ブルゴーニュの伝統的な手法を重視して守り続けており、耕作に於いては堆肥のみ使用し化学肥料などは一切使用しません。 13℃で5日間の低温浸漬の後、培養酵母などは用いず、野生酵母のみで発酵。その後、濾過処理して瓶詰めを行います。新樽は特級には100%、その他は30%使用し18ヶ月樽熟成させます。 比較的エレガントで優しい風味に仕上げてくるためにパワフルなワインを求める評論家からは低い評価をされがちですが、これもここのスタイル。正直申しまして偉大な造り手とまでは言えませんが、早くから香りも開き、価格も廉価ながら綺麗に村の個性を映し出した、極めて優良なピノノワールだと思っています。
2012/09/11
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ドメーヌ・クリストフ・ブリチェック・ジュヴレ・シャンベルタン・オー・エシェゾー 2005この人のジュヴレはオー・エシェゾーしか持っていないので、ヴィンテージによって書かれていませんが、中身はオー・エシェゾーだと思います。如何にもジュヴレらしいワインに仕上がっています。最初はまだ全ての要素が見えませんが徐々に複雑さが出て良くなって行きます。地味な作り手ですが、丁寧な作りを感じます。味的には薄旨系でもなく、濃い系でもない、中道路線です。05のパワフルさも消えて、良い感じの集中力のある果実感が素晴らしい。値段的にも無難なのでお勧めのワインです。2010年からエチケットのデザインも変わりました。ジュヴレ・シャンベルタン・オー・エシェゾー・ドメーヌ・クリストフ・ブリチェック[2010]Gevrey Chambertin “Aux Echezeaux” [2008] Domaine Christophe Bryczek販売店資料よりポーランド生まれのジョルジュ・ブリチェックが1953年に創設したドメーヌで、現在は少しづつ買い足していった畑3haを長男のエドゥアールに引き継ぎ、ワイン造りが行なわれております。ブドウ栽培においては、有機肥料を使用し除草剤は使用しない。厳密な剪定と芽掻き作業によって確実な収量制限をおこない、ブドウ樹一株あたり、収量は6~8房。1999年の豊作の年でも、多くのドメーヌはPLC(等級上昇限度制)を申請し基本収穫量の40%増(通常は20%増まで。99年は特例)の収穫量をあげたが、エドゥアールはこのような制度には目もくれなかった。収穫は手作業で行い、果実を傷めないよう小箱を使用、コンクリート・タンクにて天然酵母(収穫の4日前に摘んできたブドウを小樽の中でつぶして諸味を造り、醸造の際に使用)のみを用いて進められる。醸造期間は34℃以下で10~12日。特に低温浸漬はおこなわない。皮成分の過度の抽出は好まず、32~33℃で短期間行うのが良いとの事。アルコール発酵中はピジャージュとルモンタージュを併用。樽熟期間は18ヶ月。はじめの6ヶ月は新樽(女性的優しいアリエ産と風味の穏やかなニエーヴル産を50%ずつ使用)を用い、7ヶ月目に3年目の樽に移し樽熟成を継続する。樽熟期間中、2回の澱引きを経て、卵白で清澄後ビン詰、濾過はしない。シャルム・シャンベルタンから僅か3mの距離!!プルミエ・クリュとしての実力は十分にあるオー・エシェゾー♪!!今回はさらに特価でのご紹介です♪!!「オー・エシェゾー」はシャルム・シャンベルタンに隣接し、南側はモレ・サン・ドニのコミューンになります。格付けはされていない畑ですが、全ての所有者がモレ・サン・ドニの生産者である為か、その品質に対して過小評価されているようですが、プルミエ・クリュとしての実力は十分にあると言われています♪!!抜栓直後に香る濃いベリージャムのような芳しき香にテンションは上がり、その後4~5時間置くと、このワインの素晴らしい全貌がどんどん現われてまいります。最高に芳しい。。。この一言♪!オー・エシェゾーは初めて飲みますが、明らかに通常のジュヴレイ・シャンベルタンとは一線を置きます♪!シャルム・シャンベルタンから僅か3mの距離にある為、高品質で柔らかい風味♪平均樹齢は40年の畑なので、さらにしなやかで、繊細な果実を持っており、余韻も上質で長く、コストパフォーマンスの高さは抜群です♪!!!ここ最近のブルゴーニュにおける価格の高騰を考えますと、4000円台にてこういうコスパに恵まれたワインを飲める喜びをヒシヒシと感じます♪「飲むたびに美味い」「ほんと美味しい」買ってよかったぁ~って絶対思って頂けるワインなのです♪!!!かなりの出来ですので、熟成を必要とするワインですが、若々しさを楽しむには、デキャンタして頂くか、抜栓後5時間程置いて頂いてからお楽しみ頂ければと思います♪!!※下記はクリストフ・ブリチェックの2005年物のコメントです♪とても上質でビロードのようになめらか、Charme Chambertin に近い。フィネス、柔らかさが際立ち、口中では甘みが放たれ、丸みを帯びている。森の黒い果実の香り。
2012/09/10
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[2006] シャンベルタン 特級畑 750ml(ジャン・クロード・ベラン)赤ワイン【コク辛口】【楽ギフ_のし宛書】【YDKG】円高還元【ワイン】 CP97これは凄いです!!特級のシャンベルタンが何と6000円ですよ。これぞ円高の恩恵でしょう。畑はルソーの近くで、ルイ・ラトゥールが所有していた畑です。ルイ・ラトゥールのシャンベルタンより美味しいと思います。香りも良いし、特級らしいボディもあります。スケール感もあって06らしい果実感も豊かです。今飲んでも十分美味しいし、寝かせても良いと思います。販売店資料より ≪ワイナート 94-96点≫ 強烈なタンニンとミネラルが、微動だにしない堅固な構造を作る、極めてシリアスなワインだが、凝縮した甘い果実味が構造を覆い、陶酔的においしい。余韻は驚くほど長い。チェリーとミネラルの、ピュアで華やかな香り。ジャン・クロード・ベランは、サントネに5代続くワイン農家である。ドメーヌを代表するのは、やはりサントネ、マランジュ、シャサーニュの赤だろう。キリリとしたミネラル感が特徴的な、気品のあるサントネもよいが、とりわけシャサーニュ・プルミエ・クリュ・モルジョは、この有名な畑に植えるべきはシャルドネではなくピノ・ノワールなのだと改めて確認することができる、完成度の高いワインである。お買い得なブルゴーニュを捜しているなら、これらのワインを勧めたい。とは言え、ラインナップで目を惹くのは、クロ・ド・ラ・ヴィーニュ・オー・サンをはじめとする複数のコルトンとコルトン・シャルルマーニュ、そして、シャンベルタンである。クロ・ド・ラ・ヴィーニュ・オー・サンといえば、ルイ・ラトゥールのモノポールだと思っていた。実際、かつてはそうだったのだが、ベランがラトゥール家の親戚であるフランソワーズ・ヴィエイヤールと結婚したことで、その一部を引き継いだ。もちろんシャンベルタン区画もそうで彼らが入手したのは1987年のことである。ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ地域の一番南部にある「 サントネー 」に拠点を置く秀逸蔵、ジャン・クロード・ベラン 5世代続く小さなドメーヌで全くノーマークの無名の蔵でしたが、お嫁さんが、なななんと、超大御所「 ルイ・ラトゥール 」から来まして、「 シャンベルタン 」、「 コルトン 」、「 コルトン・シャルルマーニュ 」などの、スーパー特級畑ももれなく付いて来たのです!そして、最高峰のこれらの畑から生まれたワインは、大変な高評価を獲得。で、嬉しいのが、世界中のブルファンの憧れのシャンベルタンの価格が、無名時代のベランのままだったのです。さあ、このベランのシャンベルタンの区画は、またものすごい好立地で、あの、「 アルマン・ルソー 」の垂涎のシャンベルタンのすぐ傍にあるのです。日本でも、人気ワイン誌「 ワイナート 43号 」のシャンベルタン特集で、「 ラトゥール家から畑を引き継いだ注目のドメーヌ 」「 ベランのシャンベルタンは、凝縮した果実味と堅牢なミネラル感 が高次元で調和する作品。 」「 クリマの個性がよく表現されているし、真面目で安定感がある。ここのシャンベルタンは、もっと知られるべきだと思う。 」と、大々的に紹介され、2006年シャンベルタンは、なんと、94~96点! のハイスコアを叩き出しました。強烈なタンニンとミネラルが、微動だにしない堅固な構造を作る、極めてシリアスなワインだが、凝縮した甘い果実味が構造を覆い、陶酔的においしい。余韻は驚くほど長い。チェリーとミネラルの、ピュアで華やかな香り。 と、シャンベルタンの畏怖堂々たるその風格に大絶賛!あの大評論家パーカー氏も「 ワイン・バイヤーズ・ガイド 」の中で、構造のしっかりした、よくできたワインで、最高のヴィンテージのものはかなりのお値打ち品である。 と、太鼓判を押すまさに隠れた名品です。 【ジャン・クロード・ベラン】シャンベルタン[2004](赤)
2012/08/23
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アルマン・ルソー [2009] リュショット・シャンベルタン クロ・デ・リュショット 750mlリュショット・シャンベルタンの上段の中央部分にクロ・デ・リュショットと言う区画が1.1haある。その単独所有者がルソーです。ですから他の作り手のリュショットよりより優れた区画を独占しています。リュショットの特徴は荒地です。特級の中でも最も標高が高く石灰岩質が多く、一番厳しい条件です。この厳しさがワインに出て08はイカツイ、ゴツさのあるワインでした。09は比較的まとまっていて飲みやすいですが、この畑の特徴である深いミネラル感と、硬質なタンニンは健在です。通向きの区画とも言えますが、09は畑の厳しさより、良年特有の葡萄の優しさが全面に出ています。しかし熟成させると独特なリュショットらしさを出して来る事でしょう。8年後が楽しみなワインです。販売店資料より2009 Domaine Armand Rousseau Ruchottes ChambertinWine Advocate #194May 2011 Antonio Galloni (90-93) Drink: 2019 - 2039 $361-$695The estate's 2009 Ruchottes-Chambertin is long, pretty and supple in its crystalline expression of fruit. Impeccable and classy throughout, the Ruchottes is one of the more seductive wines among the 2009s. Anticipated maturity: 2019-2039. 唯一のモノポール(単独所有畑)、ドメーヌの是非を左右してしまうモノポールはどの生産者においても、力の入れようが違うように思います。マジ・シャンベルタンのすぐ上の高い位置にあり、小石の多い土壌は非常に優れた日照条件を備えています。高度の高さゆえ、ミネラルとキレのある酸による骨格が特徴で、比較的シャンベルタンやベーズよりも早いうちから楽しめるものです。- 『リアルワインガイド32』 より -エレガントで心地良い香りはそのままに、力がより増してきた。そして複雑性もグンとアップし、ブドウからの燻香とクリーミーさもある。口に含むとさすがリュショット、優しさにあふれ、うま味に満ち、一切の攻撃性のない見事な味わい。特に味のバランスが最高で、甘みと酸、そしてほろ苦さが心から美味しいと思わせる。そして余韻もその味わいバランスのまま長く続く。 <10年06月試飲>今飲んで90+点 ポテンシャル91+点飲み頃予想 2012~2025年ジュヴレ・シャンベルタンの顔他の追随を許さないその滑らかな飲み口とバランス 説明もいらないほど、ブルゴーニュ好きなら誰でも知ってるドメーヌ。 ジュヴレ・シャンベルタンの顔的存在。 シャンベルタンの中でも最も敬愛されているドメーヌで、 正真正銘のシャンベルタンの見本のようなワインを造ります。 ドメーヌの総面積14ha弱のうち半数以上の8haを、シャンベルタン やクロ・ド・ベーズなど6銘柄の特級畑が占めています。 残りもプルミエ・クリュが3haと、所有する区画のクオリティの高さ は他に例を見ません。 ブドウの平均樹齢は45年以上で、中には1924年と1954年 という古樹もあります。 1ha当たり、25~35hlという低収量で収穫されるブドウは、伝統 的手法により各要素のバランスが取れた素晴らしいワインに 仕上がります。 出来上がるワインはリリース直後でさえ、滑らかな口当たりと バランスのよさが堪能できる素晴らしいもの。 テロワールの異なりもしっかりと感じ取れるワインながら、 ミレジム毎の出来、不出来はあまり見られないという、ある 意味理想と言っていいワインです。地元ジュヴレのみならず、 ブルゴーニュ、さらには世界各地の多くのピノ・ノワールの 造り手たちの指標ともなっているドメーヌです。 *...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...* 初代アルマンがジュヴレの村にドメーヌを設立したのは 1909年。その後10年ほどの間にシャルムからクロ・ド・ラ・ロシュ、 シャンベルタンなど、グラン・クリュを次々に購入しました。 さらに1930年代にはニュイのアンリ・グージュ、ヴォルネーの アンジェルヴィーユなどとともに元詰めを開始、栽培から瓶詰め まで行なうドメーヌものの先駆けとなりました。 *...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...* 1959年にドメーヌを継いで以来今日まで、酒質の向上と区画の 拡大に尽力したシャルルの後を、長男エリックが率いています。 エリックの持論は「ワインの8割はぶどうで決まってしまう」と いうもので、日頃は畑での作業に余念がありません。 2004年以降、シャンベルタンの区画は馬での耕作を行うように なりました。さらにエリックは、発酵槽をイノックスに変更、カーヴ の増設やピジャージュ・システムの導入、空調施設の完備など、 常に細部の刷新を怠りません。 偉大な個性、洗練さ、優美さ、調和、芳醇さを兼ね備えて いるワインは、シャンベルタンがブルゴーニュ最高峰銘柄の ひとつであることを十二分に立証しています。主要畑一覧グラン・クリュシャンベルタン2.2haシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ1.4haリュショット・シャンベルタン・クロ・デ・リュショット1.1haシャルム・シャンベルタン1.4haマジ・シャンベルタン0.5haクロ・ド・ラ・ロシュ1.5haプルミエ・クリュジュヴレ・シャンベルタン・クロ・サン・ジャック2.2haジュヴレ・シャンベルタン・ラヴォー・サン・ジャック0.5haジュヴレ・シャンベルタン・カズティエ0.5haヴィラージュジュヴレ・シャンベルタン2.2ha
2012/07/19
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アルマン・ルソー [2009] マジ・シャンベルタン 750mlマジはクロ・ド・ベーズの北側にくっついた小区画の特級です。大御所の2つの特級を除けば最も強いテロワールです。シャルムの優しさ、マジの強さは対照的ですね。ルソーはこうしたテロワールの特徴を見事に描き出します。09は良い年だったので葡萄が良いので、若干スポイルされていますが、熟成が進むにつれてもっと強くテロワールの個性が出て来るでしょう。造りが例年ブレ無いので、非常に勉強になる作り手です。骨格のしっかりした大地香の強いシャンベルタンが好きならマジを選んで下さい。今飲んでも美味しいですが10年後も実に楽しみなワインです。2009 Domaine Armand Rousseau Mazis ChambertinWine Advocate #194May 2011 Antonio Galloni (91-94) Drink: 2019 - 2039 $338-$600The 2009 Mazis-Chambertin is a gorgeous, complete wine that reveals considerable elegance and complexity in its vibrant fruit. This elegant, mid-weight Mazis boasts incredible class, harmony and finesse in the way it shows the multiple facets of its personality with time in the glass. Anticipated maturity: 2019-2039.
2012/07/19
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アルマン・ルソー [2009] シャルム・シャンベルタン 750ml何時もながらチャーミング(シャルム)なワインです。実は個人的には一番好きです。これがある意味最も薄旨系と言って良いでしょう。早熟でエレガントで、香りが出て来るのも早いです。パンチはカズティエの方がありますが、香りの立ち方と、滑らかさ、エレガントさで買っています。また骨格のしっかりとしたミネラルがこのワインが特級である事を物が立っています。淡いルビー色、澄んだラズベリーとアセロラの香り、豊潤な果実の香りと優しい大地の腐葉土の香り、甘酸っぱい果実味、硬質感の残るタンニン、深く切れの良い酸、見事なバランスで飲む人を引き付けます。冬には天然のふぐ刺しと一緒に飲みたいです!!販売店資料よりドメーヌ アルマン ルソー グラン クリュ シャルム シャンベルタン 生産者ドメーヌ・アルマン・ルソー生産地ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ジュヴレ・シャンベルタン村特級畑シャルム・シャンベルタンA O Cシャルム・シャンベルタン・グラン・クリュ畑面積1.37ha所有(石灰粘土質の土壌で南東に面し、何年間も、どんな肥料も使われていない。)ブドウ品種ピノ・ノワール100%収 穫*完全な手摘み収穫。(傷んだブドウを計画的に選別し除去し、ブドウが潰れることを避けてデリケートに処理。)収 量1haあたり30~35hlの伝統的低収穫醗酵・醸造*伝統的な方法を用いて、90%除梗。*蓋なしのステンレス製の温度管理機能付き大桶で15日間の醗酵。*一度アルコール醗酵が終わると、圧搾機でデリケートに圧搾。*24時間静置後、オーク樽に入れ替え。*冬の間にマロラクティック醗酵をするため貯蔵室で静置。熟 成ミディアム・ローストに処理されたオークの樽(新樽率100%)で、18~24ヶ月間熟成される。諸処理*醗酵中に、通常のルモンタージュとピジャージュ実施。*必要に応じて、熟成期間中の終わり頃に2~3回澱引き実施。*時々、卵白によるわずかな清澄処理ととても軽いろ過処理を実施。*1年に2回、5月~6月と8月~9月に瓶詰 (アサンブラージュのあとに樽から直接重力を利用し、いつも温度管理された貯蔵室で実施。)。タイプ赤のフルボディ特 徴花のような香りや赤い小さな果実の香りに溢れ、非常に上品でしなやかなスタイルで、6~7年後から飲み頃に。料理チーズ牛や子羊のパテ、鶏の赤ワイン煮など肉料理がよく合う。チーズは、白カビソフトタイプのカマンベールやブリー、ウォッシュ・ソフトタイプのポンレベックやショーム、エポワースなどによく合う。テイスティング2011年5月PP(WAポイント)(91-93)公開媒体:Wine Advocate #194 (2011-05-02)レビュアー:Antonio Galloni 飲み頃:now-2029 The 2009 Charmes-Chambertin emerges from the glass with lovely radiance and openness in its ripe, juicy fruit. The Charmes is already rather forward, and at this stage appears to be a relatively early-maturing wine. The oak is also a bit pronounced. Sweet, textured floral notes wrap around the long, polished finish. Rousseau's Charmes is technically 60% Mazoyeres. Anticipated maturity: 2015-2029. テイスティング2011年5月PP(WAポイント)(91-93)公開媒体:Wine Advocate #194 (2011-05-02)レビュアー:Antonio Galloni 飲み頃:now-2029 The 2009 Charmes-Chambertin emerges from the glass with lovely radiance and openness in its ripe, juicy fruit. The Charmes is already rather forward, and at this stage appears to be a relatively early-maturing wine. The oak is also a bit pronounced. Sweet, textured floral notes wrap around the long, polished finish. Rousseau's Charmes is technically 60% Mazoyeres. Anticipated maturity: 2015-2029.
2012/07/19
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アルマン・ルソー [2009] ジュヴレ・シャンベルタン カズティエ 750ml畑はクロ・サン・ジャックの北側で傾向の似たワインが取れます。ラヴォー・サンジャックよりもルソーはカズティエを上級として扱っていますし、パーカーも同様な評価を与えています。 2009 Domaine Armand Rousseau Gevrey Chambertin Lavaux St Jacques (90-92) Young 157-202 2009 Domaine Armand Rousseau Gevrey Chambertin les Cazetiers (91-93) Young 216-295先程の村名と比べると明らかにスケール感が大きく、黒系果実の香りも強く、色も僅かですが濃いです。味も複雑さがあって十分他のドメーヌの作るシャンベルタンに負けていない力を持っています。ただルソーらしさはしっかりあって、軽い喉越し、綺麗な酸、アセロラ香は健在です。6年後位に真価を発揮して来るでしょう。 Domaie Armand RousseauGeverey Chambertin Premier Cru Les Cazetieres 2009Borgogne Red Dryドメーヌ アルマン ルソージュヴレ シャンベルタン プルミエ(1er) クリュ レ カズティエール生産者ドメーヌ・アルマン・ルソー生産地ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ジュヴレ・シャンベルタン村1級畑レ・カズティエールA O Cジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・カズティエール畑面積0.6ha所有ブドウ品種ピノ・ノワール 100%平均樹齢55年以上収 穫完全な手摘みで行い、傷んだブドウを計画的に選別し除去し、ブドウが潰れることを避けてデリケートに処理。(1haあたり30~35hlの伝統的な低収穫)醗酵・醸造伝統的な方法を用いて、90%除梗し、蓋なしのステンレス製の大桶で15日間の醗酵、通常のルモンタージュとピジャージュ、最高31~32℃に厳しく温度管理され、一度アルコール醗酵が終わると、圧搾機でデリケートに圧搾される。その後、24時間静置し、オーク樽に入れ替え、冬の間にマロラクティック醗酵をするため貯蔵室に移す。熟 成ミディアム・ローストに処理されたオークの樽(新樽率100%)で、18~24ヶ月間熟成される。諸処理必要に応じて、熟成期間中の終わり頃に2~3回澱引きが行われ、時々、卵白によるわずかな清澄処理ととても軽いろ過処理を施された後、1年に2回、5月~6月と8月~9月に瓶詰される。また、瓶詰は、アサンブラージュのあとに樽から直接重力を利用し、いつも温度管理された貯蔵室で行う。タイプ赤のフルボディ特 徴たくましく、いくらか堅固な素朴なスタイルでグラン・クリュに近い力強さを備えるスタイルで、飲み頃は、6~7年後から。料理チーズ牛や子羊のパテ、鶏の赤ワイン煮など肉料理がよく合い、また、チーズは、白カビソフトタイプのカマンベールやブリー、ウォッシュ・ソフトタイプのポンレベックやショーム、エポワースなどによく合う。2009 Domaine Armand Rousseau Gevrey Chambertin les CazetiersWine Advocate #194May 2011 Antonio Galloni (91-93) Drink: 2019 - 2029 $216-$295The 2009 Gevrey-Chambertin Les Cazetiers presents an attractive core of dark fruit, considerable aromatic complexity and plenty of structure to back things up. Fresh, vibrant notes are woven throughout, adding to an impression of reserved, tense coolness. The Cazetiers is one of the more inward wines at Rousseau in 2009. Anticipated maturity: 2019-2029. I tasted the following wines with Frederic Robert, who works alongside Eric Rousseau. In 2009 Rousseau and his team began picking on September 7, the earliest in Gevrey. For the first time the estate used 20% whole clusters on all the wines except for Clos de la Roche, which was closer to 15%. The 2009s were scheduled to be bottled in April 2011. I also tasted a handful of 2008s that were deeply impressive.
2012/07/19
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アルマン・ルソー [2009] ジュヴレ・シャンベルタン 750mlまあ良く出来たワインです。これが最もスソモノですが、流石ルソーと言う作りです。09と言う強い年なので全体に今はテロワールの特徴より葡萄が少し勝っている状態と言って良いでしょう。例年からするとアセロラ香が弱く、ラズベリー香の方が強く出ています。色も09としてはライトな方で、まだ若いので紫色が強いですが、澄んで透明で輝いています。まあこれ見よがしな部分は全くなく、本当に綺麗に出来たワインだと思います。堂々としたジュヴレらしい土から湧きたつミネラルと、余韻の綺麗な酸、硬質感のあるタンニン、果実味も実にエレガントで素晴らしいワインです。喉越しも綺麗でスイスイと入って行きます。時と共に森の下草の香りも出て来て、上質なブルゴーニュの風格を持っています。今飲むならこの村名で十分だと思います。2009 Domaine Armand Rousseau Gevrey ChambertinApr 2012 Antonio Galloni 90 Drink: 2012 - 2021 $110-$159The 2009 Gevrey-Chambertin is pure silk on the palate. Layers of flavor emerge gracefully from this weightless, totally refined wine. A model of understated elegance, the Gevrey makes a great introduction to the wines of Eric Rousseau. Anticipated maturity: 2012-2021. Wine Advocate #194May 2011 Antonio Galloni (87-89) Drink: 2012 - 2017 $110-$159The 2009 Gevrey-Chambertin is a pretty, delicate wine to enjoy over the near term. Crushed flowers, dried berries and sweet spices linger on the ethereal, fleeting finish. Anticipated maturity: 2012-2017. I tasted the following wines with Frederic Robert, who works alongside Eric Rousseau. In 2009 Rousseau and his team began picking on September 7, the earliest in Gevrey. For the first time the estate used 20% whole clusters on all the wines except for Clos de la Roche, which was closer to 15%. The 2009s were scheduled to be bottled in April 2011. I also tasted a handful of 2008s that were deeply impressive. Year Wine Name Rating Maturity Price 2009 Armand Rousseau Chambertin 95+ Young 950+ 2009 Armand Rousseau Chambertin Clos de Beze (92-94) Young 963+ 2009 Armand Rousseau Charmes Chambertin (91-93) Young 238-310 2009 Armand Rousseau Clos de la Roche 94 Young 282-535 2009 Armand Rousseau Gevrey Chambertin 90 Early 110-159 2009 Armand Rousseau Gevrey Chambertin Clos St Jacques 92 Young 529-811 2009 Armand Rousseau Gevrey Chambertin Lavaux St Jacques (90-92) Young 157-202 2009 Armand Rousseau Gevrey Chambertin les Cazetiers (91-93) Young 216-295 2009 Armand Rousseau Mazis Chambertin (91-94) Young 338-600 2009 Armand Rousseau Ruchottes Chambertin (90-93) Young 361-695
2012/07/19
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ジュヴレ・シャンベルタン [2007] クロード・デュガ 【あす楽対応_関東】 94好き嫌いは別にして凄いワインです。凝縮感があって濃密です。シャンベルタンは男性的と言う事を感じさせてくれるワインです。濃厚で濃い系ですが、エレガントさも持っています。男性的で土臭い、旨いジュヴレを飲みたい方にはお勧めです。
2012/02/29
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ジュヴレ・シャンベルタン[2008] アルマン・ルソー 2007 94点よくルソーの村名のジュヴレは大した事ないと言う方がベテラン諸氏に多いですが、素晴らしいワインですね。本当に綺麗なワインだと思います。薄めのルビー色、香りはルソー特有のアセロラ香、そしてラズベリーの甘い香り・・・味わいは綺麗な酸、柔らかいタンニン、チャーミングで豊かな果実味。素晴らしいバランスで村名ワインとは思えない仕上がりです。07の良さを感じるワインだと思います。続いて飲んだ、クロード・デュガの濃い、男性的なジュヴレとは全く正反対のワインですが、私はとても好きなワインでした。
2012/02/28
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リアルワインガイド高得点!【ルイ・ジャド】シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ[2007] 【ジャド3本お買上でトートバッグ】RWG評価高得点!【送料無料】 CP90この日はこのワインはまだ微笑んでくれませんでした。3万超えるワインですから・・・トホホですね。美味しいのですが、価格からすると残念でした。潜在力はあるのでまだ早かったと言う事でしょう。今飲んで美味しいシャペルの更に上のワインですから、これが開いたら凄いのでしょうね。決して濃いワインでは無いし、透明感のある淡い綺麗なワインです。強いミネラルと綺麗な酸は感じましたし、まだ固めのタンニンも健在です。10年後香水の様なワインに変身している事を祈ってしばらく寝かせる事にしました。販売店資料よりルイ・ジャド社は1859年に創立した、ブルゴーニュでも有数のネゴシアンです。1962年にルイ・オーギュスト・ジャドが死去した後、マダム・ジャドはルイ・オーギュストの片腕だったアンドレ・ガジェにこの由緒ある会社の将来を託しました。今日ではアンドレ・ガジェの息子であるピエール・アンリ・ガジェが、同社の社長として運営にあたっています。1998年に本社はボーヌのサミュエル・ラジェイ通りからウジェーヌ・スピュレール通りへと移転し、1500平方メートルの広さを持つ地下セラーは、隣接するジャコバン修道院の地下へとつながっています。 【ルイ・ジャド社】ルイ・ジャド社はネゴシアンとしてブルゴーニュ・ワインの取り引きにかかわる一方、総面積154ヘクタールのブドウ畑を所有する大ドメーヌでもあります。ドメーヌはその所有形態に応じて、ドメーヌ・エリティエ・ルイ・ジャド、ドメーヌ・ルイ・ジャド、ドメーヌ・ガジェ、ドメーヌ・デュック・ド・マジェンタなどに分かれ、それぞれワインのボトルに明記されています。自社畑の範囲はジャヴレ・シャンベルタン村からサントネー村までのコート・ドール全域にわたり、さらに1996年にはボージョレ地区のシャトー・デ・ジャックを入手しました。 格付けのないボージョレは例外として、コート・ドール地区に所有する自社畑のほとんどがグラン・クリュとプルミエ・クリュで占められていることも特筆すべき点です。とくにボーヌ・プルミエ・クリュ・ヴィーニュ・フランシュの一部であるクロ・デ・ズルシュールは、2.75ヘクタールのモノポール(単独所有畑)として有名です。17世紀から知られる銘醸畑で、1826年、まだ一介のブドウ栽培農家にすぎなかったジャド家が買い取りました。1954年から少しづつ植え替えが行われ、平均樹齢35年になるこのピノ・ノワールから、時には他のコミューンのグラン・クリュを凌駕するワインが生まれます。 【ワイン造り】同社のワイン醸造の責任を担っているのは、才知あふれる醸造家のジャック・ラルディエールです。1970年からルイ・ジャドのワインに携わってきた彼のポリシーは、あらゆるワインにおいて、テロワールの個性を最大限引き出すことにあります。そのため、ブルゴーニュ・ワインの醸造にとって重要な役割を果たすオーク樽は、ルイ・ジャド社の資本のもと、1996年、ラドワ・セリニー村に創立した樽製造会社カデュスで作られています。ここでは樽材の乾燥から組み立てまで一貫した生産が行われ、オーク樽の品質を徹底的に管理することができるようになりました。また、1997年の秋にはボーヌ郊外に、最先端の設備を備えた醸造施設が完成。ルイ・ジャド社のワインの品質をさらに高めるに至っています。 以下このサイトよりhttp://www.winenotabi.com/Grand Cru Chambertin Clos de Bezeシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ [所在] Gevrey-Chambertin村[面積] 15.40ha[有名な造り手] Pierre Damoy (5.36ha)Armand Rousseau (1.50ha)Drouhin-Laroze (1.47ha)Joseph Faiveley (1.29ha)Marion (1.00ha)※1994年よりアンリ・ロックが醸造Bruno Clair (98a)Gelin (60a)Louis Jadot (42a)Robert Groffier (41a)Andre Bart (41a)Rebourseau (33a)Thomas-Moillard (29a)Duroche (25a)Jaques Prieur (15a)Joseph Drouhin (12a)2007 Louis Jadot Chambertin Clos de BezeWine Advocate #189 Jun 2010 David Schildknecht 92 Drink: N/A $192-$260 (250) Rose, iris, black tea, humus, cinnamon, black raspberry, and suggestions of red meat complexly scent the Jadot 2007 Chambertin Clos de Beze, following on a firm slightly chewy but satisfyingly buffered and positively dense palate. Ripe raspberry and plum as well as brown spices emphasize the sweet side of the wine's personality as it launches into a long finish. Unlike the corresponding Chambertin, here I suspect that the tannins will remain supportive while fading even further into the fabric of a wine that combines the ripeness and generosity inherent in the best 2007s with an unusual degree of mouthwatering, soy-like savor as well as the structure and energy to support 12-15 years of aging if one chooses.
2011/12/03
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【ポイント最大9倍!エントリーで】(11/30 10:00~12/2 23:59まで)【送料無料】[2005] シャペル・シャンベルタン 特級畑 750ml (ルイ・ジャド)赤ワイン【コク辛口】【楽ギフ_のし宛書】【YDKG-tk】円高還元 2007 CP95これは今飲んで一番美味しいですね。この日の特級の中でも一番香りも出ています。チェリーリキュール系の甘い香りと、薄旨とも言える透明感のある果実味・・・実に素晴らしいです。ルソーとも違いますが、アセロラ香も感じます。色は深く淡いルビー色、香りはラズベリー、アセロラ、チェリーリキュール、軽い胡椒、スパイス、赤錆、血液、腐葉土・・・味わいは綺麗な酸、深いミネラル、豊かでチャーミングな果実味、全体のまとまりがよく球体感の一歩手前と言う感じです。ルソーやルーミエ、ヴォギュエと言ったワインに負けない魅力を持っています。欠点は値段が高い!!事ですね。 以下このサイトよりhttp://www.winenotabi.com/Grand Cru Chapelle-Chambertinシャペル・シャンベルタン [所在] gevrey-Chambertin村[面積] 5.49ha[有名な造り手] Pierre Damoy (2.22ha)Jean and Jean-Louis Trapet (60a)Rossignol-Trapet (55a)Drouhin-Laroze (51a)Louis Jadot (39a)Ponsot (30a) [特徴]名前は1155年に建立されたベーズ修道院の礼拝堂(シャペル)にちなむ。たびたび改修されたこの礼拝堂もフランス革命の際に破壊されて今は無い。シャンベルタン・クロ・ド・ベーズと道(グランクリュ街道)を挟んで反対側。斜面はかなり緩やか。小石の混じる薄い表土の下には固い岩盤がある。まわり他のグランクリュに較べワインは軽やかで芳しいものになる傾向にある。 2007 Louis Jadot Chapelle ChambertinWine Advocate #189Jun 2010 David Schildknecht 91 Drink: 2010 - 2019 $143-$184 (160) Resinous notes practically pitch-like scent the Jadot 2007 Chapelle-Chambertin, along with plum, cherry, and their distilled counterparts. The pungency foreshadowed in the nose is met by an almost confectionary sense of sweet fruit on the palate as well as complimentary hints of peat, licorice, ginger and black pepper. This offers greater complexity and a larger reservoir of juicy primary fruit than its Charmes or Latricieres counterparts, and the grip of the latter but with far more refined yet ample tannins. I would expect to derive a good decade of pleasure and fascination over the next 6-8 years. The bevy of strong performances from this site in 2007 (consult the many instances on which I have reported) signals I suspect its being under-estimated as a cru.
2011/12/03
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ニュイにあるネゴシアンのワインです。ムルソーやニュイ・サン・ジョルジュやジュヴレを時々買いますが結構良いワインです。06の良さが良く出たワインです。香りも良くて、酸も綺麗で、果実感も適度にあって美味しいです。偉大なワインではありませんが、食事と一緒に飲むには良いワインです。
2011/08/19
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ジュヴレ シャンベルタン オー・エシェゾー [2008] 750mlクリストフ ブリチック(ブリチェック) 2005ブリチックの05です。流石05と言うか、リキュール感があって上級キュヴェを思わせます。適度な熟成感もあってボリューム感もあって美味しいですね。ただ本来の飲み頃は後5年かな・・・香りが何処かまだローヌ的です。ここら辺が05的ですね。この人のワインも04や06はブルピノらしい香りですが、05は何処か違います。ヴィンテージの面白さを感じる一本です。タンニンも何処かローヌ的です・・・販売店資料よりポーランド生まれの彫刻家でもあったジョルジュ・ブリチェック氏は1938年、戦禍を逃れるように単身フランスに渡り、ブルゴーニュでワイン生産者としての 修行を始め、ドメーヌは1953年に創設されました。 ブリチェック家は、バチカンの洗礼を受けており、彼のワインカーヴの中は教会の ように見事な装飾が施されています。その強烈な信仰心で同じポーランド出身だった 前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の法王就任に感激し、所有するモレ・サン・ドニの 最高のキュヴェに「キュヴェ・デュ・パプ・ジャン・ポール2世」と名付けています。 これはバチカンの許可も受けています。 栽培は有機肥料を使用し、除草剤は使用しません。厳密で細やかな剪定と芽掻き 作業によって収量を制限しています。(ブドウ樹一株あたり、収量は6?8房)収穫は 手作業で行い、果実を傷めないよう小箱を使用。古樹のブドウをふんだんに使い、 古典的な醸造法で造られるワインは清澄のみを行い、濾過はしません。 凝縮感のある味わいと芳醇で強烈な香りを持つワインは十数年の熟成が十分に可能です。 2003年より先代・エドワード氏から息子のクリストフ氏へと代替わりしています。
2011/08/12
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ドメーヌ・カミュ・ペール・エ・フィス シャルム・シャンベルタン [1996] 赤 750ml CP94これで最後です。還元香が強くスタート変な香りでしたが、10分で抜けて来ました。瓶差もあるとは思いますが、今回飲んだ10本の中で最も艶っぽい、色っぽいワインです。香りの中に、腐葉土、大地、キノコ、赤身肉等があって、滋味豊かです。ワイン通にはたまらない香りでしょう。ボディーもまだまだ強く、今後数年熟成可能です。個人的には結構好きなワインです。と言う事で今回印象に残ったのは96・98・00・01・04でした。それぞれ良さがあって個性が光ったワインです。カミュのワインは最近流行の抽出の濃いワインではありませんが、古典的で素直な良いワインだと思います。今後も色々飲んで行こうと思っています。
2011/06/18
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シャルム・シャンベルタン・グラン・クリュ・特級[1997]年・蔵出し限定品・ドメーヌ・カミュ・ペール・エ・フィス元詰Charmes-Chambertin Grand Cru [1997] Domaine CAMUS & Pere & Fils CP9299をすこしスモーキーにして軽くしたようなワインです。結構良いと思います。ただ10品の中では特徴は弱いですね。10品の中で飲むのと、単品で飲むのはまた違う印象になるでしょう。前に出されたグラスとの違いだけで飲んで行くので、中庸なワインの評価が低くなってしまいますが、単品で飲んだら結構バランスのとれた美味しいワインだったりします。これは正にそんなワインでしょう。大きな欠点は無いし、香りもそこそこ立ち昇るし、バランス的には一番良いのかもしれません。ドンドン連続して飲むと口が変わって来るので怖いですね。販売店資料より偉大な特級畑シャンベルタンに隣接する特級畑シャルム・シャンベルタンです。1997年産は決して素晴らしい当たり年とは言えませんが、実際今このとき、このボトルの状態はどうなんでしょうか?みなさんも実際に知りたいところでしょうから、実際に飲んでみました。【テイスティングコメント】 一目見ただけで「熟成を経たワインだ」と分かる褐色がかった色合いをしています。「じゃあもう衰えてしまっているのか?」と言えば答えは完全なる「NO!」で、触れると壊れそうなくらいにまで完熟した赤い果実の香りが見事に広がります。カミュの全ラインナップの中でいま一番香りが素晴らしいのがこれだと言っても過言じゃありません!(開けたてより少し時間をおいてからの方がより素晴らしいです。)そして味わいは...、色合いから想像されるヘタレ感は全くなく、完熟した果実の風味といい意味での(過度じゃない)熟成感満載!まさにこれが「いま飲み頃!」といった感じのブルゴーニュのピノノワールのおいしさを存分に楽しめる状態です。ブルゴーニュのピノがお好きな方に自信を持ってオススメします!!
2011/06/18
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シャルム・シャンベルタン [1998] カミュ ペール・エ・フィス <赤> <ワイン/ブルゴーニュ>【YDKG-td】 CP93これは私的には好きなワインです。最も薄旨的な要素を持っています。もう少し寝かせて更にボディーが弱くなると甘露なワインになるのでしょうね。甘い蜜の香りのする香水の様なブル・ピノ古酒に一番近い存在だと思います。まあでもそうなるにはまだ10年位時が必要です。カミュの古酒は本当に素晴らしい瓶に何度か出会っています。待ち遠しいですね。
2011/06/18
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シャルム・シャンベルタン[1999] カミュ・ぺール・エ・フィス CP9200より全体的に薄くパンチが無いので、飲む順番がちょいと可哀そうでした。香りはそこそこあって、全体の中ではボディーも強い方です。鉄分やミネラルも強く、バランスの良いワインです。ただ個人的には弱い・薄い・香りの立つワインが好きなので98・01・04、濃いワインなら00が良いですね。そんな事で影に隠れてしまった一本です。販売店資料より■上記の「シャルム・シャンベルタン2002」が予想以上によかったので同じく素晴らしいヴィンテージの1999年を仕入れてみました。 以前からご紹介しております「カミュ」のワインですが、2002年が思った以上のワインでしたので1999年を仕入れたのですが飲まないでそのままとなっておりました。 丁度お盆にご来店されたお客様と話していてまだ飲んでいないことに気がつきました。 その際に2002年は飲んでおりましたのでお話をしていたら1999年も一緒に飲んでみたいと言われるので同時の購入して頂きました。 そして1週間後に感想をお聞きすると1999年の方が好みだったようです。 私も飲んでみましたが2002年は、まだ甘い果実味が感じられ、今飲んでもいいし、もう少し全体がこなれるのを待ってから再度楽しんでみたいようなワインでありました。 それに対して今回ご紹介する1999年は、ボリューム、力強さでは2002年にはかなわないものの熟成したブルゴーニュの香りが抜栓とともに開き、まさに香りだけで楽しくなるようなワイン。 これは何年も取って置くべきワインではなく「今飲むワイン」だと思います。 一緒に飲んだ某シャルム・シャンベルタン2006とは、比べ物にならないほど充実したワインに仕上がっておりました。
2011/06/17
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シャルム・シャンベルタン[2002](カミュ) 2000 CP94これは抜く前に想像したより良いですね。00のタニックが綺麗に落ちて、飲み頃になっています。01よりも厚みがあって、ボディのしっかりしたワインがお好みの方にお勧めです。それなりに香りもしっかり出て来ています。00としては秀逸なワインだと思います。
2011/06/17
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カミュ・ペール・エ・フィス [2002] シャルム・シャンベルタン 750ml CP9202の硬質感は持っていますが、綺麗な硬質感で美味しいですね。全体に濃いワインではないので、良い感じです。厚みのあるミネラルと余韻の綺麗な酸が特徴です。香りは01や04と比べると弱く、まだ開いて来ないと言う印象です。潜在力のあるワインだと思います。販売店資料より■正直言ってカミュのワインは、ずいぶん昔に飲んだ事があるのですが、あまりいい印象がなかった気がします。 それほど飲んでおりませんでしたが、今回はインポーターさんのコメントとワイナートのコメントに久し振りに飲んでみようと思いました。 予約輸入でしたので畑、ヴィンテージ、価格を考え、自分が一番飲んでみたいと思う銘柄に絞って購入しました。 実際に飲んでみると黒系果実の甘い香りが、グラスに注いだ直後から開いていきます。 色、香りから以前飲んだイメージとだいぶ違う。 というか過去の自分がこの味を分からなかっただけなのか?そう反省してしまうほどのパフォーマンスだったのです。 よいヴィンテージであることも影響したのだと思いますが、すでにタンニンは丸く、酸はタンニンと絶妙なバランスを保っている。 グラン・クリュでこの内容、飲み頃であるのを考えればこの価格は、お値打ちだと思います。 世間の評判はいまいちと耳に入ってきていたのですが、飲んでみたら間違いなく美味しい。 しかも、あまり表舞台に出てこない?せいなのか、価格が安いのですから見逃す手はありまんね。 今の時代、このワインより高い村名ワインなってたくさんある事を考えるとよりこのワインの価値が分かって頂けるのではないでしょか? このワインを飲んで違うアペラシオンのワインも飲んでみたいと素直に思いました。 やっぱりワインは飲んでみるまでわかりませんね。
2011/06/17
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シャルム・シャンベルタン[2002](カミュ) 2003 CP9303らしい濃密さと酸の少なさはこのワインにも表れています。決して濃いワインではないのですが、カミュのシャルムとしては濃い方です。03としてはバランスの良いワインで、今飲んで十分美味しいです。ふくらみがあって、喉越しも良い、シャンベルタンらしさのあるワインです。
2011/06/15
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シャルム・シャンベルタン[2001]カミュ・ペール・エ・フィス(赤ワイン) 2004 CP96これは素晴らしいワインですね。10本の中でも1~3位を争うワインです。何故か売っていませんね。とにかく甘い香りが立ちのぼって、色っぽさもあります。重いワインではありませんが、実に飲み頃で旨いです。薄旨系と言うにはそんなに薄くはないのですが、良いワインだと思います。色は澄んだ薄めのルビー色、香りはラズベリー、チェリーリキュール、なめし革、バニラ、バラ、腐葉土、味わいは透明感があって豊かな果実味、厚みのあるミネラル、余韻の綺麗な酸、バランスのとれたチャーミングなシャルムです。誰が飲んでも旨いと思うワインだと思います。
2011/06/15
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当り年と言う事で9000円位です。05としては飲み頃になっています。リキュール感があって硬質感もあって、かっちりしたシャルムです。厚みのあるミネラルが特徴ですね。鉄分もたっぷりです。香りもある程度出ているので寝かせると化けるワインだと思います。じっくり20~30年位置くとすご~~~いワインになりますよ。私はその頃は棺桶の中かな・・・・
2011/06/15
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08のシャンベルタンです。エチケットからして何だか偉そうに見えますね。風格を感じます。凄い事に現時点で楽天ショップの在庫は0です。それも全てのヴィンテージがありません。人気があるのが分かります。お若い方はご存じないと思いますが、その昔はメゾン・ルロワ、ルイ・ジャド、ルイ・ラトゥールのシャンベルタンが12000円で、ルソーもカミュもダモワも10000円でした。宣伝しているネゴシアンの方が信用があって値が高く、胡散臭いドメーヌの方が安かったのです。パーカーの評価本も無いし、実際何を買って良いのか誰も判らなかったのですよ。1980年代後半までこんな状況だったのです。まあ今は全く違って人気ドメーヌの価格は青空天井ですが・・・・生産本数が3000本とか300ケースとか言われています。2.2ヘクタールも畑持っていて3000~3600本ですよ。ホンマカイナ!!と思いますよね。あのロマネ・コンティだって1.8ヘクタールで平均6000本は作っています。多い年は8000本です。最悪の年で4500本・・・・これっておかしくないですか??でも現状の品薄状態を見ると、3000~3600は頷けます。と言う事は、良くない樽をネゴシアンに売っている・・・ルモワスネのシャンベルタンはルソー説も納得出来る話になって来ます。だってロマコン並の収量で11000本は作れるはずですから・・・・ドメーヌの総生産量が65000本、総面積14ヘクタールですから、2.2ヘクタールで10200本です。やっぱりね・・・6600本は下のランクのワインに混ぜているか、ネゴシアンに売っている勘定になるわけです。まあそんな事は味とは関係ないのですが・・・・08はもう閉じ始めている様に思いました。もっと早く飲めば良かったかも知れません。07の到着直後と比べると余りに鈍重です。透明感やリキュール感も弱く、眠りに入ろうとしている様に感じました。とにかく、このワインとクロ・ド・ベーズは他のルソーと全く作りが違います。軽快感はなく、ひたすら濃く、濃密に作られています。流石特級だぞと言う作りです。一筋縄ではいきませんよと言わんばかりです。30,000円のワインですからこれだけ濃く作らないと怒られてしまうのでしょうか・・・私は07の方がエレガントで好きですが・・・・とにかくスケール感があって、偉大なワインです。ラトゥール並の凝縮感をピノで実現しています。ピノのジャムと言うか佃煮と言うか・・・・濃縮ワインです。20年も待てば色っぽい艶っぽい香りも出て来るのでしょうが、今はスパイスや甘草、濃いめのラズベリー香が主体です。ただ飲んでいると美味しいです。口一杯に広がります。余韻も長く、存在感は抜群です。と言う事で軽めのワインが好きな私の評価など見ずにppさんの評価でもご覧ください。2008 Domaine Armand Rousseau ChambertinWine Advocate # 194May 2011 Antonio Galloni 95+ Drink: 2018 - 2038 $500-$877 (364)The 2008 Chambertin is rather delicate and almost ethereal in its seductive personality. This is another surprisingly open, expressive 2008. The tannins are elegant, while the wine's balance is simply terrific. Anticipated maturity: 2018-2038. I tasted the following wines with Frederic Robert, who works alongside Eric Rousseau. In 2009 Rousseau and his team began picking on September 7, the earliest in Gevrey. For the first time the estate used 20% whole clusters on all the wines except for Clos de la Roche, which was closer to 15%. The 2009s were scheduled to be bottled in April 2011. I also tasted a handful of 2008s that were deeply impressive.Wine Advocate # 189Jun 2010 David Schildknecht (93-94) Drink: 2010 - 2025 $500-$877Cardamom, fresh ginger, licorice, and rose petal alluringly scent Rousseau's 2008 Chambertin, contributing complexity to a pure seam of ripe dark cherry and raspberry. There is tenderness to the fruit here and a refinement of texture that are not equaled by the other wines in the present collection. Crushed stone, cherry pit, iodine, and peat lend depth to a long, buoyant finish. Cool, clay-rich soils at the southern edge of this appellation explain the frequently enhanced acidity of his Chambertin, says Eric Rousseau, and I wonder to what extent this location also explains the uncanny sense of lift in the present instance. I suspect this will preserve or even enhance its poise and elegance over the next 12-15 years, but I would not wait more than half a dozen before re-visiting and indeed relishing its company. Eric Rousseau did not begin harvesting until September 28, but was finished already on October 4, with - as usual - the entire burden of selection placed on his pickers. The resultant wines prove that, as he puts it "they know what they're doing" and sorting tables are unnecessary. Grapes came in between around 12% and 13.2%, were virtually all destemmed, and were only lightly chaptalized. Levels of malic acid were however higher even than in 2004, reports Rousseau, who compares the fruit with that of 1996, but does not finger the wines as strong candidates for long-term aging ("long term" - bear in mind - meaning upwards of 20 years in the context of a Rousseau track-record). When I tasted his 2008s in late February, Rousseau was planning to bottle them in March or April, a bit earlier than usual, although several struck me as relatively unformed. But then, his malos had finished by July - not late in terms of the vintage. (Unfortunately, I had only one chance to taste Rousseau 2007s: fleetingly, selectively, at a stage too early to merit reporting on in detail, although the trend was promising and Rousseau is keen on the results.)
2011/06/10
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ドメーヌ・アルマン・ルソー・シャンベルタン・クロ・ド・ベズ [2008]年シャンベルタンの作り手も多々ありますが、最近人気なのはデュガ、デュガ・ピイ、ドニモルテ、セラファン、等々良いワインを生み出しています。しかし何と言っても横綱はルソーでしょう。ブルゴーニュを代表する歴史のあるドメーヌです。シャンベルタンと言えばルソーミュジニーと言えばヴォギュエヴォーヌ・ロマネと言えばDRC新興勢力は多々ありますが、DRC、ルソー、ヴォギュエは不動のドメーヌと言って良いと思います。今現在価格も味もデュガ・ピィが最高ですが、ルソーを飲まずしてシャンベルタンは語れません。今回のワイン会も横綱2本の飲み比べてファイナルです。この2本のワインは明らかに今まで飲んだワインと作りが違います。葡萄の違いも大きいですが、単にテロワールの違い以上に人為的、仕込みの差、作りの差を感じます。DRCのラ・ターシュとロマネ・コンティもそうですが・・・長熟系の仕込みで樽のローストも違えば、醗酵の以前や以後の処理も大分違うのでしょう。良く言えばスケールが大きく濃密で複雑です。悪く言うと鈍重なワインです。2007年のルソーの両横綱はもっと軽快だったのですが・・・・まあこの作りの方がpp評価が高くなるのでしょうね。事実シャンベルタンより高い96点+がついています。しかし鈍重ですが美味しいですね。噛みしめるワインです。ピノ・ノワールのジャムとでも言うか、2倍濃縮ワインとでも言うか、、、それでいてエレガントさも持っています。若さゆえ透明感はまだ無いのですが、複雑でフルボディーです。黒系果実の香りに軽いアセロラ香が乗って、ルソーだなと・・・甘草やスパイス、なめし革の予兆、アニス、黒土、腐葉土、味わいは独特な緊張感のあるミネラル、太い大地の味わい、大きく太く強いが美味しいタンニン、余韻の綺麗な酸、口の中に染みいる逞しいエキス分、噛むように飲める偉大なワインです。15年後には色気が出るのでしょうね・・・・販売店資料より2008 Domaine Armand Rousseau Chambertin Clos de BezeWine Advocate # 194May 2011 Antonio Galloni 96+ Drink: 2018 - 2038 $682-$833 (364)Rousseau's 2008 Chambertin-Clos de Beze is off the charts. Textured and layered throughout, this exquisite, captivating wine graces the palate with endless fruit framed by silky, refined tannins. All of the elements build effortlessly to the dazzling, impeccably crafted finish. Anticipated maturity: 2018-2038. I tasted the following wines with Frederic Robert, who works alongside Eric Rousseau. In 2009 Rousseau and his team began picking on September 7, the earliest in Gevrey. For the first time the estate used 20% whole clusters on all the wines except for Clos de la Roche, which was closer to 15%. The 2009s were scheduled to be bottled in April 2011. I also tasted a handful of 2008s that were deeply impressive.■シャンベルタン・クロ・ド・べズ・グラン・クリュ■ シャンベルタン村にある8つのグラン・クリュの中でも、別格扱いのシャンベルタンが付く本来の2つのグラン・クリュの1つが、シャンベルタン・クロ・ド・べーズ(ちなみに、もう1つはシャンベルタン)で、ジュヴレ・シャンベルタンにあるグラン・クリュの中でも濃縮感のある比較的柔らかい膨らみのある味わいとなっています。アルマン・ルソーの手掛けるクロ・ド・ベズは、深みのある色合いで、複雑性に富み、タンニンも強く、小さな赤い果実と東洋的なスパイスの非常に芳醇な香りに溢れ、この上なく細やかで、見事なまでも長い素晴らしい余韻が特徴です。※ブルゴーニュ赤2008ヴィンテージ情報: ブルゴーニュの2008年は天候が不安定だったので、生産者の経験が必要とされたヴィンテージで、腐敗、ボトリティス菌のために収穫は遅れ、収量も減少したものの、純粋で生き生きとした赤ワインが誕生。《ドメーヌ・アルマン・ルソーの2008年》 2008年のシーズンは、12月半ばの非常に寒かった話は別として、2007年から2008年にかけての冬は、月間平均気温は通常よりも高い2℃で、比較的穏やかでした。2月は非常に乾燥し、3月はとりわけ雨天が多く、3月の第2週目の間に春が訪れたにもかかわらず、復活祭の月曜日に幾らかの雪が降り、むしろ寒い環境の中で終えました。4月は寒く雨が多く、発芽を見るには4月の終わりまで待たなければなりませんでした。それから、5月半ばには通常の植物の生育状態になり、開花は6月20日に、好ましい状況から恩恵を受けて、急速に起こりました。ブドウの房は7月半ばに休止の段階を迎え、色づきは8月10日、15日に向かって始まり、8月終わりには、暖かく快晴の集が全てのブドウ果の色づきを加速し、色づきが終了すると、、発達するための成熟を迎えました。それにもかかわらず、雨が最終的に止んだのは9月14日からでした。太陽が戻り、北風と共に清々しい天気が訪れて、最適な状態で成熟の終わりを迎え、収穫の衛生状態も安定しました。 ドメーヌ・アルマン・ルソーのブドウ果の収穫は、9月24日から晴天の乾燥した天気のもとで始まり、収穫が終了するまで素晴らしい天気は続きました。徹底した選果のあと、収量はかなり少なかったものの、品質的には最適な結果に達しました。 通常通り、ワイン造りはほんの少しの干渉で実施し、果汁の温度を15℃に下げて、18日から20日間醗酵させ、アルコール醗酵は素晴らしい成熟と高い天然の酸とともに自然発生させ、非常に美しい色合いを簡単に抽出します。マロラクティック醗酵はゆっくりと進行し、2010年7月の初めに終了しました。 2008年は新鮮味に溢れるヴィンテージで、ヴェルヴェットのようなタンニンを持つ構造で、熟成期間に良質な密度を得て、各アペラシオンの個性を非常十分に反映するとしてもかなりの若さを感じるでしょう。畑面積 1.42ha所有 ブドウ品種 ピノ・ノワール 100%収 穫完全な手摘みで行い、傷んだブドウを計画的に選別し除去し、ブドウが潰れることを避けてデリケートに処理。(1haあたり30~35hlの伝統的な低収穫) ※2008年9月28日~10月4日 醗酵・醸造伝統的な方法を用いて、90%除梗し、蓋なしのステンレス製の大桶で15日間の醗酵、通常のルモンタージュとピジャージュ、最高31~32℃に厳しく温度管理され、一度アルコール醗酵が終わると、圧搾機でデリケートに圧搾される。その後、24時間静置し、オーク樽に入れ替え、冬の間にマロラクティック醗酵をするため貯蔵室に移す。熟 成ミディアム・ローストに処理されたオークの樽(新樽率100%)で、18~24ヶ月間熟成される。諸処理必要に応じて、熟成期間中の終わり頃に2~3回澱引きが行われ、時々、卵白によるわずかな清澄処理ととても軽いろ過処理を施された後、1年に2回、5月~6月と8月~9月に瓶詰される。また、瓶詰は、アサンブラージュのあとに樽から直接重力を利用し、いつも温度管理された貯蔵室で行う。特 徴深みのある色合い、複雑性に富み、タンニンも強く、小さな赤い果実と東洋的なスパイスの非常に芳醇な香りに溢れ、この上なく細やかで、見事なまでも長い素晴らしい余韻を持ち、飲み頃に入るまで10~12年はかかる長期熟成タイプ。※シャンベルタン・クロ・ド・ベズ2008:「Vintages giving fruity and balanced wines to drink young」 10~12年後あたりから飲み頃に。料理牛や子羊のパテ、鶏の赤ワイン煮など肉料理がよく合う。チーズは、白カビソフトタイプのカマンベールやブリー、ウォッシュ・ソフトタイプのポンレベックやショーム、エポワースなどによく合う。2008ヴィンテージ情報ヴィンテージチャート:/20点アドヴォケイト・ヴィンテージガイド:未WSヴィンテージチャート:87~90点 ブルゴーニュの2008年は、天候が不安定であったので、生産者の経験が必要とされたヴィンテージで、腐敗、ボトリティス菌のために収穫は遅れ、収量も減少したものの、純粋で生き生きとした赤ワインが誕生。※2008ヴィンテージ赤ワイン情報: ブルゴーニュの2007年は、春のはじめに気温が上昇し、一時は2003年を凌ぐほどの早い収穫になるかと予測されましたが、6月から8月にかけて冷涼で湿度の高い天気に見舞われ、カビや腐敗の問題が発生し、結果、糖度が上がらず、多くの生産者が補糖を余儀なくされたといい、病気のプレッシャーから、ピノ・ノワールは例年と異なりシャルドネより早く収穫されました。細心の注意を払って選果した生産者はとても上質なピノ・ノワールを手にすることができ、上質な成熟と構造を備えた、フルーティーで柔らかく、早くから楽しめるタイプの赤ワインが造られました。 赤ワインは、2008年というヴィンテージをまさに表現しており、色は濃く、果実味が豊かな芳香を漂わせ、タンニンは丸くシルクのような口当たりで、凝縮感があり複雑性に富み、しっかりとした構造があり、熟成の可能性を示し、今後、このワインを飲む人に多くの喜びを与えると期待されます。 アドヴォケイト誌評価(David Schildknecht氏/2010.7):91~92+点予想飲み頃は、2010年から2025年あたり。スペクテーター誌評価(2010):95点 甘いチェリーやコケモモ、プラム、ミネラルやスパイスの風味をたっぷりと詰め込んでおり、確固として、充分に溶け込んだ構造と釣り合っており、濃厚で、ヴェルヴェットように滑らかで、生き生きとして長く、純粋な果実味と余韻にはミネラル風味が感じられます。予想飲み頃は、2014年から2030年あたりにベストへ。
2011/06/10
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ドメーヌ・アルマン・ルソー ジュヴレ・シャンベルタン・1er・クロ・サン・ジャック [2008]750mlルソーが昔から一級なのに特級扱いしている畑です。価格も他の特級より高いです。クロ・サン・ジャックを作っている他のドメーヌはシルヴィ・エスモナン、ブリューノ・クレール、ルイ・ジャド、フーリエ等です。まあ綺麗なワインですね。完璧です。今飲んで一番美味しいのはこのワインでしょう。これは是非数本買って直ぐに飲んでみて下さい。今飲むか15年待って飲むか・・・そんな感じのワインでした。15年後は色っぽいワインになっていることでしょう。とにかく洗練されています。無駄が無くスタイリッシュです。現代のワイン醸造の美学が表れています。後で飲む二つの重鎮のシャンベルタンは如何にも特級らしさを強調したある意味鈍重な作りですが、このワインは明らかに今飲んで美味しいし10年後も20年後も楽しめるワインだと思います。ルソーのフラッグシップと言って良く、誰が飲んでも美味しいと言わせる力を持っています。ブルピノの凄さと、若いワインの素晴らしさを改めて思い知りました。酸が如何のタンニンが如何のと言う話ではない次元の高いワインですね。脱帽です。 販売店資料より@アルマン ルソーの所有するプルミエ クリュの中で最も評価が高く、その濃厚な味わいは他の1級畑と比較しても群を抜いている。色合いの深い外観、スパイスやハーブ、プラムのコンポートのような濃縮した香りは、シャルトリューズのようなリキュールを思わせる。口当たりは力強く男性的、豊富なタンニンが口中を支配し、余韻に少しだけ乾いた印象を与えるが、その味わいは典型的ジュヴレ シャンベルタンの個性を反映している。@ルソー家ではグランクリュと全く同じ扱い。クロ・サン・ジャックが他の1級畑と違うのは、斜面の上部から下部まで広がる大きな区画であり、同家では斜面上部から下部まで1列に畑を所有している。それが故に各種のキャラクターを持つ葡萄がブレンドされて様々な要素をもつ複雑深遠なワインとなる。また同家の畑の樹齢は実に高く、収穫量が自然に落ちることも高品質の一因である。@彼のワインを畑ごとに説明していくと、シャンベルタンとシャンベルタン・クロ・ド・ベーズに関しては年間数百ケースと実に数が少なく入手が難しい。まして価格も上昇しているために手を出しにくいワインでもある。さてどのドメーヌでもこの畑はとっておきのという畑がある。実はアルマン・ルソーの最も優れた畑は特級畑ではなく1級畑のジェヴレ・シャンベルタン・クロ・サン・ジャックなのである。このワインほど私を魅了したワインはないといっても過言ではないほどに魅力溢れるワインなのである。年を経るごとに色合いが淡くなっていきそれに伴い実に魅力的な香と複雑な味わいを醸し出してくるのである。これほどに魅力的な単独畑はブルゴーニュ広といえどそうそうある物ではない。この畑を基準にしてしまうとその他の畑はワンランク低く見ざるえないほどである。早い時期も美味しいワインなのだが熟成しても信じられないような魅力を発しいつ飲んでもあまりの素晴らしさに感激する。通常だとシャンベルタンと、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズに目がいく所だが、この2つの畑のワインは80年代半ばから造りが変わり濃厚なスタイルとなった。どういった理由かは定かではないが、他の畑のものとは明らかに違う造り。しかし造られてから7~10年で濃厚さが取れ本格的な熟成体制に入る。ここからがある意味本番で複雑さが出始める。特にシャンベルタンは素晴らしい。しかし魅力的という部分ではクロ・サン・ジャックにかなわないというのが私の見方。リュショット・シャンベルタン・クロ・ド・リショットは特級畑にしては早熟で前述の畑の物と比べると見劣りする分はあるにしても早い時期に飲めばかなりの魅力がある。他の特級畑はこれらの畑と比べると1歩も2歩も見劣りするといわざる得ない。とはいっても価格的な部分さえ気を付ければ美味しいことに変わらない。ジェヴレ・シャンベルタン・レ・カズティエは少し荒さはある物の、早い時期に楽しむには申し分のない造り。村名ワインも同様の事が言える。ジェヴレ・シャンベルタンは比較的早熟でリリースしてから2年もすれば美味しく飲み始められる。早い時期に楽しむにはこのワインが一番。熟成と飲み頃とにかくアルマン・ルソーは80年代のデュジャックと並びブルゴーニュでは最も華やかで魅力たっぷりのワインを造る造り手である。そして70年代から全く変化を見せない魅力を持ち続けている貴重な造り手とも言える。他の造り手と比べ比較的早熟だが、飲み頃は畑によってだが造られてから4年~15年といった所であろうか。当然それ以上熟成したワインも凄く魅力的なものが多いがコンディション次第なので気を付けて欲しい。
2011/06/10
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リュショット・シャンベルタン ”クロ・デ・リュショット”[2008]/ドメーヌ・アルマン・ルソーこれはとても独特な味わいです。一言で言うとドスの効いたワインです。畑はクロ・ド・ベーズの左上でこの畑だけ道路の上の森の真下です。非常に厳しい土壌で風も強いこのテロワールの特徴を見事に描き出しています。通向けのワインだと思います。ルソー節の上に、強い鉄分やミネラル、黒系果実の香りが加わって実に複雑です。このワインをもう少し濃くしてスケールアップするとクロ・ド・ベーズになる様にも思いますが、ちょいと全体の中では異質な感じがします。マジ・シャンベルタンと飲み比べると面白いのでしょう。クロ・サン・ジャックと飲み比べると洗練されて誰からも愛される、クロ・サン・ジャック、ドスが効いて通向きのクロ・デ・リュショットと言う感じでした。どちらも素晴らしいワインで好みの世界です。販売店資料より唯一のモノポール(単独所有畑)、ドメーヌの是非を左右してしまうモノポールはどの生産者においても、力の入れようが違うように思います。マジ・シャンベルタンのすぐ上の高い位置にあり、小石の多い土壌は非常に優れた日照条件を備えています。高度の高さゆえ、ミネラルとキレのある酸による骨格が特徴で、比較的シャンベルタンやベーズよりも早いうちから楽しめるものです。- 『リアルワインガイド32』 より -エレガントで心地良い香りはそのままに、力がより増してきた。そして複雑性もグンとアップし、ブドウからの燻香とクリーミーさもある。口に含むとさすがリュショット、優しさにあふれ、うま味に満ち、一切の攻撃性のない見事な味わい。特に味のバランスが最高で、甘みと酸、そしてほろ苦さが心から美味しいと思わせる。そして余韻もその味わいバランスのまま長く続く。 <10年06月試飲>今飲んで90+点 ポテンシャル91+点飲み頃予想 2012~2025年ジュヴレ・シャンベルタンの顔他の追随を許さないその滑らかな飲み口とバランス 説明もいらないほど、ブルゴーニュ好きなら誰でも知ってるドメーヌ。 ジュヴレ・シャンベルタンの顔的存在。 シャンベルタンの中でも最も敬愛されているドメーヌで、 正真正銘のシャンベルタンの見本のようなワインを造ります。 ドメーヌの総面積14ha弱のうち半数以上の8haを、シャンベルタン やクロ・ド・ベーズなど6銘柄の特級畑が占めています。 残りもプルミエ・クリュが3haと、所有する区画のクオリティの高さ は他に例を見ません。 ブドウの平均樹齢は45年以上で、中には1924年と1954年 という古樹もあります。 1ha当たり、25~35hlという低収量で収穫されるブドウは、伝統 的手法により各要素のバランスが取れた素晴らしいワインに 仕上がります。 出来上がるワインはリリース直後でさえ、滑らかな口当たりと バランスのよさが堪能できる素晴らしいもの。 テロワールの異なりもしっかりと感じ取れるワインながら、 ミレジム毎の出来、不出来はあまり見られないという、ある 意味理想と言っていいワインです。地元ジュヴレのみならず、 ブルゴーニュ、さらには世界各地の多くのピノ・ノワールの 造り手たちの指標ともなっているドメーヌです。 *...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...* 初代アルマンがジュヴレの村にドメーヌを設立したのは 1909年。その後10年ほどの間にシャルムからクロ・ド・ラ・ロシュ、 シャンベルタンなど、グラン・クリュを次々に購入しました。 さらに1930年代にはニュイのアンリ・グージュ、ヴォルネーの アンジェルヴィーユなどとともに元詰めを開始、栽培から瓶詰め まで行なうドメーヌものの先駆けとなりました。 *...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...*...* 1959年にドメーヌを継いで以来今日まで、酒質の向上と区画の 拡大に尽力したシャルルの後を、長男エリックが率いています。 エリックの持論は「ワインの8割はぶどうで決まってしまう」と いうもので、日頃は畑での作業に余念がありません。 2004年以降、シャンベルタンの区画は馬での耕作を行うように なりました。さらにエリックは、発酵槽をイノックスに変更、カーヴ の増設やピジャージュ・システムの導入、空調施設の完備など、 常に細部の刷新を怠りません。 偉大な個性、洗練さ、優美さ、調和、芳醇さを兼ね備えて いるワインは、シャンベルタンがブルゴーニュ最高峰銘柄の ひとつであることを十二分に立証しています。主要畑一覧グラン・クリュシャンベルタン2.2haシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ1.4haリュショット・シャンベルタン・クロ・デ・リュショット1.1haシャルム・シャンベルタン1.4haマジ・シャンベルタン0.5haクロ・ド・ラ・ロシュ1.5haプルミエ・クリュジュヴレ・シャンベルタン・クロ・サン・ジャック2.2haジュヴレ・シャンベルタン・ラヴォー・サン・ジャック0.5haジュヴレ・シャンベルタン・カズティエ0.5haヴィラージュジュヴレ・シャンベルタン2.2ha
2011/06/10
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★豊かな果実の芳香と存在感満ち溢れる作品★シャルム・シャンベルタン [2007]年(ドメーヌ・アルマン・ルソー) CP9308と飲み比べましたがどちらも素晴らしいワインです。どちらが良いかは好みの世界です。現時点の比較で透明感なら08、濃密さなら07です。当然半年したらまた違う味になっているでしょう。このワイン買った時より濃くなっています。エエ~~ワインって濃くなるんですか??と皆さん不思議がりますが、本当に濃くなります。リリース直後薄い感じだったワインが毎年濃くなり続けて3~5年でピークを迎えます。永遠に濃くなり続けるワインはありません(笑)何度も経験しています。特に良いブルゴーニュに多い現象です。このワインも透明感が若干減って濃密な雲が出て来た様な感じです。流石特級と言うかただ者ではないワインです。価格的にはこのクラスの作り手の特級としては安いというかお買い得です。ヴォギュエやルーミエでは村名の値段ですから。販売店資料よりDomaie Armand Rousseau / Grand Cru Charmes Chambertin 2007Borgogne Red Dryドメーヌ アルマン ルソー グラン クリュ シャルム シャンベルタン 生産者ドメーヌ・アルマン・ルソー生産地ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ジュヴレ・シャンベルタン村特級畑シャルム・シャンベルタンA O Cシャルム・シャンベルタン・グラン・クリュ畑面積1.37ha所有(石灰粘土質の土壌で南東に面し、何年間も、どんな肥料も使われていない。)ブドウ品種ピノ・ノワール100%収 穫*完全な手摘み収穫。(傷んだブドウを計画的に選別し除去し、ブドウが潰れることを避けてデリケートに処理。) ※2007ヴィンテージ:8/31開始収 量1haあたり30~35hlの伝統的低収穫醗酵・醸造*伝統的な方法を用いて、90%除梗。*蓋なしのステンレス製の温度管理機能付き大桶で15日間の醗酵。*一度アルコール醗酵が終わると、圧搾機でデリケートに圧搾。*24時間静置後、オーク樽に入れ替え。*冬の間にマロラクティック醗酵をするため貯蔵室で静置。熟 成ミディアム・ローストに処理されたオークの樽(新樽率100%)で、18~24ヶ月間熟成される。諸処理*醗酵中に、通常のルモンタージュとピジャージュ実施。*必要に応じて、熟成期間中の終わり頃に2~3回澱引き実施。*時々、卵白によるわずかな清澄処理ととても軽いろ過処理を実施。*1年に2回、5月~6月と8月~9月に瓶詰/2004ヴィンテージ:2005年5月。 (アサンブラージュのあとに樽から直接重力を利用し、いつも温度管理された貯蔵室で実施。)。タイプ赤のフルボディ特 徴花のような香りや赤い小さな果実の香りに溢れ、非常に上品でしなやかなスタイルで、6~7年後から飲み頃に。 ※シャルム・シャンベルタン2007:「Medium to long ageing vintages」 8~9年後あたりから飲み頃に。料理チーズ牛や子羊のパテ、鶏の赤ワイン煮など肉料理がよく合う。チーズは、白カビソフトタイプのカマンベールやブリー、ウォッシュ・ソフトタイプのポンレベックやショーム、エポワースなどによく合う。2007ヴィンテージ情報ヴィンテージチャート:18/20点アドヴォケイト・ヴィンテージガイド:未評価WSヴィンテージチャート:86~90点 2007年のブルゴーニュのピノ・ノワールは例年と異なりシャルドネより早く収穫され、細心の注意を払って選果した生産者はとても上質なピノ・ノワールを手にすることができ、上質な成熟と構造を備えた、フルーティーで柔らかく、早くから楽しめるタイプの赤ワインが誕生。※2007ヴィンテージ赤ワイン情報: ブルゴーニュの2007年は、春のはじめに気温が上昇し、一時は2003年を凌ぐほどの早い収穫になるかと予測されましたが、6月から8月にかけて冷涼で湿度の高い天気に見舞われ、カビや腐敗の問題が発生し、結果、糖度が上がらず、多くの生産者が補糖を余儀なくされたといい、病気のプレッシャーから、ピノ・ノワールは例年と異なりシャルドネより早く収穫されました。細心の注意を払って選果した生産者はとても上質なピノ・ノワールを手にすることができ、上質な成熟と構造を備えた、フルーティーで柔らかく、早くから楽しめるタイプの赤ワインが造られました。スペクテーター誌評価(2010):94点 ワイルドベリーの芳香を風味をたっぷりと湛え、土や甘草やスパイスの風味がアクセントとなっていて、長く、広大で、口の中では、初めから終わりまで、元気な核心とすざましい存在感を示しています。予想飲み頃は、2012年から2025年あたりにベストへ。 ■グラン・クリュ・シャルム・シャンベルタン■ シャルム・シャンベルタンは、シャンベルタン村にある8つのグラン・クリュの中の一つで、シャンベルタンの真下に位置し、ジュヴレ・シャンベルタンのグラン・クリュの中で熟成が早く、柔らかく、際立つ果実味が特長的です。また、アルマン・ルソーのシャルム・シャンベルタンは、花や小さな赤い果実の香りと優美さと品格に満ち溢れる非常にしなやかなスタイルが特徴の長期熟成型のワインで、平均して6~7年で飲み頃を迎えます。 ※ブルゴーニュ赤2007ヴィンテージ情報: 2007年のブルゴーニュのピノ・ノワールは例年と異なりシャルドネより早く収穫され、細心の注意を払って選果した生産者はとても上質なピノ・ノワールを手にすることができ、上質な成熟と構造を備えた、フルーティーで柔らかく、早くから楽しめるタイプの赤ワインが誕生。※WS:94点 (詳細は下方に)《ドメーヌ・アルマン・ルソーの2007年》 2006年の秋は非常に心地よく、とりわけ10月と11月の気温に関して記録を更新しました。 12月から2月まで(数日の冬らしい期間を除いて)、気温は例年よりも安定しており、2006年から2007年の冬は、声明の開始以来、最も穏やかな一つでした。この期間、10月にもかかわらず、降水量は11月から1月の期間よりも多くなりましたが、2月の降水量はより標準並みとなり、春は雨を伴った気温の変動は3月には感じましたが、4月には暑気(25℃~30℃)と日射しと干ばつの記録を打ち立てました。5月はたくさんの雨嵐の通り道となって、地域に作用を及ぼし、続く、6月は夏であるにもかかわらず、清々しく爽やかでとりわけ雨天で、その上、秋と冬の例外的に優しい天候状況のため、ブドウ園での作業の再開は時期尚早と判明しました。 芽吹きの膨らみは3月半ばに観察され、4月の夏のような暑気は植物の成長を1ヶ月もかからないうちに風発しました。「発芽/萌芽」は4月半ばに起こり、新しい若葉は毎週姿を現し、早熟の水準と考えるバナーイヤーとしての2007年を示しています。開花は5月の最後の10日間に起こり、そして6月10日からお互いに代わった雨の通り道は優しい気温を伴い、ベリー果の早い成長を牽引し、ブドウの房も6月20日ごろ閉塞しました。その後、7月半ばまで寒かったので、ブドウ果の「色づき」は少しより長持ちした夏の天候の通過とともに7月14日以降に見られ、ブドウ果は降雨の再来と夏の終わりの冷たさのために成熟はゆっくりと発達しました。 ブドウの収穫は初め8月20日に計画しましたが、31日まで遅れたものの非常に素晴らしい天候の下で行いました。ボトリティス菌の局所的発生は重大なことだったため、非常に厳格な選果作業を実施し、その効果で、平均1haあたり30~35hlの収量を得ました。 ワイン造りは良好な条件下で行われ、4~5日間の低温前醗酵、少しのピジャージュ作業を実施し、素晴らしいタンニンを促進するために多くを干渉することなく、マロラクティック醗酵は12月に始まり、長い冬の間中継続し、4月の終わりに終了しました。 2007ヴィンテージは目利きの年で、一層の構造とエネルギーを伴い、品質と熟成能力の面で2006ヴィンテージのワインを追い越しています。果実、スパイスの素晴らしく成熟した風味と濃密さは、2007年を早急な快楽、あるいは保存の1年を造り上げます。〓シャルム・シャンベルタン2007〓ドメーヌでは、「Medium to long ageing vintages」と位置づけて、8~9年後あたりから飲み頃に。
2011/06/10
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【アルマン・ルソー】シャルム・シャンベルタン[2008](赤) CP93続いて特級です。シャルムは美味しいし比較的手に入りやすいので何時も沢山買っています。早く熟成して香りが立つのも良いと思います。さっき飲んだ村名をそのまま大きくしたワインです。香りも濃く、味も濃密で流石特級です。12000円チョイですが、他の作手の同金額のシャンベルタンより美味しいかも知れません。十分価値あるワインだと思います。ラズベリーにアセロラが乗って、赤身肉や腐葉土も感じます。シャンベルタンらしい大地香もあって濃密な果実味とのバランスも素晴らしいですね。まだ若いので果実が強く、強いタンニンは完全に覆い隠されています。ここら辺が最近のワインの特徴です。70年代のワインは待たないと飲めなかったのですが、2000年代のワインは超若い時も美味しいのです。販売店資料よりうま味のある香りとともに複雑な大地香がしっかりと出てくる。また、ほんの少しブドウからのクリーミーさも加わったいい香り。液体はとことんエレガントで、味はうま味が多く、口中で優しい拡がりを魅せる。ただしグランクリュとしては真ん中の張りが若干不足しており、グッとくる充実感はない。しかしルソー節は全開で当然美味しい。 <10年06月試飲>今飲んで89+点 ポテンシャル90+点飲み頃予想 2011~2022年 - 『リアルワインガイド32』 より -Domaie Armand Rousseau / Grand Cru Charmes Chambertin 2008Borgogne Red Dryドメーヌ アルマン ルソー グラン クリュ シャルム シャンベルタン生産者ドメーヌ・アルマン・ルソー生産地ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ジュヴレ・シャンベルタン村特級畑シャルム・シャンベルタンA O Cシャルム・シャンベルタン・グラン・クリュ畑面積1.37ha所有(石灰粘土質の土壌で南東に面し、何年間も、どんな肥料も使われていない。)ブドウ品種ピノ・ノワール100%収 穫*完全な手摘み収穫。(傷んだブドウを計画的に選別し除去し、ブドウが潰れることを避けてデリケートに処理。)収 量1haあたり30~35hlの伝統的低収穫醗酵・醸造*伝統的な方法を用いて、90%除梗。*蓋なしのステンレス製の温度管理機能付き大桶で15日間の醗酵。*一度アルコール醗酵が終わると、圧搾機でデリケートに圧搾。*24時間静置後、オーク樽に入れ替え。*冬の間にマロラクティック醗酵をするため貯蔵室で静置。熟 成ミディアム・ローストに処理されたオークの樽(新樽率100%)で、18~24ヶ月間熟成される。諸処理*醗酵中に、通常のルモンタージュとピジャージュ実施。*必要に応じて、熟成期間中の終わり頃に2~3回澱引き実施。*時々、卵白によるわずかな清澄処理ととても軽いろ過処理を実施。*1年に2回、5月~6月と8月~9月に瓶詰 (アサンブラージュのあとに樽から直接重力を利用し、いつも温度管理された貯蔵室で実施。)。タイプ赤のフルボディ特 徴花のような香りや赤い小さな果実の香りに溢れ、非常に上品でしなやかなスタイルで、6~7年後から飲み頃に。料理チーズ牛や子羊のパテ、鶏の赤ワイン煮など肉料理がよく合う。チーズは、白カビソフトタイプのカマンベールやブリー、ウォッシュ・ソフトタイプのポンレベックやショーム、エポワースなどによく合う。
2011/06/10
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[2008] Gevrey Chambertin - Arumand ROUSSEAUジュヴレ・シャンベルタン - アルマン・ルソー CP95いやー!!これいきなり旨いですね。反則ですよ!!開けて直ぐ、アセロラ香がどー~~~~と、そしてラズベリー・・・いいですね。気に入らないのは7800円と言う値段だけです。確かにボディーや濃密さでは後から来る特級軍団には負けていますが、私はこれが一番好きですね。理由・・ただの酒飲みだからですがね。とにかくルソー節全開です。本当に綺麗なワインだと思います。最高のピノだけが持つエレガントさ気品と言った物を村名なのに持っています。まあ飲んでみて下さい。販売店資料よりDomaine Armand Rousseau / Geverrey Chambertin 2008Bourgogne RedDryドメーヌ アルマン ルソー ジュヴレ シャンベルタン生産者ドメーヌ・アルマン・ルソー生産地ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ジュヴレ・シャンベルタン村A O Cジュヴレ・シャンベルタン畑面積2.21ha所有(石灰粘土質の土壌で南東に面し、何年間も、どんな肥料も使われていない。)ブドウ品種ピノ・ノワール 100%平均樹齢40年以上収 穫完全な手摘みで行い、傷んだブドウを計画的に選別し除去し、ブドウが潰れることを避けてデリケートに処理。(1haあたり30~35hlの伝統的な低収穫)醗酵・醸造伝統的な方法を用いて、90%除梗し、蓋なしのステンレス製の大桶で15日間の醗酵、通常のルモンタージュとピジャージュ、最高31~32℃に厳しく温度管理され、一度アルコール醗酵が終わると、圧搾機でデリケートに圧搾される。その後、24時間静置し、オーク樽に入れ替え、冬の間にマロラクティック醗酵をするため貯蔵室に移す。熟 成ミディアム・ローストに処理されたオークの樽(新樽率:35~100%/AOCにより選別)で、18~24ヶ月間熟成。諸処理必要に応じて、熟成期間中の終わり頃に2~3回澱引きが行われ、時々、卵白によるわずかな清澄処理ととても軽いろ過処理を施された後、1年に2回、5月~6月と8月~9月に瓶詰される。また、瓶詰は、アサンブラージュのあとに樽から直接重力を利用し、いつも温度管理された貯蔵室で行う。タイプ赤のフルボディ特 徴ラズべりーが主体の赤い果実の素晴らしく、猛烈な芳香と目の詰まった濃厚な口当たりのスタイルで、飲み頃:5~6年後から。料理チーズ牛や子羊のパテ、鶏の赤ワイン煮など肉料理がよく合う。チーズは、白カビソフトタイプのカマンベールやブリー、ウォッシュ・ソフトタイプのポンレベックやショーム、エポワースなどによく合う。
2011/06/10
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シャルム・シャンベルタン[2008]/ドメーヌ・アルマン・ルソー CP93この手のワインを飲むと「幼児虐待」と言うそうです。先日の2007年のDRC全種水平の会など、幼稚園にダンプで突っ込んだ様なもの・・・でも私は若い時に飲むのも、とっても大事だと思っています。古酒の感動は素晴らしいですが、瓶詰め後のワインの持つ感動も素晴らしい!!お花でも散る間際より、咲き立ても大事です。ただどんなワインでも若い時に飲んだら旨いとは限りません。それは古酒も同じです。詰めて3ヶ月後に大きな感動をよぶワインもあるのですよ。私のワイン人生でも特に印象深かったのは、82のムートンと先日飲んだDRCのモンラッシェです。82のムートンはパーカーが100点を付けた年です。インポーターも力が入っていて、到着したワインを8人のソムリエに振舞ってくれました。田崎さんや、金谷さん、@@協会現会長とかと一緒に丸テーブルを囲んで日本に到着したばかりのムートンの82を飲みました。これが実に旨い!!果実が甘く、濃く、深い、確かに熟成香は無いが、本当に綺麗なアロマがあって美味でした。しかしこのワインが半年後から閉じ始めて、30年以上経った今でも開かないとは・・・60本以上買ったのですが、6本若い時に飲みましたが、後は正直言って未だにあの美味しさを超えません。グレート・ヴィンテージは寝かせて飲むと言う常識の間違いを体感したワインでした。先日飲んだDRCのモンラッシェ・・・これが実に旨いのですよ。本当に若いのに大人びた味と香りを持っている・・・この感動をこの07が何時超える事が出来るのか・・・100本以上DRCのモンラッシェを飲んで来た私にとって、最高のモンラッシェがこの07を11年の3月に飲んだ味なのです。完璧な美味しいワインでした。アニメの美人みたいな完成度でした。30年経ったDRCも大感動します。ボルドーの特級も大感動です。でも何本もこの手の古酒を飲むと、作り手の個性が無く、テロワールとヴィンテージと保管状況の特徴ばかりが目立ち、どれも似たワインである事に気がつきます。若い偉大なワインは、作りの特徴と作り手の思いが全面に出て来て実に面白い・・・と言う事で、是非良いワインは若い時(ファーストリリース後半年位がベストな場合が多い)と10年後、20年後、30年後、40年後と飲んで、一人の人間の成長を見守る様に飲んで頂きたいと思います。若く輝いていた時も知って、枯れて熟成した姿も知る・・・これがワイン飲みの王道だと思います。でこのシャルムですが、良いですね。ルソーのワインの中でも早熟でチャーミングなワインです。パワー感を多くは求めない私とってはとても好きな特級です。手に入りやすいのが良いですね。まあはっきり言ってまだじゃじゃ馬です。構成要素がバラバラで主張しあっています。でも一つ一つがとっても魅力的です。タンニンも強いです。果実も濃密です。酸もイキイキしています。果実の香りも素晴らしい!!これは絶対に凄いワインになるでしょう。荒削りの大型俳優と言う感じでしょうか・・・08はルーミエのシャンボールも抜群でした。楽しみなヴィンテージです。08のDRCも来春、集団@@で楽しみます。ルソーの主要畑一覧グラン・クリュシャンベルタン2.2haシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ1.4haリュショット・シャンベルタン・クロ・デ・リュショット1.1haシャルム・シャンベルタン1.4haマジ・シャンベルタン0.5haクロ・ド・ラ・ロシュ1.5haプルミエ・クリュジュヴレ・シャンベルタン・クロ・サン・ジャック2.2haジュヴレ・シャンベルタン・ラヴォー・サン・ジャック0.5haジュヴレ・シャンベルタン・カズティエ0.5haヴィラージュジュヴレ・シャンベルタン2.2haうま味のある香りとともに複雑な大地香がしっかりと出てくる。また、ほんの少しブドウからのクリーミーさも加わったいい香り。液体はとことんエレガントで、味はうま味が多く、口中で優しい拡がりを魅せる。ただしグランクリュとしては真ん中の張りが若干不足しており、グッとくる充実感はない。しかしルソー節は全開で当然美味しい。 <10年06月試飲>今飲んで89+点 ポテンシャル90+点飲み頃予想 2011~2022年 - 『リアルワインガイド32』 より -
2011/04/30
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ヴァンサン・ジラルダン シャルム・シャンベルタン [2001]750ml 2002ヴァンサン・ジラルダンは若い物を飲むと強過ぎて好きになれないのですが、少し寝かせると割と柔らかくなって、、、旨い!!と思わせるワインを作ります。シャルムはシャンベルタンの特級の中でもお買い得品が多く、比較的若くても楽しめるので好きなワインです。02と言う事でまだ強い硬質感があるかと思いましたが、結構良いですね。十分なパワー感は持っているのですが、適度な熟成でいい感じになっています。特級らしいスケール感と、熟成感が相まって実に美味しいワインに仕上がっています。01のエシェゾーも素晴らしかったですが、この02のシャルムも良いですね。ただ強いだけでパーカー評価が高いだけと馬鹿にしていた、ジラルダン見直しました。色は深いルビー色、香りはラズベリー、チェリーリキュール、スグリ、赤身肉、スパイス、革、腐葉土、味わいは濃密な果実味、繊細な酸、ふくよかなミネラルとエキス分、余韻の長い特級的な立体的なワインです。旨いです!
2011/03/10
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[2006] シャルム・シャンベルタングラン・クリュ(アルマン・ルソー) CP93ルソーの特級で最も早く美味しくなるのがシャルムです。綺麗なワインで正直言って天然鴨の血のソースには合いません。弱過ぎました。まあ次のオーブリオンに鴨の皿は任せましょう。まあ誰が飲んでも美味しいルソーらしいワインです。色は澄んだ明るいルビー色、香りはアセロラ、ラズベリー、バラ、蝋感、赤身肉、腐葉土、森の下草、ハーブ、味わいは、余韻の綺麗な酸、強い粘性のあるミネラル、優しいタンニン、豊潤な果実味、肉厚のミネラルの上にラズベリーとアセロラが乗った実にルソーらしいワインに仕上がっています。
2010/12/28
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ジュブレイ・シャンベルタン1erCru『ラヴォー・サン・ジャック』[1999]ドニ・モルテ CP97これ凄いです!!パーフェクトなラヴォー・サン・ジャックですね。文句の付けようが無いです。美味しいワインとはこういう物だと言うワインでしょう。流石ドニ・モルテですね。彼の傑作の一つでしょう。香りも豊潤、味も濃密で、適度な熟成感もあって直ぐに開きます。第一期飲み頃のピークと言って良いと思います。この日のトップはこのワインかクリュッグの88でした。まあ一番ドニがのっていた頃の作品で、これならDRCやデュガ・ピィに負けません。色は深い濃い輝いたルビー色、香りはラズベリー、ブラックベリー、バラ、スミレ、革、鞍、赤身肉、腐葉土、甘草、森の下草、味わいは、エレガントで濃密な果実味、綺麗な余韻の酸、優しく果実に包まれた奥行きのあるタンニン、豊富なミネラルとエキス分、口一杯に広がるボリュームのある果実と最高の舌触りを持った立体的でスケール感のあるワインです。尾長鴨とよく合います。肉が食べたくなるワインですね。
2010/12/18
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シャルム・シャンベルタン[2001]ティエリー・ボーモン 750ml CP92ちょいと持って歩いて飲んだのですが、やはり澱が舞って濁ってしまいました。タクシーの中で二度ほど倒したのが行けなかった様です。しかし美味しいワインです。優しい香りと繊細なボディーの飲みやすいワインです。最初の30分はボディーが軽く感じたのですが、徐々に香りのパワーと揃って来て特級らしくなって来ました。販売店資料よりボーモンは代々ぶどう栽培をしていた、家族経営の生産者です。ワインの造り手として設立されたのは1991年で、現在は5代目にあたるマクセル・ボーモンが運営にあたっています。1998年までは生産する全てのワインをネゴシアンに販売していましたが、ボトルで販売して欲しいという顧客の声に応える形で、1999年より元詰めを開始しました。当初は80パーセントを元詰め、20パーセントをネゴシアンに販売していましたが、2003年からは100パーセント元詰めとなりました。モレ・サン・ドニ、ジュヴレ・シャンベルタンなどあわせて4.5ヘクタールの畑を所有しています。純粋でエレガントとは、少々相反してしている感じもありますが、ぶどうの遺伝子の良さからくる味わいとでも言えそうな、素晴らしいバランスの良さがあります。リアルワインガイド第5号にも紹介された将来、楽しみなドメーヌです。以下、『(有)寿スタジオ リアルワインガイド第5号』より抜粋 モレ・サン・ドニに拠を構える新しい生産者を紹介したい。 以前は収穫のほとんどをネゴシアンに売っていたドメーヌだが (最近いたるところで目にする言い回し)、 98年に自社瓶詰めを開始して気合いの入ったワインを生産し始めた。 ・・略・・そして問題の品質だが、これがまことに良いのである。というかスタイルが良い。 本塩得意のフレーズ 「決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、 エキス分が凝縮したきれいなワイン」なのだ。 最近増えてきた感のあるこのスタイルは、日本人として諸手を挙げて大歓迎したい。 詳しくは個々のレヴューをお読みいただくとして、 試飲した4本に共通するもうひとつの印象は 「小細工なしのとても実直に造られたワイン」ということ。 これはブルゴーニュの、いや全ワインのキモである。(徳丸真人)
2010/12/06
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【9月30日より出荷】モーム ジュヴレ・シャンベルタン ラヴォー・サン・ジャック 1級 2003【YDKG-t】 2002 CP94何時もながら美味しいワインです。モームが任期が出ないのが良く理解出来ません。おそらく数回コンディションの悪いワインが楽天ショップに流れたからでしょう。実に綺麗でチャーミングなジュヴレを作る蔵です。コンディションの悪いのが安く楽天に出て、ブログ等で悪い評価が出る・・・良くある事で、作り手に取ったら悲劇ですね。非常に力強く、香の良いピノです。サン・ジャックらしい深みもあります。輝くルビー色、ラズベリー、獣、バラ、紅茶、ハーブ、大地、森の下草の香りです。非常に強く洗練された香りです。味はエレガントで濃厚な果実味、柔らかいタンニンと酸、ビロードのような喉越し、素晴らしいワインだと思います。特級並の酒質です。販売店資料よりモームの生産するアイテムの中でも、特に品質の高いアイテムで、このドメーヌの看板と言っても過言ではないアイテムです!元より、ジュヴレ・シャンベルタンの1級の中でも筆頭とも言われるラヴォー・サン・ジャックですので、畑の持っているポテンシャルも高く、グラン・クリュにも匹敵すると評価する専門家も多い畑です。マット・クレイマー氏は、このドメーヌのマジ・シャンベルタンが特にお気に入りのようですが、そのマジ・シャンベルタンの紹介に引き合いに出されるくらいの品質を誇り人気も高い畑のひとつです。ジュヴレ・シャンベルタンの優良生産者としてかなりの有名人ですが、品質の高いアイテムを生産しているからこその名声で、安心して販売できる品質でワインを生産いてお薦めの生産者です!しかも、今回は2002年というグレートヴィンテージです!!『ジュヴレらしい力強さと 滑らかさに満ちたワインを生むドメーヌ 』現在はドメーヌの名声を高めた父ベルナールも引退し、息子のベルトランが(ディジョン大学の生化学の教授も務めた)日々精力的にワイン造りに取り組んでいる。ヴァンダンジュ・ヴェールトで収量を抑えながらトリをしっかりと付し、健全なぶどう果を収穫するが、フェノール類が熟し、糖と酸のバランスのよい状態を見極め、以前に較べ早めの時期におこなうようになった。つくりでもピジャージュの回数を減らすなど、それまでよりタンニンなどの抽出は控えめとなっている。樽もアリエ、ヴォージュに加え、近年ではトロンセー産も用いるようになり、新樽の割合もジュヴレのアン・パリュで10パーセント、グラン・クリュでも25パーセントと、ベルナールの頃より割合を低く抑えていて、ベルトランに代わってからより繊細さの感じられるつくりに変化している。最低でも10年以上の熟成を必要としたベルナールの時代に較べ、近年では長期熟成タイプでありながら、プルミエ・クリュ、ACジュヴレなどは若くても愉しめる(とはいえ抜栓してすぐにグラスへ、ではなく、事前にデカンタージュをするか、前日の抜栓を強くお勧めしたい)ワインに仕上がっていて、リリースして間もない時期でも十分美味。< インポーター情報より 抜粋 > 【モーム】ジュヴレ・シャンベルタン・1er・ラヴォー・サン・ジャック[2001](赤) 【YDKG-t】この01お買い得でしょ!
2010/09/19
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[2008] Gevrey-Chambertin en Champs - Denis MORTETジュヴレ・シャンベルタン アン・シャンプ - ドニ・モルテ 2001 CP94ドニ・モルテはルロワ、DRCと同等に評価をされている蔵です。ジュヴレの蔵では、ルソー、クロード・デュガ、ベルナール・デュガ・ピィと並んで高い評価を受けています。2001年はまだお父さんが健在な頃で力強いワインを作っています。父は2006年1月30日午前11時に拳銃自殺で他界されました。享年50でした。今は息子さんが父と同じように素晴らしいワインを作っています。樽の使い方を微妙に変えてより現代的なフィネスを大事にしたワインに変わっている様に思います。このジュヴレ・シャンベルタンのアン・シャンの畑はコンブ・オ・モワインヌ等がある丘の一級のシャンポーの真下です。葡萄の木は樹齢80~100年と古く、村名を超えたワインが生まれます。この瓶も良いですね、01の村名とは思えない重厚なワインです。噛みしめるボディーがあります。香りもチェリー系リキュールの香りで一流ドメーヌ特有のオーラがあります。色は深いルビー色、香りはブラックチェリーリキュール、ラズベリー、赤身肉、革、バラ、ローズヒップ、腐葉土、森の下草、茸、味わいは余韻の綺麗な酸、豊潤で濃密な果実味、柔らかく優しいが逞しいタンニン、立体的で三次元的な広がりと、複雑さを持ったワインです。 販売店資料より濃縮感に富んだ艶やかなワインで、ブルゴーニュでトップのつくり手たちの仲間入りを果たしましたが、2005年初め、ドニの死去という突然の不幸に見舞われました。現在は息子のアルノー--まだ20代後半だが、1997年からドメーヌを手伝い始め、その後もメオ=カミュゼやルフレーヴ、さらにオーストラリアで研修を積んだ- -が母親のローランスとともにワインづくりに取り組でいます。今日、畑へ還れという言葉はすこしも珍しくないでしが、以前からテロワールを重視し、祖父シャルル--父ドニは1970年代半ばにシャルルの元で働き始め、 1990年代初頭、その引退に伴い跡を継いだ--の時代から化学肥料などは用いず、一貫して有機栽培での耕作をおこなってきました。これらのぶどう樹はヘクタール当たり1万本の強い密植がなされ、樹齢は高く、レギュラーのジュヴレACでも20年から50年、そのヴィエーユ・ヴィーニュは70年から80年、ヴィラージュのアン・シャンとプルミエ・クリュのシャンポーで80年を超える樹齢となっています。醸造の面で徹底しているのは100パーセントの除梗。ワインに苦味、青臭さが付くことを避け、果梗は用いない。また果汁はヴァン・ド・グートのみ使用、ヴァン・ド・プレスはネゴシアンへ売却します。発酵は低温のマセラシオンを含め長期にわたり、その際ピジャージュよりもルモンタージュを多用するが、タンニンの質を損なわないよう、おだやかに循環させます。 2006年のミレジメより新樽の割合も変化しました。父ドニの時代、ヴィラージュ以上は100パーセントの新樽でしつけていたが、アルノーになってからはマルサネで4割、ジュヴレACは半分、ジュヴレのヴィエーユ・ヴィーニュで6割から7割という比率に下げました。用いる樽材も36ヵ月間と通常より1.5倍ほど長く乾燥させたものを使用。1年半前後の樽熟の後、瓶詰めとなりますが、清澄・濾過はしません。 深みある色調のワインは、ヴォリューム感ある果実を粗さはないものの十分なタンニンと酸が支えるというしっかりとした構造はそのままに、父ドニの時代に較べ明らかに滑らかさとエレガントさを増したようです。2006年産よりラベル下部には、つくりはアルノーがおこなっているとの"vinifie par Arnaud Mortet"の字句も入った。ドニ亡き後、着実に歩みを進めるドメーヌ・モルテです。
2010/09/13
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[2001] ジュヴレ・シャンベルタン 750ml 赤 ロベール・グロフィエ CP93多くの01の村名が飲み頃のピークに入って来ています。このワインもピークを迎えた様です。若い頃のボリューム感は減って来ていますが、実に良い感じです。癒し系ブルゴーニュです。完熟でいかにも美味しい香りが漂います。透明感があるのに旨みもあって鑑賞に堪えるワインに仕上がっています。色は深いルビー色、香りはラズベリー、バラ、紅茶、ローズヒップ、ハーブ、腐葉土、森の下草、味わいはエレガントで豊かな果実味、柔らかいタンニン、余韻の綺麗な酸、ややボディーは薄めですがバランスのとれた美味しいワインです。
2010/09/13
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ルモワスネジュヴレ・シャンベルタン[1996]赤 [750ml] 1993 CP92古酒で有名なルモワスネのジュヴレです。良く出来たワインです。古酒屋さんの古酒は古酒感の無いワインが多いのですが、これは自然な熟成をしています。ジュヴレらしい肉付きと大地香、そして93らしい熟成による円熟感、実に素晴らしい癒しの一本です。色はレンガがさしたルビー色、香りは枯葉、腐葉土、ラズベリー、革、スモーク、スパイス味わいは枯れたタンニン、余韻の綺麗な酸、ふくよかな果実味、厚みのあるミネラル分、余韻の長い熟成感のあるワインです。幸せな一時を演出してくれるワインです。
2010/09/06
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【アルマン・ルソー】 シャルム・シャンベルタン 1995 [赤] 750ml 【Armand Rousseau】 Charmes・Chambertin 1995 1999 CP94実に素晴らしいワインです。ルソー節全開です。pp評価は何と!87~89で既に飲み頃はOLDですが、完熟ではありますが、まだまだ若々しいワインです。こんな素晴らしいワインに87点付ける人とは一緒に飲みたくないですね。香はルソー香、味はルソー節です。これで終わると怒られそうですが、本当です。色は深い綺麗なルビー色、アセロラの香にラズベリーが乗っています。赤身肉や革の臭いもありますが、甘い豊潤な香りに酔えますよ。味わいもシャルムらしいふくよかでチャーミングな味です。淡く可憐な口当たりですが、深くて大きく複雑さを持っています。これがルソーの不思議な所です。透明感があってクリアーで淡いのですが、深くて余韻が長く口一杯に広がるのです。まあ流石ルソーの特級ですね。飲み頃です。1999 Domaine Armand Rousseau Charmes Chambertin Wine Advocate # 136Aug 2001 Pierre Rovani (87-89) Drink: 2001 - 2009 $240 (100) The medium to dark ruby-colored 1999 Charmes-Chambertin has boisterous, sweet red cherry aromas. Medium-bodied and supple, it reveals loads of red and black cherry fruit in its fresh yet firm personality. Drink it over the next 7-8 years.
2010/08/29
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[2005] ジュヴレ・シャンベルタン クロード・デュガGevrey Chambertin Claude Dugat CP90ポマール、ヴォルネイと飲んで怖いもの見たさで開けてみました。濃いですね~~~リリース直後の方がまだ飲めます。どうやら閉じ始める予感です。まだ閉じてはいませんがもうじき閉じると思います。飲むなら今か、8~10年後でしょうね。2年後位に飲むのが最悪でしょう。よく当り年のワイン買わない方が良いですよ。とワイン会のお客さんに言うのですが、皆さん信じてくれません。自分で沢山ワイン買って勉強した人は授業料払って分かっているのですが・・・当り年のワインはセラーの肥やしにしかならないワインが多いのですよ。買って15年待つって本当に大変です。だって120本入りのセラーでも15年寝かすワイン60本あったら、15年間は60本入りのセラーと同じ事ですよ。ボルドーのプリムールなど当り年は絶対に買う物ではありません。20年後に飲むワイン買ってもしょうがないでしょう。それに為替が変わったり不景気になるとプリムールより安い価格で出て来ることはしばしばです。最近でも2000年や2005年が安く出てきたりします。ワインは月に50円寝かせるのに費用が掛かると思った方が良いでしょう。一年600円、20年寝かせると電気代やらなんやらで12000円ですよ。5万円のワインなら良いですが、飲み頃のワインを買った方が無難なのです。これは、深いインクの香がします。ボルドー並のタンニンと凝縮感があります。05のジュヴレで比較すると一番濃いでしょう。それもただ濃い。デュガ・ピィやドニモルテとは違います。一本調子で濃いのですよ。先日飲んだシュヴィヨンの03レ・サンジョルジュも濃いですが可憐さがあります。クロードの05のワインは本当にボルドー飲んでいるみたいです。それもラトゥールとかを。景気の良かった時は買えなかったのに05が11000円で市場に溢れています。日本人には合わないので栓を抜く人が少なかったのでしょうね。そうでなければ当り年の05がこんなに市場にあるわけありません。円高の影響もあって値段は安いと思います。ボルドー好きの方は是非飲んでみて下さい。ラトゥール並の凝縮感が楽しめます。販売店資料より2005VTブルゴーニュ・ルージュとジュヴレイ・シャンベルタンと飲み比べしました。 13~14℃前後で抜栓し1時間位置く。紫がかった濃いガーネット色、赤い花、薔薇、 ハイビスカス、沈丁花、プラム、グリオット、ブラックベリー、桃、ビターオレンジ、 赤身肉、レザー、黒胡椒、香菜、丁字、甘草、杜松の実、オレガノ、タイム、ローズ マリー、ナツメグ、メース、バニラビーンズ、桂皮、コーヒー、シガー、武夷岩茶、 腐葉土、濡れ落ち葉、黒い土、ミネラル、根本的な基礎パターンはブルゴーニュ・ ルージュと同じだが、ハーブ・ミネラル系が謳うボキャブラリーが全然違う。非常 に目の詰まった濃い色合いで、凝縮された花とフルーツが一杯に感じられる。甘く 熟したフルーツの凝縮された力強い味わいと、舌に絡むかのような肉や革系のどっ しりとしたコク・ボディが、混ざり合いながら押し寄せてくる。多分下記のブルゴ ーニュ・ルージュの方が素直で分かり易いかもしれない。今飲むのであれば、この ジュヴレイよりもブルゴーニュ・ルージュの方が美味しく飲めるだろう。何故なら これの方が直接的な感覚がぼかされストレートに展開していない。ルージュと同じ ような果実味の甘さとタンニンの強さも、直線的ではなくまるでオブラートに包ま れたように緩慢に感じる。まだ飲むには若過ぎて、本来の力すら分かっていないし、 5から10年後にやっと正体を見せてくれるだろう。だがいつもデュガのジュヴレイ と比べ、滑らかな口当たりを持ち、強さとエレガントさと複雑さが同居したような 雰囲気を持っている。ルージュよりも高い酸を持ち、しっかりとした骨格とどっし りとした体躯、軽やかな身のこなしを隠し持っているような気がしてならないのだ。 一番の違いは、凝縮された花とフルーツ・どっしりとした肉・革系のニュアンスの 後に数え切れないくらいのハーブ・ミネラル系のニュアンスが湧き出てくる。余り に多く、複雑なため、分析しきれずに理解できないのも無理はない位だ。強すぎて、 ストレートに表現しすぎる今までのデュガに少し食傷気味だった。途轍もなく濃く、 力強く、強靱だが、一方向からグイグイ押していくタイプだと思っていたし、力が 抜け、酸が弱まると一気に崩れていくのを何度見たことか。ところがこの2005年 というヴィンテージの所為か、デュガが変わったのかは不明だが、今までになく 滑らかな口当たりを持ち、複雑、且つエレガント。当然、凝縮感や力強さは健在 だが、ここまでの見事なバランスは見られなかった。デュガの2005は、今までと は違う気がしてならない。絶対に買っておいて損は無いと感じた。でもすぐに飲 みたければ下記のブルゴーニュを買った方が良いだろう。 H19.06.23下記は2002VTのときのコメントです。16℃前後で抜栓、1時間くらい置く。紫がかった濃いガーネット、ブラックチェリー、 ブラックプラム、ザクロ、イチゴ、赤い花、赤身肉、レザー、黒胡椒、ベルガモット、 ういきょう、バニラ、樽、ミネラル、さすがとも言うべきクロード・デュガ、とても濃く 凝縮された甘いフルーツとしっかりとした肉、スパイス、ハーブが綺麗に溶け合い 纏まっている。しっかりとしたコクとボディ、どっしりとしているのに嫌味が無く、樽 香も鼻につかない。飲みこむほどに、ミネラルと酸のバランスの良さを認識させら れる1本だ。値段は別としてジュヴレイとしてはかなりハイレヴェルのものだという 事が良く判る。 H16.07.10 2005 Domaine Claude Dugat Gevrey Chambertin Wine Advocate # 170Apr 2007 David Schildknecht 89 Drink: N/A $80-$132 (80) The 2005 Gevrey-Chambertin (and all of the wines that follow it in Claude Dugat's line-up) was bottled only a week before I arrived, but any tendency these wines had to seem unyielding struck me as part and parcel of their personality and the vintage rather than a result of their recent (unfiltered) bottling. This comes from numerous parcels, most of them below the route nationale. Aromas of dried cherry and cranberry with whiffs of wood smoke and oak resin lead to a concentrated, sweet yet pithy, chewy palate of chocolate-dipped and kirsch-saturated dried cherries, with firm tannins and noticeable oak but undeniably persistent sweetness in the finish. I confess to finding this more formidable than loveable. The structure and concentration suggest at least 8-10 years aging, although I am uncertain about what will emerge as this wine's primary sweetness recedes. Known for his low yields and intensely concentrated Pinots (all but the Bourgogne raised in new barrels), Claude Dugat - with the increasing involvement of his son Bertrand - has rendered a formidable 2005 collection that makes no concessions to early charm.
2010/08/23
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[2007]ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ/フーリエ CP92最後に07と言う事で、07の人気者フーリエをお出ししました。これは皆さんブルゴーニュだと分かった様で、ドメーヌと村名当てになりました。非常にパワフルでいて繊細さを持ったワインです。人気になるのが分かる様な気がします。ただ07の特徴の酸はあまり感じません。まだ若いのでタンニンはざらつきが残っていますが、果実味が強いので気になりません。ジュヴレらしさもある良いワインだと思います。3年後が楽しみなワインです。販売店資料より「ドメーヌ・フーリエ」は、現在5代目のジャン・マリーが率いるジュヴレ・シャンベルタンを本拠とする生産者。 14歳(!)で4代目となった父、ジャン・クロードは「醸造するには早いうちからたくさん経験を積むのがいい」と50歳の若さで1994年にジャン・マリーに禅譲しました。 ジャン・マリーは父はもちろんのこと、あのアンリ・ジャイエの薫陶を受けたことも知られていますが、「その誰の真似でもない、自分だけのワイン造り、哲学がある」というこだわりを持っています。 高度な技術に頼らず自然に任せていた二十世紀初頭の流儀をよしとする、フーリエがこの[2007]年に大成功を収めたのは、数多方法論がはびこる現代に対する天からのメッセージだったのかもしれません。 新樽はグランクリュでも20%以下。 自然の純正さを追い求めた、フーリエの作品をお楽しみください。
2010/07/25
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楽天最安値に挑戦中!あくまでも上品でしなやか!魅力溢れるグランクリュ!![2002] シャルム・シャンベルタン トルトショ【あす楽対応_関東】【あす楽対応_近畿】【あす楽対応_東海】【あす楽対応_甲信越】【あす楽対応_北陸】【あす楽対応_東北】【あす楽対応_中国】 1999 CP93ひさしぶりに開けてみました。良いですね。ワイルドな特級らしい味わいです。この蔵、日本では人気がありませんが、クラスマンでも高評価です。色は深いルビー色、香りはアセロラ、火打石、僅かな乳酸、革、ラズベリー、獣、腐葉土、味わいは濃密な果実味、余韻の綺麗な酸、逞しいタンニン、3次元的な世界を持ったワインです。非常に力強く、99ですがまだ若いです。今飲んで充分満足出来ますが、5年後も楽しみなワインです。販売店資料より▼厳しい評価で知られるワイン評価誌の「ル・クラスマン」で、ドメーヌ・トルトショが高評価!!『新鮮なアロマと優雅なテクスチャーに重きを置いた造りだが、 それでいて薄くならず、タンニンがパサついてもいない。 そのうえ畑の個性もごく自然に、しかし明確に表現されている。』~フランスワイン格付け~ブルゴーニュの伝統を尊重した"ぶどう栽培とワイン造り"Domaine Tortochotドメーヌ・トルトショ前当主ガブリエル・トルトショ1865年から4世代続くジュヴレイ・シャンベルタン村の名家。数年前に亡くなった前当主ガブリエルは、栽培理事長やINAOの栽培委員も勤めた信頼の厚い人物でした。現在は、二人の娘によってこのドメーヌを運営しています。畑の総面積は11ha、1haあたり10,000株の割合で植えられており、35hl/haで収穫されます。年間生産量は60,000本。ピノ・ノワールを手摘みで収穫し、平均樽熟成期間は15~18ヶ月、ノン・フィルターでぶどうの旨みをしっかりと残したワイン造りを行い、数多くの栄誉に輝くジュヴレイ・シャンベルタン村でトップレベルのドメーヌの一つです。より良い品質を求めて、ぶどう栽培・ワイン造りはブルゴーニュの伝統を尊重した方法で行われています。熟成の平均新樽比率は、グラン・クリュで100%、プルミエ・クリュで50%です。2003年より試験的に減農薬農法を採用しており、レ・コルベのぶどう畑では、オーガニックな材料のみ(銅と硫黄)と植物からできた天然の殺虫剤を使用しています。彼らの目的は、「自然のエコシステムを守ること、地球上の動物や虫、植物の生命を守ること、土壌のライフスパンにもっと重きを置くこと」 です。化学的な除草剤を使う代わりに、土を耕し、雑草が生えるようにします。その結果土壌はナチュラルになり、個性豊かな土壌からユニークなぶどうが育ちます。ぶどうの木の根はより深い所まで根を伸ばし、ミネラル豊かな層から栄養分をとることが出来ます。このように、ぶどうの質を大いに高め、香り高く、多彩なアロマと風味に溢れた、絹のように口当たりが滑らかなワイン造りを行っています。 赤い果実、甘草やレザーの香りあくまでも上品でしなやかチャーミングな果実味広がるフルボディタイプの赤ワイン♪特級畑シャンベルタンのすぐ下に広がる、特級畑"シャルム・シャンベルタン"「シャルム」とは、「魅力」という意味。その名の通り、魅力溢れるピノ・ノワールの素晴らしさを感じていただけるワインです!ブルゴーニュの持つ様々な要素が力強く結合したワイン!是非、ゆっくりお楽しみいただきたい逸品です♪
2010/07/21
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【フェア特価!】[2004] ジュヴレ・シャンベルタン “アン・シャン” / フィリップ・ルクレール フランス ブルゴーニュ / 750ml / 赤 2003 CP93ジュヴレはジョセフ・ロティかルクレールか悩みましたが、03のルクレールにしました。この03のジュヴレは熟れていて硬さが取れて飲み頃です。そう言う意味ではルクレールと当てるのは難しいですが、ジュヴレらしさはしっかり持っています。03は暑かった年で酸が無い、美味しく無いとネガティブに思われている方が多いですが、私は良い年だと思います。蔵によっては酸は弱いですが、酸が弱く感じるだけで検査すれば酸はしっかりあるので数字で出て来ます。多くは果実味の甘さが強いので酸を弱く感じるだけです。若い頃はバランス悪く甘味が強く出た様なワインもありましたが、今はバランス取れて大変美味しくなっています。豊かな果実味、ジュヴレらしい逞しさと大地香、実に旨いワインです。出し汁も多く、タンニンも多く、皆さんがジュヴレに求める男性らしさやナポレオンのイメージを持っています。素晴らしいワインですよ。
2010/06/25
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ドメーヌ・アンリ・ペロ・ミノ シャルム・シャンベルタン VV[2003]赤 CP95今最も乗っている作り手だと思います。DRCやルロワ並のワインを作っていますが、日本ではサントリーが輸入していてコンディションの悪いワインをバッタで流すので評価が上がって来ません。今回ヴィノラムさんが少量輸入したコンディションの良いペロミノを分けてもらいました。圧倒的な存在感です。オーラを感じるワインです。デュガ・ピィとかヴォギュエを飲んでいる時に感じるオーラがワインから出ています。超一流ドメーヌのワインだけが持つオーラを感じます。アセロラのジャムです。ラズベリーのジャムです。濃いけどエレガントです。濃いけど透明感があります。深い、奥深い世界に引き込まれて行く様な感じがあります。まだ若いのでアロマが主体ですが、凄い潜在力を感じます。2005年のヴィンテージにパーカーが100点付けたので危険です。私はラターシュやコンティ、リシュブールを除けばDRCに十分勝っているワインだと思います。飲みながら、噛みしめながら、深い果実と、長い余韻と、厚いビロードの様な喉越しを感じます。販売店資料よりモレ・サン・ドニに本拠を構えて家族4代続く生産者。1973年にアンリによって設立されまし。1993年に現当主(写真左)クリストフペロ・ミノがドメーヌを引き継いで以来、気鋭の生産者として評価を高めている。アンリから引き継いだ畑は「アンリ」の名で、彼の世代になってから入手した畑は、「クリストフ」の名前でリリースしています。--[2つのドメーヌ名の使い分けは,アンリ ペロ・ミノ としてリリースされる畑 (父親から家族代々受け継ぐ畑) ・シャルム・シャンベルタン ・マゾワイエール・シャンベルタン ・モレ・サン・ドニ (村名)(1級畑) ・シャンボール・ミュジニー ラ コンブ ドルヴォークリストフ ペロ・ミノ としてリリースされる畑 (クリストフが1999年に引退したペルナン・ロッサンから購入した畑) ・ヴォーヌ・ロマネ (村名)(1級畑) ・ニュイ・サン・ジョルジュ ラ リシュモーヌです] 栽培はリュット・レゾネ。厳しい剪定とグリーン・ハーヴェスト、摘葉によって収量を大幅に抑え(1つの木から6~7房しかならない程度)、非常に凝縮度の高いブドウを生み出す。テロワールを尊重し、収量を制限することによって、十分に成熟し、かつ凝縮感のあるブドウから複雑味をもつ長熟なワインを生み出します。収穫は手摘み。醸造所で選果台にて厳密に選果が行われる。平均収量は特級・1級クラスでは30hl/ha、村名・地域名クラスでも40hl/haと少ない。醸造は、100%除梗された後、13℃にて5~7日間にかけてプレ醗酵が行われる。アルコール醗酵は30℃にて約1週間から10日間。ピジャージュはワインの状態及びヴィンテージに応じて行われる。新樽は村名ワインに対して30%、1級と特級については約50%使用している。バトナージュは行わず、樽熟成は12~16ヶ月。澱引きはされるが、コラージュはされない。フィルターはかけられずに瓶詰めされます。平均樹齢の高い畑:マゾワイエール・シャンベルタン平均60年シャルム・シャンベルタン平均60年モレ・サン・ドニ ラ リオット平均55年シャンボール・ミュジニー コンブ ドルヴォー平均65年 ジュヴレ・シャンベルタン平均45年モレ・サン・ドニ・アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィ平均37年シャンボール・ミュジニー平均90年ブルゴーニュ ルージュ平均50年ニュイ・サン・ジョルジュ・ラ・リシュモーヌ平均60年シャンボール・ミュジニー・レ・フュエ平均60年ヴォーヌ・ロマネ・シャン・ペルドゥリ平均50年 ワインスペクテーター 96点
2010/06/15
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