Rosegarden in Vienna

Rosegarden in Vienna

ロンドン旅行記2005年2月編



金曜の夜9時35分発RyanAir に乗り込む。
このイギリスの会社は安いことで有名。
サービスはなし、キャンセルできない、ちょっと心配・・。
でもとにかく往復1万円前後で行かれるイギリス旅行。
多少の危険があっても使うしかないでしょう。
乗るときも座席は自由なのでみんな走る!
飛行機の座席が自由なんて考えられないよね。
しかもスチュワーデスが早くしてください、早く座ってくださいと
そればかりの連呼。
さすが安いので誰も文句言わずにすばやく席を見つけ座り込む・・と同時に離陸。
おいおい、ガソリン?ちゃんと全部積めたのか???
もちろん機内でのコーヒーなどはお金を出して買います。
それでも夜中までにはホテルに入れてバーで1杯できるのだからありがたいわ。

土曜日の朝、外に出たらなんとなく暖かく感じる風。
スウェーデンの冷たい風に慣れた私にはロンドンの風はとても優しく感じました。
そして、街行く人の姿が違う!
ダウン姿がこんなに少ないとは驚きだわ。
スウェーデンはほとんどの人がダウンのジャケットかコートで子供もスキーウエアに身を包んでいるのが冬の正装??
ロンドンはおしゃれなコートやジャケットが軽やかに着こなされているわ。

私の目的はコベントガーデン!
2人でいざコベントガーデンへ行ったもののファルファルはすぐにナショナルギャラリーへと向かう。
私もコベントガーデンなら1人でショッピングの方が気が楽と早々と別行動。

コベントガーデンは12年前、イギリスに住んですぐ、子供達と始めて3人で出かけた場所。
ファルファルに面白いから行ってみたらと言われても何も知識もなく「お庭なのね・・・。」と思っていたのです。
でも行ったらお庭はどこにもないわ、お花どころか人ばかり。
大道芸人の周りには黒山の人だかり。そして小さな可愛いショップがずらーっと並んでいて子供の手を引っ張りながら
右往左往したのを覚えています。
オードリヘップバーンの「マイフェアレデイ」にでてきた花売りの場所なんですって。
そこは若いミュージシャンの練習と披露の場にもなっていて、いつも弦楽四重奏などが聴けるので楽しみ。
日本からのお友達が来るたびに一緒に行った場所です。

そして、アロマセラピーを習い始めてすぐにニールズヤードの第1号店があると聞いて通った場所。
カルペパーは他の場所にあったのが最近移ってきたらしいので探してしまったわ。
でも商品が全部変わっていて、昔のイメージのカルペパーとはかなり違う雰囲気になっていました。お店の中無理言って写真撮らせてもらいました。
お店

買ったもの。→商品
小さなお皿はマッサージ用のお皿で内側に10ml、20mlの印があります。
アロマポットのようなものは実はお香。ミルラとフランキンセンスの樹液の塊のようなものを置きます。
ハーブ入り枕、グリーンは種々のハーブのミックス。
包んであるのは白いレースにハーブの入ったもの。
後ろの箱に入っているのは両親用で電子レンジで暖めて使うものです。
これだけ買えてとっても満足。
その足でニールズヤード、そこでは本を買いました。
それについてはまた明日。

コベントガーデン

コベントガーデンでたっぷり堪能したあとはニールズヤードへ。
ニールズヤードの中はいつも人がいっぱい。今日はホメオパシーの事を一生懸命店員さんに大きな声で聞いている人がいてちょっと賑やか。自分の体調を必死に説明し、何が合うかを聞いているようだったけれど店員さんはちょっと困っていた感じ。
そんなにすぐに答えられるものではないと思うけれど・・・。
ホメオパシー、バッチレメデイ、ハーブ類、そしてメインのアロマの製品がぎっしりと並んでいるけれど同じ色なので探しにくいわ。
ローズウオーターとロールになったアロマオイルと本をゲット。
だんだん重くなるけどえいっと持ち上げすたすた地下鉄へ。
今度はピカデリーサーカスに行こう。
オックスフォードサーカスに続くリージェントストリートにはこれまた魅力的なお店が並んで私を呼んでいる。しかも、カシミアのお店、バーバリー、ウエッジウッドがセールの札を出しているのですよ!
これには打ち勝ちました。
リバテイの建物も懐かしい。ここにはリバテイ柄で作られた小物がたくさんあるし、マルベリーのハンドバッグが数多く置いてある。
私の趣味が変わったのか置いてあるものが変わったのかリバテイ柄はパスだったわ。
リバテイを出て一本裏通りへ行く。
ここはカーナビーストリートと言われるちょっとヤングっぽい通りです。
そこに「STORM」があるはず。久しぶりだったけれどちゃんと覚えていて行かれたわ。
面白い時計やアクセが売っているお店で、昔ここの時計は子供達の憧れだった。
今はどうかわからないけれどね。
今年中学生になる姪と3月にお誕生日のAMYに時計を思い切って買う。
これで私のものを買う諦めがついた・・・
そろそろファルファルとの待ち合わせの時間。
今日はファルファルの目的「スヌーカーテーブル」を探さなければいけない。
「ハムレイズ」というおもちゃのデパートのようなところで待ち合わせ探したけれどそこには置いていなかった。諦めるかと思いきや、ハロッズへ行くという。
ハロッズは英国一の有名高級デパート。
建物も古く内装は見事に木彫りだったりゴージャズな絵や布。
日本のデパートのように一斉に見渡すことは出来ず、いくつ物部屋から成り立っていて迷子に確実になるような場所。
始めていったときは、またあの売り場に行きたいと言って行かれることはなかった・・。
高級な品がたくさん揃っているけれど高いので余程のことがないと行かなかったけれどね。
まづはおもちゃ売り場。
あそこにありますと言われて見つけたのが本当のおもちゃ。
これよりもう少し大きくて・・と聞いて連れて行かれたのはスポーツ売り場。
そこのスヌーカーテーブルは本物並み。
私達の考えているスヌーカーテーブルは150cm×90cmくらいの家でも使えるくらいの大きさ。だけどないのよね~。
今回は諦めか?仕方ないので地下へ。
ここの地下は全世界からの食べ物が集合している。
お寿司やさん、満員、オイスターバーも満員。
チーズハムの種類は数え切れないほど。
そこでチーズを買って帰ることにする。

夜はお友達夫妻が車でお迎えに来てくれて、中国料理を食べに出かけた。
早く行かないと並ぶかもと言って早く出かけたのに既に列が・・。
みんな美味しくて安いところは知っているのよね。
北京ダック、ピータンの入った茶碗蒸しのようなもの、ロブスターの焼きそば・・などなどスウエーデンでは食べられないようなものばかり。
満腹のあとバーへ行ってちょっと飲んで楽しい一日が終わりました。

2日目
ガーキンを見に行こうとファルファルが言う。
ガーキンって?
ホテルからも見える聳え立つ面白い形のビル。何処かの会社が入っているビルなんだけれど、とてもビルには見えないわ。
とてつもなく大きなガラスのおもちゃみたい。
きゅうりのピクルスの事をガーキンというらしくこの愛称がついたんですって。
ビル風は強く、昨日よりも冷たく感じた。
そこからスピタルフィールドマーケットというなんだか大きな体育館のようなマーケット。
フリーマーケットのようなのもあるし、お店が移動してきたと言う感じのところもあり
ここもお店がいっぱいで楽しい。
日本人のビーズを売っている人もいたし、来ている人も日本人が多いのはどうして?
ここでロックソルトキャンドルホルダー買いました。大きなランプもあって、もっと大きいのが欲しいと隣の人が言っていたけれどどうやって持って帰るのか重そうだわ。
全部をとりあえずくまなく見てから昨日のお友達夫妻と近くのインド料理店でランチ。
このあたりはインド、パキスタン人が多く、見渡してもイギリス人らしき人はいない。
一体どこの国に遊びに来ているのかわからないようだわ。
インド料理食べるのもとても久しぶり。
チキン、ラム、ベジタブル・・・それぞれ違うカレーを注文してみんなでシェア。
後から辛さがジン割と来て一緒に頼んだラッシー(ヨーグルトとキウイ・・・今回は・・のちょっと甘い飲み物)がとてもよく調和してくれました。
ロンドンの東側、昔はそのあたりはあまり行かない方が・・と言われていた場所が今は若い人でお店が盛り上がり、ちょっと新鮮なロンドンの新たなスポットを作っているようです。変わった洋服のお店などが立ち並び、人が大勢行き来している。
なんだかロンドンは活性化しているな~。
地下鉄も綺麗になっていたし、お店も活気があるし、新しいスポットも出来つつあるし、
何といっても近代化された建物が次々に建てられているわ。
チャールズは新しい建物に対して反対をしていたけれど、ここ何年かでそれも変わりつつあるのですね。
古い歴史的建物と近代的な建物、これが案外調和しています。
これからも見逃せないロンドンを満喫して雪のつもるスウェーデンに帰宅しました。

ロンドン小旅行2005年2月





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