ワインと絵画がある生活

< 新しい記事

新着記事一覧(全2840件)

過去の記事 >

2013.01.16

ジャドの1988 NSG クロ・デ・コルヴェ

(2)

カテゴリ：ワイン日記

こちらも年末年始に飲んだワインシリーズ。

1988 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Corvees(Louis Jadot)
ニュイ・サン・ジョルジュプルミエ・クリュクロ・デ・コルヴェ（ルイ・ジャド）
Bourgogne, France　-　赤辛口

現在持っているワインのなかで、もっとも購入日が古いもののひとつ。ビンテージじゃなくて購入日ですよ。1999年に約4千円で購入。

ドメーヌ物では無いってことで、それほど期待せずに抜栓。ボンヌ・マールあたりだったら期待しちゃうんだけどね。

なめらかでスムーズ。NSGらしい固さの片鱗はなく、とても柔らかなものに変化している。よく言えば静謐。悪く言えば、おとなしい。熟成香はほどほどで、身なりのきれいな、還暦前後のご婦人といったところか。

【ルイ・ジャド】ニュイ・サン・ジョルジュ　プルミエ・クリュ　クロ・デ・コルヴェ[1988]
価格：16,800円（税込、送料別）

1988 Gevrey-Chambertin La Combe aux Moines(Philippe Leclerc)
ジュヴレ・シャンベルタンラ・コンブ・オー・モワンヌ（フィリップ・ルクレール）

こちらは、ほぼ同時期に飲んだもの（写真無し）。90年代にはしっかりボディで知られる生産者ではあるけれど、80年代はエレガントなものに出会うことが多い。

こちらはエレガントとは言えないまでも、濃いと言うほどではない。ただし酒質に荒れが見られ、100%のコンディションとは言えず、ミッドからアフターに欠けて少々残念な状態。とはいえ、そこそこは楽しめる範囲ではあるのだけれど。

軍配はジャド。

実のところ、若いフィリップ・ルクレールにはそれなりのよさがあると思っていて、久しぶりに飲みたくなってしまった。飲むならばカズティエ以上を。

フィリップ・ルクレールのワインを探す>