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定説によると源頼朝は落馬による怪我や体調不良により死亡したと伝えられていますが、実は暗殺されたのではないかという説も根強く残っています。この落馬に関する記述は吾妻鏡に記述されていることですが、頼朝の死に関する記載が全く載っておらず、これは頼朝の死の原因が暗殺によるものなので意図的に載せられていないのか、あるいは後に徳川家康が頼朝の不名誉な死を隠すためにその記述部分を抜き取ったかなどいろいろ言われていますが、真偽は不明です。他の歴史書には‘飲水の病’により死亡したとの記述がありますが、これは糖尿病か尿崩症ではないかといわれていますがこれも真偽不明です。頼朝の死亡とは直接は関係ないですが、頼朝暗殺未遂説としてよく取りあげられるのが、曽我兄弟による仇討ち事件です。1193年、頼朝は富士で壮大な巻狩を催していましたが、そこで夜に曽我兄弟が父の敵である工藤祐経を討ち果たすという事件が起きますが、弟はその後頼朝の陣所まで押し入ります。実はこれは北条時政による頼朝暗殺未遂事件ではないかとも言われています。いずれにしても真偽は不明ですが、結局源氏の世も3代で途切れてしまい、後に北条氏が実権を握ることになるので、そのような説がでるのも不思議ではないかもしれませんね。 ブログランキングに参加しております。よろしければクリックお願いいたしますm(_ _)m
2008.11.12
1192年、征夷大将軍に任じられ鎌倉幕府をつくった源頼朝のイメージと言うと、私は、非常に冷静沈着であり、自分の意思を貫く政治家というイメージを持ちます。また、誰に対しても、例えそれが身内であったも、自分の目的を遂げるためなら容赦なく切り捨てるという冷酷かつどこか近寄りがたい雰囲気を持つ人物のようにとらえていました。それは、弟の義経や範頼、一族の義仲を葬り去ったということや、奥州に繁栄を築いた藤原氏を滅ぼしたということなどから、そのように感じるのかもしれません。実際ドラマなどでも頼朝像は、そのようなイメージで描かれることが多いですし、日本人の義経に対する判官びいきと対比されて、何かしらの‘人間らしい感情’を持った人物としては描かれることは少ないように思われます。しかし、実際の人物像というのは現在でも残されている資料でしか推測することができないわけですし、征夷大将軍に任じられ、幕府をつくることなど並大抵の人物ではなしえることは不可能なことです。そこまでの人物になるには当然、民衆や家臣の信頼を得ることが出来なければ不可能なことです。厳しさだけでは人は離れていってしまします。もちろん人の上に立つには、それなりの厳しさや冷静沈着な態度をとることも必要ですが、頼朝にもドラマなどではなかなか描かれない‘人を引き付ける魅力的な感情’があったことは当然であり、一度そういった観点から描いた源頼朝という人物を見てみたいですね 草燃える NHK大河ドラマ 総集編 DVD-BOX(DVD) ◆20%OFF! NHK大河ドラマ「炎立つ」DVD-BOX1&DVD-BOX2セット【送料無料】加藤鞆美 源頼朝・紺裾濃1/3兜飾りブログランキングに参加しております。よろしければクリックお願いいたしますm(_ _)m
2008.11.08
日本でいうと、ちょうど鎌倉時代、西洋ヴェネチア共和国のマルコポーロはシルクロードで知られる交易路を通り元の国にやって来ました。そこで元のフビライ皇帝に謁見し、その後十数年にわたり元の国に仕えることなります。後に自国に帰った彼は‘東方見聞録’という本を書き残します。日本でもかってNHKでシルクロードに関するドキュメンタリー番組が放送されていて、大きな人気を呼びましたね。その時の音楽が今でも耳に残っていますところで、その本には‘黄金の国ジパング’についての記述があります。ジパングは黄金に満ちており、建物などは黄金でつくられており、人々の生活は裕福である。フビライは黄金を目当てにジパングに侵攻するが、失敗に終わったなどなど・・・そのジパングは日本のことであり、フビライの侵攻はいわゆる‘元寇’のことですね。その黄金の国という元になったのがかって栄華を誇った奥州藤原氏の平泉ではないかといわれています。中尊寺金色堂のことや、交易に金が使われたことなどからそう思われていたのかもしれませんね。昔はテレビやインターネットや電話などもなかった時代ですし、、ましてや大航海時代の前の時代でもあるので、この世界がどうなっていて他にどのような国があるのかなんてことは、政治家でもない一般の庶民の人達にとっては全く未知の話だったんでしょうね。だからこそ、そのような‘黄金の国ジパング’という伝説のような話として広まっていったんでしょうね。ちなみに奥州藤原氏はマルコポーロが元にやってくるおよそ90年くらい前に源頼朝に滅ぼされており、江戸時代松尾芭蕉がその地をおとずれ、‘夏草や兵どもが夢の跡’と詠んだことでも知られていますね。 シルクロード 全15巻 DVD-BOX(DVD) ◆20%OFF!DVD マルコ・ポーロ 東方見聞録マルコ・ポーロの波瀾とロマンに満ちた大冒険を、TV映画史上空前の67億円の投じ描いた壮大な歴...ブログランキングに参加しております。よろしければクリックお願いいたしますm(_ _)m
2008.09.30
かなり前の話になりますが、鎌倉時代の元寇で沈没した元の船の遺物を調査するために海底を捜索したら、当時の元の印鑑や船のイカリなど多くの物が発見されたそうです。元寇って、当時元のフビライが日本侵略を目的として多くの船と兵士で攻めてきましたが、北条時宗を中心とした鎌倉幕府が徹底した防衛策をとり、また台風の影響などで多くの船が沈没し、元軍を追い返したという出来事です。当時の防塁の跡が今でも海岸線に残っています。なんか書物で記録しか残っていない大昔の出来事が、そういった当時のものが発見されたことにより身近に感じてきちゃいます。歴史の授業とか本でしか知らなかったことも、実際そういった遺物に触れることで、当時の人達の思いとか生活の様子などが、想像ですが思い浮かんでくるかもしれませんね。かって壇ノ浦の合戦で滅んだ平家一門とともに三種の神器のどれかがまだ壇ノ浦の海の底にあり確か未発見だったような気がします。もし壇ノ浦の海の底から見つかったら、資料でしか知らなかったその当時の出来事が思い浮かんで身近な出来事に感じるかもしれませんね~NHKその時歴史が動いた(源平争乱・元寇編)ブログランキングに参加しております。よろしければクリックお願いいたしますm(_ _)m
2008.08.24
源頼朝の顔というと↑の左側の肖像画を思い浮かべる人が多いと思いますが、近年この肖像画はもしかしたら源頼朝ではなく足利尊氏の弟である足利直義ではないかと言われています。また、足利尊氏の顔といえば↑の右側の肖像画を思い浮かべる人が多いと思いますが、この写真も尊氏ではなく、彼の執事であった高師直ではないかと言われています。そして従来平重盛とされてきた肖像画が尊氏ではないかといわれています。今までの歴史の漫画やドラマででてきた頼朝のイメージって、肖像画のように厳格で威厳のある人物のように描かれていたり演じられてきて、もう自分の中でも‘源頼朝といえばこういうイメージ’というように先入観で勝手に思い描いてきましたが、もしかしたら実際は全く違う雰囲気を持った人だったかもしれませんね。ちなみにあの肖像画がもし足利直義だったとしても、それはそれで、なんとなく今まで描かれてきた直義のイメージ的に私は合っている気がしますねぇ~ NHK大河ドラマ「炎立つ」DVD-BOX1&DVD-BOX2セット【送料無料】ブログランキングに参加しております。よろしければクリックお願いいたしますm(_ _)m
2008.08.16
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