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8/23にメルシャン椀子ワイナリーでパスポート会員向けサンクスデーがあったので行ってきました。新幹線で上田まで行って、しなの鉄道で大屋駅へ。前回はワイナリーまでタクシーで行ったので、そのつもりだったけれど、電話呼び出し方式に変更になっていた。そのためタクシーに乗れたのは予約していた人だけ。しまったと思ったけれど、今回の路線バスはギリギリ座れたのでよかった。ワイナリーに到着。天気が悪い日が多いなか、このときは天気がよかったので景色が美しい。2階からの風景が美しい。過去の開催と比べると人数少なめ。回数が増えた(?)からなのか、プラチナ会員だけに絞ったからなのか。そのおかげで席取り合戦にならずに済みました。事前注文したお弁当(2000円)を受け取ってフリーフローへGo! 右に写っているのは参加賞のツマミ。フリーフロー1.椀子のあわ2.椀子シャルドネ アンウッデッド20193.新鶴シャルドネ20194.椀子シラー ロゼ 20205.長野メルロー 2018今回の出色の出来は長野メルロー。ちょい熟で複雑さもあり素晴らしい。かつて、赤は藍茜だったこともあるだけに感慨深い。ロゼはメルローのほうが好きかな。有料テイスティングでは区画別メルロー飲み比べセットとマリコメルロー2014を注文。飲んだ中で一番よかったのがマリコメルロー2014。長野メルローもおいしいと思っていたけれど、さらに素晴らしい。こちらのほうが酸があり、立体感や複雑性は何枚も上。今回バックビンテージの即売会があったのだけれど、そこにリストされていなくて残念。マリコ・ヴィンヤード メルロー 2014一段落してヴィンヤードツアーへ。早めのブドウはヴェレゾンが終わっていたけれど、晩熟の品種は途中。完熟前のブドウなので、すっぱめ。満足のサンクスデーでした。
2024.08.23
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前回の続き。修善寺駅から送迎バスで中伊豆ワイナリーヒルズの「ホテルワイナリーヒル」へ。ここのホテルは湧出量2トン/毎時という湯量豊かな温泉付き。日帰り温泉もやっています。チェックイン後に宿泊者向けのワイナリーツアーに参加。ワイナリーまでは送迎バスで数分で到着。中伊豆ワイナリー シャトーT.S。シダックスの創業者「志太勤氏」の個人資産で設立したワイナリー。シダックスはカラオケで有名だけれど、現在カラオケ事業は売却済み。志太氏の個人コレクションの一部。オーパスが1500本。プレフィロキセラのワイン78のロマネ・コンティもある!カリフォルニアのような風景。山梨や長野ではワイナリーはオープンしていても、テイスティング中止のなか、こちらはテイスティングOK。無料が4,5種類で、有料試飲は10種類くらい。100円or200円でリーズナブル。全種類制覇しました。最初は白が評価されたワイナリーだけにシャルドネはいい。伊豆シャルドネ-プレミアム-2017と伊豆シャルドネ 2019 アンウッデッド。なんとなく似た雰囲気のサンクゼールより、はるかにおいしい。オーナーのワインに対する思い入れの違いか。フラッグシップの伊豆シンフォニー・レッド-プレミアム-はバランスを重視。柔らかいメルローも面白い。伊豆は2017年がグレートビンテージとのこと。宿泊者はワイン10%OFF券をもらえるけれど、それとは別に10日、20日、30日はワインの日で宿泊者に限らず15%OFF(併用不可)。とりあえず手頃な、こちらを買ってきました。伊豆スパークリングワイン爽輝 2017シャトーTSレッド辛口 2018伊豆メルロー 2017中伊豆ワイナリーのワインを探す>伊豆メルロー2017(赤・辛口)価格:3100円(税込、送料別) (2020/6/30時点)温泉に入ってから夕食。地ビールでカンパーイ。金賞トップを取り、すぐに売り切れたプティヴェルドをワインリストに発見。迷わず注文。ラストボトルだとか。フラッグシップのシンフォニーよりも、パワーがあり、スパイシー。自宅にも1本あるけれど、もっと買っておけばよかった(2本買って、1本残り)。普段はバイキング形式らしいのだけれど、コロナで和食スタイルに。ディナーの場所は、ワイナリーにあるレストランも選べます。ワインがおいしいワイナリーでよかった。そしてプティ・ヴェルドも飲めてラッキー!つづく。
2020.06.22
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前回の続き。 ランチのあとは丸藤葡萄酒へ。この写真の左にあるゲストハウスは(写っていない)、身延山 久遠寺を始め、寺社仏閣を数多く手がける創立1156年 伝匠舎 石川工務所によるもの。何度も来ているのに知らなかった。 シャルドネの旧屋敷畑。何年か前に金賞を取りました。そしてマンズレインカットの設備も導入。とはいえ、最近は房の上だけにビニールを掛けるレインプロテクションを使っているとのこと。 大村さんの話はいつも面白い。 右の中央に見えるのがGI山梨の看板。いままで気付かなかったけれど、他にもいくつかありました。 こちらも数年前に建てたセラー 少し改装した醸造棟の入り口 タンクはホーロー。ステンレスタンクを導入したいけれど、お金が...とのこと。ゲストハウス建てちゃったしね。 2020/1/20に放映されたTBS系「メイドインジャパン!」で、「2012ルバイヤートプティヴェルド「北畑・試験園収穫」」と、イタリア カサデイワイナリーの「フィラーレ41」の対決。 惜敗したけれど、テレビの反響は大きく、一番プティヴェルドの割合が多いドメーヌ・ルバイヤートの店頭在庫は売り切れてしまったとのこと。 ちょうど、わたしも昨年11月に飲んだばかり(そのときのブログ)。みんなプティヴェルドに飛びついているけれど、ドメーヌ・ルバイヤートのほうがバックビンテージをリリースしていて飲みごろですよ。 ドメーヌ・ルバイヤートを探す 2017 ルバイヤート 甲州シュールリー2018 ルバイヤート ソーヴィニョン・ブラン2018 ルバイヤートマスカットベーリーA樽貯蔵 バレルセレクト2013 ドメーヌ ルバイヤート 最後は眺めのよいテラスでパチリ。ありがとうございました。 最後は塩山駅に戻って終了。受け入れてくれたワイナリーや施設の方々、タビゼンさん、甲州市の職員の方々、とても充実した1日でした。ありがとうございました。
2020.01.28
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前回の続き。メルシャンの資料館をあとにして龍憲セラーへ。高野・土屋が袂を分かったあと、土屋龍憲が建てたワイナリーの跡地。現在のマルキにつながる場所。外観の写真は何度も見たことがあったけれど、実物を見たのは初めて。何度も前を通り過ぎているのに、気付かなかった。ぶどう橋からの風景この日は不定期開催(奇数月の月末?)の「つぐら市」。川口園とつぐら舎の場所で開催されています。川口園の奥が、こんなに広いとは思わなかった。現在は東夢で委託醸造。メルローがおいしかった。旧甲州街道沿いにある「つぐら舎」。何度も前を通っているのに存在に気付かず。名前は知っていたのだけれどね。今回はツアー向けの特別料理。カキにバターを射込んだもの。バターと干し柿が絶妙にマリアージュ。ウメージャガイモのポタージュデザート豆まきならぬ、餅まき。つづく。
2020.01.27
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ワインツーリズムでもおなじみのタビゼンが主催する「甲州市原産地呼称ワイン認証制度」ヴィンヤードセミナー。本来は外国人向けのイベントだけれど、空きがあるということで参加してきました。甲州市後援ということで破格の3,000円。中央線の車窓から。笹子峠の手前は雪景色でビックリ。峠を過ぎると、まったく降っていなくて安心。塩山駅に集合して、そこからバスでまわります。最初は宮光園(みやこうえん)。勝沼には数え切れないくらい来ているけれど、見学目的で入ったのは約10年ぶりの2回目。メルシャンのルーツとなる大日本山梨葡萄酒の設立発起人の一人、宮崎光太郎の自宅やブドウ園、醸造所。名前をとって宮光園。歴史は、キリンのこちらのサイトが詳しい。皇室の方々が行幸に来た。柵の下には地下室があります。手前が入り口。カイコの卵を保管していたらしい。正面の煙突は、ブランデーを蒸留していた名残。以前に来たときは2階の展示コーナーをサクッと見ただけだけれど、想像以上に建物が広い。こちらはメルシャンの敷地にある資料館。奥まで入ったのは2度目かも。現存している最古の日本ワイン次回につづく。
2020.01.26
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前日に飲みまくって二日酔いだし、1週間前にはワインツーリズムやまなしに行ったばかり。だけれど、甲府にいてやることも無いので、甲府の北口広場と甲州夢小路を散策したあとは勝沼へ。まずはサッポログランポレール。こちらにはまだブドウが残っていました。グランポレールはいつ行ってもすいている。ワインもおいしいし、テイスティング環境も最高なんだけどなあ。中心部から離れているのが難点か。MGVsここは大ぶりのグラス。ショット・ツヴィーゼルに似ているけれど違ったような。新しいワイナリーなので値段は高めだけれど、万全のスタッフを準備していることもあってワインはおいしい。こちらはロゼで美味Audiの絵は試乗イベントにあわせてデザイナーがチョークで描いた絵だとか。QRコードも反応するらしい。すげー。モダンで勝沼らしくない雰囲気なので、こちらもにぎわっていました。ラッピングもおしゃれ。名入りのスタンプを押してくれます。勝沼醸造。テラス横が広がっていた! 聞いてみると以前は醸造施設があったのだとか。こちらは大混雑。春先に入れたエノマティック(画像左の機械)は好調。メルシャンツーリズムのときには無かったレア系のセット。二日酔いだからワイナリーめぐりはどうしようと思っていたけれど、昼過ぎから来たこともあって意外に満喫してしまいました。
2019.11.18
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前回の続き。メルシャンワインツーリズム限定品セットを狙っていたけれど売り切れ。そこでマリコヴィンヤードセットとワイナリー限定品セット、穂坂アルモノワール。シャトレーゼこちらでは無料試飲以外に、プチ・ジョアとトロワ・ジョアの有料テイスティング。トロワ・ジョアはよい年だけ作られるボルドーブレンド。シャトレーゼでは5,000円以上する高級品。プチと比べたけれどだいぶ違う。これでワイナリーめぐりは終了反省会のため塩山の完熟屋へ。初めて行ったけれど、人気店らしく開店前は地元の人で大行列。馬刺しほうとう塩山洋酒がこんな赤を出しているなんて知らなかった。キザン白は残念ながら軽いブショネ。別のほうとうをおかわりこれでワインツーリズムは終了。まわったワイナリーは以下のとおり。◎が付いているのが、一緒に行った友人の人気が高かったもの。期待値とのギャップもあるので、何度も行っているワイナリーは不利なことはご承知おきを。1日目信玄ワインドメーヌ・ヒデ(五味醤油に出店)シャトー酒折ルミエール丸藤葡萄酒旭洋酒◎サントネージュ◎2日目98wines◎甲斐ワイナリー◎マンズワイン勝沼ワイナリーフジッコワインまるき葡萄酒ダイヤモンド醸造◎メルシャンシャトレーゼ
2019.11.13
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前回の続き。フジッコワイナリーへ。ガラスの編み目が邪魔だけれど、このあたりでは一番標高が高いので景色がきれい。フジッコはスタンダードアイテム無料。甲州もいいけれど、甘口のクラノオトシリーズの人気が高い。楽しみにしている有料テイスティング。通常は出ていないものが飲めます。この中からこちらを試飲(おつまみ付きで300-400円)。カベルネ・ソーヴィニョン 2017ノアノア 2017シャルドネ樽発酵 2018ヴィ・ルフレ 2017ヴィ・ルフレは志汰乃輝種(カベルネ・ソーヴィニヨン×行者の水)というヤマブドウ系のワイン。なぜか、これがフジッコで一番高いワイン。今後はもっとハイレンジを出すという噂もあるけれど。マルキには料理屋さんが出店していました。ダイヤモンド酒造へいつもは激混みで大変だけれど、遅い時間だったので少しは余裕を持って飲めました。ダイヤモンドはおいしいねえ。Vrille(ヴリーユ)とHuit(結ひ)は共に遅摘みタイプ。バックビンテージ各4ビンテージの垂直。ダイヤモンドから坂を下っていると、こんなおじさんに遭遇。振る舞い酒&振る舞いブドウ。わざわざ足を運んでくれる人に振る舞いたいのだとか。われわれもシャインを少しいただきました。つづく。
2019.11.12
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前回の続き。旅館の朝食。天気がよかったこともあって、春日居町駅まで散歩もかねて歩くことに。途中にあった「なでしこ農園」。こちらには勝沼・笛吹の平地には珍しく垣根の畑。全然知らなかったけれど、明治に歴史をさかのぼれる場所。春日居町駅前次の目的地は塩山からタクシーで行く98WINEs。塩山からタクシーに乗って98WINEsへ。こちらの平山繁之さんはメルシャンや勝沼醸造で活躍されてきた方。引いた画像がこちら。黒いのが醸造棟で、みんなが座っている灰色のコンクリートはセラー。こちらからの眺めが美しい。こちらが母屋。セラーの屋根のコンクリートと母屋の間には幅1m、深さ80cmくらいの溝があって、そこを10kg近いリックサックを背負ったままジャンプ。着地した瞬間、右ふくらはぎに電気が走った! 痛テテッ! このあと滞在中は右足を引きずりながら歩くことに。後日病院に行ったら肉離れの診断。年甲斐も無くやるんじゃ無かった。この日は出張カフェも出店テイスティングアイテムはこちら。1杯200-。ロゼは人気で有料試飲だけ。ワイナリーの2階帰りがけのわれわれに平山さんが声を掛けてくれました。いろいろ話を聞けたけれど、もっとディープに聞いてみたいな。続いて甲斐ワイナリー。ワインツーリズムでは定番の場所。ここは新酒の甲州から、自社畑のかざま甲州、さらに赤も素晴らしい。小さなワイナリーなのに、あか抜けた味わい。風間聡一郎さん。何度も来たことがあるのにツアーは初参加。聡一郎さんの話がスゲー面白い。スパークリングを作っているのは知らなかった。併設のカフェ用に作っているのだとか。瓶内一次発酵の田舎づくり製法。元は日本酒を造っていたので釜が残っています。続いて、徒歩でマンズワインへ。やっぱりおいしいよね。つづく。
2019.11.11
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前回の続き。石和温泉駅から電車で東山梨市駅に移動。これから旭洋酒へ。こんなに山梨に来ているのに、旭洋酒は久しぶりの2回目。旭洋酒のワインは、それなりに飲む機会はあるのだけれどね。500円で全種類飲めるスタイル。リーズナブル! そしてクオリティを考えるとワインも安い。われわれの中でも、今回人気のあったワイナリーの一つ。再び電車で山梨市駅まで移動して、初日最後の目的地サントネージュへ。アサヒビールグループのワイナリーで、近年ワインに力を入れています。いまどき珍しく無料試飲がいっぱい。とはいえ、ここがわれわれの狙いではありません。スタンダードも、それなりにおいしくはあるのだけどね。狙いは有料試飲のこちら。日本ワインに首ったけ♪でもおなじみのキング宮川さん。去年われわれが来たのを覚えてくれていました。牧丘の自社畑と山形かみのやまを、ほぼ全種類試飲。グラス付きで1杯300円(もっと安いのもあった)。かみのやまの赤は、やっぱり素晴らしい。バスの中で「サントネージュは悪くないけれど普通かな」と言っていた人がいたけれど、こちらを飲んでいないと思ってるよ。樹齢の違いもあって「牧丘<かみのやま」です。夜の山梨市駅この日に泊まるのは「旅館 笛吹川」。ホンジョーのベーリーAと、キスヴィンのスパーク。キスヴィンは新しいワイナリーと言うこともありコスパイマイチなので、他のセレクションにしてほしいな。おいしい食事でした。あと、こちらは内庭がきれいで、温泉もよかった。グループで行ったので貸し切り風呂には入らなかったけれど、予約無し&追加料金無しでは入れます。つづく。
2019.11.10
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長野2日目。軽井沢駅からマンズワイン 小諸ワイナリーへ。しなの鉄道 軽井沢駅小諸駅に到着。昔は栄えていたっぽい風景。建物が古い。通常はタクシーか徒歩だけれど、今回は収穫祭開催日なので、送迎バスでワイナリーへ。勝沼の収穫祭には何度も参加しているけれど、こちらは初めて。こちらも地面はぬかるんでいた。勝沼の露店はそれほど多くなかったけれど、こちらはバラエティー豊か。ワインは1杯100円。焼き肉がリーズナブル。左から、熊の煮込みとイノシシのチャーシュー。各500円。特に熊の肉なんて超高価なのにあり得ない値段。出店者に聞いてみると「だって俺が狩猟しているから材料費はタダ」とのこと。スゲー!近年ますますよくなっているソラリスシリーズ。トップレンジは、メルシャンやサントリーと比べて安めということもあり売り切れ。信州東山カベルネは日本を代表するカベルネの一つだと思っています。信州東山カベルネを探す【6本〜送料無料】信州東山カベルネ ソーヴィニヨン 2017 マンズワイン ソラ...価格:9196円(税込、送料別) (2019/12/21時点)敷地内にある日本庭園。こちらの下はセラーになっています。地下セラーこちらでは1杯500円でソラリスのミッドレンジが飲めます。信州 シャルドネ 樽仕込 2018信州 カベルネ・ソーヴィニョン 2015信州 千曲川産メルロー 2016信州 カベルネ・ソーヴィニョン/メルロー 東山ラクロワ 2016この中で一番よかったのは信州カベルネ2015で、次は千曲川産メルロー 2016。クラス的にはラクロワが一番上だけれど、カベルネは2015ビンテージがよいのか?100円ワインだけだと味気ないので売店でワイナリー限定のこちらを購入。実は以前、勝沼で試飲していて、ラベルの見た目のわりにおいしいと記憶していたボトル。たしか2,000円くらい。マンズレインカットの垣根朝はガスっていて天気がよくなかったけれど、昼には青空が出る天気へ。そして昼くらいには大盛況。ライブやダンスなどのイベントも盛りだくさん。こちらの人はクイーンを熱唱して盛り上がった。食べて飲んで満喫。勝沼と小諸の収穫祭に参加した感想は、小諸の方がお店やイベントが豊富でステキ! 来年は新しい勝沼ワイナリーが竣工するので、今後は分からないけれど。惜しむらくはスペシャルツアーのようなものが無かったこと。新幹線で、次の目的地の大宮へ。大宮では自転車レースのツール・ド・フランスさいたまクリテリウムを観戦。まさかの新城が優勝。バンザーイ。充実した週末でした。
2019.10.29
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前回の続き。椀子マルシェで腹ごしらえしたあとは、小林ワイナリー長のツアーに参加(5,000円)。畑には少しだけブドウも残っていた。ブドウの食べ比べ。黒ブドウの品種は失念。グラビティシステムを利用した醸造施設。小林ワイナリー長。いろいろな話しを聞けて楽しめました。・畑の広さは現在23haで、あと数年で30haの予定・今年は95トン収穫。あと5トンCS, PVの収穫が残っている・標高は650m・2019年から、椀子ヴィンヤードのブドウは全部こちらで醸造 ワイナリーのキーワード ・地域貢献 ・自然(昔は桑畑、自然研究、管理することで里山再生) ・学びの場 こちらは選果台ピジャージュを体験させてくれました。いよいよ試飲タイム椀子の泡 シャルドネ NV椀子ソーヴィニョン・ブラン 2018椀子シャルドネ 2018椀子メルロー 2015椀子オムニス 2015新酒のノンフィルターこの中で意外によかったのがシャルドネ。樹齢が若いのか、この中ではリーズナブルだったにも関わらず健闘。そしてメルローとオムニスは安定のおいしさ。ノンフィルターの新酒これで見学は終了。さようなら!泊まりで行ったので、まだ続きます。
2019.10.27
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台風19号で大きな被害が出た長野県。北陸新幹線は運休&減便になるし、しなの鉄道は一部運休になっていたので心配だったけれど、とりあえず北陸新幹線に乗れて一安心。車内の無料冊子。新潟や山形のワイナリーが紹介されていました。トランヴェール 2019年10月号 [特集] ワインで旅する新潟・庄内~楽しいワインに出会う旅上田駅に到着通常はタクシーだけれど、この日はイベント開催日ということで送迎バスが出ていました。シャトー・メルシャン 椀子ヴィンヤード。ワイナリーができる前に畑だけを見に来たことはあるけれど、小高い丘の上でとても気持ちいい風景。この日は「椀子マルシェ」の開催日。いろいろなグラスワインが登場。アーティストに注文で書いてもらった絵2階からの眺めは、さらに素晴らしい。2階は通常営業時のバースペース2階では限定のシークレットワインが登場。オススメのソーヴィニョン・ブラン2009を飲んだけれど、へたること無く素晴らしい味わい。さすが蔵出しのコンディション。白では今日イチ。このあたりのビンテージがうちにも転がっていたような気がするけれど、こんなによくはないだろうな。安蔵さんのあいさつ&振る舞い酒台風の影響で裏の畑はドロドロワイナリー横にもお店が出ていたけれど、陰にあるので気付くのに遅れた!台風の影響も残っているのか、人は少なめだったけれど、新しいワイナリーは気持ちがいいね。というか、マルスも含めて最近のワイナリーは景色がいいところが多い。つづく。
2019.10.26
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関西遠征最終日の3日目は河内ワインへ。 最寄りの駒ヶ谷駅から徒歩。 月一少人数ワイナリー見学会に参加。現在は3,000円だけれど、このときは2,500円だったような。人数は30人くらいいたかも。 最初は醸造所の案内。他の人のレポートを見ると畑を案内してくれることもあるみたいだけれど、今回は醸造所だけ。ワインの作り方などの話が長く、ベテランには物足りない。 樽貯蔵庫として作ったけれど、フォークリフトが入らなくてギャラリーになっているとか。 醸造途中のワインをいくつか飲ませていただきました。 そしてテイスティングタイム。前回寄ったときに、かなり大盤振る舞いと聞いていたけれどスゴい。14, 15種類出ていて、それぞれ1,2本かと思ったら、無くなっても新しいボトルをポンポン開けてくれます。スゲー。 こちらはおつまみ。手作りながら、なかなかおいしいです。 中央のご婦人は、先代の奥様「金銅真代」さん。今回はあまり直接話を聞けなかったけれど、ご婦人の話はとても面白いらしい。 大阪では飛鳥と河内のツアーに参加したけれど、両社の評価は以下のとおり。 ツアー全体の内容:畑の案内もあり、より専門的な飛鳥に軍配。 ワインの量:圧倒的に河内ワイン。飲めないくらい出てきます。 ワインのおいしさ:個人的には飛鳥。 ツマミ :どちらもおいしい 畑の案内とか、ワインづくりの哲学とかを聞きたかったな。それとご婦人の話も。 フラッグシップのこちらをおみやげに買って帰りました。 メルローKONTOKUYA 樽熟成 河内ワイン 2017 \5,940 帰りはカタシモのバーに寄るつもりが、電車を乗り過ごしてしまい、新幹線の時間を考えるとギリギリに。方針転換して、梅田を散策することに。 松葉 総本店で串焼きを少々。 阪急も阪神、大丸も百貨店の地下がスゴい。デパ地下惣菜で楽しめるフードスペースが充実して、スゴい活気。東京にも、こんなところがあったらなあ。 こだま グリーンというゆっくり電車だったので、デパ地下惣菜で二次会。 充実した3日間だったけれど、ワイナリーに関しては、もう少しサプライズがあるとよかったかな。いつかカタシモのツアーに参加したい。
2019.09.23
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2019年7月に行った大阪ワイナリー巡り(そのときのブログ)。ツアーに参加できたのは飛鳥だけだったので、また行って来ました。今回訪問したのは、神戸ワインと河内ワイン。カタシモは満席のため、キャンセル待ち状態。初日はカタシモのツアー開催日。大阪に着いてから確認したけれど、キャンセル無しで参加できず。そこで収穫祭を開催していた神戸ワイナリーへ。西神中央駅から送迎バスが出ていました。神戸ワイナリーは神戸市が出資した財団法人が経営するワイナリー。農業公園の中にあり、敷地は40haと、かなり広い。東京のワイン祭りと比べるとマニア度が低く、家族が楽しみに来ている感じ。グラスは400円~、ボトルは1400円~。ボトルは定価販売だったので、ボトルを注文。ミニ肉まんが大人気。結局、これだけ飲んでしまいました。歴史のあるワイナリーなので値付けは安め。ワインの全体的な印象は、外すことは無いけれど、やや平凡。ひかれるようなワインには出会えなかった。G20サミットで出たベネディクシオンルージュは飲んでいないけれどね。ホテルで仮眠してから、近くにあった「肉バルDOMO 天満橋店」へ。こぼれスパークリング399円(税抜)和牛の炙り。A5? かなり脂が多いので、注文しなくてもよかった。赤のこぼれもかなりのデカ盛り。この店の名物らしいカルボナーラTボーンステーキリーズナブルな店なので、どうこう評価する店じゃ無けれど、とりあえずTボーンはおいしくてよかった。
2019.09.21
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前回の続き。 小布施をあとにして長野駅へ。乗り換えの電車まで時間があったので、長野駅の「信州くらうど」へ。こちらは、日本酒やワインを立ち飲みできるバーが併設されています。 いよいよ、しなの鉄道に乗ってサンクゼールワイナリーへ。さらにビールで乾杯。 最寄りの牟礼駅に到着。ヤギの駅長。こちらからタクシーで。 サンクゼールに来たのは2度目。前回は「サンクゼールワイナリー ワインフェスタ 2017」で、土砂降りだった。だけれど今回は曇り。まあ、いずれにせよ天気には恵まれていないのだけれど。 画像では分かりづらいけれど、グリーンの芝生が美しい。 ランチセットはウマし。ワインは、まあまあ。 1日数回開催される醸造所のツアーに参加。今回のお姉さんは説明がうまい。左にあるのは蒸留器。カルヴァドスなどを作っています。 画像が少ないけれど、ランチ&ワインを満喫して牟礼駅へ。サンクゼールは、それなりに歴史があるわりにはワインがいま一歩。まずくは無いけれど、ブレイクスルーが欲しいところ。 帰りの新幹線では、喜久水のシードルとアルプスのブラック・クイーン。アルプスのコスパはさすが。 楽しい2日間でした。
2019.07.16
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前回の続き。最後は島之内フジマル醸造所へ。こちらは1Fにワイナリーがあるレストラン。早い時間にもかかわらず、ほぼ満席。1時間だけという条件で入店。島之内フジマル醸造所こちらのワインは自然派バリバリ。軽いビオ臭があるので、好みが分かれるところ。活気があるお店で料理もおいしい。赤はボトルを注文。レストランとしては活気があり、いい感じではあるけれど、ワインは好みの分かれるところ。東京にも2軒あるのでこんど行ってみよう。これで京都大阪の旅も終了。ごちそうさまでした。
2019.07.10
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前回の続き。 続いて、隣駅の駒ヶ谷にある河内ワインへ。徒歩の場合、こんな感じの旧街道を抜けたところにあります。 河内ワインへ。こちらも定期的にイベントをやっているもよう。また、それ以外にも大型観光バスを受け入れているようだ。 この日はイベントが無かったのでカウンターで試飲。全部無料だつた! 左の3種類は梅酒。 無料アイテムは、まあまあ。そこで試飲していないこちらを購入。 徳一メルロ 85th Barrel Select, 3240円 こちらのスタッフは気さくなかたで、月一で開催しているイベントが超オススメとのこと。いつか来ようと思い、実は9月に訪問済み。ブログが追いついていないけれどね。 河内ワインから少し電車で移動してカタシモワイナリーへ。タコしゃんで有名なカタシモ。正面に見える山の麓がブドウ畑。柏原ワインという看板が出ていて「あれっ?」と思ったけれど、カタシモのブランドの一つらしい。 となりにカフェがあり、こちらで飲めます。 今年オープンしたばかりのカフェ。こちらはグラスワインとボトルワインが飲めます。ボトルは定価。食べ物の持ち込みも自由。それを知らずに行ったので失敗! スタンダードの赤白 当然飲み足りず、タコしゃんをオーダー。ツマミ無しのやや甘口はチョイ厳しい。帰り際、近くにスーパーがあることに気付いて、さらに後悔。 飲み会などの目的で部屋を借りられるようだ。 少し離れたところにある売店。 自社畑のワインを買いたかったのだけれど、ほとんど売り切れ。買えたのがこちら。 梨果園 赤, 2700円。 大阪4ワイナリーを巡り(この他にフジマル)、さらに買って帰ったのも合わせて一番おいしかったのは、このワイン。ベーリーAでありながら、キャンディ香は抑制され、メルシャンともダイヤモンドとも、酒折とも違う独自の個性。今後のリリースが楽しみ。 つづく。
2019.07.09
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2日目は大阪のワイナリーめぐりへ。京都から大阪を経由して河内方面へ。関東に住んでいると、ワイナリーと大阪は結びつかないけれど、100年近い歴史のあるワイナリーもあります。最初の目的地は"飛鳥ワイン。大阪駅から約1時間ほどの、近鉄南大阪線上ノ太子駅下車徒歩5分くらいにあります。今回は月一のワイナリーツアー。たしか2500円。G20大阪サミット直後だったこともあり、そんな感じのアピールが目立つ。東京で見かける大阪ワインは、仲村わいん工房とカタシモくらいなので、こんなにたくさんの種類を作っていたことにビックリ。ガイドツアースタート。案内をしてくれたのは福井さん。ちなみに飛鳥ワインの社長は仲村さんで、仲村わいん工房のオーナーと親戚とのこと。最初は畑の案内。関西の方らしく、ゆるくて面白い話をしながら畑を散策。もともとはデラの産地だけれど、現在は醸造用品種も増えているとのこと。たしか、こちらはシャルドネ。一番上まで上ると結構な高さ。夏には花火大会見学イベントもやっているとのこと。頂上付近の広場に設置されたビザ釜。イベントのときに使うのだとか。苗木は業者から買う以外に自社でも作っているのだとか。こちらは台木だったような。このあたりは実験区画でいろいろな品種を試しているとのこと。見えづらいけれど電気柵。今の季節は通電していないけれど、ブドウが熟してきたときにはイノシシなどの被害があるので使っている。ちなみに人間が触っても死なないけれど、一日中気分が悪くなるくらいダメージがあるらしい。醸造エリアへ瓶内二次発酵でスパークリングも作っているいよいよテイスティングタイム。テイスティングアイテムは6種類くらい。興味深いものを一つあげると、カベルネ・ソーヴィニョン2013。ミドルからフルボディでタンニンも十分。飲みごろはまだ先。惜しむらくはテイスティングの量は少なめだったこと。各40~50ccくらい? 東京から遠征して、この量だと物足りない。メゾン インコのランチボックス。おいしい!山梨・長野のトップワイナリーほど洗練されていないけれど、それほど悪くなく、十分楽しめる味わい。別に売店もあって、そちらで購入したのがこのワイン。カベルネ・フラン2017, 5,000円カベルネ・ソーヴィニョン2013, 3,000円メルロ2017, 2,500円カベルネ・フランとメルロを帰宅後に開けたところ、メルロはピノっぽい美しさがあり好印象。フランは実験区画から実験的に作っているのかビオっている。高いのは単純にレアだから? カベルネ2013は長熟タイプだったので、もう少し寝かせてから開けてみたい。つづく。
2019.07.08
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前回の続き。赤湯方面に行くために、かみのやま温泉駅にリターン。乗り継ぎが悪く、ここで1時間待ち。赤湯温泉街「ゆーなびからころ館」に到着。ここでは無料の振る舞い酒。酒井ワイナリー安いラインは無料試飲で、こちらはたしか1杯500円くらい。山形でトップクラスの品質なのに、この値段(トップラインでも3千円から4千円くらい)はスゴすぎる。2000年前後のオールドビンテージが売られていたので、何本か入手。ここは小ナスの浅漬けが絶品昨年同様大盤振る舞いの佐藤ワイナリー。尋常じゃない量を注いでくれます。今年の試飲には出ていなかったけれど、カベルネがオススメ。酒井ワイナリー 「畑で会おうよ!」ツアーに参加(2千円)。五代目社長の酒井一平さんが案内してくれます。木々の下にブドウ畑が広がっています。羊を使った農法大きいのと、鳴き声がうるさいのにビックリ。肩がこちらの畑の名前。もう少し楽しみたかったけれど、このあと予定があり撤収。ありがとうございました。次の予定地の宮城県作並温泉へ。かみのやま温泉にある41階建てのタワマンは何度見ても異質。つづく。
2019.06.11
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前回の続き。2日目はワインツーリズムやまがた2019に参加。こちらは朝食かみのやま温泉駅がスタート地点始発バスまで時間があったので電車で行くことに。こちらがタケダワイナリーの最寄り駅。無人駅です。こんな感じの道を歩いて行きます。タケダワイナリーに到着「岸平和寛」専務のミニツアーに参加こちらの蔵造りの建物は見事。1万円のランチイベントは、こちらでやるとか。醸造施設を見学していると、こんな樽が! 樽メーカーがベーリーA用に作っているそうです。専務の話の途中だったけれど、時間切れで撤収。バスで移動して、次はヴィンヤード・カルテットツアーへ(3千円)。小さな丘の上にはテントが設営こちらではLa Familia, ふぁーすと・すてっぷ、Bellwood Vinyard、南東北サンシャインファームの4ワイナリーランチボックスは山形市の本町金六さん。なかなか美味です。近くに行く機会があったら訪問したいところ。Bellwood Vinyardの鈴木さん(左から2人目)はよくみるけれど、それ以外の方ははじめて。南東北サンシャインファームは農機具で有名なクボタが手がけるワイナリー。ふぁーすと・すてっぷは障害者施設が経営するワイナリー。楽しく過ごせました。感謝。!つづく。
2019.06.10
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前回の続き。メルシャンの次は「くらむぼんワイン」へ。ちなみにダイヤモンドは別件で用事があったらしく今回不参加。久しぶりに行ったら、イケダと同じ、500円キャッシュバック方式になっていた。やっぱりこのシステムはwin-winでいいよね。バスに乗ってフジッコへ。画像が無いけれど有料試飲もあって上級ラインも楽しみました。上級ラインを再整理しているらしく、今後どんなワインが出てくるか楽しみ。ポテンシャルでいえば5000円クラスを余裕で出せるはず。バスはガラガラ。秋と変わらない本数が出ているらしく、今回はかわいそうだった。あとで関係者と話してみると、間引き運転をすると抜本的な組替えが必要になるらしく、そのコストが大変なのでやらなかったとのこと。塩尻ワイナリーフェスタの激混みと正反対。丸藤へ。表に立っている若手スタッフと話していたら、大村さんのご長男だと発覚! 全然気付かなかった。いくつか有料試飲して、「2014 エチュード ルバイヤート 36ヶ月熟成」を購入。最後はルミエールへ。これまた写真が無いけれど、ブラインドに参加して3/3正解。おみやげをもらってしまいました。ワイナリー訪問終了後は、ミルプランタンで開催された「ワインツーリズム勝沼アフターワイナリー懇親会ブッフェパーティー」へ。ルミエールの近くなのに、なぜか間違って甲府方面へ。気付くのに時間がかかって、20分もかかってしまった。いろいろレアなワインもたくさん。こちらのパーティーには丸藤の大村さんご家族や、くらむぼんの野沢たかひこさん、麻屋の雨宮一樹さん、フジッコの鷹野さん、機山の土屋さんも来ていました。GWに勝沼を満喫しただけに、今回は期待していなかったのだけれど、どこのワイナリーも歓迎ムードでスペシャルワイン多数。そんなこともあって大満足の一日でした。みなさん来年はぜひ参加してください! 秋だけじゃなく春も面白いですよ。このままだと無くなっちゃいそうなのが心配。
2019.05.26
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秋のワインツーリズムは10年以上参加しているけれど、春の勝沼ワインツーリズムは初参加。GWにワイナリーめぐりをしただけに、あまり期待していなかったのだけれど、めっちゃ素晴らしいイベントでした。 勝沼駅前の受付。全然人がいなくてビックリ。今回の参加者は200~300人だったとか。塩尻ワインフェスがが1日数千人クラスで瞬殺だと思うと、こちらは東京から近すぎるのか。 1件目はマルサン。参加者が少ないと分かっていた若尾さんだけれど、意外に人が来ていたようで喜んでいました。 次は原茂へ。こちらも意外ににぎわっていました。 めっちゃ古木1949年。 シャトレーゼへ。 秋と同じく有料試飲を全制覇。プロローグはピノ。弱めなので、やはりトロジョワのほうがいい。とはいえ、ここは2千円前後の赤白のコスパが素晴らしい。 外観の写真が無いけれど、盛田甲州も今日向けにいろいろなワインを試飲させてくれました。近年の出来から想像できるように、2千円アンダーの甲州はとくにハイコスパ。 続いて蒼龍へ。 こちらは最近発売された売店限定品。横浜のチャリティーで印象がよかったこともあって速攻購入。 メルシャンではツアーに参加。パスポート会員は3回参加するとワインがもらえるってことで参加。今回でコンプリート。あとでメルシャン本社からプレゼントワインを送ってもらいました。銘柄は秘密。予想よりよかったです。 昔、ワインフェスでよく飲んでいた萌黄と藍茜。最近ロイヤルホストで飲んだときには、まったく感心しなかったのだけれど、こちらはネガティブなイメージを覆すおいしさ。当然ミドルレンジやトップレンジとは差があるのだけれど、千円台半ばと考えると悪くない。 こちらはワインツーリズム参加者限定品。現在は作っていない城の平シラーもよかったし、メリタージュ・ド・城の平は、今回のイベントNo1。うめー! 映画祭のときに関係者が寄ってくれたということでサインがありました。 つづく。
2019.05.25
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前回の続き。前回参加したとき、みんながバスを降りるのと一緒について行ったアルプスの松本歯科大学ブース。今回は畑のほうに別ブースを出していることもあって人もまばら。さらにほとんど有料試飲で、ボトルで1500円程度のワインが、50ccも入らないグラスで300円! プレミアムクラスを1杯だけ飲んで退散。あとで調べてみると、畑のほうのブースのほうが力が入っているようで、完全なミスチョイス。だけれどバスは片方向まわりだけで本数も少ないので、時間を持て余してしまった。メルシャン、井筒、五一が集まる、もっともホットな場所。井筒は大盤振る舞い。1500円クラスのNACメルローが無料試飲! タダだからいいとは思わないけれど、さっきのアルプスとの違いにビックリ。こちらは若い方も多くみんなピクニック気分。あとで「辰巳琢郎の葡萄酒浪漫」を見ると、瓶詰め体験をしておけばよかった。樽熟のメルローが3千円は破格。井筒は畑を開放してシートも提供。秋の白百合醸造とはブドウの有無が違うので雰囲気は違うけれど、コンセプトは同じ。みんなでわいわい。地下では樽だしのワインが500円。かなりいいクラスの原酒でうまし。2階ではプレミアムクラスの有料試飲。ほぼ全種類試飲。やっぱり井筒はいいね!対面の五一へ。昨年秋に満喫したのと、時間が無かったので少しだけ有料試飲をいただいて退散。メルシャンへ。こちらではDRINX会員向けのスペシャルワインを試飲。桔梗ヶ原メルロー1989の6Lボトル(=アンペリアル)。これがスーパー絶品。いままで飲んだ桔梗ヶ原メルローでは2003年がトップなのだけれど、それに勝るとも劣らず素晴らしい味わい。さすがビッグボトル。最後はサントリーへ。年に1度の公開ということもあって、こちらも大人気。終了間際であまり時間が無かったけれど、塩尻メルロ他を楽しませていただきました。食べ物もおいしかったです。最後は駅前に戻って電車の時間まで散策。本当は泊まりで来たかったけれど、翌日は用事があり今回は日帰り。久しぶりの塩尻ワイナリーフェスタは楽しめました。最大の発見はサンサンワイナリーかな。運営へのリクエストはメインルートが片方向まわりしか無かったこと。3千人クラスの参加者がいるのだから、右回りと左回りを出して欲しい。これは他の参加者もつぶやいていたこと。
2019.05.19
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塩尻ワイナリーフェスタに行ってきました。前回参加したのは2012年なので、けっこう久しぶり(そのときのブログ)。 あずさではサンサンのシードルで乾杯! 塩尻に到着。人気イベントらしく、朝からたくさんの人。 毎年瞬殺されるプラチナチケット。正規の方法では買えなかったので、メルシャンがDRINX会員向けに発売したテイスティング付きのものを購入。 塩尻駅前の広場では無料ワインとジュースが振る舞われていました。とはいえコンコードとナイアガラだったのでスキップ。 最初はチロルの森へ。こちらには新世代ワイナリーブースが出展。「いにしぇの里葡萄酒」「哲学ワイン」「VOTANO WINE」「Belly Beads Winary」など委託醸造のメーカー。 こちらが漆塗りグラス 「いにしぇの里葡萄酒」「哲学ワイン」「VOTANO WINE」「Belly Beads Winary」。新興ワイナリーだけに3千円以上がほとんど。一通り飲んだけれど、少し美味しいと思ったのがある程度で、コスパの悪さに買うまでには至らず。 おつまみプレートは500円。 さらにバスで移動。今回感じたのは年齢層の高さ。アラフィフの私が若手に分類されてしまうほど、おじさまがたやおばさまがたが多い。いろいろなワインイベントに参加しているけれど珍しい現象。あとで関係者に聞いてみると、2005年から開催されているイベントで、常連が多いからとのこと。 東京でも見かけるサンサンワイナリー。名古屋の社会福祉施設が経営するワイナリー。 ウェルカム・スパークリング たくさんの有料試飲。ヨーロッパ系品種は、ほとんど試したかも。 今回訪問したワイナリーで一番のサプライズはこちら。ワインのおいしさと、ゆったりとした空間、そしてナイスビュー。10年ほど前に初めて植えて年々よくなっている。とくに2017年のシャルドネ・ネイキッドは、樽を使わない日本のシャルドネではトップクラスの素晴らしさ。 飛び地にあることもあって、人が少なかったのは残念。みんなにも、このワイナリーの素晴らしさを感じて欲しかった。 つづく。
2019.05.18
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前回の続き。大和葡萄酒へ。ビールはおいしいのだけれどね。ワインも悪くないのだけれど、無料は1,2アイテムで、有料は少しの量でで1アイテム500円。ワイナリーの方々と面識があるだけに、あえて厳しい言葉を言わせてもらうと、正直なところワイナリー訪問場所としての魅力無し。グレイス.いつも混んでます。基本アイテムはカード式で、一部はグラス式。昔ほどの魅力は減ったけれど老舗の面目躍如。続いて向かいの麻屋へ。このときはタイミングが悪く専務に会えず軽く飲んで退散。昔と比べると、有料試飲率が増えた?久しぶり&2回目のMGVsへ。ホントここはカリフォルニア。ちょうど土砂降りの通り雨が来たこともあり満喫。新興ワイナリーなりの高さはあるものの、きちんとした責任者がいるだけに、破綻しない味わい。こちらはスパーク。日本の3千円台と考えれば悪くないと思って、こちらを購入。勝沼醸造に行ってみると激混み。16本?入る丸いサーバーがあると聞いていたけれど、その調子が悪く、社長や弟さんが四苦八苦。人気ワイナリーだけれど、こんなに混んでいるのにビックリ。グランポレールがかわいそう。勝沼醸造はロケーションもいいよね、。有賀社長と軽く話して退散。ワインははせがわ酒店で買わせていただきます。すみません。最後はメルシャン。もっとも安定したテイスティング環境を誇るメルシャン。景色もいいし、ほどよいバランス感。昔と比べると、赤がほとんど売り切れていることが課題かも。一通りまわって勝沼ぶどう郷駅へ。やっぱり勝沼は楽しいねと思う一方で、訪問して楽しいワイナリーランキングがひしひしと明らかになっていく現実。一つオススメを挙げるならばグランポレール。とくに予約していくツアーは最高。普通の訪問も十分に価値あり。では!
2019.05.06
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マルスワイン祭りの翌日は、今年初めての勝沼へ。とはいえ、毎年さんざん来ているから、ときめきは無いんだけれどね。最初はマンズワイン勝沼ワイナリー。到着してみると思いっきり工事中でビックリ!入り口は塩山よりの奥に入ったところ。いままで通り正門だと思っていたので通り過ぎてしまった。今どき珍しいスタンダードラインはフリーテイスティングそしてソラリスシリーズ。頻繁にシステムが変わっているけれど、今回は6千円アンダーくらいが3種類500円。トップレンジは1種類500円。ソラリスシリーズは新アイテムが登場。ベーリーAは昨秋のワインツーリズムで、そのおいしさを知っていたけれど、下の2つは知らなかった。ベーリーAと迷った末、ラ・クロワを購入。山梨 マスカット・ベーリーA 敷島 大久保 2016 3,000円信州 カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー 東山 ラ・クロワ 2016 5,500円信州 東山メルロー 2015 9,000円天気がいいねえ続いてグランポレールへ現在勝沼で、もっともテイスティング環境が素晴らしいと思っているグランポレール。すべてリーデルで値段も安い。3アイテム500円。余市ピノ・ノワール2016。この年に限らず色が薄いけれど、独特の優しさがあって美味。ただし一般的な価値観で飲んでしまうと薄く感じてしまうので、試飲では無く1本通して飲んでよさが分かるワイン。グラン ポレール 余市 (よいち) ピノ ノワール 2016 日本ワイン 赤ワイ...価格:3650円(税込、送料別) (2019/5/17時点)安曇野池田カベルネ2015。固いけれど、しっかりとした厚みがあり、安曇野池田のポテンシャルを感じるワインランチは信玄うどんへ。地元客向けのリーズナブルなお店。つづく。
2019.05.05
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カーヴドッチのツアーが終わり、続いてセットにしたランチへ。画像はイマイチだけれど、この日は天気がよくてきれいだった。ツアーランチはグラス3杯付きと書いてあったけれど、この日はおまけ(?)もあって計4種類。2017 ソーヴィニョン・ブラン2018 シャルドネ2018 ツヴァイゲルトレーベ2017 bijou カベルネ・ソーヴィニョンさすがカーヴドッチらしい手堅い仕上がり。少し飲み足りなくてボトルを注文。グラスワインと迷ったけれど、サブルが安く出ていたのでボトルにしてしまいました。飲みきれない残りは持ち帰り。続いてテイスティングルームで興味のあるものを有料試飲。この中で興味があるのはピノかな。カンティーナ・ジーオ・セットへ。今回酒の陣に合わせて、いろいろな試飲が出ていました。イタリア系品種を打ち出しているワイナリー。ネッビオーロは色がつかなくて難しいとのこと。店主の方の対応も心地よく、トップラインのものを2本購入。ドメーヌ・ショーにも行ったけれど画像無し。品種をラベルに書きたくない小林さん。品種の先入観を持って欲しくないとのこと。小林さんの話はやっぱり面白いし、共感できる。ルサンクワイナリー訪問した中では、一番試飲が安く、たしか1種類100円。続いてワインコーストにありながら、ワインコーストに参加していないという微妙な事情を抱えるエスカルゴ。昨晩会った長谷川屋の人が何かおすすめしていたような気がするけれど、銘柄は失念。何と休業。酒の陣特需なのに!写真だけ残っていたジェラート。そう言えば、帰りのバス待ちの間に食べたっけ。結局、新潟ワインコーストで購入したのはこちら。bijou ピノ・ノワール 2015 / カーブドッチメルロー 2017 / ル・サンク・ワイナリーNebbi e B Terre Niigatane 2016(Cantina ZIO SETTOCinque Uva Due Terre 2017 / Cantina ZIO SETTOWhat I like doing best is nothing(ぶどうまん) / Domaine ChoudFellows Reserve rouge / Domaine Choudこれで新潟ワインコーストも終了。帰りのバスで新潟駅へ。つづく。
2019.03.12
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新潟2日目。今回泊まったコートホテル新潟。シンプルながらもビジネスホテルとして秀逸な朝食。ホテルスタッフが焼きおにぎりを焼いてくれます。2日目は新潟ワインコーストでワイナリーめぐり。前回行ったのは約2年半前の2016年7月(そのときのブログ)。昨年行った寺泊も魅力的だったのだけれどね。新潟駅から出ている、ワインコーストへの無料送迎バス。万代口だと思っていたら、まさかの南口でビックリ。1時間弱でワインコーストに到着。10時過ぎなのに駐車場には大量の車。この日は「にいがた酒の陣」特需だからだとか。前に来たときは無かったような。カーヴドッチ最初はフェルミエへ。前回来たときにはいろいろあったアルバリーニョも、今回はシャルドネとのブレンドのみ。有料テイスティングできるものは全部試飲。カーヴドッチの「ツアー&ワインペアリングランチ」に参加。税抜き5,000円(税抜き)。今回案内してくれた営業の本田さん。とても聞きやすい話でよかった。説明は無かったけれど、これはスパークをデゴルジュマンする器具。つづく。
2019.03.11
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前回の続き。サントリーに行くために、石和温泉から竜王まで電車で移動。大回りをすることもあって、さらにここからバスで1時間近くかかります。サントリー登美の丘ワイナリー画像が暗いけれど、富士山が見えました。新酒は1杯無料。登美の丘 甲州 2017登美の丘 シャルドネ 2017登美の丘 赤 2016津軽ソーヴィニョン・ブラン 2017塩尻マスカット・ベーリーA 2016岩垂原メルロ 2015デュオ・ダミ 2015あと1種類飲んだけれど失念。次はシャトレーゼベルフォーレワイナリーへ。かつて雪印のワイン工場だった場所です。見学コースを抜けると売店があります。ワイン以外にもチーズやお菓子、ソフトクリーム、サラミなどいろいろありました。こちらではナイアガラ以外を試飲。ドメーヌ・シャトレーゼ赤は、なかなか。いよいよ本日最後の目的地、山梨市駅にあるサントネージュへ。今回一番驚いたのは、アサヒビール傘下のサントネージュ。ポテンシャルは「やまがワインバル」でわかっていたけれど、やはり素晴らしかった。だいぶ前に1度だけ来たことがあります。2000円以下のアイテムはすべて無料。そんなこともあって、だいぶ盛り上がっています。3,000円以上のアイテムはグラス付きで300円。こちらのグラスが試飲数ぶん付いてきました。家で使ったところ、指にフィットする絶妙のカーブが思いのほか使いやすい。日本酒のチョイ飲み用に使っています。【ポイント2倍中!】石塚硝子 ISHIZUKA GLASS アデリアグラス ADERIA GLASS いまどきグラス100 B6238 タンブラー ミニグラス 105ml【あす楽対応】価格:147円(税込、送料別) (2018/12/23時点)こちらのスタッフが、いろいろ話してくれたのも楽しかった。牧丘畑 カベルネ・ソーヴィニヨン 2016牧丘畑 シャルドネ 2017かみのやま佐竹畑 シャルドネ 2016かみのやま渡辺畑カベルネ・ソーヴィニヨン 2015かみのやま奈良崎畑メルロー 2015かみのやま中島畑メルロー 2015有料の全6アイテムを試飲したところ、かみのやまはさすがの品質。とくにメルロー2アイテムは税込3500円はバーゲンプライス。他ワイナリーとの知名度の違いで、安くしているだけ。中島畑はソフトな仕上がりで、奈良崎畑は硬質な仕上がり。おそらくサントネージュの上のラインは、将来的に5千オーバーになるはず。満足度の高さもあって、われわれ5人全員が購入したので、合わせて2ケースくらい買ったかも。定価3,780円(税込)なのに、この店は安っ! ワイナリーの売店では3,500円でした。【正規品】サントネージュ かみのやま中島畑メルロー '15国産ワイン/赤ワイン/日本のワイン/日本ワイン/辛口/フルボディ/750ml/アサヒビール【希少品・取り寄せ品】価格:2880円(税込、送料別) (2018/12/23時点)【正規品】サントネージュ かみのやま奈良崎畑収穫メルロー '15国産ワイン/赤ワ...価格:2880円(税込、送料別) (2018/12/23時点)終了後は、駅前の居酒屋「歩成」へ。餃子おいしい!馬刺しキザン赤ほうとう30cm以上はありそうなジャンボほっけ2日間を通しての印象は、酒折のセミナーの圧倒的な充実度。サントネージュでの驚き。一番おいしかったワインはメルシャンのメリタージュド城ノ平。 楽しい2日間でした。ワイナリーの方々、地元の方々、そして主催者やスタッフの方々、本当にありがとうございました。
2018.11.21
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前回の続き。糸柳の朝食。館内のポスターに「体も喜ぶ感動の朝ごはん」と書いてあったので、どうなのだろうと思っていたところ、想像をはるかに超えていてビックリ。品数の多さでは、いままで泊まった宿でNo1。朝に原木の生ハムがあるのにはビックリ。これはほんの一部。ほうとうや名物のカレーも少し食べました。ちなみに山梨や神田にあるジョイアルカレーは、こちらの経営。ワインツーリズム2日目。この日まわったのは、ドメーヌQ、シャトー酒折、サントリー登美の丘ワイナリー、シャトーレーゼ・ベルフォーレワイナリー、サントネージュ。10時から酒折でセミナーがあるので、朝イチはタクシーを飛ばしてドメーヌQへ。昔と違って、だいぶおいしくなったドメーヌQ。無料は庭に置いてあって飲み放題というのは太っ腹。結婚式場&レストランがあるのと、社長がブルゴーニュ好きらしく、ロマネコンティの空き瓶。このときは知らなかったけれど、10月4日にレストランのセラーからロマネ・コンティが4本盗難される事件が起きたらしい。翌日に捕まったので取り戻せたと思うけれど、ワインを選ぶふりをして盗むなんて大胆すぎる。こちらは有料試飲。ピノの垂直。日本のピノとしてはがんばっているけれど、ブルと比べると...。続いて、2日目のハイライト「シャトー酒折」へ。今回の目的は以下のセミナーに参加すること。木下社長と醸造責任者の井島当に加え、当初は予定外だった栽培家の池川さんも参加してくれることになりました。<シャトー酒折>社長が語る!井島が語る!豪華ラインナップの「マスカットベリーA」バックヴィンテージと見る酒折の歴史とワインの変遷酒折のセミナーといえば、2015年の「キュヴェイケガワ10年垂直テイスティング」が記憶に新しい。とても素晴らしい内容だった。2000 マスカットベリーA 酒折初のマスカットベリーA2001 マスカットベリーA樽貯蔵 MBA初めての樽熟成2005 マスカットベリーA樽貯蔵(池川) キュヴェ・イケガワ初ヴィンテージ2009 マスカットベリーA(キスヴィン) チームキスヴィンの初ヴィンテージ2012 マスカットベリーA(ブレンド) 初めての天然酵母仕込み2012 マスカットベリーA(池川) 酒質を変え、進化したキュヴェ・イケガワ2010 マスカットベリーA(Est) 自社畑の初ヴィンテージ2017 マスカットベリーA(千葉)UW 千葉県産のMBAを使ったアンウッデッド!2017 マスカットベリーA(ブレンド)UW チームキスヴィンメンバー・保延さんのMBAを使ったアンウッデッド現在から過去を振り返り、軽妙でありながら思いのこもったトーク。情熱、そして偶然。現行ヴィンテージから2000年まで10アイテム試飲。20年前にベーリーAは醸造用としてバカにされていた品種だったとか。当初はダメダメだったという、2000年のベーリーAもしっかりおいしく、エイザングポテンシャル十分。3年前の「10年垂直」もそうだったけれど、圧倒的な満足感、充実感。このようなイベントは他のワイナリーにも期待しちゃうなあ。つづく。
2018.11.20
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前回の続き。フジッコから坂を下って、まるきへ。画像が無いけれど、マルキの正面にあるブドウ園を買い取ってカフェをやっています。こちらはワイナリー2階のテイスティングゾーン。こちらは有料試飲でおつまみ付き。こちらはバックビンテージの有料試飲。以前、金賞トップを取った甲斐ノワール2013も飲みました。若々しく、次に飲むのは5年以上あとでもいいかも。2階から続くテラス。いままでこんな場所あったっけ? 天気のよさもあって絶景。メルシャン方面に移動途中の交差点では、いろいろなおもてなしをしています。ホンジョー。昔は印象がよくなかったけれど、最近は銀賞を取るくらいになっています。勝沼朝市でおなじみの、シャトレーゼ前の広場。例年と比べると出店が半減。他の会場もそんな印象で、参加者が少なくなっているのだろうか? バスも昔ほど混んでいないし。こちらで腹ごしらえ。ほうとうチリビーンズメルシャンワインツーリズム限定セット勝沼甲州セレクテッド・ヴィンヤーズ2012城の平ロゼ2014メリタージュ・ド・城の平2010メリタージュ・ド・城の平がちょい熟の飲み頃で抜群のおいしさ。ワイナリー限定品セット長野シャルドネ キュヴェ・ツヨシ2016安曇野シャルドネ2015城の平ロゼ2017ダイヤモンドは大人気で、試飲場所に入るのも一苦労。こちらはチャリティの有料試飲。Y carre CuveeK 2016やHuit2015、Vrilleの垂直など。やっぱりダイヤモンドはおいしいなあ。ミルプランタンこの日の最後は丸藤へ。新酒こちらは5Lボトル。大村社長もいて、楽しかったあ。これで、この日は終了。電車で石和温泉へ。この日の一本を挙げるなら、メルシャンのメリタージュド城の平2010。テイスティングの楽しさはグランポレールかな。つづく
2018.11.18
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われわれにとって、秋のワインイベントのハイライトである「ワインツーリズムやまなし2018秋」に参加してきました。第11回の今年は、第2回から連続の通算10度目の参加。過去のブログ第10回 2017年第9回 2016年第8回 2015年第7回 2014年第6回 2013年第5回 2012年第4回 2011年第3回 2010年第2回 2009年あずさではボジョレーヌーボーで乾杯。1日目にまわったのは以下のワイナリー。マンズワイン、菱山中央、サッポログランポレール、フジッコ、まるき、メルシャン、ダイヤモンド、丸藤。全体感で言うならば、大手資本の堅実かつ高品質。そしてダイヤモンドは大人気。ワインもおいしいしね。最初はマンズから。ラインナップが追加されたソラリスシリーズ。従来、山梨県産はリュナリスだったけれど、今後はソラリスに統一。よく変わるマンズの試飲システム。こんどは3種類500円で3種類。うちトップレンジは1種類のみ選択可能。購入すると、試飲代はキャッシュバック。当然赤はおいしいし、クリオも驚異の安定度。高額なラインナップのなか、光ったのが「ソラリス 山梨マスカット・ベーリーA 敷島 大久保 2016(3,240円)」。モダンなキャンディ香を抑えたタイプで、ベーリーAとしてはボディが厚く、タンニンもしっかり目。後日開催された、山梨ワイナリーズフェアでも人気の一本。山梨マスカット・ベーリーA 敷島 大久保を探す菱山中央醸造。ブログには載せいていないけれど、今年飲んだ2015の赤はピノ化してビックリするほどおいしかったことが記憶に新しい。去年は鹿汁が出ていたけれど、今年は無し。ラベルの無い外観は素朴そのものなのだけれど、ブドウの出来がいいのか、いつも安定したおいしさ。1年くらい寝かせると、もっとよくなる。続いてサッポログランポレール勝沼ワイナリーへ。正面では銀座のワインバーで何度かお会いしている、渡邉さんがワインをサーブしていました。スパーク、自園シャルドネ、甲斐ノワール 特別仕込み。ワインメーカーの齊藤さんツーリズム特別のワインツアーで地下セラーへ3年連続金賞を取っている「甲州 樽醗酵」をメインに手がけている齊藤さんということもあり、樽について詳しい説明がありました。安曇野池田シリーズ久しぶりのフジッコ試飲オンリーのバックビンテージが出ていました。無料なのが太っ腹。おー! 待望の有料試飲。2種類しか写っていないけれど、全部飲みました。NOA NOAと隼山がよかったような気がするけれど、1カ月前のことなので自信無し。クラッカーに、マスカルポーネチーズとフジッコ丹波黒黒豆を合わせたもの。これがすごくおいしい!フジッコからの風景つづく
2018.11.17
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山梨2日目。午後からメルシャンのワインセミナーを入れていたこともあり、午前中は再び小瀬公園へ。昨日食べていなかったBBQチキン。こちらもおいしい!新酒なのにセニエしているマンズのベーリーA。しっかり目の味わいで、今回のベーリーAではメルシャンと並んでボディ厚めで力の入った造り。スパークリングのオープナーを発見。スタッフに聞いてみると、これが無いと何本も開けるのはきついとのこと。ってことで、泡好きとして買ってしまいました。少し慣れは必要だけれど、たしかに開けやすい。スパークのなかには、めっちゃ固いやつがあるからね。ファンヴィーノ サルート シャンパンオープナーを探すサルート シャンパンオープナー(スパークリングワインオープナー)価格:2041円(税込、送料別) (2018/12/19時点)勝沼へ移動。2日もいい天気。メルシャンの「プレミアムコース(税込み3,000円)」へ。こちらは6月にリニューアルされた見学ツアー。パスポート会員だから、1回分は無料なんだけれどね。案内は今回も上野さん。以前と変わったのは醸造施設を案内してくれること。このあたりはバブル期に入れたタンクで、大きなものを入れすぎたと言ってました。どこのメーカーも最近は小ロットでつくることが多いので、小さい設備を入れています。サッポロ勝沼なんかはその典型。見学用の台とモニターまで設置。タンクの中には上下で分かれていて、別のワインを醸造できるものもありました。畑に移動。ブドウ品種ごとに畝が分かれています。ところが画像奥の2本目だけ色が違う。聞いてみるとカベルネ・ソーヴィニョンの苗木を買ったはずなのだけれど、これだけ違うものが混じってたらしい。このあとテイスティングへ。いままでは受付のあるビジターセンターの上でテイスティングしていたのだけれど、こんどは売店の横のスペースで開催。タブレットのテキストとプロジェクターを使っているあたりがいままでと違う(画像無し)。飲んだワインはこちら。2015 甲州きいろ香 キュヴェ・ウエノ2016 甲州グリ・ド・グリ2016 北信シャルドネ・アンウッデッド2014 穂坂マスカット・ベーリーA2015 椀子メルローいま飲んだ点No1だったのはきいろ香のキュヴェ・ウエノ。チョイ古で落ち着いたのか、まさに飲みごろのジャストタイミング。スタンダードとは、厚みやオレンジ感が違う。グリ・ド・グリはいわゆるオレンジワイン。甲州のグリ系だとグレイスのほうが好み。そしていつもおいしいシャルドネ・アンウッデッド。日本のシャルドネは苦手なものが多いのだけれど、アンウッデッドのピュアなスタイルは好みです。そしてベーリーAも安定した味で、椀子メルローは若くて飲みごろでは無いけれど将来が楽しみなワイン。高くなったのは残念だけれど、今回のテイスティングをきっかけに2本買ってしまいました。シャトー メルシャン 椀子 マリコ ヴィンヤード メルロー 2015 シャトー メルシャン元詰 長野県 上田市 椀子ヴィンヤード 赤ワイン ワイン 辛口 フルボディ 750mlChateau Mercian Mariko Vineyard Merlot [2015] Chateau Mercian価格:4190円(税込、送料別) (2018/12/19時点)メルシャンのあとは、久しぶりのマルサンへ。結局飲みまくりの2日間でした。翌週は秋のワインツーリズムなんだよね。
2018.11.12
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この日はナパのペジュ(PEJU PROVINCE WINERY)へ。最近のカリフォルニアワイン事情には、うといこともあり、まったく知らないワイナリー。しかしながら、場所はモンダヴィの近くで、29号沿いの絶好の場所。1982年創立。ほとんどがワイナリーでの販売と、メーリングリストで売れてしまうので、町場のショップにはほとんど並ばないらしい。醸造真っ盛りで、こちらはブドウの絞りかす。今回は招待で行ったこともあり、最初はこんな感じの立ち飲み。天気がよかったこともあり、気持ちがいい。途中からランチタイム。ショップを見るとロゼが$25で、ほとんどが$50以上。こんなに高級ワイナリーだったとは。今回飲んだのは$30から$50くらいのものばかりだけれど、みんな$20くらいだと思っていた。エレガントな仕上がりということもあるけれど、複雑性はあまり感じず。とはいえ、せっかく行ったので、以下の2本を購入。買ったのはこちら。2015 PEJU Cabernet Franc Napa Valley(PEJU Province Winery) $582014 PEJU Cabernet Sauvignon Reserve Napa Valley(PEJU Province Winery) $125ビジネストリップということもあり、これでナパは終了。つづく。
2018.10.23
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マルスワインが山梨県の穂坂に開設したワイナリーで初のイベントが開催されたので行ってきました。最寄り駅は韮崎。今回は、イベント限定のシャトルバスが出ていました。と言いつつ、激混みで乗れなかったので、タクシーで行くことに。紅葉で有名な昇仙峡に行く途中にあります。今回は駅のすぐ近くで開催された「ワインフェスinにらさき」と共催だったけれど、時間がダブっていたので、こちらのフェスには行けず。もっと時間をかぶらないようにして欲しい。「マルス穂坂ワイナリー収穫祭2018」この日は天気がよかったこともあり、めっちゃいい風景中央に見えるがの富士山こちらがビジターセンターこちらのテイスティングコーナーでは、上級ワインがグラスで飲めます。アナウンサーが来ていたり、コンサートがあったり、イベント盛りだくさん。表のフードコーナーで飲めるワインは安いワインばかりだったので、ここはコスパのよいこちらをボトルで購入。写真が無いけれど、石和のお祭り同様にフードブースも出ていました。今回出色だったのが、こちらのブレンド体験。原酒6,7種類くらいを飲んで、自分の好きなブレンド比率でボトル詰めしてくれます。なかにはハイグレードな原酒もあって、これで2,000円は安すぎ。さらに石和のGWのお祭りでも出てくる樽出しワイン。こちらはボトルで買えます。ブレンド体験同様、ノンフィルターなので、なるべく早く飲むようにと注意事項付き。500円でブラインドコンテストに参加。自信満々で出たところ、当てていたのにじゃんけんで予選敗退。くー!こちらは有償のワインセミナー(1,000円)。この手のセミナーとして高くは無いけれど、石和が抽選とはいえ500円だと考えると、ワインも平凡だし、内容的にもイマイチだった。期待しすぎたのが敗因。なんだかんだ言って、天気がよかったこともあり、スゴく気持ちいい一日でした。ワインブレンド体験は、今回が最初で最後のような気もするけれど、樽出しの購入とともにこんどもやって欲しいなあ。
2018.10.07
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メルシャン桔梗ヶ原ワイナリーの次は、すぐ近くの井筒ワインへ。冷蔵ケースから自分で注ぐ、蒼龍と同じスタイル。当然、樽熟シリーズなどがあるわけでも無く、少しだけ飲んで撤収。有料でいいので、いくつか興味深いものを飲みたかった。続いて、井筒のはす向かいにある五一ワインへ。こちらでは無料アイテムと、有料の2アイテムを試飲(桔梗ヶ原シャルドネ2015、エステートゴイチ メルロー柿沢畑2015)。ワイナリーの売店を出ると、スタッフの女性が畑見学に連れて行ってくれました。こちらは世界最大のブドウ「ネヘレスコール」。ナイヤガラ垣根のメルローこちらは棚のメルロー五一のメルローで一番古い木。たしか1970年代の初め。想定外のブドウ畑見学もできて予想以上に楽しめました。ブドウもたくさん試食させて頂きましたし。一通り見学を終えて塩尻駅までバスでリターン。こちらの野田屋はアルプスワインの直営店。駅の出口下にあるという立地もあって、おみやげ店的な性格が強く、ワイナリー直営という期待で行くと期待外れになるのでご注意を。どんな試飲があるのだろうと思っていると、プラカップで数アイテム程度。スタッフに聞いてみても、上から言われているうんぬんと、心地悪さを感じ退散。アルプスのワインは好きなだけに残念。つづく。にほんブログ村ワインランキング
2018.09.10
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前回の続き。いよいよテイスティング。出てきたのは、こちらの3種類。北信シャルドネRGC 千曲川左岸収穫2016桔梗ヶ原メルロー ロゼ2017桔梗ヶ原メルロー 1998(シークレットワイン)なんと言っても素晴らしいのはセニエで作ったワイナリー限定販売のロゼ。ロゼとしては薄めの色調で淡いピンク。そして横に広がるふくよかな芳醇さ。多くのロゼは、シャープさを主体にしたものが多いのだけれど、こちらは違うベクトルで、なんとも言えない懐の広いここちよさが印象的。さすが桔梗ヶ原メルローというすばらしい果汁を使っているだけある。桔梗ヶ原メルロー 1998は、シャトーマルゴーのポール・ポンタリエがはじめてコンサルタントとして監修した年。そして日本らしいエレガントさへ転換した年だと言われている。ワイナリー保管なので、コンディションも上々。ミドルボディのほどよく熟成したメルローという印象で、エッジにわずかにオレンジは入っているものの、まだまだ寿命はありそう。 とはいえ強さがあるわけでは無いので、これ以上向上するかは微妙。また今まで何度か素晴らしい桔梗ヶ原メルローを経験しているけれど、それらと比べると小粒かな。今年のメルシャンは高価格帯を大幅値上げしたけれど、ほぼ据え置きだった桔梗ヶ原メルロー。2014年が現行ビンテージだけれど、いま買うならば良年の2013年を推したい。【あす楽】 お一人様1本限りシャトー メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2013 7...価格:11880円(税込、送料別) (2018/10/13時点)今年はメルシャンの新ラインナップに心がときめき、こちらのラインナップをそれぞれ数本おさえました。桔梗ヶ原メルロー シグナチャー 2014桔梗ヶ原メルロー 2014北信カベルネ・ソーヴィニヨン 2015マリコ・ヴィンヤード オムニス 2015マリコ・ヴィンヤード シラー 2015城の平 オルトゥス 2013城の平 2013グラスワイン&販売リストの一覧。グラスは1杯100mlで500円から2000円。毎回、その時々のシークレットワインがあるようです。今回はこちら。追加で注文したグラスワインはこちら。北信ピノ・ノワール ロゼ 2017長野メルロー 1998桔梗ヶ原メルロー バレルセレクション 2000北信カベルネ・ソーヴィニヨン 2015 ショートコメントを書くと、ピノ・ノワール・ロゼは桔梗ヶ原メルローロゼにまったく及ばない。長野メルロー1998は、桔梗ヶ原メルロー1998よりもだいぶシンプル。 そして桔梗ヶ原メルロー バレルセレクション 2000は期待していたのだけれど、見学コースについていた桔梗ヶ原メルロー 1998に勝てず。北信カベルネは若さあふれる力強さで将来が楽しみ。すべて飲んだなかでもっとも印象に残ったのは「桔梗ヶ原メルロー ロゼ2017」。もっとも好みだった赤は「桔梗ヶ原メルロー1998」。将来が楽しみなのは「北信カベルネ・ソーヴィニヨン 2015」と言ったところ。シャトー・メルシャン 北信カベルネ・ソーヴィニヨン 2015【日本】【赤】【75...価格:6048円(税込、送料別) (2018/10/13時点)売っていたワインアルコールの軽い酔いと、桔梗ヶ原ワイナリー初見学という高揚感で、3万円の「桔梗ヶ原メルロー シグナチャー ポン・デ・ザール 2013」を買ってしまいました。こんなに高い国産ワインははじめて。安蔵さんが来ていたのでサインをもらってしまいました。さすがメルシャン。素晴らしい体験でした。にほんブログ村ワインランキング
2018.09.09
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今年新たに開設されたシャトー・メルシャン 桔梗ヶ原ワイナリーの見学に塩尻まで行ってきました。朝は小雨。桔梗ヶ原ワイナリーは、駅から歩くと2kmくらいかかる場所にあります。今回は偶然に地元のイベントと重なってワイナリー周遊の無料バスが出ていました。桔梗ヶ原ワイナリー到着この2018/9/8が公開初日。勝沼ワイナリーとは異なり、通年公開ではなく、日にち限定の公開になっています。なお今年は11/10が最後で、有料セミナーは満席になっています。ワイナリーの目の前にある箱庭ヴィンヤードたぶんメルローピノ・グリ。まさかこんなに黒いとは。甲州くらいの色だと思ってた。桔梗ヶ原ワイナリーの責任者の勝野さんサントリーの塩尻ワイナリーと同じく、半地下のセラー。こちらの施設は数十年間、何も使っていなかったけれど、今回の新ワイナリー開設に合わせて、内部を大幅にリニューアル。醸造施設&セラーになっています。 こちらの大樽は昔使っていたもので、現在はディスプレイ用。こちらがセラー。今年から醸造を開始するので樽は空っぽとのこと。中国人初のマスターソムリエ ヤン・ルー氏と大橋健一マスターオブワインのサイン。最近来たばかりとのこと。こちらがブドウの搬入口新しい醸造施設。プレミアムワインに専念するワイナリーだけに、タンクも小さめ。メルシャンと桔梗ヶ原ワイナリーの歴史の説明。こちらは1938年に開設。そして今年、数十年ぶりに復活。歴史の詳細はメルシャンのWebサイトをご覧あれ。来年は椀子(マリコ)ワイナリーも開設次は、いよいよテイスティング。つづく。にほんブログ村ワインランキング
2018.09.08
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ブログをサボっていたせいで、まだ夏の記事ですみません。日本ワインコンクール公開テイスティングの翌日は勝沼へ。と言いつつ、宿泊先の石和温泉にある、マルスで有料テイスティング。穂坂カベルネ・ベーリーAはコスパ高く、三之蔵は日之城の雰囲気をリーズナブルに味わえるって印象だったけれど、どちらも値上げになってしまった。どちらも新興ワイナリーと比べれば安いんだけれどね。今年はめっちゃ快晴。こちらはグランポレール前の信玄うどん。勝沼の観光客向けの飲食店は高めのところが多いけれど、地元客向けのこちらはリーズナブル。あまりの暑さにビール2本勝沼で、もっとも優れたテイスティング体験ができるグランポレール。すいているのも魅力的。建物の前にはブドウ棚品種が書いてあったけれど失念。右にはヴェレゾンの途中の房があります。10数種類のなかから9種類をテイスティング。白の中では長野シャルドネが好印象。そして3年連続金賞を受賞した「山梨甲州樽発酵 2017」は名人芸というか、ほどよい樽の使い方がうまい。山梨勝沼 自園シャルドネ樽発酵 2017長野シャルドネ 2016長野古里ぶどう園シャルドネ 2016山梨甲州樽発酵 2017北海道ケルナー辛口 2016長野古里ぶどう園メルロー 2015安曇野池田シリーズは、後日テイスティングイベントに参加しているのでそちらでコメント。安曇野池田シャルドネ 2015安曇野池田シラー 2014安曇野池田メリタージュ 2014なぜか飛び抜けて安い「うきうきさん」グランポレール 山梨 甲州 樽醗酵(白) 2017 収穫地(山梨県甲州市勝沼町)...価格:2030円(税込、送料別) (2018/10/6時点)グレイスへロゼと甲州を数種類をテイスティング。そして久しぶりに、向かいの麻屋へ。ちょうどブドウの試食もやっていました。一番右は甲州だけれど、それ以外にもメルロー、ブラック・クイーン、サンジョベーゼなどを頂きました。続いて勝沼醸造へ。画像は無いけれど、最後はメルシャンで終了。大橋MWもいました。飲みまくりの2日間でした。にほんブログ村ワインランキング
2018.08.27
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前回の続き。これまでのところ、ワインはそれほどおいしくないし(タケダを除く)、面白い体験も無い。そして山梨などと比べると、お金があっという間に無くなっていく割高感。試飲を無料にして欲しいなんて言うつもり無いけれど、せっかく生産者のところに来たのだから、生産者の話をしっかり聞きたいし、ワインも楽しみたい。でもワインはグラスに少しで500円だし、セミナーは最低でも5000円という値付けでは、なかなか厳しい。山梨を知っている身としては、あまりにも違いすぎる。1時間以内のセミナーで2, 3千円ならば参加するのに。ってことで、次は赤湯に移動。こちらはお客に慣れた温泉地と言うこともあるのか、いきなりおもてなし満載。玉こんの振る舞い。他の場所でもナスの漬け物をもらいました。こちらは足湯。手前のブースではワインの無料試飲をやっていました。これまでの旅程に、いろいろな意味でヘトヘトになりながらたどり着いたのが佐藤ぶどう酒(金渓ワイン)。いかにも地ワインっぽい雰囲気。ここはユートピア(楽園)だった。ここまでの圧倒的な商業主義に募る焦燥感や疲労感。ところが、こちらでは参加者が心配になるほどの振る舞いワイン。そして生産者の思いが伝わるトーク。みんなすっかり落ち着いてました。雰囲気的には山梨の矢作ワイン?いろいろなワインを作っています。いつからワインを作っていたのかはわからないけれど、1940年創業と言うこともあり、圧倒的なリーズナブルな値付けで、ワインもおいしい(山形では酒井ワイナリーが一番古い)。カベルネ・ソーヴィニョンが一番人気(2千円くらい)。おそらく、今回のワインツーリズムで一番ワインを売ったのは、ここのワイナリーでは無いだろうか?まさに一服の清涼剤。酒井ワイナリーのすぐ近くにあるので、ぜひ寄りたい場所。とはいえ普通に行くと、こんなおもてなしは無いかも。続いて、名子山が素晴らしい酒井ワイナリーへ。個人的には山形No1ワイナリー。☆【赤ワイン】酒井ワイナリー バーダップ 鳥上坂名子山 2016 750ml価格:3605円(税込、送料別) (2018/8/9時点)今回はランチ付きセミナーコースに参加(2千円)。こちらの建物は昔旅館だったらしいけれど、今年でつぶしてしまうらしい。こちらは醸造責任者の酒井一平さんのお姉さん(?)。旦那さんは、別の場所で板前をやっているということで、今回は特別に料理を作ることになったとのこと。一の膳。合わせたのは鳥上坂甲州。山梨よりも骨太で興味深い。七夕だったので、手の込んだ細工。左は二の膳。あじさいっぽいのは和菓子。鳥上坂マスカット・ベーリーA ブラック・クイーン料理は素晴らしいし、ワインもおいしいのだけれど、惜しむらくは仕事が忙しいらしく完全に放置されていたこと。せっかくの機会だから、食事をしながら生産者の話を聞きたかった。食事のあとワイナリーを案内してくれるということで参加。ここでいろいろ話を聞けて、少し取り戻せたかな。売店では、売店限定ワインをはじめいくつかのワインを購入。有料テイスティング3種。ビンテージはいずれも2016で、メルロー、金沢、狸沢(むじなざわ)。これだけ暑いと、ワインもホットで評価不能。昼過ぎまであれだけ曇っていた空も、時間がたつほどに晴れてきた。8時過ぎに宿を出発して、すでに5時近く。とんでもない暑さにも参ってトヘト。大浦ぶどう酒が徒歩圏内にあったらしいのだけれど、場所を勘違いしていたこともあり、タクシーで通り過ぎてしまった。赤湯駅からの風景さようなら山形!久しぶりの牛肉どまん中。こんなにおいしかったっけ?これで2日間にわたる山形の旅は終了。振り返ってみると、初日のやまがたワインバルは4年前とは別物の盛り上がり感。2日目はいろいろな意味で疲労感があったものの、癒やしの佐藤ぶどう酒、さすがの酒井ワイナリーでなんとか取り戻した感。東京からだと旅費がかかることもあり、来年行くかどうかは微妙だけれど、さらに素晴らしいコンテンツに育って欲しいところ。ありがとうございました。にほんブログ村ワインランキング
2018.07.10
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2日目は初開催の「ワインツーリズムやまがた」に参加。ワインバルと合わせて企画されたものらしい。2日目も雨。駅前の受付に行くとバス待ちの行列。満員でギリギリ1便に乗れなかったため、少し遅れて臨時便でタケダワイナリーへ。この日も朝から雨。タケダワイナリーへ試飲は100円から500円。ミッドレンジ以上のものは一律500円。安めのワインでノドを潤し、ミッド・ハイレンジでは、ドメーヌ・タケダ ブリュット 1997とブラック・クイーン古木2007年をいただきました。ブリュット1997は予想通りというか、かなりシェリー。どのような環境で保存しているのかわからないけれど、シャンパーニュと比べると熟成が早い。ブラック・クイーンは、ブラック・クイーンらしい酸の強さと、古木ならではの複雑さ。こちらでは数件フードブースも出ていました。こちらではチーズの盛り合わせとサクランボを購入。昨日サクランボを食べられなかったので買ったけれど、1箱2千円という売り方は商売ベタすぎ。これからみんな歩くのに、2千円&かさばるものは買いづらいはず。プラカップに入れて500円だったらもっと売れるはず。話を少し聞いたけれどバスの都合で途中離脱。ランチ付きセミナーもあったけれど1万円オーバーでは参加しづらい。せめて2千円、3千円のセミナーだったらいいのに。今回は他のワイナリーも含め、有料セミナーは高すぎ(一番安いところで5千円)。たしかシャルドネ?バスに乗ってウッディーファームへ。一つ前のバス停で降りるのがオススメと言うことだったので、そちらで下車。天気がよければ眺めがいいらしいのだけれど、この雲では厳しい。坂を下ったところにあるのがウッディーファーム。このころには雨がやんだけれど、雨上がりの湿度も相まって、とんでもなく暑い。途中にあったサクランボのハウス山形名物ラ・フランス。想像より実がびっしりと付いていてビックリ。昨日も飲んだし、ヴァンダジェでも何度か飲んでいるウッディーファーム。試飲はたしか、種類によって300円-700円くらい。オススメのカベルネ・フランなどを飲んでみました。他の人がおいしいと言っていたので飲んだけれど、想像通りというか発展途上の味わい。再びバスで移動して、グレープリパブリックへ。こちらでも有料セミナーが開催されていました。今年の東北ヴァンダジェでも飲んだグレープリパブリック。自然派的なつくりで濁っているワインが多い。ソーセージはボリュームがあっておいしかった。画像が無いけれど、今回失敗した一つは通過した「須藤ぶどう酒」。スキー場の上級者コース並み(以上?)の急斜面にブドウ畑がびっしりに興味はあったけれど、ワイナリーと言うよりも観光ブドウ園的な外観に通り過ぎてしまった。あとで他の人の書き込みを読むと、おもてなしがよかったらしい。しまった。つづく。にほんブログ村ワインランキング
2018.07.09
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前回の続き。テイスティングのあとは、みんなで夕食へ。こちらは甲府でもっとも古いそばや「奥村本店」です。江戸寛文年間の創業で、360年以上の歴史があるのだとか。なんだかいい雰囲気です。すてきなメッセージカードを用意していただきました。感謝。まずはプレモル。プレミアム超達人店なので、絶妙な注ぎかた。そしてそばやと言いつつ、宴会も請け負っているのか、ちゃんとした和食のコースが出てきました。牡蠣うま煮、タイの野菜巻 木の芽ドレッシング、エビとオクラのゼリー寄せ椎茸納豆、ブルゴーニュ風ガーリックトーストディナーでは、ジャパンプレミアム甲州と登美の丘 赤。和食なのでフラッグシップの登美より、こちらの方がぴったり。マグロの焼き霜 黄身醤油ウリと湯葉巻 海老味噌 針柚牛 竜田揚げ浸し 黄身おろしサプライズで登場したのが、最近発売された「登美 レゼルヴスペシャル 2005」。良年だけリリースされる限定品で、97年以来のリリース。720本限定。これだけの量をストックしておけるのは、大資本ならでは。中小ワイナリーだとキャッシュフロー的に厳しいからね。このあたりになるとだいぶ酔っぱらっているのだけれど、10年以上の熟成でだいぶ滑らか。そしてブーケも漂う。とはいえ、まだ十分に若さもあって、もっと熟成も可能。できれば大ぶりのグラスでゆっくり楽しみたい。登美 レゼルヴスペシャルの詳細はこちら。【2本以上ご購入で送料・代引無料】登美 レゼルヴ スペシャル 2005 登美の丘...価格:20498円(税込、送料別) (2018/6/25時点)ブランドマネージャーの前田さんと、栽培の和田さん。熱くみんなと話していました。翡翠ナス ホタテの土佐仕立て割子蕎麦。こちらの名物。どの料理もおいしくて、プライペーとでも来たくなってしまいました。宴会には庄内ワイナリー長や栽培の和田さんにも来ていただけました。現在の日本ワインブームで少し残念なのは「希少品=おいしいもの」という人が少なくないこと。サントリーさんに限らず、メルシャン(キリン)さんやサッポロさん、マンズさんも、まじめにいいワイン作っていますよ。マイクロワイナリーとは個性が違うけどね。それとは別にサントリーさんへのリクエストを上げると、この2点。・3千円前後のアイテムが少ないので、もっと種類を増やして欲しい・2千円前後のスパークリングを出して欲しいありがとうございましたと思うのと同時に、おいしいワイン期待しています。にほんブログ村ワインランキング
2018.06.12
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前回の続き。垣根甲州の畑から戻って、いよいよテイスティング。まずは甲州2種の比較。ジャパンプレミアムは買いブドウで、登美の丘甲州は自社畑。ジャパンプレミアム甲州 2016オレンジなどの柑橘類。甲州らしいシャープな酸がありながらも、勝沼と比べると少しふくよかなのは例年通り。何度も飲んでいる安心銘柄。これが1500円くらいで買えるというのは恐るべきコスパ。こちらは一部凍結濃縮の果汁も使っているとのこと。はじめて聞いたので調べてみると、サントリーさんのWebサイトに記事がありました。甲州種ぶどう果汁の凍結濃縮製法登美の丘ワイナリー 登美の丘 甲州 2017こちらは自社畑産の、いわゆるドメーヌもの。以前のビンテージでは樽を少し使っていたけれど、このビンテージからは樽は不使用。味わってみると、ボディを構成するエキス分が上昇。ミッドからアフターにかけて蜜のようなニュアンスが残るのが印象的。たしかに違うのは分かるし、手がかかっていることも分かる。しかしこちらは4000円くらいで、ジャパンプレミアム甲州の2倍以上となると...。ジャパンプレミアム甲州のコスパがよすぎるのも原因なのだけれどね。栽培の和田さんががんばっている姿をまぶたに浮かべて飲めば、また違うかなと(笑)。そして2、3人の少人数で1本をじっくり飲めば、また違うと思う。じっくり味わうと味わいの傾向が違うので、単純な上下という話では無くて、天ぷらのようなものに合わせるならジャパンプレミアム。魚のムニエルのような、もう少ししっかりした料理ならば登美の丘甲州という使い分けでもいいかもしれない。甲州を、どのようなスタイルで作るかというのは悩ましい問題だと思っていて、樽などを使って明確に違いを出すのか、それともテロワールを押し出してピュアに作るのか。それ以外の技術要素を組み合わせるのか。山梨によく行くこともあって、ワイナリーごとの水平テイスティングのような機会には恵まれているほう。まったく同じ銘柄でも、その時々によってあまり変わらないと思うこともあれば、特定の銘柄だけが飛び抜けておいしいと思うこともあるので、瓶熟のタイミングなど、さまざまな要素が絡み合っているのだと思う。少し脱線したけれど、今回飲んだ印象は「違いがあってよかった」というのが第一印象。なぜならば昨年春にグレイス ミサワワイナリーで開催された「標準アイテム水平&明野甲州垂直テイスティング」では、思ったほど違いが少ないと思ったから「そのときのブログ(これとこれ)」。さらにフラッグシップの明野甲州を垂直で飲んでいるのに、一番安いグリドを一番おいしいと思ったんだよね(汗)。【あす楽】【よりどり6本以上送料無料】 サントリー登美の丘ワイナリー ジャパンプ...価格:1479円(税込、送料別) (2018/6/23時点)甲州でいろいろ書いたので、ここからはショートコメントで。登美の丘ワイナリー 登美の丘 赤 20172012や2013のようなグレートビンテージと比べるとボディは軽めでミドルボディ。M52.6%、CS23.9%ながら、カベルネからくるミント・タンニン。今後発売予定の塩尻産メルロ土っぽさも含め日本のメルロらしい味わい。こちらは登美の丘赤より好み。時間がたつとだんだんよくなってきた。ジャパンプレミアム岩垂原メルロ 2013黒コショウやスパイス。ふくよか。2013年は、昨年秋に個人的に飲んだけれど、まだ早いかな(そのときのブログ)。登美の丘ワイナリー登美 赤 2013CS49%, M29%, CF20%, PV2%。こちらはIWC金賞部門最高賞を取ったビンテージ。フラッグシップらしい立体感や複雑性はありつつも、クローズ気味であまり香りが立たず、まだタンニンも多い。幼児虐待とは言わないけれど、あと5年は待ちたい。登美 赤 2013 登美の丘ワイナリー インターナショナル ワイン チャレンジで...価格:11318円(税込、送料別) (2018/6/23時点)試飲のあとはワインショップへ。こちらで有料試飲したのは、こちらの2アイテム。メルロ&カベルネ・ソーヴィニョン ロゼ 2012日本のロゼではトップクラスの一つだと思っている、セニエで作ったこちらのロゼ。開けたてのニューボトルだったけれど、酸化傾向でピーク越え。2012年でチョイ古なのが原因なのか、ボトル固有の問題かわからないけれど残念。カベルネ・フラン 2012何度も飲んでいるカベルネ・フラン2012。チョイ熟もあってシルキーな酒質が印象的。いま飲んだ点では今日一番。つづく。にほんブログ村ワインランキング
2018.06.11
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前回の続き。次は醸造エリアへ。撮影禁止だったため画像が無いけれど、少量でも仕込めるように数年前に導入した小型タンクや、窒素ガスを使って酸化を防止するプレス機など、はじめて登美の丘に来たときには無かった施設が並んでいました。白ワインの法王ドゥニ・デュブルデュー教授が進めた、酸素との接触をできるだけ減らす醸造法。白に力を入れている生産者は積極的に取り入れてます。こちらは大型タンク。発酵以外に出荷前の安定化にも使っています。左の機械がスクリューキャップ用のキャッパー。ジャパンプレミアムシリーズは、今年の春からこちらに切り替え。つづいてセラーへたぶんこちらは貴腐のカベルネ・フラン。その昔、有料試飲で飲んだことがあります。酒石がスゴい!セラーから出ると暑い。続いて垣根の甲州の畑に移動。展望デッキの下に広がる畑で2016年と2017年に植樹したとのこと。そして感慨深いのは、2013年の3月に「技師長と行く!剪定(せんてい)体験ツアー2013 」で使った畑だったこと。あのときの樹は植え替えられちゃったのね。植え替えについて聞いてみると、40年を超える木もあるけれど、20年くらいで植え替えるものが多いとのこと。ヨーロッパの感覚から考えると短いような気もするけれど、以下のような回答が得られました。長い歴史を経てきた伝統的産地とは違うことを考えると納得。・20年前と比べると栽培やテロワールに関する知見が進んでいる・20年前と比べるとよい苗が手に入る・古木になると生産性が落ちる・植え替えのタイミングで土壌調査ができる再び和田さんが登場。手に持っているのは芽キズ鋏。これで茎に傷を入れます。このときの説明は、ブドウは先端が育つ性質があるので、傷を入れてホルモンの流れを止め、自分が先端だと勘違いして芽を出す効果があるとのこと。つづく。
2018.06.10
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またサントリーさんにお呼ばれして「登美の丘ワイナリー」に行ってきました。ブロガーイベントで登美の丘ワイナリーに来たのは2016年春、2016年秋から2年ぶり。今まで訪問した回数を数えてみると、今回でちょうど10回目。梅雨入りしたけれど、幸運にもこの日は好天に恵まれたました。甲府からバスで出発!ショップ前の展望デッキからの風景。雲で富士山は見えず。最初はブランドマネージャーの前田さんから、ワイナリーの説明。詳しくは登美の丘ワイナリーの公式サイトもご覧ください。登美の丘ワイナリーのことはよく知っているつもりだったけれど、さまざまな改革をしているとのこと。プティヴェルドの拡大と、甲州やマスカット・ベーリーAの回帰。醸造施設も、区画ごとに仕込めるように小型タンクの導入など。そういえば別の機会でお会いした岩の原葡萄園のかたも言っていました。「15年~20年前はカベルネ・ソーヴィニョンに取り組んでいるワイナリーが多かったけれど、最近はかなり減った」と。わたし自身、日本ワインを本格的に飲むようになって約10年たつけれど、次の2つは山梨・長野の大きなトレンドかなと。・甲州の見直し&注力・メルローに加えて、プティヴェルドやシラーなど日本の気候に合う品種への取り組みさらに振り返ってみると、2000年前後からの「ヨーロッパの背中を追いかけることから、日本らしさの追求」という流れ。「宿命的風土論」からの解放。日本で一番日照時間が長い明野から近く、雨も少ない登美の丘ワイナリー。一部のツアーだけで行ける眺望台からの景色は見事。2018年の春から、新しくワイナリー長になった庄内文雄さん。こちらはブドウの花がちょうど枯れたところ。少し黄色く見えるのが花の残り。今回、甲州の畑を案内してくれた栽培担当の和田さん。熱いです。こちらは甲州最近のDNA解析によって、甲州は東アジア系のビティス・ダビディを母に、その後ヴィニフェラ系を2回交雑したことが判明。そのためダビディ由来の小さなとげがある。くわしくはこちら。意外だったのが、垣根より、棚のほうが手間がかかるとのこと。均等に葉っぱが広がるようにするのは、手間も技術も必要とのこと。つづく。
2018.06.09
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翌日は勝沼へ。まずは丸藤。近年、大きく変わっている勝沼のワイナリーの試飲ルール。基本無料で一部有料だった丸藤も、今シーズンから基本セット500円で、それ以外は数百円へ。とはいえ、ほかと比べると良心的なシステム。左は、ワイナリー限定の2017 ペティアン デラウェア。瓶内二次発酵のエチュードほどの複雑さは無いけれど、辛口に仕上がって好印象。勝沼のなかでは高いところにあるので眺めがいい。ワインの値段も控えめで、さすが老舗の意地。経営が変わってからイケイケのマルキ。向かいにはマルキのカフェができていました。基本テイスティングは無料で、いくつかのアイテムは有料。温度も適温でグラスも大きくてGood。勝沼醸造勝沼で一番早くカード式を取り入れた勝醸。1杯30mlで100円~300円。この日はイセハラも出ていました。メルシャン天気がいいこともあって庭が気持ちいい。昨年は印象がよかったランチセットは、少しボリュームが低下。昔に戻ったような...。食材を工夫して、もっとボリュームを増やして欲しい。とはいえ、セットワインは300円で、単体で買うより安いです。食事のあとはエクスクルーシブコースに参加。こちらのコースは5月で終了してしまいました。現在はスタンダードとプレミアムのみ。長野シャルドネ アンウッデッド2015北信シャルドネRGC 千曲川左岸収穫 2016北信シャルドネRDC 千曲川右岸収穫 2016北信シャルドネ ミッドナイトハーベスト 2016北信シャルドネ 無濾過 2012これだけ飲んで2千円はリーズナブルすぎた。好きなのはアンウッデッドと右岸。無濾過も熟成感があって面白いとは思うけど、税込み8000円は手が出ない。この値段を出すならばブルゴーニュになってしまう。ミッドナイトハーベストは色が濃くミツの雰囲気。講師の上野さんありがとうございました。テイスティングのあとは上野さんに案内されて畑の見学。かなりの品種が植えられています。こちらもおなじみグレイスへ。今回の訪問で一番残念だったのがグレイス。ついに試飲カード化の波が。 10年くらい前に初訪問してから、おいしいのは当然として、勝沼でもっとも素晴らしいテイスティングシステムだと思ったいたのにカード式に変更。 スタッフは大変だと思うけど、ずらっと並べていろいろ楽しむのがよかったのに。くー。昔ながらのスタイルで飲めるのは、いくつかのアイテムだけ。あまりのショックに、勝沼で最も優れた試飲環境だと思っているグランポレールへ。500円で3アイテム。リーデルだし、いいですなあ。こちらも丸藤同様、リーズナブルな値付け。そして金賞受賞の甲州樽発酵は、いつ飲んでも素晴らしい。最後はマンズに寄って終了。2016年は小諸シャルドネが作られなかったため、デグラッセとしてリリースされたのがこちら。これで5400円はお買い得。在庫が少ないと言うことで2本買ってしまいました。ソラリス 信州 シャルドネ 樽仕込 2016これで今シーズン初の山梨ワイナリーめぐりは終了。天気がよくてよかった。
2018.05.05
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前回の続き。ワイナリーでテイスティング開始。テイスティング・アイテムはこちら。1. 塩尻マスカット・ベーリーA 20152. 塩尻マスカット・ベーリーA ミズナラ樽熟成 20143. 塩尻メルロ20144. 岩垂原メルロ 20145. 塩尻メルロ ロゼ 20151は甘い香りは抑えめでとにかくシルキー。2のミズナラは最近の安定感どおり。香木を思わせる香り。そして今回よかったのが3の塩尻メルロ。ポムロールにも通じる腐葉土のようなニュアンスもあり、岩垂原よりも好きという人もいるはず。4の岩垂原は、リリース直後ということもあるし、グレートビンテージの2013と比べると少し小ぶり。あとはこの後のビン熟でどれだけ向上するか。【2017年9月新発売】サントリー 塩尻ワイナリー 塩尻メルロ 赤 2014 750mlDSML14価格:3888円(税込、送料別) (2017/10/1時点)安定した味わいのメルロ ロゼ。右から2本目が岩垂原メルロ。以前の一目でわかるラベルもよかったような気もする。このデザインで行くならば、岩垂原だけ1.5倍くらいのラベルって言う手も。醸造所を見学して松本へ。こちらが夕食会場のワイン酒場「かもしや」。松本駅の近くということもあり、ワイン生産者がよく来ているとか。今回は貸し切りで利用させていただきました。プレモルで乾杯岩垂原の山本さんは畑から引き続き来ていただけました。牛肉のたたきアボカドとマグロのわさび醤油和えタラのフライ ゴボウの和風クリームソース若鶏のレバーソテージビエのミートソースパスタ「かもしや」さんは料理がおいしく、カジュアルないい雰囲気。松本に行ったら、ぜひ寄りたいお店。篠田ワイナリー長が持っているのは、おまけの登美の丘(赤)。最近飲む機会が増えたこともあって、左はエシェ蔵さん差し入れのジャパンプレミアムメルロ2012。篠田さんも予想よりおいしく熟成したようで感心。これで秋の塩尻訪問は終了。日々着実に進歩している塩尻ワイナリーを感じる一日でした。
2017.09.17
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サントリーさんからお声がかかり、7月にも訪問したサントリー塩尻ワイナリーに行ってきました。前回のブログはこちら。そして今回は買ったばかりのNikon D500のデビュー。いままで本格的に撮影するときにはNikon D300を使っていたのだけれど、購入して約十年。不満は無いけれど、あるとき欲しいパワーマックスになり「D500 16-80 VR レンズキット」を衝動買いしてしまいました。ビックカメラで約27万円。D7500でもいいと思っていたのだけれど、キットのレンズが違いすぎたので...。【新品】NIKON(ニコン) デジタル一眼カメラ D500 16-80 VR レンズキット [ブラック] 家電価格:250001円(税込、送料別) (2017/9/30時点)新宿からあずさでGO!塩尻シリーズのリニューアルともに看板も新調。最初は座学を少々。岩垂原も含めてリニューアルされた塩尻シリーズの外観。奈良井川をはさんで東西に位置する岩垂原と桔梗ヶ原。岩垂原と桔梗ヶ原では土壌も違う。数キロしか違わないのに土壌も気候も違うので、収穫期も違うとか。座学を終えて畑に出発。まずはサントリーが管理を任されている桔梗ヶ原の畑へ。このあたりはメルローも多いけれど、コンコードも多い。そんなこともあってバスを降りると、ブドウ味のチューインガムのような香りがただよってくる。これはコンコードの香りなのだとか。勝沼ではブドウの香りはしないので、コンコードの特徴らしい。コンコードこちらはサントリーさんが管理している畑。まわりとは手の入れ方が全然違う。ここのブドウは通常塩尻メルローにブレンドされるらしい。だけれど以前ドメーヌ・ド・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)とのジョイントで作ったデュオダミにブレンドされたこともあったとのこと。サントリー ジャパンプレミアム デュオダミSP アッサンブラージュ [2011]価格:16200円(税込、送料別) (2017/10/1時点)今回も篠田ワイナリー長が案内してくれました。桔梗ヶ原といえばメルロー。桔梗ヶ原をあとにして岩垂原に移動。途中の車窓から見えてくるのはリンゴ畑とブドウ畑。静岡の茶畑を参考に設置された霜よけ用の送風機。だけれど静岡とは気候が違うので、あまり効果が無いのだとか。こちらはコンコードと共に香り高いナイアガラ。プロの方々は「ナイア」と呼んでいました。こちらは生食用として栽培したものだけれど、ワインにも使われている。山梨でもナイアガラのワインはいくつかあって、デラウェアをさらに芳香高く、そしてゴマっぽくした印象。岩垂原の畑。山本さんの畑だけれど、自社畑のように手入れされているのが印象的。このとき食べてもけっこう甘かったけれど、収穫まであと1カ月ほど。台風が近づいていることもあって、このころからしっかり雨が降ってきた。こちらはベーリーA。茎が赤いのが特徴。畑をあとにワイナリーへ。つづく。
2017.09.16
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翌日は勝沼でワイナリーめぐり。毎月第一日曜日に開催される「かつぬま朝市」ワインセミナーに参加。昔は500円だった気がするけれど、今回は1000円。今回は講師のかたの意気込みが空回りして、かなり退屈。値段も上がったし、もう参加しなくてもいいかな。盛田甲州。金賞受賞銘柄は当然売り切れ。メルシャン甲州きいろ香2016甲州小樽仕込み2015一文字短梢甲州 キュヴェ・タンザワ2016甲州グリ・ド・グリ2016大森ケルナー2016新鶴シャルドネ バレル・セレクション2015プティ・ヴェルド キュヴェ・タンザワ2015勝沼マスカット・ベーリーA2014メルシャンのワンプレートランチはオススメ。魚介が中心なので白がよく合う。サッポログランポレール勝沼ワイナリー昨年クローズすると予告はあったけれど、レストランは建物も無くなっていた。リニューアルしたグランポレールは団体客を対象としていないのに、団体客向けのレストランだったからね。甲州樽発酵2016自園シャルドネ樽発酵2015長野古里ぶどう園シャルドネ2015長野古里ぶどう園メルロー2014長野古里ぶどう園カベルネ・ソーヴィヨン古木2015長野古里ぶどう園カベルネ・ソーヴィヨン2015甲州樽発酵と古木じゃない方のカベルネがいい。ワインはおいしいし、テースティングシステムもいいのに、いつもすいているグランポレール。いろいろ原因は考えられるけれど穴場。大和葡萄酒春に来たとき、お店を出すと言っていたけれど、通り沿いにビールとワインの店を出していました。ビールは値上げになったし、ツマミも高いと言うことで、少し縁遠くなりそう。オープンエアーで目立つので、皆吉の行列待ちの場所になるか?中央葡萄酒明野甲州も飲みました。勝沼醸造たびたび変わっているテイスティングシステム。今年の4月からは新システムを導入。1500円のカードを買って、そのうち1000円がデポジット分。ワインを機械で出すサーバー形式になりました。ということは1回しか来ない人にも500円のカード代を払わなければならず改悪。しょっちゅう行く人は関係ないけれど、それでも値上感がぬぐえない。それだけマナーが悪い人が多かったのかな。ここ数年はスタッフにサーブしてもらう形式に変わっていたのに。今年は春の勝沼が充実していただけに、落差を感じる訪問だった。年によっては毎週くらい来ていたけれど、今後はイベントを厳選かな。もちろん日本ワインコンクールは必須のイベントです。キリッ!今後はこのあたりを定番に、あとはスケジュールや天候で変更かな。・映画祭&ワイン蔵めぐり・勝沼ワインゼミナール・マルスワイン祭り・日本ワインコンクール・ロリアンワイン祭り・山梨ヌーボー祭り・ワインツーリズムやまなし・ワインリゾートフェスタ
2017.09.06
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