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ギド・アシェット星ゲットドメーヌ・ペティト・ジャン・エ・フィス ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ポワゼ 2009 2010日本ではあまり知られていない生産者ですが、綺麗な魅力的なワインを作っています。畑はニュイ・サン・ジョルジュの中でも優れたワインが出来る一級のレ・カイユの真下です。時として重たく鈍い若飲み出来ないワインが多いニュイ・サン・ジョルジュですが、このワインは良い年の2010年なのにとってもチャーミングです。グラスに注いだ瞬間に甘いラズベリーの香りが立ち込めます。少し経つとこの地特有の腐葉土や湿った黒土の香りが加わり、最後に鉄分、赤錆の香りが出て来ます。味わいは豊かな果実味と、綺麗な酸、ふくよかで優しいタンニン、エレガントでチャーミングで喉ごしの良いワインに仕上がっています。繊細でフレッシュなジビエ料理や天然のキノコを使った料理と楽しみたいワインです。驚かれるかも知れませんが、少し冷やして飲むと天然の河豚刺しとも良く合いますよ。販売店資料よりドメーヌ・ペティト・ジャン・エ・フィスは1990年代後半に現当主エルヴェ・ペティトへの世代交代で急激に品質を向上させ知名度を上げたドメーヌです。品質が向上した要因として考えられるのは先代のジャンがドメーヌを引き継いだ1970年代後半以降に少しづつ畑の改植を進め、葡萄の樹齢が上がり品質が安定してきた事に加え、現当主エルヴェに変わってから地道に続けてきたリュット・レゾネ(減農薬農法)の成果も実を結び始め葡萄自身が自然に畑の中でバランスを取る様になった事。そしてもう一つの理由はエルヴェの妻、ナタリーが醸造家になった事が挙げられます。ナタリー夫人はアルザス出身の醸造家で1997年にペティト家に嫁いできました。ディジョンで醸造を学びその後カリフォルニアのソノマやブルゴーニュでは主にモレ=サン=ドニで働いておりました。彼女の『飲む人の事を思いながら真心こめて造る事』という信念から丁寧かつ女性ならではの緻密な醸造が高い品質を支えております。そして彼女の信念は醸造だけに留まらず、販売方法にも表れております。2002年フランスの通貨がフランからユーロに切り替わった際に多くの生産者がそれに便乗して価格を上げましたが彼女はそれを嫌いフランと等価の価格で販売し続けております。そんな消費者目線に立った経営を続けております。ニュイ・サン・ジョルジュらしさがよく表現されているペティトのレ・ポワゼ。赤い果実のジャムの香りにスパイスのヒントが感じられます。厚みのある力強い果実味に、豊富なエキス分、コクのあるミネラルと程よいバランスの酸がうまく調和しており、タンニンもきめ細かく、複雑で魅力的なワインに仕上がっております。
2012/10/31
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[2008]ニュイ・サン・ジョルジュ・1erクリュ・アルジラ/ショーヴネ・ショパン【BG】 ショーヴネ・ショパンはどう言うわけか比較的安いですね。まあRWGやPPで高評価を得ていないからだと思いますが、私は素晴らしい作り手だと思います。実際この日比べて飲んだ、ジャイエ、ルジェ、ミュニュレ、タルディと比べて何ら遜色なく、ミュニュレよりも美味しいと言う方が多かった・・・と言う事で、ジャン・タルディと並んでお買い得ドメーヌの一人だと思います。香りもよく、熟成感もあって飲み頃のニュイです。果実感の厚みが素晴らしくエレガントで繊細なのに透明感があります。酸も綺麗で美味しいワインです。販売店資料よりいにしえの ダニエル・ショパン・グロフィエ ショーヴネ・ショパン。 その名前を聞くと、思わず反応してしまうファンも多いことでしょう。 ニュイ・サン・ジョルジュに本拠をかまえ、1997年からかのダニエル・ショパン・グロフィエのドメーヌを継いでいます。 ダニエル・ショパンといえば、偉大なるアンリ・ジャイエの継承者といわれたドメーヌ。 もちろん、物理的にドメーヌを受け継いだのは、エマニュエル・ルジェなわけですが、これはすなわち、ジャイエの味わいやスタイルを継承したということなのでしょう。 パーカーいわく、 ■パーカーズ・ワインバイヤーズ・ガイド より■ 私は、有名なアンリ・ジャイエの真の後継者は、明らかにダニエル・ショパンであるとますます強く確信している。 ショパンのワインは、桁外れの純粋さ、風味、熟し具合、豊かな芳香を兼ね備えている。 ただ、残念なのは、ショパン=グロフィエには広大なドメーヌも、広いブドウ畑もないということだ。 しかし、彼の醸造したずっとレベルの低いワインでも、注目に値するほど魅惑的な赤のブルゴーニュ・ワインたり得るのである。 さらに、彼のワインは品質が一貫している。 92年と91年には、ショパン・グロフィエが生産したものよりも上質なワインをつくり出した人は、 ブルゴーニュにはほとんどいないのである この、ダニエル・ショパン・グロフィエのドメーヌを継いだのが、今回紹介する、ショーヴネ・ショパンなのです。 そして、ショーヴネ・ショパンに関して、パーカーは、 これらのワインは、スタイル的にはダニエル・ショパンのワインを強く連想させる。 果実味が効いていて、しなやかで、とても楽しいワインなのだ。 それはおそらく、ショーヴネが長いことショパンの弟子であったからだろう と、師を継承した、腕前に感服しています。
2012/05/09
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ジョルジュ・ジャイエ ニュイ・サン・ジョルジュ [2006]750ml (エマニュエル・ルジェ)99のジャイエと並べて見て、紋章デザインの基本も同じです。実際、ルジェの通常のエチケットのニュイ・サン・ジョルジュの06と比べると果実の抽出の仕方が大人しく、樽の使い方も微妙に違って明らかにジャイエスタイルを意識して作っています。今回は99のジャイエと何度も比べて飲んでみましたが、06と言う年と99と言う年の違いを割り引くと本当に似たワインだと言う事が分かります。ルジェは明らかにジョルジュ・ジャイエ畑のワインを作る時にアンリ・ジャイエを意識しています。グレート・ヴィンテージの99の凝縮感はありませんが、香りもよく、透明感のあるワインでニュイ・サン・ジョルジュ的と言うよりヴォーヌ的な世界を持っています。ジョルジュ・ジャイエ畑は実に面白いワインだと思います。販売店資料よりアンリ・ジャイエの兄にあたるジョルジュ・ジャイエ名義のこのニュイ・サン・ジョルジュの畑は、アンリ・ジャイエ氏の手によるワインでしたが、彼の死後、現在では甥にあたるエマニュエル・ルジェが後を引き継ぎました。 アンリ・ジャイエの兄ジョルジュ・ジャイエの畑の葡萄からエマニュエル・ルジェが造るニュイ・サン・ジョルジュです。アンリジャイエはもちろん、エマニュエル・ルジェのニュイ・サン・ジョルジュも飲んだことがありません。一体どんなワインなのか、最近 ルジェの評価も上がっています。期待しつつ飲み始めた。 13℃前後で抜栓し1時間くらい置く。グラン・クリュグラスに注ぎ、右手でボウルを包むように持ち、左手で口にフタをするようにしてスワリングをし、閉じているワインを開かせながら飲んだ。。濃く沈んだガーネット色、赤い花、菫、薔薇、ハイビスカス、沈丁花、カシス、プラム、ブラックベリー、ドライラズベリー、グリオット、フサスグリ、桃、ビターオレンジ、赤身肉、干し肉、レザー、鞣革、黒胡椒、香菜、丁子、杜松の実、オレガノ、タイム、ローズマリー、ミント、桂皮、バニラビーンズ、樽香、腐葉土、森の下草、濡れ落ち葉、煙草、プーアル茶、枯葉、湿った土、黒い土、ミネラル、若いと云うことは飲む前から充分に分かっているのだが、やはり思うように開かない。色は濃く、凝縮感も素晴らしいのだが、如何せん、バランスが悪い。こんな物なのかと少しがっかりしたが、もう少し置いてみた。元々ニュイ・サン・ジョルジュは硬く、土系のニュアンスが強く、控えめで華やかさに乏しいところが長所でも短所でもある。最初、野暮ったく土臭いようなワインと思ったが、時間と共に様相が一変した。濃く沈んだ色合いに、明るさと透明感が加わり、何とも艶っぽい。ニューワールド系に良くある濃くてフルーツ爆弾みたいな強烈さはない。控えめだが、存在感をはっきりと示す鮮やかな花と熟度コントロールのしっかりと行われた過熟でないフルーツのノート(2005と2006は熱波の年で、多くの造り手が過熟をはっきりと感じられるワインを造った。)が、静かに、でも、流れる水のように抗しがたい強さでヒタヒタと押し寄せた。最初の野暮ったさは何だったのか? 実に綺麗な酸とミネラルから来る透明感がそこにあった。大人しい花とフルーツ、滲み出るような肉・革系のニュアンスがボリュームたっぷりに広がり、実に美味い。更に時間が経つと様々な土・ミネラル系のニュアンスが怒濤のように押し寄せてくる。力強い凝縮感と濃度を持っているが、不思議と諄さや嫌みは全くない。むしろ軽やかで爽やかですらある。「ウソでしょう」と言われる方もあるでしょうが、良い物ほど、「濃くて強いのに軽い」という特徴を持っているのです。それはある意味、「色は薄く、軽やかで、肉・革・土・木などのニュアンスに溢れている」というピノ・ノワールの特徴からくるとも言えるのです。良い造り手は完熟した葡萄を選別し、より凝縮した果汁からワインを造りますが、良い畑の葡萄は濃くてもエレガントさを失わないのです。過熟させず、本来とも言える酸・ミネラルレヴェルの高い葡萄から造られたのでしょう。透明感の増すグラスの中で、肉が、革が、土が、ハーブが踊っています。ドライ系の花とフルーツも加わり、段々と出汁が効いたような雰囲気を見せ始めた。トーンがどんどん高くなっている。後、数年すると間違いなく昇華するようなアフターに至るだろう。しかし、ニュイ・サン・ジョルジュのワインがこれだけ高い品格を見せたことが今まであっただろうか? 数多くのニュイ・サン・ジョルジュを飲んでいるが、このレヴェルは殆どなかった。凄いワインです。値段はお高いですが、それだけのことは充分にあると思います。2009.4.11
2012/05/09
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ニュイ・サン・ジョルジュ1級クロ・ド・ラ・マレシャル[2006]ジャック・フレデリック・ミュニエ(赤ワイン)シャンボールで人気で入手困難なジャック・フレデリック・ミュニエですが、クロ・ド・ラ・マレシャルだけは手に入ります。それは クロ・ド・ラ・マレシャル は先ず9.55haでシャンボールは1.33ヘクタールと7分の1しかありません。これでニュイ・サン・ジョルジュ1級 クロ・ド・ラ・マレシャル が手に入り安い理由が分かると思います。クロ・ド・ラ・マレシャルはニィイの最も南の畑です。2003年まではフェヴレに貸し出していて、フェヴレが作って売っていました。ジャック・フレデリック・ミュニエらしさは出ていますが、まだ迷いを感じる味ですね。ニュイらしい骨太さ土臭さとジャック・フレデリック・ミュニエらしさがマッチしないのでしょうね。数年後にはこのワインのスタイルも固まって来るでしょう。今後に期待したいと思います。この畑の若木で作ったワインを出しています。ニュイ・サン・ジョルジュ『クロ・デ・フルシュ』[2006]ジャック・フレデリック・ミュニエ販売店資料よりシャンボール・ミュジニーらしさを最大限引き出していると世界から絶賛されるミュジニーのトップ造り手。 残念なんですが、あまりに希少すぎて、中々種類も数もご紹介が出来ませんが、今回このドメーヌの逸品が入荷ついに入荷致しました。熱烈なファンが多く、あまり市場に出回らないジャック・フレデリック・ミュニエです!!! 『神の雫』では、失われた記憶を取り戻そうとする、美人画家のために、ジャック・フレデリック・ミュニエのシャンボール・ミュジニーと、ミュジニーが用意され、彼女の記憶を取り戻す糸口になる、大きな役割を果たし、その後、ますます入手困難になってしまっています。 いまや、ブルゴーニュ・ファンが密かに捜し求めるワインのひとつとなってしまいました。 クリスマスの時期、ここの『レザムルーズ(=日本語で『恋人達』の意)』なら、どんなワイン通の女性だって、喜ばれると思います。そう、現地フランスでは、プロポーズの時にも女性にプレゼントするというお話もあるくらいです。ワイナートも大絶賛!!『ワイナート誌55号』より抜粋プルモーの、というよりもニュイ最南端のプルミエ・クリュがクロ・ド・ラ・マレシャル。9.55ヘクタールの面積をもつこのクリマを単独で所有するのはシャンボール・ミュジニーのドメーヌ・ジャック・フレデリック・ミュニエである。50年以上の長きにわたってフェヴレに貸し出されてきた畑だが、その契約も2003年に解消。04年ヴィンテージからはフレデリック・ミュニエによりワインが造られている。 『ニュイのワインとやや趣が違い、よりデリケートでタンニンに硬さがすくないのが、このクリマの特徴です。』と、フレデリックは語る。女性的という点で隣接するクロ・ド・ラルロと傾向は似ているかもしれない。 『クロ・ド・ラ・マレシャルが手元へ戻るにあたり、周囲の人たち、そして私自身さえ、ニュイとシャンボールの違いが気になっていました。ところがいざまったく同じように造ってみると、おのずとテロワールの違いは表現されていました。ただ私はニュイであれ、エレガントさを求めてしまう。それがワインに表れているのかもしれません。』 と、紹介されている1本が、絶妙のタイミングで入荷しています!無くなる前に、是非、手に入れて下さい!!いずれもごく少量の入荷ですので、お早めに!! 1863年設立の、シャンボルに4ヘクタール強を所有(ミュジニー、ボンヌ=マールと2つのグラン・クリュを擁する)するドメーヌは、1985年以降ジャック=フレデリックの息子フレデリックが運営するが、2004年ヴィンテージから新たなプルミエ・クリュが加わった。 以前からミュニエ家の所有だったが、前世紀の初頭、フェヴレ家に貸し出されていたニュイ=サン=ジョルジュのプルミエ・クリュ、クロ・ド・ラ・マレシャルが戻ってきた。それに合わせドメーヌでは所有するシャトー・ド・シャンボル=ミュジニーに新しいカーヴも完成、畑の規模も3倍以上に広がった。 ドメーヌはシャンボルの村落の最上部というまさにこのアペラシオンを睥睨する場所に位置し、歴史の重みを感じさせるシャトーに象徴される内容となっている。樹齢は、筆頭のミュジニーは1947年と1962年の植付け(15%ほどを1997年改植したが、その区画からのぶどうはグラン・クリュとしては瓶詰めされず、ACシャンボル=ミュジニーとしてリリース)のヴィエーユ・ヴィーニュ、加えてレザムルーズの樹齢もおよそ60年ほどと高く、他の畑も平均で30年前後と安定している。 何よりもデリケートなシャンボルのテロワールを体現するため、畑にこだわりその延長としての醸造となる。そのような意味からも化学肥料は1980年代半ばから、除草剤も1990年から止めた。害虫対策にも化学薬品は使用せず、替わりに食虫グモを畑に放すなど、地道な努力を怠らない。収量においてもヴァンダンジュ・ヴェールト以前に春の剪定でしっかりと芽を切り詰め、収穫においては選果を徹底し、決して遅摘みはしない。培養酵母には頼らず木製の開放の槽で発酵を開始。ピジャージュは1日に5回と多くおこない、色素、構成要素の抽出を図る。熟成に用いる樽はドメーヌで3年以上自然乾燥させ、焼きはごく軽いものを使用。ミレジムで多少異なるもののグラン・クリュには100%近く新樽を用い、期間は18ヵ月前後、オリ下げ、清澄のみで基本的にフィルターはなし。 ACシャンボールといえども贅沢なつくりで、レ・プラントは実はプルミエ・クリュなのだが、ドメーヌではラ・コンブ・ドルヴォーとブレンドされてACシャンボル=ミュジニーとしてリリースしている。レザムルーズとレ・フュエはそれぞれミュジニー、ボンヌ=マールに接していて、シャンボルの他のプルミエ・クリュに較べ、そのクオリティは高いが、なによりもそのテロワールの違い(レザムルーズはほとんど表土にまで石灰岩がせまっていて、かたやレ・フュエは粘土質が深い)がワインに如実に現れている。 新たなクリマ、マレシャルもミュニエの魅力をそこはかとなく湛えたお値打ち品で、なかなか手に入れるのが難しい一連のシャンボルのアイテムに替わって、手頃に愉しめる1本であるが、若木からのキュヴェは分けて瓶詰め(ニュイ=サン=ジョルジュ・クロ・デ・フルシュNuits-Saint-Georges Clos des Fourchesという名称で、れっきとしたプルミエ・クリュにもかかわらず、ヴィラージュにデクラッセしている)し、マレシャルとしての水準を上げる努力も怠らない。さらにマレシャルの一部のピノ・ノワールにシャルドネを接木し、ドメーヌでは初めてとなる白の生産が開始されることもお知らせしておこう。(輸入元資料より)
2012/05/09
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◆フランス ブルゴーニュ/赤ワイン/ミディアムボディニュイ・サン・ジョルジュ・オ・バ・ド・コンブVV[2008]ジャン・タルディNuits-Saint-Georges Bas de Combe /Jean Tardy 2007 正にプアマンズ・ジャイエと言った感じです。最後に飲んだジャイエと比べてもやや細身ではありますが良く似ています。05年までの古典的スタイルから脱却し、今最もジャイエに近いのはルジェではなくてジャン・タルディだと思います。値段もリーズナブルでお勧めです。ヴォーヌ・ロマネに隣接した村名で、味的にもニィイ的な骨太さよりヴォーヌ的な鉄分を強く感じます。香りも素晴らしく、繊細でエレガントなワインです。販売店資料より2003年よりジャンの息子、ギョーム・タルディがドメーヌを継いでいます。メオ・カミュゼとのメタヤージュ契約によりアンリ・ジャイエとも深いつながりのあるドメーヌですが、ギョームはオーストラリアのワイナリーでも最新の醸造技術を学び、独自のワインづくりを行っています。ブドウ栽培はリュット・レゾネで厳しい選果による低収穫、時間をかけた低温発酵により、芳香で凝縮感ある素晴らしいワインに仕上がります。現在はヴォーヌ・ロマネに本拠を構え、4.6haの畑から生まれる最高のものだけをドメーヌものとして、それ以外は著名なネゴシアンに売却しています。『オ・バ・ド・コンブ』は、北はヴォーヌロマネ1級畑『レ・ショーム』、東はニュイ・サン・ジョルジュ1級畑『オーレア』に隣接する優れた場所にあります。樹齢約50年。【リアルワインガイド32号より】 2008の評価エレガンスにあふれた香りは大地香が、下位の銘柄より増してきた。アロマティックでフィネスにあふれている。液体はやはり薄旨エキス系だが、これはエキス分が大充実で味わいがクッキリとしている。また、その味わいのバランスが抜群でまことに美味しい。これは08年薄旨系村名クラスの金字塔といえるのではないか。 今飲んで89点 ポテンシャル 89+点
2012/05/09
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ニュイ・サン・ジョルジュ[1988]【アンリ・ジャイエ】750mlまあ最後のジャイエのグレート・ヴィンテージです。ジャイエの古いワインも多々売っていますが、コンディションがマチマチで怖くて手が出せません。このワインは99でまだある意味若いので安心して飲めます。99らしい厚みのある果実味と深いボディー、リキュール感もあってジャイエらしいワインです。香りも素晴らしく、酸も綺麗で、飲んで美味しいワインだと思います。今飲んでも十分美味しいですが、今後10年かけてじっくり飲んで行きたいと思います。
2012/05/08
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全品1万円以上で送料無料中! ニュイ サン ジョルジュ プルミエクリュ レ カイユ[2006]ブシャール P&F(ドメーヌ)(750ML)赤 CP90久しぶりにブシャールのワインを飲んでみました。以前は中途半端なワインが多く、実は敬遠していました。久々に飲んでみたら美味しいですね。よくよく観察して飲むと雑味が無いのに気がつきます。凄くピュアな味です。おそらく2005年から導入した新しい設備による近代醸造法の影響だと思います。とにかくクリーンなワインです。葡萄を収穫してから、破砕、醗酵、瓶詰めまで、無駄な空気やバクテリアに触れない様に、本当に衛生的に管理されていて、葡萄本来の香りや味以外の余計な物を感じさせないワインです。これを飲むと有名ドメーヌのワインが如何に雑菌まみれで雑味が多いか分かります。これはブシャールでもドメーヌ物です。深い果実の力を感じます。とにかく、全く新しいブルゴーニュワインの世界を見た気がしました。今まで飲んで来たワインはいったい何だったんだろうと思いました。ただ・・値段はちょいと高いかも・・・新しいワインの始まりを感じて久しぶりに感動しました。ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・一級“タイユ・ピエ”[2006]年・ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィス元詰Volnay 1er Cru “Taillepieds” [2006] Domaine Bouchard Pere et Fils これは結構お買い得ですよ。お試しください。
2011/05/20
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Nuits St Georges 1993 (Henri Jayer) 【赤】ニュイ・サン・ジョルジュ 1993 (アンリ・ジャイエ)【YDKG-tk】 CP96今年3本目のジャイエです。春に2000年のクロパラ、4月に1993年のクロパラに続いて93のニュイです。ジャイエらしい澄んだワインです。透明感があってす~~と立ちのぼって来る、如何と言うワインではないのですが、美味しい・・不思議な魅力があります。まあ所詮はワインですから、ジャイエだからと言って口の中で爆発するわけではないのです。ジャイエは淡く澄んだワイン、DRCの対極にあるワインだと思います。DRCは中世的なデガダンス、ジャイエは現代的なデガダンスだと思います。今の多くの作り手に影響を与えている事は事実で、DRC派とジャイエ派に分ければ、有名ドメーヌの70%がジャイエ派と言って良いと思います。まあ貴重なワインなので皆さんと一緒にじっくり味わいました。流石ジャイエと言うワインです。綺麗に熟成しています。まだまだ熟成すると思いますが、十分飲み頃だと思います。火打石の様な香りが残る赤ワインです。ラズベリーとチェリーの香りが素晴らしくタンインも豊富でスケール感の大きさを感じます。色は淡いルビー色、多少黒ずんでいてレンガもエッジに感じます。香りは澄んだラズベリー、チェリーリキュール、かすかな赤身肉と獣、鉄錆、火打石香の様なスモーキーな香り、腐葉土、森の下草、味わいはノーブルで心地良い果実味、強いミネラル感、柔らかく余韻の綺麗な酸、エレガントなタンニン、立体感のある味わいです。ニュイ・サン・ジョルジュとは思えない、緊張感と繊細さを持ったワインで実にジャイエらしい仕上がりです。余韻も長く楽しい時間でした。
2010/11/25
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ジョルジュ・ジャイエ ニュイ・サン・ジョルジュ [2006]750ml (エマニュエル・ルジェ) CP93良いワインですが閉じぎみです。04は今飲んで美味しいのですが、06はこの春も閉じていたので寝ているのでしょうね。これは5年後位に次は飲むしかないかもです。味は良いと思います。しっかりした果実味と黒系果実の香りと、鉄分や赤身肉、強いミネラル、繊細で力のあるニュイです。非常に良く作られた上品なニュイだと思います。また数年後に飲んでみます。販売店資料よりアンリ・ジャイエの兄にあたるジョルジュ・ジャイエ名義のこのエシェゾーの畑は、アンリ・ジャイエ氏の手によるワインでしたが、彼の死後、現在では甥にあたるエマニュエル・ルジェが後を引き継ぎました。 アンリ・ジャイエの兄ジョルジュ・ジャイエの畑の葡萄からエマニュエル・ルジェが造るニュイ・サン・ジョルジュです。アンリジャイエはもちろん、エマニュエル・ルジェのニュイ・サン・ジョルジュも飲んだことがありません。一体どんなワインなのか、最近 ルジェの評価も上がっています。期待しつつ飲み始めた。 13℃前後で抜栓し1時間くらい置く。グラン・クリュグラスに注ぎ、右手でボウルを包むように持ち、左手で口にフタをするようにしてスワリングをし、閉じているワインを開かせながら飲んだ。。濃く沈んだガーネット色、赤い花、菫、薔薇、ハイビスカス、沈丁花、カシス、プラム、ブラックベリー、ドライラズベリー、グリオット、フサスグリ、桃、ビターオレンジ、赤身肉、干し肉、レザー、鞣革、黒胡椒、香菜、丁子、杜松の実、オレガノ、タイム、ローズマリー、ミント、桂皮、バニラビーンズ、樽香、腐葉土、森の下草、濡れ落ち葉、煙草、プーアル茶、枯葉、湿った土、黒い土、ミネラル、若いと云うことは飲む前から充分に分かっているのだが、やはり思うように開かない。色は濃く、凝縮感も素晴らしいのだが、如何せん、バランスが悪い。こんな物なのかと少しがっかりしたが、もう少し置いてみた。元々ニュイ・サン・ジョルジュは硬く、土系のニュアンスが強く、控えめで華やかさに乏しいところが長所でも短所でもある。最初、野暮ったく土臭いようなワインと思ったが、時間と共に様相が一変した。濃く沈んだ色合いに、明るさと透明感が加わり、何とも艶っぽい。ニューワールド系に良くある濃くてフルーツ爆弾みたいな強烈さはない。控えめだが、存在感をはっきりと示す鮮やかな花と熟度コントロールのしっかりと行われた過熟でないフルーツのノート(2005と2006は熱波の年で、多くの造り手が過熟をはっきりと感じられるワインを造った。)が、静かに、でも、流れる水のように抗しがたい強さでヒタヒタと押し寄せた。最初の野暮ったさは何だったのか? 実に綺麗な酸とミネラルから来る透明感がそこにあった。大人しい花とフルーツ、滲み出るような肉・革系のニュアンスがボリュームたっぷりに広がり、実に美味い。更に時間が経つと様々な土・ミネラル系のニュアンスが怒濤のように押し寄せてくる。力強い凝縮感と濃度を持っているが、不思議と諄さや嫌みは全くない。むしろ軽やかで爽やかですらある。「ウソでしょう」と言われる方もあるでしょうが、良い物ほど、「濃くて強いのに軽い」という特徴を持っているのです。それはある意味、「色は薄く、軽やかで、肉・革・土・木などのニュアンスに溢れている」というピノ・ノワールの特徴からくるとも言えるのです。良い造り手は完熟した葡萄を選別し、より凝縮した果汁からワインを造りますが、良い畑の葡萄は濃くてもエレガントさを失わないのです。過熟させず、本来とも言える酸・ミネラルレヴェルの高い葡萄から造られたのでしょう。透明感の増すグラスの中で、肉が、革が、土が、ハーブが踊っています。ドライ系の花とフルーツも加わり、段々と出汁が効いたような雰囲気を見せ始めた。トーンがどんどん高くなっている。後、数年すると間違いなく昇華するようなアフターに至るだろう。しかし、ニュイ・サン・ジョルジュのワインがこれだけ高い品格を見せたことが今まであっただろうか? 数多くのニュイ・サン・ジョルジュを飲んでいるが、このレヴェルは殆どなかった。凄いワインです。値段はお高いですが、それだけのことは充分にあると思います。2009.4.11
2010/11/24
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ルー・デュモン・クルティエ・セレクション[2001] ニュイ・サン・ジョルジュ 2000 CP92最後にニュイらしくないニュイをお出ししました。日本人のネゴシアンである仲田さんがやっているルー・デュモンの別ブランドです。日本人向けの薄旨系を彼方此方で探して瓶詰めしています。手軽な価格で薄旨系を飲みたくなったら クルティエ・セレクション が良いですよ。このワインも2000年特有の強めのタンニンも巧く抑えてあって、実に綺麗な薄旨系に仕上がっています。適度な熟成感があって飲み頃です。ニュイの太さも僅かに感じますが、この日飲んだ他のドメーヌと比べると軽いです。まあここら辺は好みの世界ですね。初日は天候の影響で香りが開かず、香りが命のこのワインとしては非常に不利でした。2回目は香りも開いたので皆さんのコメントも違うと思います。湿度と気圧の影響だと思います。色は淡いルビー色、香りはラズベリー、チェリー、紅茶、バラ、ローズヒップ、腐葉土、味わいはエレガントな果実味、余韻の綺麗な酸、柔らかいタンニン、バランスの良い熟成感のある薄旨系・出し汁系のワインです。皆さんの感想です。1回目血、カビ(樽)、but おいしい。それにしても香りが薄い。きれいに熟成された感はあるが、全ての構成要素が弱く、薄い印象。これで旨味が乗っていれば良いのだが...。-ちょっと香りが...もったいないです。もうちょっと開いてもらえたら...。香りたたず。味はまあまあ。全体的に薄い。香りが立ってこない。さすが00VT。一番熟していてジャミーかつ香水のニュアンス出てる。本領発揮してる時に飲みたかったー。香り閉じ気味。味わいは丸く球体で優しく広がる。とても良い。2回目酸味強く、旨いが小生には不好。03のショーヴネが一番か。香:イチゴのリキュール、ミント、若干のAnimal、梅酒。味:薄ウマ系、バランスがとれてバランスGood。素直に美味。古酒感も出てきていてこなれた感じが良い。トースト/ローストの香りあり。少し梅酒の味に加え、プラスチックやケミカルの味あり。2003よりタンニンゆるやか、酸味まろやかで熟している感じ。紅茶やドライフルーツ、チーズの香り、やさしい軽めのボディ、しっとりとこなれたマイルドな味わい。色薄い、薄旨、甘い乳酸香、スミレ、青い花。
2010/10/02
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ニュイ・サン・ジョルジュNuits St.Georges [2005]ジャン・ショーヴネJean Chauvenet 2003 CP92濃いめのニュイを作っている蔵です。ニュイらしいワインです。薄旨好きには向きません。ブルゴーニュは薄くて好き・・と言う人は飲まない方が良いです。ニュイの逞しさ、肉料理に合うタンニン、強いのにエレガントさを持ったワインです。シュヴィヨンがニュイのトップですが、プアマンズ・シュヴィヨンと言っても良いと思います。濃いめのルビー色、香りはブラックベリー、チェリーリキュール、ハーブ、腐葉土、濡れた黒土、革、味わいは太く強いタンニン、タンニンを覆い隠す力のある果実味、綺麗な酸、ボディーのあるピノノワールです。皆さんの感想です。1回目おいしい(ハートマーク)。おしょうゆっぽい。よく寝た感じ。甘さに品があって嫌な味がない。果実味はしっかりとあるが、それを支える酸とタンニンが強い。バランス良し。-香りは最初アルコール臭。タンニン強い。渋いが美味。おいしい。香りたたずもだんだん追撃!濃いワイン。同じく香りが立ってこない。それでもすぐに飲んでしまったので魅力的なのだろう。ハーブ香。より甘口(03甘口だから?)重口、ブルとしては。濃密な黒果実の深い香り。森の中、トリュフ、甘やかな口あたり、タンニンもしっかりした重量級の味わい。最初から全開のイケイケ系。2回目酸味が勝っている。甘み弱い。自分には酸味強い。タンニンフル。でも旨い!ボルドーチック。香:漢方薬、薬草、熟しすぎた果実、エレガントさがない。味:荒い、タンニンが強い、ブルゴーニュではない感じ、エレガントさが足りない。これもリキュールムンムン。ただタンニンがピノとしては強めで、渋さを感じる。03年の悪い面が出ている?ショーヴネ・ショパンより果実味強。タンニンも強く感じる。力強い紫っけのある色合い。ブラックベリー、スパイシーさ、黒糖、インクの香り。質実でたくましいフルボディ。もっと濃い紫、若い、濃い旨、香ひかえめ、インク、チーズに合う。販売店資料よりこの過小評価されている生産者は、ニュイ・サン・ジョルジュにある素晴らしい畑から、純粋で、輪郭のくっきりとしたピノ・ノワールを生み出している。このワインは、若いうちから親しみやすいだけでなく、見事に熟成する。クリストフ・ドラグは、清澄処理も濾過処理もしないため、最高のヴィンテージにおけるピノ・ノワールには、赤や黒の果実の味わいがたっぷりと詰まっている。
2010/10/02
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【10月7日より出荷】ショーヴネ・ショパン ニュイ・サン・ジョルジュ シャルモット 2005【YDKG-t】 2003 CP92ニュイに16ヘクタール近くの畑を持つ蔵です。ジャイエのお弟子さん系にしてはリーズナブルな価格で供給しています。02,03、04を本当に沢山買って飲みました。安定した良いワインが多く、何時も期待を裏切りません。05から多少値が上がりました。これはパーカー評価が高かった影響でしょう。村名、一級共に高得点で、90~94がついています。その影響もあって06は更に高くなった様に思います。しかし円高と不景気で07からまた下がって来ています。最近入荷したバックヴィンテージもお買い得品が出てきています。肉厚なピノですね。流石03です。香りも厚みがあります。色は深く濃いルビー色、香りはラズベリー、赤身肉、スパイス、甘草、紅茶、味わいは豊潤な果実味、丸く巧く果実味に隠れているタンニン、綺麗な酸、バランスの良い飲み頃のピノ・ノワールです。ニュイらしさもあってチャーミングさも持っているワインです。皆さんの感想です。1回目好き(ハートマーク)。味好き。とーってもバランス良い。でこぼこしていない。濃密なピノノワール。甘味が強く、やや焦がした樽のニュアンス。果実味が濃く、タンニンは感じない。分かりやすい美味しさ。-香りは最初アルコール臭。ちょっと甘いかな?タンニン強し。時間がたつと弱くなっていく。香りが立ってこない。最初に甘さを感じる。タルディと比すとタンニンが強い。香りはタルディと比べると...たぶん閉じ気味。口に含むと重みあり、果実味あり、おいしい。甘口(03VTだから)、重口、ブルとしては。香りは少し閉じ気味。味わいは甘く濃厚、タンニンしっかり。2回目旨い、こなれている。甘味と酸味のバランスがイマイチか?(双方が出ていて中間がまとまらない?)自分には好ましいが。タンニンフル。香:リキュールのような果実香、バニラ、熟した果実、強さがある、ブルーベリージャム。味:ブルゴーニュの良さを感じない。おいしいけど...。何かが足りない感じ。リキュール系の香りと味。濃く凝縮感あるが、やや行き過ぎ。洗練を欠くsavageなスタイル。香りがはなやか。果実味かなりしっかり。タンニン、アルコールがしっかりしている。一般的なピノノワールより濃くてしっかりした感じがよい。少しリキュールっぽい感じのチェリー香、ハーブ、オリエンタルさ、どっしりした果実味の甘さ。足がねちっこい粘り。やわらかいタンニン、おだやかな酸、上質さは感じないけど、それなりの飲みごたえ。もっと濃い紫、透明感あり、濃いけど飲みやすい、香水。販売店資料より艶やかで生き生きとした果実の風味が満喫できるワインを生む、今が旬のつくり手今や伝説となってしまった感もあるが、ニュイの南、コンブランシアンの村で名手として鳴らしたドメーヌ・ショパン=グロフィエの当主ダニエル・ショパンが引退したのは90年代の終り。その地所を引き継いだのが、ダニエルの長女と結婚したこのドメーヌ・ショーヴネ=ショパンのユベール・ショーヴネ。40代のユベールが、以前から所有していた区画とダニエルからの地所、合わせて16ヘクタールと広めのドメーヌを切り盛りする。畑においては芽掻きとヴァンダンジュ・ヴェールトをしっかりおこない、収量を抑えるのが義父譲りのやり方で、グラン・クリュからレジオナルまで合わせての平均は、2002年ヴィンテージでヘクタール当たり40ヘクトリットルという低さ。植えられているぶどうの樹齢の高さもドメーヌの大きな特徴のひとつ。グラン・クリュはクロ=ヴージョのみだが、シャンボル側の下部に位置する0.4ヘクタールは、義父ダニエルが1960年代半ばに手に入れた平均樹齢50年を数える区画。他に、ニュイ=サン=ジョルジュのプルミエ・クリュではアルジラが平均で40年ほど、ミュルジェの半分は50年、もう片方が20年の区画。トレにいたっては80年以上の超老ぶどう樹が植わっている。加えてヴィラージュものだが、ニュイのシャルモットはなんと1927年と1947年の植付けとなっている。また5ヘクタールとドメーヌで最も広さのあるコート・ド・ニュイ・ヴィラージュは、ニュイの南、プレモー、コンブランシアン、コルゴロアンの村に分かれてあるが、醸造、瓶詰めは別々におこない、日本向けはコンブランシアンの区画から。ワインは全体に柔らかでバランスのよい、艶やかな味わいのもの。フィルターをかけないため、その果実の奥にはタンニン、酸などの構成要素も保たれていて、十分な熟成も可能であることをうかがわせている。そしてグラン・クリュやプルミエ・クリュだけでなく、ヴィラージュやレジオナルにも上記のキャクターはしっかりと備わっている。さらにブルゴーニュ・シャルドネとアリゴテの白もたいへんカリテ・プリな仕上がり。そのしっかりした酒質の割にまだ知名度の高くないショーヴネ=ショパン。他の著名なつくり手と較べると価格も低めに抑えられていて、今まさに飲み頃といえるドメーヌである。ニュイ=サン=ジョルジュ・シャルモット 0.7ha
2010/10/01
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ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・バ・ド・コンブ[2002]年・ドメーヌ・ジャン・タルディ元詰Nuits St Georges “Au Bas de Combe” [2002] Domaine Jean Tardy et Fils 2005 CP91お父さんの作るワインです。息子のスタイリッシュな透明感のあるワインとは違って、丸くふくよかなワインです。まあ好みですね。私は息子の作る06以降の方が個性があって好きです。実にニュイらしい、力のあるワインです。ふくよかでボディーも厚みがあって味も乗っています。05らしい複雑さと豊かさを感じます。土臭さもあって、おおらかさもあって、ニュイらしい寸胴の様なボディーもあります。ラズベリーや獣、甘い香りに滋味、そして綺麗な酸に包まれています。皆さんの感想です。1回目07に比べて重さが出た。かび(樽?)が加わった感じ。私はどうせ軽いなら息子の方が好き。重さや深い味は確かにある。えぐさゼロ。嫌な味ゼロ。うまいのかも、いや、おいしい。07よりも濃く、骨太でタンニンがしっかりある。クラシックなタイプで力強さはあるが、あまり得意ではない。07より重めとのお話ですが、あまり違いが分からなかったです。古風な作り。ジビエが合いそう!! おかわりしたい味。あいしいなぁ~。古典的。どっしりとして王道を行くワイン。インクの香り、ベリーの香り。色は深く濃い。オヤジのどっしり感。でも05VTだから? 07、05、似ているようで時間経ってくると違い広がった。力のある果実の香り。味の広がりは07より上。05なのに過熟感はなくきれいな造り。2回目赤べりー、旨い。濃厚さが07と違う。さわやか、酸味が強い。香:少女的な若さの中に華やかさもある。少しホコリっぽい。味:すっぱい。Finishに苦味がある。"ブ"かも?少し締まったブラックベリー系の香り。しっかりした骨格ながら、香りには感じなかったブショネの味を感じてしまいました。(小川さん、すいません。でもほんの少しです...。)2007より果実味しっかりしているが酸味控えめ。2007よりかなりpowerfulに感じる。凝縮感のあるボディ感。タンニンの力強さ、長いアフター、質実な硬い味わい。紫蘇色濃い、インク、濃いタンニン、濃い果汁、力強い、肉のソースに合う。とこんな感じでした。2回目のワインはブショネかと言う話も出ていますが、何らかの異常だとは思うのですが、ブショネでは無いと私は思います。おが屑の様な感じが味に残るのですが、通常ブショネは香りに強く出て味には強く出ません。想像では軽い酸化か還元によるものかと思います。
2010/10/01
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ドメーヌ・ジャン・タルディドメーヌ・ジャン・タルディ / ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・バド・コンブ [2006] 2007 CP93この蔵06のヴィンテージからスタイルが変わって透明感がある現代的ワインに変わりました。良く言えばプアマンズ・ジャイエです。(ちょいと言い過ぎかも・・先日ラヤスの事をローヌのジャイエ、ジャイエの再来と書いたら2chで叩かれているし、某ショップのコピーにパクられました)でも本当に良いですよ。ジャイエを薄くした様な感じです。元々ジャイ系の一派でしたが、タンニンが強めで中道路線でした。息子の代になって樽の使い方とか少し変えただけだと言うのですが、全然違うワインに仕上がっています。今回は05のお父さんの作品と07の息子のワインの飲み比べです。皆さんの感想です。1回目杏、さわやか、軽い、あっさり、今まで何度も飲んだ味がする、好き。きれいな赤果実系の香り。色は薄いが旨味もあって、まろやかにまとまった味わい。チャーミングでモダンなぴピノノワール。赤は渋くて苦手ですが...赤にしてはすっきりして飲みやすい。香り、味ともに松茸のリゾットとの相性Good。おかわりしたい味。口当たりよし。現代的。酸が強く飲みやすい。クリーンなワイン。悪く言えば薄いのか。若いからでしょうが、タンニン強め。でもキレイなタンニン(少し硬質)よりジャミー。コーヒー、ココア共通のタンニン感じる。さらに果実味、酸味とバランス良いからだろうが、全体バランス良い。薄旨のようでいて、しっかりバランスボディー。きれいに香る赤果実。うっとりする香水でずっとかいでいたい香り。味の乗りは今ひとつで、もう少し寝かせたいところ。少しタニック。2回目赤ベリー、旨い。ジャンタルディさすが。フルーティ、さわやか、若い、きれい。香:アセロラ、バニラ、すみれ、スミレのお花畑、キュート、少しおとなしい感じ、大好きな香り。味:薄い。香りでsatisfyさせるワイン。ウスウマ系。スミレの香り。ジャミーで煮詰めたような味わいあり。プラムやプリューンの味。ニューワールド的な作り。酸味が比較的しっかり。タンニンがしっかりしている。チャーミングなチェリー香。丸みのあるおだやかな果実。若くてもやさしいテイスト。カシス、インク、干プラム、紫蘇色、鉄釘、甘くなる、きれいな酸、すみれ、ブレッド。とこんな感じでした。薄旨系と中道路線の間位のワインです。ニュイですが重くも無いし、繊細です。色は薄めのルビー色、香りはラズベリー、バラ、紅茶、赤錆、赤身肉、軽いリキュール、味わいは強いミネラル感、繊細でエレガントな果実味、果実に覆われたタンニン、余韻の綺麗な酸、まだ若いですが十分楽しめます。キュートなニュイですね。販売店資料よりジャン・タルディーは2006年から完全に代替わりしました。2005年までは息子が先代と一緒にワイン造りをしていましたが、長熟でドライ、乾いた樽香が特徴で私は正直好きではありませんでした。ところがどうでしょう、2006年は劇的にワインが変わっているのです。柔らかくエレガントで、それでいて果実味もふくよかで凝縮されています。なんと言っても魅力的に感じる要素がふんだんにあり、最近ブルゴーニュの若手が求める上品さがふんだんに感じられます。売れ残ったワインを長期間保管する必要が無くなってきた昨今、このような変化を見せる生産者が増えています。私が注目しているバロ・ミロと共にジャン・タルディー注目です
2010/10/01
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【2007年新入荷ブルゴーニュ】[2007] ニュイ・サンジョルジュ1級レ・サン・ジョルジュ(ロベール・シュヴィヨン) 2003途方も無く大きなピノです。ボルドーより濃いでしょう。2000年のラトゥール・ラスカース並ですね。ブルゴーニュはチャーミングで女性的と言う概念を打ち砕くパワーです。これだけ濃いのにエレガントです。これが正にシュヴィヨンです。ブルゴーニュの概念を超えて素晴らしいワインだと思います。全く癒し系ではありませんが、このワインの20年後は常識を超えた癒しの世界が待っていると思います。色は濃く深いルビー色、香りはベラックベリー、革、黒土、東洋的スパイス、八角、タール、軽いバニラ、味わいは強く太いタンニン、濃密で硬質な果実味、強い酸、強いミネラル、濃いのに透明感のあるワインです。超弩級ワインです。特級を超えています。流石シュヴィヨンですね。販売店資料よりニュイ・サン・ジョルジュ最高のドメーヌ ロベール・シュヴィヨン ロバート・パーカーさん、マットクレイマーさんが認める ニュイ・サン・ジョルジュ名実ともに最高のドメーヌです。 1980年代に入って素晴らしい名声を確立致しました。 伝統的醸造法で造られ、長期発酵を行っております。 また、発酵が終わった後も、果皮をワインに浸漬したまま数日間置いておきます。 発酵樽は開放式、櫂による果帽沈めの作業と、ワインの還流作業は毎日行っております。
2010/08/11
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【7月23日より出荷】クリストフ・ペロ・ミノ ニュイ・サン・ジョルジュ ラヴィエール ヴィエーユ・ヴィーニュ 2004 2002 CP93流石ペロ・ミノですね。堂々としたワインです。ニュイの力強さ、ボディ、特徴が良く出ています。作りも丁寧で言う事無いワインだと思います。外れの多い02で硬質感の偏らず良い味出しています。飲み頃でした。色は濃いめのルビー色、香りはラズベリー、ブラックベリー、革、獣、腐葉土、味わいは濃密な果実味、余韻の綺麗な酸、豊かで優しいタンニン、高次元でバランスのとれたスケールの大きなワインです。
2010/07/19
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2001 CP93直輸入品です。ニュイ・サン・ジョルジュの一級でもヴォークランは別格で限りなく特級に近いワインが出来る区画です。ポテルの作るヴォークランは実にヴォークランらしいスケールの大きなワインです。01ですから充分飲んで美味しいですが、まだ10年は寝かせて置けそうです。ローヌのワインを数々飲んだ後に飲んでも引けを取らない力があります。旨味と濃さを持ったヴォークランらしいワインです。色は濃いめのルビー色、香りはブラックベリー、赤身肉、スパイス、黒土、味わいは、肉厚な果実味、しっかりとしたタンニンと酸、スケールの大きな密度感のあるボディー、深く引き込まれるワインです。
2010/07/06
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05のジャンタルディはまだお父さんが作ったワインです。息子のスタイリッシュな透明感のあるワインとは違って、丸くふくよかなワインです。まあ好みですね。私は息子の作る06以降の方が個性があって好きです。実にニュイらしい、力のあるワインです。ふくよかでボディーも厚みがあって味も乗っています。05らしい複雑さと豊かさを感じます。土臭さもあって、おおらかさもあって、寸胴の様なボディーもあります。ラズベリーや獣、甘い香りに滋味、そして綺麗な酸に包まれています。赤身の肉料理の味を引き立てる最高のワインの一つです。
2010/07/03
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【フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー 】ニュイ・サン・ジョルジュ [2004] オーシュイエ ヴィエイユ ヴィーニュ【お中元・ギフト】 10P25jun10 CP92ニュイも作り手多いので悩みましたが、この人は実にニュートラルな現代的なニュイを作っています。ニュイ・サン・ジョルジュの力強さをジュヴレと思われた方が多いですが、これも仕方ない事です。でもニュイの方が何処か寸胴な太さを持っていると思います。やや野暮ったい感じがニュイなのですよ。実にニュイ・サン・ジョルジュらしいワインに仕上がっていると思います。若い頃の硬さが取れて飲み頃感も出て来ました。良いですね。まあブラインドは難しいです。 販売店資料よりポンソ、ルソー、デュジャックなどの一流ドメーヌと並び評される新進の造り手。父フェルナン・レシュノーの時代には、ネゴシアンに殆ど売却していたワインも、現在では2人の息子達によって、全て元詰めされています。兄のフィリップが耕作を担当し、弟ヴァンサンが醸造を担当しています。所有する畑は9ha、フラッグ・シップのクロ・ド・ラ・ロッシュを始め、1級、村名畑がモレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネ等に点在しています。低収量、果実の選別、発酵前の低温浸漬、ビシャージュなど、徹底した造り方で濃縮した優良なワインを生み出しています。
2010/06/25
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プリュ-レ・ロックニュイ・サン・ジョルジュ(2004年)750mI CP92臭いワインですが、これは好きです。パカレとも似ていますが、パカレより濃い目で分かりやすい果実味が良いと思います。まあこの蔵の2万円前後の高級品は価格に比例して濃密にはなりますがビオ臭もついて回るので如何かと思います。5000~10000円位のゾーンがちょいと趣向を変える意味で面白いと思います。色は軽く濁った深いルビー色、香りは微生物が腐ったたんぱく質の腐敗臭です。ヘソゴマの香り、梅鰹の香り、それからブラックベリー、赤身肉、獣臭がします。味わいは余韻の甘い酸、わりとしっかりしたタンニン、豊潤な果実味、丸く美味しい甘いワインです。ビオ系酸化防止剤無添加ワインは多くの場合、蔵や樽や葡萄に付着する醗酵酵母以外の微生物が繁殖して、死んで、結果として微生物の腐敗臭がワインに移ります。葡萄本来の香りでは無い、付着した微生物の香りがワインに移っているわけで、無添加のつもりが、実際には生物臭が添加された味と香りになっています。無菌であれば良いのですが・・・店に殺虫剤や消毒液まかずに、煮込みにハエやゴキブリやネズミが入ったまま調理して、自然に独特な出汁が出ていると自慢している様な話にも思えます。販売店資料よりプリューレ・ロックの単独所有畑"クロ・デ・コルヴェ"の葡萄から造られるサードワインとしてリリースされている「ニュイ・1」。畑の格付けは1級で、樹齢の若い樹や収穫時期などで各落ちさせたワインになります。
2010/05/13
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ドメーヌ・ジャイエ・ジル ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・オー・ポワレ [2006]750ml 1993 CP95これ濃いですね。まだ寝かせたくなるような潜在力があります。グッと来るニュイらしいワインです。93とは思えないです。今から買って寝かせたくなるワインです。良いですよ。色は深いルビー色、香りはラズベリー、バラ、スパイス、土、獣、森の下草、味わいは厚みのある濃厚な果実味、太く優しいタンニン、余韻の綺麗な酸、スパイシーさもあってボディーがあります。ニュイらしさを感じさせる太いワインです。村名とは思えないボリューム感のあるワインです。美味しいですよ。デリケートなピノの98の水平とニュイの垂直ですが、ワインの畑と年による違いが分かってとても面白いワイン会でした。ちょいとマニアックですが、ジャイエ・ジルの方向性は良く分かりました。テロワールとヴィンテージがワインにとって大きな要素を持っている事が体感できました。この蔵のエシェゾーが飲みたくなって来ました。
2010/03/01
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アンリジャイエを受継ぐ【ジャイエ・ジル】ニュイ・サン・ジョルジュ”レ・オー・ポワレ”[2005]【ホワイトデー・ギフト】 1994 CP94これ良いですね。94が悪い年だとは全く思えません。凄く厚みがあって洗練されています。ブルゴーニュのヴィンテージは作り手によって本当に違いますね。今日のトップスターでしょう。潜在力は93の方が上ですが、今飲んでの魅力は94の方が上ですね。実にチャーミングでスタイリッシュなピノです。第1期飲み頃のピークでしょう。村名でこれだけ良いワインも珍しいと思います。流石ジルですね。色は深く澄んだルビー色、香はラズベリー、バラ、ローズヒップ、大地香、獣、森の下草、味わいは強いミネラル、厚みがあって洗練されている果実味、太く丸いタンニン、余韻の綺麗な酸、ふくらみがあって余韻も長いスケールの大きなピノです。美味しいです。販売店資料よりブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエの従兄弟であるロベール・ジャイエ。ロマネ・コンティの元醸造長だった故アンドレ・ノブレの弟子としてDRCで経験を積んだ後、自らのワインをつくりだしました。従兄弟のアンリ・ジャイエが「神様」と呼ばれて注目されましたが、彼もアンリに勝るとも劣らないワインを作り出すブルゴーニュ最高の造り手の人。新樽に負けないだけの濃厚な果実に支えられた濃密なブルゴーニュは日本でも多くのファンを得ています。「彼の最高のお値打ち品であるコート・ド・ニュイ・ヴィラージュは、多くの生産者の1級畑や特級畑のワインよりも優れていることが多い」などと絶賛し、5ツ星を献上しています。
2010/02/28
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ニュイ・サン・ジョルジュ“レ・ゾー・ポワレ” [2006]ジャイエ・ジル 1998 CP93此処から値段が倍に上がりますが、上がっただけの事はありますね。濃密感が出て来ました。適度な熟成感があって飲み頃です。ジャイエ・ジルのワインこれだけ飲むと、アンリと似た所と似ていない所がはっきり見えて来ます。一言で言うとジルはDRCとジャイエの良い部分を取った様な作りです。香はDRC的で味はアンリ的なスタイリッシュさを持っている様に思います。数回しか飲んでいませんが、この人のエシェゾーがビックリする位美味しい事があります。エシェゾーの5本の指に入ると言うか、DRCのエシェゾーを超えていると思う事があります。それがこのスタイル故だとやっと分かりました。まあ手に入り難いワインですから、気楽には飲めませんが良いワインです。まあ一般的なニュイ・サン・ジョルジュ風ワインではありません。特徴である厚みや重さは感じません。ルジェのニュイ・サン・ジョルジュのジョルジュ・ジャイエ畑も同様ですが、洗練されたスタイリッシュなワインです。ジルの魅力を感じさせてくれる一本ですね。色は深いルビー色、香りはラズベリー、バラ、ローズヒップ、獣、森の下草、土、味わいは洗練された果実味、ふくよかなボディー、柔らかいタンニン、余韻の綺麗な酸、喉越しの綺麗なワインです。
2010/02/28
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【OUTLET】ジョルジュ・ジャイエ ニュイ・サン・ジョルジュ [2006]750ml (エマニュエル・ルジェ) 2004 CP98これ今日のヒットですね。12000円クラスのワインですが、ジャイエのクロパラの延長線上にピタッと決まります。30万のワインと大きくは違いません。正にプアマンズ・ジャイエと言って良いと思います。06は先日飲んで閉じていましたが、この04は絶好調です。何処かで見つけたら飲んでみて下さい。でもこれ単体で飲んだらそんなに驚かないかも知れません。アンリ・ジャイエのヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ 2000と一緒に飲んで、似ていると言う事で98点にしただけです。ルジェのワインは何処か肩に力が入って失敗していると言うか、自分のスタイルを持っていると言うか、ジャイエには似ていません。このジョルジュ・ジャイエ畑は叔父さんの作りを継承して自分らしさを出していないのか、無理な抽出感が無く、老年時代のジャイエに似ています。黒系のルビー色、香りも黒系果実の香りと、優しい獣臭、強い鉄分、ミネラル香、ハーブ、味わいも洗練された果実味、強いミネラル感、余韻の綺麗な切れの良い酸、果実に隠れた硬質なタンニン、ニィイらしい厚ぼったさは無く、曇りの無いワインです。十分飲み頃ですね。10000円チョイで手に入る最もジャイエに近いワインと言って良いでしょう。
2010/02/24
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ジョルジュ・ジャイエ ニュイ・サン・ジョルジュ [2006]750ml (エマニュエル・ルジェ) CP90良いワインですが、暗いですね。ネクラなワインです。ウメムラサン10箱仕入れた様で現在の在庫101本です。このワインは必ず何時か開花する予感は十分あります。ただ今は暗い!!この畑昔はアンリ・ジャイエが作っていました。アンリが作っていた時はこの畑他のアンリの畑より安かったのですが、ルジェに代わったらルジェのワインより高くなってしまいました。これが実は一番不思議です。アンリの頃は本物じゃないと言う感じで安く売られ、ルジェの時はジャイエにのイメージで値が高いと言う事でしょうか・・・味的にはルジェに変わってから初めて飲みますが、ルジェ節が感じられません。最近のルジェの果実を煮詰めた様な甘さやスパイシーさは感じられません。濃くて力はあるのですが、香が平面的です。寝ている様にも見えないし、閉じているのは間違いないのですが、デキャンタしても開花しません。まあ大地香とラズベリー香はあるので劣化酒では無いし、数年後に飲めばオッタマゲという可能性は十分あります。今後に期待しましょう。ウメムラサンの資料より アンリ・ジャイエの兄ジョルジュ・ジャイエの畑の葡萄からエマニュエル・ルジェが造るニュイ・サン・ジョルジュです。アンリジャイエはもちろん、エマニュエル・ルジェのニュイ・サン・ジョルジュも飲んだことがありません。一体どんなワインなのか、最近 ルジェの評価も上がっています。期待しつつ飲み始めた。 13℃前後で抜栓し1時間くらい置く。グラン・クリュグラスに注ぎ、右手でボウルを包むように持ち、左手で口にフタをするようにしてスワリングをし、閉じているワインを開かせながら飲んだ。。濃く沈んだガーネット色、赤い花、菫、薔薇、ハイビスカス、沈丁花、カシス、プラム、ブラックベリー、ドライラズベリー、グリオット、フサスグリ、桃、ビターオレンジ、赤身肉、干し肉、レザー、鞣革、黒胡椒、香菜、丁子、杜松の実、オレガノ、タイム、ローズマリー、ミント、桂皮、バニラビーンズ、樽香、腐葉土、森の下草、濡れ落ち葉、煙草、プーアル茶、枯葉、湿った土、黒い土、ミネラル、若いと云うことは飲む前から充分に分かっているのだが、やはり思うように開かない。色は濃く、凝縮感も素晴らしいのだが、如何せん、バランスが悪い。こんな物なのかと少しがっかりしたが、もう少し置いてみた。元々ニュイ・サン・ジョルジュは硬く、土系のニュアンスが強く、控えめで華やかさに乏しいところが長所でも短所でもある。最初、野暮ったく土臭いようなワインと思ったが、時間と共に様相が一変した。濃く沈んだ色合いに、明るさと透明感が加わり、何とも艶っぽい。ニューワールド系に良くある濃くてフルーツ爆弾みたいな強烈さはない。控えめだが、存在感をはっきりと示す鮮やかな花と熟度コントロールのしっかりと行われた過熟でないフルーツのノート(2005と2006は熱波の年で、多くの造り手が過熟をはっきりと感じられるワインを造った。)が、静かに、でも、流れる水のように抗しがたい強さでヒタヒタと押し寄せた。最初の野暮ったさは何だったのか? 実に綺麗な酸とミネラルから来る透明感がそこにあった。大人しい花とフルーツ、滲み出るような肉・革系のニュアンスがボリュームたっぷりに広がり、実に美味い。更に時間が経つと様々な土・ミネラル系のニュアンスが怒濤のように押し寄せてくる。力強い凝縮感と濃度を持っているが、不思議と諄さや嫌みは全くない。むしろ軽やかで爽やかですらある。「ウソでしょう」と言われる方もあるでしょうが、良い物ほど、「濃くて強いのに軽い」という特徴を持っているのです。それはある意味、「色は薄く、軽やかで、肉・革・土・木などのニュアンスに溢れている」というピノ・ノワールの特徴からくるとも言えるのです。良い造り手は完熟した葡萄を選別し、より凝縮した果汁からワインを造りますが、良い畑の葡萄は濃くてもエレガントさを失わないのです。過熟させず、本来とも言える酸・ミネラルレヴェルの高い葡萄から造られたのでしょう。透明感の増すグラスの中で、肉が、革が、土が、ハーブが踊っています。ドライ系の花とフルーツも加わり、段々と出汁が効いたような雰囲気を見せ始めた。トーンがどんどん高くなっている。後、数年すると間違いなく昇華するようなアフターに至るだろう。しかし、ニュイ・サン・ジョルジュのワインがこれだけ高い品格を見せたことが今まであっただろうか? 数多くのニュイ・サン・ジョルジュを飲んでいるが、このレヴェルは殆どなかった。凄いワインです。値段はお高いですが、それだけのことは充分にあると思います。 2009.4.11
2010/02/04
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ニュイ・サン・ジョルジュ NO1 VV[2006]赤 ドミニク・ローラン蔵出し CP91これはバランスの取れた濃いめの良いピノです。実にドミニクらしくまとまっています。色は濃いめのルビー色、香りはラズベリー、獣、赤身肉、余韻の甘い果実味、太いタンニン、綺麗な酸、誰が飲んでも美味しいと思うワインでしょう。流石ドミニクと言う一本です。ブルマニア向けのワインではありませんが、誰が飲んでも美味しいと納得させる味をコンスタントに生み出すのは凄い事です。
2009/11/14
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【10月29日より出荷】ショーヴネ・ショパン ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ミュルジェ 1級 2005 2003 CP93ニュイに16ヘクタール近くの畑を持つ蔵です。ジャイエのお弟子さん系にしてはリーズナブルな価格で供給しています。02,03、04を本当に沢山買って飲みました。安定した良いワインが多く、何時も期待を裏切りません。05から多少値が上がりました。これはパーカー評価が高かった影響でしょう。村名、一級共に高得点で、90~94がついています。その影響もあって06は更に高くなった様に思います。今買うなら05でしょうか、06は高過ぎる様に思います。肉厚なピノですね。流石03です。香りも厚みがあります。04はチャーミング系ですが、03の一級は濃密系です。色は深く濃いルビー色、香りはラズベリー、赤身肉、スパイス、甘草、紅茶、味わいは豊潤な果実味、丸く巧く果実味に隠れているタンニン、綺麗な酸、バランスの良い飲み頃のピノ・ノワールです。飲んでいてホッとするワインでした。 販売店資料より50年と20年というブドウ樹が植わる区画はヴォーヌ側にあり、4つのプルミエ・クリュの中では最も凝縮感に富んだ仕上がり。<ワインアドヴォケイト #171Jun 2007より抜粋>2005年のミュルジェは、濃縮したブラックチェリーや醤油の感じや、燻した肉のような香ばしさが特徴的。品のある香り高いエステルやほのかな木質の香りも。まだ少し粗いタンニン、燻した肉や醤油の香ばしさ、完熟したブラックチェリー、ジンジャー、ブラックチョコやコーヒーなど複雑だが、うまくまとまっている。あと6~8年でより開花するだろう。2005 Domaine Chauvenet-Chopin Nuits St Georges les Murgers Wine Advocate # 171Jun 2007 David Schildknecht (90-92) Drink: N/A $70 (77) A 2005 Nuits-St.-Georges Les Murgers features roasted meat richness with concentration of black cherry and soy on the palate. High-toned aromatic esters and a slight hint of detached woodiness inform the nose. Finishing with slightly grainy tannins but with an admirable concentration of cooked ginger, black chocolate and coffee grounds mingling with the roasted meat, savory soy and ripe black cherry, this should develop nicely over the next 6-8 years.
2009/10/25
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ロベール・シュヴィヨン ブルゴーニュ ルージュ 2004年フランス ブルゴーニュ 2005 CP92ニュイ・サン・ジョルジュのトップドメーヌです。特級の無いニュイで最も特級に近いワインを生み出す蔵です。リリース直後に一本飲みましたが、固かったです。一年半で飲めるようになって来ました。素晴らしい力のあるワインです。古典的で凄みのあるACブルを久しぶりに飲みました。05らしい深みと凝縮感のあるワインです。果実味も濃いいのですが、媚びたところがありません。剛腕なワインです。色は濃く深いルビー色、香りはブラックベリー、赤身肉、鉄分、味わいはたくましいが優しいタンニン、切れの良い酸、余韻に甘さが残る果実味、非常にバランスが取れた硬質なワインです。今飲んでも大変美味しいですが、まだまだ飲み頃は先な感じがします。価値あるACブルでした。ACブルでこの調子では、この人の一級クラスは当分飲めそうにないですね。販売店資料より代々ニュイのアペラシオンのもとともなっている最も評価の高いクリマ、レ・サン=ジョルジュを始め、ヴォーヌ=ロマネ側からプレモー村までの代表的なプルミエ・クリュを計8区画、8ヘクタールにわたって所有し、ニュイのテロワールを体得するにはうってつけといえるのが、このドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン。ポートフォリオにはACブルゴーニュやアリゴテもあるものの、全てニュイのエリア内にあり、まさにニュイに特化したドメーヌといえる。 およそ300ヘクタールの広さがあるニュイ=サン=ジョルジュは、コート・ド・ニュイでジュヴレ=シャンベルタンに次ぐ大きなアペラシオン。その全体はニュイの町が広がるムザン川の扇状地により、ヴォーヌ=ロマネ側とプレモー側に大きく分けられ、ワインの風味、味わいともにしっかりと異なる。上にも記したようにドメーヌ・シュヴィヨンでは、ヴォーヌ側からプレモーの村まで、主たるプルミエ・クリュに区画を所有しているため、そのテロワールの異なりを如実に味わい知ることができる。
2009/10/14
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ニュイ・サンジョルジュ[2005]ジャン・ショーヴネ CP906月に飲んでから2本目です。以前同様まだ若いです。でも少し落ち着いて来たように思います。ジャン・ショーヴネ は日本ではまだあまり知られていないようですが、私が数本飲んだ感じでは結構良い作り手だと思います。特に03のニュイは12本買いました。素晴らしい香りのワインです。03は今飲み頃です。ニュイにはショーヴネを名乗る蔵が他にもありますが、どれも良い作りです。ニュイらしい骨太なブルゴーニュです。そして05と言うヴィンテージも手伝って濃いです。香りはまだ出きっていない様に思います。2年待てば華やかな香りが立ち上ると思います。茎臭さや青っぽさはありません。酸もタンニンも豊富でバランスもよく、3日目もへたれません。今飲むならこれがお買い得だと思います。一級の03で¥5229円です。ブルゴーニュの隠れた銘ドメーヌ![2003] ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ “レ・ブスロ” ジャン・ショーヴネ販売店資料より≪ワインスペクテーター 92点!≫ 出来上がるワインはシルキーでありながら、骨太で長熟ブドウをザックとかじっている様な果実味タップリの飲み応え。 WAでも「過小評価されている生産者。 コート・ド・ニュイでも最高の小規模生産者の一人」と断言するほど。 日本での知名度はまだまだですが、英国では強い支持を受け人気。 90年代に入ってからはタイユ・ヴァンのオーナー、ジャン・クロード・ブリナもニュイ・サン・ジョルジュのお気に入りドメーヌと公言しております。 洗練された優雅なピノドメーヌ・ジャン・ショーヴネの畑は、ニュイ・サン・ジョルジュのテロワールが凝縮されて熟成に値する最もすばらしい場所にあります。ニュイ・サン・ジョルジュで由緒ある栽培家としてのショーヴネ家のルーツは1680年まで遡ることが出来ます。先代のジャン・ショーヴネはいくつかの一級のプロットを含めたぶどう畑を拡張しただけでなく、ネゴシアンに売るだけではなくドメーヌで瓶詰めするワインの量を増やし繁栄させました。ジャンは引退しましたが、娘の夫であるクリストフ・ドラグが3代目としてこのドメーヌを運営しています。除草剤を一切使わずに有機栽培で丁寧に栽培しています。ニュイ・サン・ジョルジュの造り手としてテロワールを表現させることに悟りの境地を開いているようなショーヴネは、9.5haの栽培面積を所有しています。そのうちわずか0.2haがレ・ペリエールで、このドメーヌの中ではまさに貴重品です。古くからブルゴーニュ・ワイン愛好家が多い英国で非常に人気が高く、特に、一級ワインはフランス市場に流通する前に英国に輸出されてしまうため、非常に入手が困難になっています。90年代に入ってクリストフがドメーヌを管理するようになって、フランスにおいても人気が高まり、かのタイユ・ヴァンのオーナー、ジャン・クロード・ブリナ氏もニュイ・サン・ジョルジュのお気に入りのドメーヌに挙げるほどなのです。ドメーヌ・ジャン・ショーヴネはブルゴーニュの隠れた銘ドメーヌのひとつで、地元フランスでは、エクセレント評価の最高の生産者として認められています。有機栽培を中心に育てられたブドウからつくられるワインは、ブドウ本来の素晴らしさを前面に押し出していて、良いブドウからは素晴らしいワインが出来ることを語りかけています。パーカー氏の言葉を引用させていただくなら、「コート・ド・ニュイでも最高の小規模な生産者の一人である。彼は、甘い黒い果実に満ちた個性にあふれるワインを絶えずつくり続けている。」まさに隠れた銘ドメーヌなのです。
2009/09/08
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ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュアントワーヌ・シャトレ[2001]赤 CP90 以前1980円で売っていたので4本買ったワインです。07年の9月に一本、09年の2月に一本飲みました。今日飲んだ瓶は非常に良くなって来ています。07年に飲んだ時は正直言って80点、09年の2月で88点、今回は90点をつけました。但し2000円クラスのワインとしての点数です。古典的ブルゴーニュで若い時はタンニンが強く、果実感が無く、閉じて暗いワインでした。徐々にタンニンに丸みが出ると、果実感も出てきて美味しくなって来ます。香りも味も一級らしさが顔を出し始めたと言う感じです。ブルゴーニュのワインは実は沢山あって日本に入って来ているのは一握りの有名ドメーヌだけです。日の目を見ない蔵に眠っているワインは沢山あるのです。そういう意味ではネゴシアンの仕事は大事です。このネゴシアンのワインは時々特価で売っていますが、5年以上寝かせるとよくなる物が多いです。まあ絶対パーカーポイントがつくようなワインでは無いし、通常お勧めできる物は少ないし、今の流行のワインではありません。白は結構買って直ぐに飲める物もあるのですが・・・販売店資料よりアントワーヌ・シャトレが本拠地を構えるニュイ・サン・ジョルジュ。そこで造られているだけあって、このボディながらこの価格は、アントワーヌ社が持つ高い技術の象徴的なワインです。 ----試飲しました!-----果実の凝縮感もあって十分な果実味と、5年熟成を経た複雑な味わいが感じられました。酸味に柔らかさがあってコクとまろやかさもある、また、タンニンも余韻長くしっかりとしたボディを味わえます。ニュイ・サン・ジョルジュでこの価格、そしてこの味わいなら申し分なしかと思います。果実味豊かな上質ブルゴーニュです。お試しあれ!(試飲日:2007年9月) アントワーヌ・シャトレ社とは・・・ブルゴーニュの大手ネゴシアンとしてニュイ・サン・ジョルジュに本拠地をおき、フランス国内は勿論海外でも高い信頼を得ているブランド。世界中の航空会社30数社が機内サービス用のワインとして利用している、信頼あるネゴシアンです。じっくりしっかり楽しみたいなら、このボディ、決して役不足にはなりません!!高い品質をどうぞ。
2009/08/31
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ジャン・ルイ・ライヤール ニュイ・サン・ジョルジュ [2005] 赤 750ml CP92 非常に素直で良い現代的なピノノワールです。DRCがどうのとコピーに盛んに書かれていますが、DRCとは違いますが、良いワインだと思います。5000円でこの味なら人気になるでしょう。一級クラスも飲んでみたくなるワインです。癖が無いというか、減点する部分の少ないワインです。丁寧に作っているのだと思います。香りも高級ブルの香りですし、味もストレートでエレガントなピノです。非常にバランスが良いです。~インポーター資料~葡萄品種 ピノ・ノワール平均樹齢60年の僅か0.45ヘクタールの区画から生まれるキュヴェ。果梗を100%残したまま高温(33℃)で発酵させ,アリエ産のバリック(新樽比率30%)で澱引きをせず17ヶ月熟成させたキュヴェDRCで40年間働いていた母 (しかも,あのロマネ・コンティの畑の葡萄の摘み取りを任されていた最も優秀な収穫人の1人)と,同じく37年間働いていた父を両親に持つ男がいる。その男の名はJean-Louis Raillardジャン=ルイ・ライヤール。自らもDRCで働き,様々なネゴシアンでも働いた経験を持つライヤールは,現在,著名なボーヌ醸造学校で教鞭を取る傍ら,自身のドメーヌでワインを造っている。平均樹齢50年という素晴らしい古樹の畑を所有する彼のワイン造りは,有機栽培(完全なバイオダイナミック農法へ転換中),馬による耕作,遅い収穫,低収量,非除梗,高温発酵,澱引き回避,無清澄,無濾過,重力に逆らわない瓶詰めなど,正真正銘DRCから受け継いだブルゴーニュの王道 を行く方法だ。引退した両親が40年間DRCで働いて培った的確なアドヴァイスが生かされていることも見逃せない。ドメーヌは栽培面積3.5ヘクタール,年間総生産量7千本前後という超ミクロ・ドメーヌだ。しかも,ライヤールは毎年DRCの瓶詰めに立会い,試飲もする権利を持っている数少ない男だ。神秘なるロマネ・コンティの神髄の全てを継承した男,ジャン=ルイ・ライヤール。
2009/08/03
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ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・オー・アルジーア[2004]ショーヴネ・ショパン2002 CP92 2003 CP9003と02を飲み比べました。02は飲み頃に入って来ていて良い感じのワインです。03はやや野暮ったいニュイ・サン・ジョルジュらしさのあるワインで、杯の進みが遅いですね。酸の綺麗さと、余韻の豊かさで圧倒的に02が上だと思います。ただ酸っぱいワインが嫌いで重いブルゴーニュが好きな方は03ですね。どちらにしても良く出来たワインです。3800円位で買ったブルゴーニュとしては秀逸です。エレガントでいながら、ボディーのふくよかさがあるので、飲んだ気になるワインです。05年のpp評価が高く、今後人気になっていくでしょう。
2009/07/07
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【フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー 】ニュイ・サン・ジョルジュ [2004] オーシュイエ ヴィエイユ ヴィーニュ 10P25Jun09 2003 CP91人気のレシュノーです。この人のニュイ・サン・ジョルジュは早く飲むなら村名だけが案外一番旨いかも知れません。この瓶は03ですがまだ味が乗りきっていない様に思います。3月に飲んだ瓶の方が早く開きました。現代的なワインですが、非常に良い作り手だと思います。
2009/06/26
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ニュイ・サンジョルジュ[2005]ジャン・ショーヴネ CP9005らしい逞しいタンニンと豊かな果実味のあるワインです。香りに華やかさがあれば言う事無いのですが、まだ固い様に思います。後数年待てばもっと良いワインになるでしょう。ニュイ・サンジョルジュらしい濃いワインですね。同ドメーヌの03が良かったので、これもあと3年で化けると思います。
2009/06/19
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ニュイ・サンジョルジュ ジャン・ショーヴネ 2003 CP91これ良いですね。しっかりした果実感とボリューム感のあるニュイらしいワインです。03らしく酸も控えめで、果実味としっかりしたタンニンがあって、香りもよく、よく出きたワインです。人気がないのか価格も抑え目でお買い得ワインですね。販売店資料よりこの過小評価されている生産者は、ニュイ・サン・ジョルジュにある素晴らしい畑から、純粋で、輪郭のくっきりとしたピノ・ノワールを生み出している。このワインは、若いうちから親しみやすいだけでなく、見事に熟成する。クリストフ・ドラグは、清澄処理も濾過処理もしないため、最高のヴィンテージにおけるピノ・ノワールには、赤や黒の果実の味わいがたっぷりと詰まっている。下記のショップで02の一級が3675円で売っているのは破格だと思います。【ジャン・ショーヴネ】ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・オー・アルジーラ[2002](赤)@アウトレット
2009/04/27
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ドメーヌ・ド・ラルロ ニュイ・サン・ジョルジュ・キュヴェ・ル・プティ・アルロ [2006]750ml CP89最近人気のラルロです。数年前から買っていますが、05はほんとに僅かしか買えませんでした。不景気の影響でしょうね、06は市場に沢山あります。まだ若いのでしょうね、香りが出きっていません。これからなのでしょう。色は薄目で、芯が強く、ミネラルもタンニンも豊富で潜在力を感じます。あと2年は置きたい様に思いました。下記のショップの試飲記は正確にこのワインの事を描写しています。●2004年ほど薄くはないけれど、2005年較べると全然別のワイン的な色の薄さの2006年です。1級のクロ・デュ・ラルロの若木を使っているので「プチ」ですが、村名のニュイ・サン=ジョルジュとすれば非常に成功しているワインじゃないかなとかねてから思っているわけで、取っつきの部分は一足お先にミネラル感で、中盤がシルキーなお団子みたいなタンニンとまとまった酸の膨らみがあって、それから赤い果実味が膨らみ芯に何となくクロっぽい感触もの越しつつの余韻、と言う幾分ややこしい展開を見せていますが、もうチョイと落ち着くといわゆる「纏まり」が出て来てよろしいのではないかな、と思っている次第であります。●ま、実際には1級畑の葡萄を使っているので「1級」で出してもかまわないんですが、このあたりのバランス感覚というか纏まりがやはり1部リーグ昇格を阻んでいるわけで、そのあたりは何となく納得しつつも、もう一つの1級クロ・ド・フォレ・ド・サン=ジョルジュ的なもっと赤っぽい感じでなくて、やはりクロ・デュ・ラルロ的な黒っぽいところが芯に残っている感じはそれとなく同じ畑かなと意識の片隅に感じられるわけであって、このあたりを一度一気に解明したいなと思いつつも、昨今のアルコール耐性の低下に頭を悩ます今日この頃です。(2008.09.17 いのまた) <リアルワインガイド21号より>甘やかで妖艶で、ツヤのある香り。ともかくキノコ満載で複雑性もあるとても良い香り。澄み切った綺麗な酒質に旨みがたわわでともかく美味い。これは前銘柄と違って酸がしっかりある。奥行き感は中庸だが、味わいはしっかり複雑。チャーミングでナチュラルで、それでいて本格派。89-90点<輸入元資料より>クロ・ド・ラルロの若木から造られていたニュイ・サン・ジョルジュは2004年よりプティ・アルロに名称変更になった。このキュヴェは2002年にも一度醸造されたことがあり、クロ・ド・ラルロの畑の最上部に位置する1998-2000年に植えられた葡萄から造られる。その味わいには既にクロ・ド・ラルロの風格が現れている。
2009/04/25
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[2005] ニュイ・サン・ジョルジュ ラ・シャルモット 750ml (ティボー・リジェ・ベレール)赤【コク辛口】 CP86はっきり言って鈍重なワインです。飲んでいて疲れます。こう言う重いブルゴーニュが好きな方もいるのでしょうが、私の込みではありません。この人のワインも色々飲みましたが、これは最も鈍重でしょう。03や05でももっと飲みやすいワインもありました。まあ寝かせれば良くなるのだと思います。同じ重くても果実味に透明感があればよいのですが、濁った味に感じます。人によっては素晴らしいグッと来るピノだと言う人もいるのでこれは好みの問題かも知れません。2日目も3日目も重いです。 2005 Domaine Thibault Liger-Belair Nuits St Georges la Charmotte Wine Advocate # 171Jun 2007 David Schildknecht (88-90) Drink: N/A $49 (58) The 2005 Nuits-St.-Georges La Charmotte offers somewhat reduced aromas of wood smoke and well aged game, along with ripe cherry and cherry pit. Tart fruit skin and high-toned inner-mouth esters, ashen smokiness, and rather somber notes of moss, forest floor and wet stone persist into a finish that approaches bitter concentration of fruit skin and mineral. This is highly impressive in its relatively dark, austere way, and would be fascinating to revisit in a few years. In this his fourth vintage, and (like his cousin at Comte Liger-Belair in Vosne-Romanee) young, ambitious in the pursuit of quality, well-traveled, and in the process of taking back family property from rental and negociant contracts, Thibault Liger-Belair is ensconced in deep, ancient, and bitterly-cold cellars in the center of Nuits-St.-Georges. He has begun pursuing a biodynamic regimen in his vineyards and has inaugurated a rigorously-controlled negociant arm (its wines labeled "Thibault Liger-Belair Successeurs" and designated "S" in my listings). He says he approached 2005 with great caution lest the wines lose polish and finesse to over-extraction of tannins. Certainly the results have included some very powerful and formidably structured wines. Low sulfur and a significant inclusion of whole clusters ("depending on the circumstances and site," he says, "- I have no system") are among other prominent features of Liger-Belair's approach in 2005.
2009/04/10
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ブルゴーニュワイン【送料無料】ニュイ・サン・ジョルジュ ラヴィエール ヴィエーユ・ヴィーニュ クリストフ・ペロ・ミノ 2002 CP93良いワインですね。バランスよくて美味しいです。この人の05クロ・ド・ベーズにパーカーさんが100点付けて、その他の05も軒並み95点台の高得点で一気に値段がぶっ飛んだドメーヌです。非常に良い状態で飲み頃で旨いです。エレガントなワインですが十分な深みと余韻が楽しめます。濃すぎず、薄過ぎず、王道を行くピノです。02ですからまだまだ熟成には耐えると思いますが、今が飲み頃の第一期のピークです。人気が出るのがうなずけるワインですね。
2009/04/10
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ポイント10倍!!ブルゴーニュワイン【送料無料】ニュイ サン ジョルジュ オーシュイエ ヴィエイユ ヴィーニュ[2004]フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー0403PUP10EG【イーグルス応援送料無料】 CP92レシュノーは超有名ドメーヌ並みのワインを安定して作る蔵です。04のニュイ・サン・ジョルジュ飲んで良かったので、一つ上の村名でも指定畑のワインを買って飲んでみました。村名とシュイエを比べると明らかにシュイエの方が大柄でタンニンも強く上級のワインだという事が分かります。村名が今飲んで十分美味しいのに、このワインは早くて今年の暮、出来れば2年位待った方が良さそうな感じです。2日目の印象も飲める様にはなって来ますが、迫力のあるボディーは変わりません。間違って抜いた方はデキャンタ2時間は最低必要でしょう。とても04とは思えないパワーがあります。良いワインだと思います。
2009/04/05
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ニュイ・サン・ジョルジュ オ・シュイエ 750ml (フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー)赤【コク辛口】 2003 CP92レシュノーの03をのみました。何時もながら旨いワインです。いわゆる有名高騰ドメーヌと引けを取らないワインです。パーカーも02のクロ・ド・ラロッシュに98~100点を付けています。ルソー、デュジャック、ルーミエ、カミュゼと言ったワインと互する力を持っていますが、価格的にはまだ安いです。そう言う意味ではユドロ・バイエも同じですね。この品質を維持して価格も維持して欲しいものです。香も味も飲み頃です。03の濃さもこなれて来ています。直球ど真ん中のピノ・ノワールです。美味しいワインは直ぐに空っぽになりますね。お勧めです。04も05も良いですよ。ブルゴーニュワイン【送料無料】ニュイ サン ジョルジュ オーシュイエ ヴィエイユ ヴィーニュ[2004]フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー[NEW]ブルゴーニュワイン【送料無料】ニュイ サン ジョルジュ オー シュイエ ヴィエイユ ヴィーニュ[2006]フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー[NEW]ブルゴーニュワイン【送料無料】ニュイ サン ジョルジュ オー シュイエ ヴィエイユ ヴィーニュ[2005]フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー
2009/03/19
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CP91 去年の春まで村名3000円一級3800円で買えた、最も良心的価格のニィイ・サン・ジョルジュの作り手でした。05が5000円になって06も5000円越えです。早く3000円に戻って欲しいワインの一つです。果実感がしっかりしていて、香も先ず先ずよく、外れの無いドメーヌです。インポーターのラックさんの主力商品の一つですね。01,02,03,04と飲みましたが、02は丁度飲み頃のピークに入って来たと思います。骨太のニィイと言うより、エレガントで香りの良いワインが多く、この一級も例外ではありません。ラズベリーや紅茶の香りがあって、酸も若干強めですが、綺麗な酸です。チャーミングなニュイですね。薄旨ではありませんが、エレガントで癒し系です。良いですよ。< リアルワインガイド氏8号より抜粋 >粘ってガマンしてショパンの2002年を取り上げた甲斐があった。ややボリューム感のあるアタック。各要素も必要かつ充分にあるバランスの良いもの。少しミルキーでクリーミー、スモークと土の良い香り。【ショーヴネ・ショパン】ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・ミュルジュ[2005](赤)ニュイ・サン・ジョルジュ・1CRU・レ・ミュルジェ[2001]ショーヴネ・ショパン(赤ワイン)10P20Feb09【3月7日より出荷】ショーヴネ・ショパン ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ミュルジェ 1級 2004【ワイン 赤】ニュイ・サン・ジョルジュ 1er ミルジュ[2006] ショーヴネ・ショパン 750ml
2009/03/04
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2001年ヴィンテージが飲み頃をむかえました★限定入荷★アントワーヌ・シャトレ ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ [2001] 750mlCP88 以前1980円で売っていたので4本買ったワインです。07年の9月に一本飲みましたが、その時より良いワインに感じます。特に香が良い様に思いました。ボディーもニュイらしい太さを感じます。一言で言うと、何だか昔のニュイ・サン・ジョルジュを飲んでいる様な感じです。70年代の醸造技術がまだ今ほど進んでいなかった頃のブルゴーニュのワインはこんな感じっだったとふと思いました。まあそれだけ今の優良ドメーヌのワインは多彩な香りや味を引き出しているのだと思います。じっくり飲みましたが、タンニンもしっかりしていてまだ持ちそうなワインです。よくバーゲンになっているネゴシアンのワインですが、流石一級です。楽しませてもらいました。
2009/02/18
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CP93 味が乗って来ましたね。買ったころは酸が強く感じてアンバランスでした。おそらくリリース当初酸っぱいと評判の悪かった04の村名は皆そろそろ味が乗って来ているでしょう。レシュノーは薄旨系でも濃いコク系でもない中庸を行く王道路線の作り手だと思います。04でこれだけ良いワインを作っていると、心配なのは値段がデュジャックやグロフィエの様に高騰する事です。パーカーさん高得点付けないでと祈るばかりです。抜栓すると良い香りが立ちこめます。これは良いなと直感で分かります。色は深いルビー色、香はラズベリー、獣、肉、土、腐葉土、ハーブの香りです。味わいは噛みしめる様なピノの果実味、エレガントなタンニンと酸、ニュイらしい厚みのあるボディー、ディナーのお供でも、ワインだけと向き合って飲んでも楽しめます。素晴らしいワインです。当然寝かせても良くなるワインです。ニュイ・サン・ジョルジュ [2004] 生産者: フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー750ml 赤 辛口【店舗移転在庫処分セール】
2009/02/02
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◆パカレ凄腕06年ヴィンテージ入荷! 【年末年始酒発送OK】ニョイ・サンジョルジュ[2006]フィリップ・パカレ CP86ボジョレー・ヌーヴォーの異物混入で名を下げたパカレさんのワインです。http://www.rakuten.co.jp/alar/1902273/フィリップ・パカレ「ボージョレ・ヴァンド・プリムール2008」自主回収のお知らせこの異物混入事件でもっともふざけているのが、この人のヌーヴォーがノン・フィルターではないと言う事です。毎年ノン・フィルターとうたっていたのは何だったのでしょうか!!!!06のパカレのニュイ・サン・ジョルジュが5250円で売っていたのでまあまあ安いと思い買いました。キムチに合わせる試験に空けてみました。期待通り、ビオ臭いワインです。(笑)(かつてパカレさんはこのビオ臭がするのは技術不足と公言していたのですが、今や毎年安定してビオ臭いワインを作っています)甘酸っぱいヘソのゴマの匂いです。紅茶・ラズベリーも香ります。香も味も甘酸っぱくて実にキムチに合います。本当です。高級韓国料理店の定番ワインに良さそうですね。
2009/01/08
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ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエクリュ[2005] Nuits St Georges 1er 750mlプリューレ・ロック Prieure Roch CP88オークションで買った一本です。まだ若いのは承知で抜いてみました。ビオ派の大御所です。700年前の作りを再現したとか・・・まあビオワインです。この値段のビオワインを買う意義を考えさせられます。確かにニュイの一級としての濃密さは持っています。でもビオ臭は強く、ヘソゴマと梅の香りがします。どうしてもこの香りが支配的で高級ワインに思えません。もっと安いビオワインと大差ない様に思えるのです。比較試飲すれば、このワインが良いのは分かるのですが、この臭いに8000円とか出すか・・・・考えてしまいます。数年寝かせるとまた変わってくるのでしょうが・・・美味しいし、個性もある・・だけど・・・と言う気持ちですね。
2008/11/26
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驚きの超特価で楽天最安値に挑戦!ニュイ・サン・ジョルジュNuits St.Georges ジャン・ショーヴネJean Chauvenet【33%OFF】 2003 CP91実にニュイらしいワインです。堂々として太いニィイらしいワインです。03と言う過熟の年の影響もあるとは思いますが、素晴らしい村名ワインです。3000円で去年の春頃買ったワインです。こんなに強くて良いワインだとは思いませんでした。ブルゴーニュは薄くて・・・と言う人にお勧めです。ニューワールドのピノに濃さで負けていません。でもこれが本当のニィイ・サン・ジョルジュだと思います。素晴らしいワインでした。
2008/11/16
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ニュイ・サン・ジョルジュ・1CRU・レ・ミュルジェ ショーヴネ・ショパン CP92以前は3200円前後で買えたのですが、高くなりました。でも此処に良年の02年の安い物が出ています。『アウトレット特価セール』【ショーヴネ・ショパン】ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・レ・シェニョ[2002](赤)@アウトレット『アウトレット特価セール』【ショーヴネ・ショパン】ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・オー・トレイ[2002](赤)@アウトレット この3700~3800円は今ならお買い得と言って良いでしょう。とにかくショーヴネ・ショパンはニュイのお買い得な生産者です。外れが無く美味しいです。古典的なワインではありませんが、果実味が豊かで柔らかく、どなたにでもお勧め出来るブルゴーニュです。一級や名入りの村名ワインに古木を使った良品が沢山あります。畑の違いもちゃんと表現されています。色は濃いめのルビー色、香はラズベリー、バラ、ハーブ、獣、の良い香りです。味わいは豊かでエレガントな果実味、丸くなったタンニン、繊細な酸、厚みのあるボディーで、噛みしめる様なワインです。もっと寝かせる事は出来ますが、今でも十分美味しいです。販売店資料よりニュイ・サン・ジョルジュ1級ミュルジュです!これぞニュイ・サン・ジョルジュと言うべきスタイルのワインで、ニュイ・サン・ジョルジュの1級畑を代表すると言われるほどのポテンシャルを持った素晴らしいワインです!このワインは、平均樹齢50年と20年の樹から収穫されたブドウから造られています。ニュイの南、コンブランシアンの村に拠を置き、一部に熱狂的なファンをもち信頼できるワインを生んでいた、ドメーヌ・ショパン・グロフィエの当主ダニエル・ショパンが引退したのは90年代半ば。その地所のほとんどを引き継いだのが、ダニエルの長女と結婚したこのドメーヌ・ショーヴネ・ショパンのユベール・ショーヴネというしだい。40代前半のユベールは以前から所有していた区画とダニエルからの地所、合わせて16ヘクタールと、この地方では広めのドメーヌを切り盛りする。畑においては芽掻きとヴァンダンジュ・ヴェールトをしっかり行い、収量を厳しく抑えるのが義父譲りのやり方で、グラン・クリュからレジオナルまで合わせてのドメーヌの平均は、2002年ヴィンテージでヘクタール当たり40ヘクトリットルという低さ。 これらのぶどうの樹齢の高さもドメーヌの大きな特徴のひとつ。グラン・クリュはクロ・ヴージョのみだが、シャンボル側の下部に位置する0.4ヘクタールは、義父ダニエルが1960年代半ばに手に入れた平均樹齢50年を数える区画。他に、ニュイ=サン=ジョルジュのプルミエ・クリュではアルジラが平均で40年ほど、ミュルジェの半分は50年、もう片方が20年の区画。トレにいたっては80年以上の超老ぶどう樹が植わっている。加えてヴィラージュものだが、ニュイのシャルモットはなんと1927年と1947年の植付けとなっている。つくりはいたって単純で、果実に余計な手だしはしないというもの。そのためアルコール発酵前の低温浸漬はおこなわず、発酵温度に関しても極力コントロールは避ける。新樽はクロ・ヴージョに100パーセント使用するが、ニュイのプルミエ・クリュおよびヴィラージュものには50パーセントという割合。できあがるワインは不自然な色の濃さはなく、樽の要素もバランスよく溶け込み、瑞々しい果実の風味を満喫できる艶やかな味わいのもの。ヴィラージュもの以上はフィルトラシヨンをしないため、その果実の奥にはタンニン、酸等の構成要素もしっかりと保たれていて、十分な熟成も可能であることをうかがわせている。また、区画毎の差異もきっちりと感じ取れ、ニュイの各リュ・ディの違いを知るには格好のつくり手といえよう。そのしっかりした酒質の割にまだ知名度の高くないショーヴネ・ショパン。他の著名なつくり手と較べると価格も低めに抑えられていて、今まさに飲み頃といえるドメーヌである。
2008/11/01
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『アウトレット特価セール』 【ジャン・ショーヴネ】ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・レ・ブスロ](赤)@アウトレット CP90他の店で安く売っていたので買って飲んでみました。ニュイの一級が3000円で買えるのは今時安いです。これは本物のニュイの一級の太い味のするワインです。ピノでもニュイは太めの重いワインが出来る地域ですが、まさにニュイらしい土臭さや、タンニンを備えています。香も先ず先ずですね。お買い得だと思います。ニィイ・サンジョルジュは面積が大きいのと特級が無いので、コート・ド・ニュイではお買い得なワインが時々あります。力強いピノがお好きな方には良いですね。
2008/10/28
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ニュイ・サン・ジョルジュ・バ・ド・コンブ 2005 アルノー・ショパン CP92ブルゴーニュにはショパンさん多いし、ラベルも冴えないし、値段が05にしては3300円と安かったので買って飲んでみました。これが意外と良いのですよ。畑はヴォーヌ・ロマネの一級のレ・ショームとニュイサンジョルジュの一級のオ・ブドに接している、非常に良い村名の畑です。味的にもヴォーヌ・ロマネに近い味わいです。軽いワインですが、香もよく、味わいもよく、特に切れの良いピノですっきりしてドンドン飲めます。まだ作り手は若い様ですが、今後人気が出るでしょう。以前ACブルを飲んだ時にパッとしなかったのですが、注目して行きたいドメーヌになりそうです。インポーター資料より ニュイ・サン・ジョルジュ村近くのカンブランシアンに位置するドメーヌ・ショパンはこのブルゴーニュ・コート・ドール地区に12ヘクタール、9アペラシオンのブドウ畑を所有し、4代に渡って偉大なブルゴーニュワイン造りに従事している。南アフリカでワイン造りを経験したアルノー(28歳)とアルバン(25歳)の兄弟を中心に父イブ、それに77歳の祖父も現役で仲良くワイン造りに取り組んでおり、伝統に加えて若い世代の新しい価値観がドメーヌ・ショパンのワインによりいっそう深い魅力を与えている。ちなみにアンドレ・ショパンとダニエル・ショパン(ショパン・グロフィエ)は兄弟にあたる。彼らは良いワイン造りの70%は畑の仕事によると考えておりぶどう木の手入れや土の掘り起こしなども念入りに行っている。【 栽培面積 】12 ha【 平均樹齢 】30~35年。ヴィエイユ・ヴィーニュは60年【 収 穫 率 】ヴィラージュ:45 hl/ha、一級:30-35 hl/ha【 栽 培 】極力農薬の使用を避けるリュット・レゾネの方式をとっている。【 醸 造 】収穫され、プレスされた後は12から13℃の低温マセラシオン。徐々に温度を上げ、30~35℃で3週間ほど発酵させる。ACブルゴーニュは6ヶ月、その他のキュベは12ヶ月以上の樽熟で、新樽率は平均30%。フィルター処理は基本的にしない。
2008/10/28
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【プリューレ・ロック】ニュイ・アン ニュイ・サン・ジョルジュ 2004 CP9204は売り切れの様ですね。ボルドーのビオが2本ともパッとしなかったので、05が美味しかったロックのニュイ・アンを開けました。ビオの匂いはしますが、このワインは全体のバランスがよく気になりません。流石ですね。段々私もビオに慣れてきましたが、このワインなら金を払って飲んでも良いと思います。ちなみに4000円位で買いました。色は薄めの輝くルビー色、香は甘いラズベリー、苺、梅、イースト、バラ、ハーブ、赤身肉、味わいはジュワ~~ンとした厚みのある果実味、爽やかな酸、丸いタンニン、ボジョレーヌーヴォーの様でもあるが、コクもある。色々なワインを飲んでいるとき、口を変えるのに良いですね。普通ボルドー飲んでからピノに戻ると、ピノが酸っぱく感じて本来の味が分からなくなりますが、そう言う時にこのワインを飲むと、違う世界に直ぐにトリップ出来ます。
2008/10/25
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