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味的には下記のショップコメントの通りですが、やはり冴えないワインです。
美味しいですが、それで如何したの!と言うワインです。
ルロワのエチケットが無ければ誰も見向きもしないワインだと思います。
適度に枯れた01のACブルで、色も薄めでエッジに琥珀が刺して来ています。香りもラズベリーも感じますが紅茶系です。味も特段インパクトが無く、硬質感のある熟成したピノです。
まあこの値段で買える旨い酒はもっとあります。ブラインドで飲んだらケチョンケチョンに言われそうですよ。
販売店資料より
●到着後、すぐに段ボール開けてみると・・・う~んやけにかび臭いぞ。ケースそのものが「ブショネ」な香りです。こりゃ失敗したかな?と思いつつ、一本キャップシールを取ってみると・・・・液漏れ、と言う状態ではないのですがかなり「来ちゃっている」かな?キャップシールの裏の状態とか、ラベルの状態が良い片方で、コルクのトップはしっかり黴びているので、メゾンで保管して暫くした状態でキャップシールしたのかな?と言った案配です。
●ま、ともかく味見。2001年にしてはしっかりとした色づき。この辺りはルロワだねと思いつつも、エッジに落ち着いた臙脂~茶色が混じっている。でも真ん中当たりの照りは充分残っている。香りは心配するブショネはなく、チェリー系の赤い果実とうっすらな紅茶系の香りが整って出てくる。クローブのような木質の香りが過ぎ去ると・・・ほんの少し、溜息にもにた終焉の予感。香りから予想すると、まさしく今がピークですね。
●2001年、決して良い年とは言えませんので、おそらくこの年のキャラクターとしての青っぽさ=えぐみが感じられますが、ACブルでこのしっかりとした構成を残しているところはさすが「ルロワ」なんでしょうか?果実味の出ばり具合が幾分ピークを越えていて、、この辺りがヴィンテージのマイナスをカヴァーしきれていない。又、お醤油的な味わいの記憶が思い起こされつつあるところで「と言うことは」と、この後の味わいのバランスが拡散傾向にある兆しですので、すでにピークは過ぎていると感じるわけですが、抜栓後の動きを見ると少しずつでも開く、あるいは開こうとする生命力をそこはかとなく感じつつ、ただのACブル、それもネゴシアンと言えどもだてに「ルロワ」のラベル張ってる訳じゃない、といたく感心してしまうわけです。
●よく「熟成したワインの味はどんな感じですか?」と聞かれますが、このワイン、そうした教材として持って附けじゃないでしょうか?熟成したワイン、どんな感じか試してみたいと言う時には是非どうぞ。すばらしく、古酒の味わい!と言う感じでもないので、そんなところを考慮しながらお値段も抑えてみました。そのかわりと言ってはなんですが、「ボトル差」あることはご勘弁。一級や特級の安定感は期待しちゃダメです。
●一応これまでの戦績は3本開けて2勝1分、です。(詳しくは最初の一本が、こりゃダメだねと思っていた残り半分が2日目見事に紅茶味のみにまとまっていたので引き分け。次に開けたのはかなり全開でしっかりと健全に果実味残っていたので勝ちなんだけど、萎れるのも早くて翌日ダウン。でこの3本目・・・今のところ、まずまずの出足で勝ちパターンにかなり近い、です 2009.06.01 いのまた)
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