ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2007.04.03
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カテゴリ: ワイン日記
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2004 Vin d'Alsace Riesling(Pierre Frick)
ヴァン・ダルザス リースリング(ピエール・フリック)
Alsace, France - 白辛口
\2,342, ワイナリー和泉屋 , 2007年4月購入
インポーター:ラシーヌ
Profile:
ビオディナミの生産者ピエール・フリックによるリースリング。ピエール・フリックは初体験。2002年ヴィンテージから、すべて王冠になっている。フランスのスティルワインで王冠は珍しい。

Impression:
ふつうに冷蔵庫で冷やしたものを、そのままグラスに注いで飲んで飲んでみる。



驚くほど薄っぺらでアフターも短く、アルコール飲料であるかどうかさえ自信が持てない。

アルコール度を確認すると12度。う~む。

2杯飲んでもあまり変わりがないので、このままではダメだと思い、ちょっと放置することにした。一時間くらいたってから、10∼16度くらいまで温度変化を試す。

温度が上がると、レモンやオレンジなどの柑橘類がより感じ取れ、ミネラルや火打ち石のような鉱物的なニュアンスがわき上がってくる。ビオ臭さはなくて、ピュアで繊細で可憐。悪くいえば、か細いけれど、ようやくワインらしくなってきた。

酸を主体とした、とても繊細なワイン。

温度が上がってからは「あり」だとは思うけど、温度が低いままだったら暴動を起こしてしまいそう。だってポテンシャルも感じないし、何しろ\2,000オーバーのワインを飲んでいるって充足感がないんだもん。

過去の記憶をたどると、 アリス・エ・オリヴィエのシャブリ に何となく共通性を感じる。いずれにしても、好みが分かれそうなワイン。

もう一回買うかと聞かれれば微妙。ほかの種類を飲んでみたい気はするけど、シュレールほどのピュアさや水々さはないし、ドイツの一流生産者ほどの凄みも感じないし。う∼む。

ピエール・フリックを飲んでイマイチと思った方は、ぜひとも高めの温度で飲んでください。少しは印象が変わるはず。


ピノ・ブラン[2004]ピエール・フリック

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最終更新日  2007.04.04 04:03:48
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