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しばらく前に中絶についてひとしきり意見が交わされた。今日のニュースでまたこんなことが・・・『一歳の孫娘が泣きやまないことに腹を立て殺害したとして、(略)殺人の疑いで(略)無職、佐々木和子容疑者(五二)を逮捕した。(略)容疑者は(略)、同居する長女でホステスの若松五月さん(二四)の三女、明日香ちゃん(一つ)が泣きやまないことに立腹。明日香ちゃんの首をタオルで絞めたり、じゅうたんの床や布団の上に数回落としたりして殺害した疑い。 暴行後に明日香ちゃんは静かになったため、そのまま布団に寝かせていたが、約二時間後に様子を見たところぐったりしていたという。佐々木容疑者は一一九番通報し、駆け付けた救急隊員に暴行の経緯を話した。 佐々木容疑者は六畳一間のアパートで、若松さんと若松さんの長女(三つ)、二女(二つ)、明日香ちゃんの五人で暮らしていた。犯行時、若松さんは仕事先に出掛けていた。 (略)調べに対し、「言うことを聞かないときに(明日香ちゃんを)平手でビンタしていた」などと供述しているという。』さまざまなことを考えてしまう。「六畳一間に一家5人」「24才でホステスで年子の子供が3人」「無職52歳の祖母」・・・だから、なんで「ててなし子」を続けて3人も産むんだろう。(いぶらさん、ごめんよ)やっぱり思っちゃうんだ、「産まない」選択はなかったのかって。他人がどんな職業だろうが私の口をはさむことじゃない。ホステスやりながら子供を励みに生きているのかもしれないのだったら、私の思ったことはひどい侮辱。長女が3歳ならそこまでとりあえず育ててきたんだろうから。でも、実際はそのおばあちゃん任せだったんじゃないのか?52歳じゃおばあちゃんと言うのも失礼かもしれない。同年代のオバちゃん達は子育てから手が離れ、なんだか楽しそうに見える。健康で意思があれば働ける年齢だし。きっと夜働く娘が昼間寝ていたりして、昼も夜も「子守り」なのだろう。狭い空間の生活の中、ストレスが頂点に達したのかもしれない。こういう環境の家庭もあるんだと思う。乳幼児のいるこういった家庭をサポートすることは出来ないか。でも本人たちが望まなければ無利だ。ホステスで高給もらってれば、収入だけ見れば扶養手当の対象からも外れるのかもしれない。だが、子供には基本的に健全な生活をさせる必要はあるだろう。成長して自ら「不健全」な生活を選びたくなるまでは。6月に文春に掲載されていた母子家庭に関する記事について釈然としないものがあったが(またページに書かにゃいかん!)こういう事件があると自分のことも顧みてしまう。ただはっきりしているのは子供は不幸だということ。悲しい。
2004/08/23
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今日はゴスペルのお稽古日。今度の曲は「Thank you」という曲でこれまた困った。「神様の思し召しに感謝したい」という歌。毎回、偽クリスチャンの心で(笑)歌う私にさらなる試練である。曲だけ聴いてると、いい感じにまったりの、酒を飲む場所でかかりそうなSWEETな曲なんだけどな(爆)今オリンピックでも日本が活躍しているが、メダルをもらう時にかかる「君が代」はつい聞き入ってしまうものだ。卒業式で強制的に歌わされるんじゃなくて、こういう場面では自然にこのメロディも「国の歌」として入ってくる。これだと思う。私は個人的に君が代のメロは好きだ。何がしかの意図を持って歌わせようとする大人たちの思惑が嫌なのだ。歌詞の意味が問題なのだろうが、それなら今の時代に合うように「君主」でなく、それぞれの「君」=国民の一人一人=自分、という解釈はどうだろう。というようなのと同じ感じで、私も「神様に感謝する」というのを宗教的にではなく「自分の生きている毎日に」というような感謝として歌おうかと思っている。遠藤周作の「深い河」で「神」を「玉ねぎ」と言い換えたように。ところでアレサ・フランクリンの「Oh happy day」を聴いた。圧巻だ。かっちょいい!最近CDで何枚かゴスペルものを聴いたがみんなアレンジ綺麗過ぎて・・・やっぱりこれだよ。
2004/08/21
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団塊世代であるうちのボスが逮捕された時の彼女の映像を見て「昔可愛かったよな、目が大きくて・・・」と言った。私も長い髪をなびかせカラシニコフかなんかを片手にする若い重信房子の写真を見て、素直に美しいと思った。2000年に逮捕後、留置場で娘の日本での戸籍を得る為に「上申書」として書かれたという「りんごの木の下であなたを産もうと決めた」をたまたま図書館で見つけ読んだ。感想文はまたページに書きたいと思う(いつ書けるか・・・)深読みすると自己弁護、娘の為か心象を良くしようとしているのか、ととれるような面も無くも無いが、読み物としては、時代感や一人の女としての数奇な人生が興味深い。少なくとも彼女が強い思想、理想、正義感を持って「闘争」をしていたのだというのは感じる。この精神、実行力で別分野で何がしかのパイオニアになっていた女性だと思う。今、こういう時代の中で、長く中東にいた彼女が、日本人にもう一度向き合い伝えること、考えさせることは多いかもしれない。
2004/08/17
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10年来の友達が子供連れて来て昼から宴会に・・・相手の子は女の子だし、うちの娘の一つ上なので、お互い兄弟姉妹がいないからちょうどいい。友達には弟、私には妹がいる両方「長女」なので、年下のものを従わせるサディスティックな(笑)気持を知っている。彼女が子供の頃、弟に「私と遊んで欲しければゴミ箱をかぶれ!」と言い放ち、哀れな弟は言われるとおりゴミ箱をかぶったという道化ぶりは語り草である。私は妹は4つも下なので、2つ違いの彼女みたいな従わせ方はそんなになかったと思うが、自分について回る妹が可愛いのとだからなんだか苛めたい、という「Sな気持」は記憶にある。ああ!人間ってラララ~♪ただ産まれた順だけで経験する世界がまったく違うとは!なんという理不尽か。ところで、そんな母親たちは昼から酒を飲み始め、夜まで10時間近くも飲んで話していた。もともと彼女とはお互いの夫婦共に独身の頃の音楽絡みで、飲み友達。今までの10年。これからの10年は・・・自分も若い頃と違う。ダメ母たちのようだけど、実はたま~にの宴会だ。勘弁ね。
2004/08/14
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で、今日休んで土日入れると3連休だが、予定はなし。連れ合いも仕事だし。混む時期なので彼の実家にも今週は行かない。そこで最近は乗り物大好きの娘を「ボンネットバス」に乗せてやろうとしながわ水族館に行った。送迎用の無料バスがレトロなボンネットバスなのだ。ビデオや本で紹介されるのがここのバスなので、娘も興奮。しながわ水族館は都内で唯一イルカのショーをやっている。できて10年くらいだと思うけど、当時私は同級生の女と2人で行った。「私達って・・・?」とか笑ってたよな。それ以来初めてだ。トンネル水槽もなかなか面白い。大きな亀さんの泳ぐ腹の下から見られる。サメの水槽では「おろし金」みたいな歯を間近に見た!娘は怖いとベソをかいた。しかし、さすが盆休み、混んでる!メインのショーは客席があまりにも混んでいて子供がもうやだーと言うので開演寸前に出てしまった。大人はよかれと思って色々連れて行ってやるが、混む時期には子供には可哀相かもしれない。近所で遊ぶのがいちばんかもなぁ。ちなみに帰りのバスで見た光景から、書こうと思っていた「ケータイ」にまつわるページをやっと書くことができたので、こちらもお読みくださると嬉しいです。
2004/08/13
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やってるんです!(ってみんな知ってるか)昨日、同僚と話していて知ったので、ちょうど今朝(夜中3時過ぎからなのよ~)放映だったので見てみました。しかもなんと89年のエアロのPVから始まった(笑)やっぱり彼らもまだ若くて色っぽかったな。小林克也も頭はだいぶ薄くなったが勢いは衰えず、チャートの曲が今風なだけで番組の仕様は昔と同じ。最後のリクエストがWHAM!の「クラブトロピカーナ」ときた。このPV、なんか手抜きな感じで(笑)しかしWHAMの「もうひとり」の人は一体何の意味があったんだろうか。
2004/08/12
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中絶についていろんなことが浮かんできて、だけどまとまらない。それは第一に、私自身がもっともおバカな過去がある人間だからだ。中絶反対!と言う人は、まずご自身は経験されてない方だろう。自分に非があると無いとの差、ですかね。自分の身が綺麗なら、声を大にして反対と言えるかもしれないが、筋として反対でも自分がその愚行をしていたんじゃちょっと言えないでしょう。古い漫画だが里中満知子の「季節風」をご存知の人はいるだろうか。性格の正反対の双子の姉妹の物語。あの中で姉妹の母親(漫画じゃえらいばばぁに描かれてた気がするが高校生の母親だから40代くらいか)が図らずも妊娠して中絶する話がある。ある時産婦人科から出てくる母親を見かけた姉妹。その夜、父親と言い争う声が。なぜ黙って堕ろしたか、と責める父親に「産んだら母親、ではない。育ててこそ、なのだ」(←こんな感じのことで、台詞は正確ではないです)と母親は言う。これを読んだ時、私は中学生で内容もよく理解していなかったが、台詞の意味は現在の私の免罪符にもなっている。5年間母子寮で暮らし、計13年母子家庭だったが、息子も成人し、シングルマザーとしては苦労は少なかった方だ。それでも、ひと一人世の中に出すまでにするって、やっぱり大変な責任だと思う。産んでしまえば、その責任から逃れることはできない。子供って可愛いし、とかそういうだけの問題ではないのだ。私も一人育ててみて、知ったことだけど。どうしても私からは中絶してしまった人へのもの言いしかできない。妊娠の可能性がある人には、「どうしよう!」にならないように、としか言えない。女にとってまったくいいことのない行為である。涙も血も流れる。痛みもある。何かの喪失感、矛盾する安堵感。いたずらに罪悪感を引きずればいいとも思わない。いつまでも別れたくせに水子供養に出かける男女がいた。私はそんなことを一緒にするより、男も巻き込んで子供を育ててみることを、たまたま今回は結果的に選んだ、ということである。それだけのことだ。
2004/08/11
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中絶について色々と意見が交わされています。私もページに書きましたが、こういうことに関してはなかなかまとまりません。自分の恥も出さなくてはどうしても伝えられない面もあります。でも、結果として私は2人の子供に恵まれた、そこから学ぶことは確かにとっても大きい。
2004/08/10
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昨日のサッカーアジアカップ準決勝は、別にひいきのチームのない私などには非常に楽しいゲームだった。おととしのW杯のアイルランドなどがこういう粘りをしていたと思うけど、「見てるだけ」の人間には延長までいってどうなるか予断を許さないのは実に楽しいもんだ。実際、昨日の日本もバーレーンも点の取り合いで面白かった。うちの連れ合いも「試合だけでなく審判にも勝ったんだぜ」と言っていたように、審判も何か公平でないという印象を持たれていたようだし、技術だけでなく、ああいう中で勝った日本チームの精神力は素晴らしいと思った。ところで、今日になって中国の観客の反日感情をあらわにした態度について改善を求めると日本から中国側へ申し入れがあったと報じられた。TVを見ていて実は分からなかったのだが、昨日の観客席の日本サポーターはわずかで、しかも安全の為、周囲を警備員が固めていた!中国人観客たちのブーイングや相手チームへの応援(だって数でいったら大変な多勢に無勢だ)の、あの中で本当によく頑張ったと改めて思った。大体私は別に自国チームを応援しようというのはないのだが、いくらなんでもあれではかなりのプレッシャーではないのか。私達は戦時中、日本が中国で何をしたか教わっていない。また、中国における反日教育というのが、どの程度一般的なのかも定かでない。少なくとも私達世代は「鬼畜米英」などと思ってはいないし、日本を負かした国を敵意を持つような教育はされてない。しかし、時折中国の日本に対しての国・民間レベル問わずの敵意、反感を報じられることがある。そういう時はやはり、「反日教育」というものを考えてしまう。私達は日本の過去を教わらないまま、「なんでそんなに言われるの?」「いつまで言ってやがる」と逆に中国に不信感をもつ。また、中国人による悪質な犯罪も増えているし・・・大体、私個人の中に教わったわけでもないのに「中国人って・・・」という差別感があるのはページでも書いた。いつだったか、中国にいる日本人留学生が中国人を蔑視した行為をして大変な騒ぎに発展したよな。ああいうことも「教わってない日本」と「教え込まれている中国」の大きな隔たりだろう。実は昨日も職場で出たのだが、中国人のやってる店で代金を誤魔化されそうになったという話や、夫の赴任で香港、上海と移った同級生からも驚くべき中国人の実態が知らされてくる。私自身は、あの騒々しい感じが好きでない。こういう話をしているその下地には、既に差別感が横たわっている。ちょっとまとまらないけど、サッカーに関しては日本が強くなったおかげで、今までは南米や欧州で「代理戦争」といわれる中に加わった、とも言えるかなー。決勝、見逃さないようにしよっと。
2004/08/04
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ここの「おすすめ」いぶら氏が虐待のことを日記に書いてたので書込みしてきたところだ。今日、知り合いの生後2ヶ月の子を見てきた。手足を動かすのが楽しい、という時期だ。毎日新しいことが出来るようになる。なんとなく笑ったように見えたり、声を出したりする。私も下の子の時に初めてこういう様子を「もっと見ていたい」と思うようになった。だから上の息子は不憫である。6/8の日記にも書いたが、私はこんな時期の我が子2人とも、感情の高ぶりを抑えられず「虐待」したことがある。自分は臆病者にありがちな激昂する面があり、何度子供がいなければ自分のこんな面を見なくてもいいのに、と思ったことか。神様でもいるなら私のような子供嫌いを学ばせる為に、私の人生を子供で拘束させてるのかもしれない。2人目の子供のおかげでずいぶん良くはなってきたものの、人間性そのものが変わることはないと思う。但し、おかしな人間を世に増やすわけにはいかない。今、子供育ててる親、まわりの大人はよくよく考えるべきだ。毎日のような虐待のニュース。日本っておかしいよな。私も、か。世界一の長寿国、万単位の自殺者、少子化、虐待。
2004/07/28
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週末に家族3人で伊豆の宇佐美のペンションへ行ってきた。伊豆は東京方面からも近い割りに海も綺麗でいいよなー。3歳の誕生日を前に娘も本格的(?)海デビューだ。宇佐美というのは電車なら伊東の一つ手前の駅、車なら数分で伊東だ。「ハトヤ」も見える。ところが新潟出身の連れ合いがハトヤを知らないと言う!「えっ『3段逆スライド方式』知らないの!?」と驚く私。ちょっと地域が違うのかなぁ(笑)帰る前にちょっと波打ち際で子供を遊ばせていると、後ろから「おじょーちゃん、いくつ?」「名前なんていうのー?」と見れば少なくとも会社員でないことは確かなおじさんグループから声がかかった。昨日もビーチで「体に絵の描かれた」お方のファミリーを見たので同類かと思ったが、まぁ龍や天女の絵は描いてない人達だった(笑)ので、「当ててくださーい」とか遊んでしまった私。「漢字1文字です!」「うーん・・・『司』(つかさ)?」言うこともどうもヤンキーぽいな(笑)でもにこやかだけど、このおっさん、ちょっと目つきスルドイ・・・「たくさん持ってきてるから」とうちらに缶ビールをくれた。すると一人が「この人、初代の(・・・と言ったと思う)新宿SPECTERのヘッドなんすよ」おお~!懐かしい(←?)注:私は関わりありません。(笑)私の頃の中高時代と言えばそういう時代でしたよ。私は大田区だから、ROUTE20とかEMPERORでしたかねぇ。(分かる人だけ分かってください)私は洋楽聴いてたから、どうしてもキャロルだとかああいうのがダメで、でもうちら世代の愛読書のひとつは「ハイティーン・ブギ」いやいや、「アタマ」だったんか~このおじさん(ちなみに52歳、再婚子供3人、だって)ってことは!「伝説の男」なのねっ!計4本もビールもらって「どぉもー」と帰る私達の背中に彼らがかけていたCDが聴こえた。やはり永ちゃんだった・・・
2004/07/25
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うちは道路を隔てて小さな神社の裏手にある。昨日今日はここの盆踊りだった。しょぼい神社で露店も数店しか出ないが、以前の日記にも書いたように地域のマンション増加等のためか、人はかなり来る。それにしても、やぐらが立ち、露店が準備しているとわくわくするものだ。暗くなる前に子供たちが集まり始め、ぼちぼち賑わってくるとなぜかそわそわする。保育園への通り道なので帰りがけに見たら、娘ももう早く行きたくなってしまった。露店で売られる玩具などが今風のものになっただけで、浴衣を着た子供たちの楽しみは変わらないのかもしれない。盆踊りもおばちゃんたちだけでなく、意外に若い母親や子供も参加している。・・・しかし盆踊りのリズム感、というか、あれはレゲエに匹敵するだれた(笑)感じだな。みんなで踊るという点で日本のレイヴかと思ってみたが、これは高揚感に達しないだろうな(爆)それでもきちんと踊ろうとすれば結構指先、足先にも神経集中、という感じで軽やかに踊っているおばちゃんもいる。やぐらで太鼓を叩いているのは、ピアスをした高校生くらいの子だし、かき氷を食べてるのもイマドキの子達だ。秋は祭りがあるが、神輿を担ぐのも普段ならHIPHOP系の恰好してそうなお兄ちゃんだったりする。「これでいいのよ、日本人」などと訳の分からん納得をする私だが、時代が変わっていくらかスタイルが変わろうとも、日本人に刷り込まれている風物詩は消えはしないだろうな。
2004/07/23
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ネットのニュースで中絶にまつわるものが2件あったので書く。こと女性にとって敏感にならざるを得ない問題なのは、私自身も中絶経験者なので承知しています。読みたくない方は読まないことをお薦めします。まぁ、極力私自身のコメントはここでは書きませんが。一つ目、横浜の産婦人科で中絶胎児を一般ゴミとして処理していた話。そのために胎児を切り刻んでいたと言う。通常は注射器や臓器などは感染性廃棄物として処理するものだと言うが、経費をうかす為にやっていたのだろうか、この病院は他にも診療費の水増し請求などもやっていたそうだから、病院自体が悪質である。どうも内部告発のようだが、心の中で詫びながら胎児を切断していた職員の発言もあり、すぅっと血の気が引く思いがした。二つ目、都内「進学校」(中学)の夏休み前の生活指導として男性教師が「聞いた話」として中絶手術の様子をこと細かに生徒に説明したという。生徒が気分が悪くなるような内容だったらしい。おまけに「中学生が妊娠すれば(生活力のなさ、などで)中絶するしかない」とか言ったらしい。一つ目のニュースに絡ませて自分の意見を整理する段階でないのであえて何かは書かないでおく。ページの方に書く必要はあると思っている。少なくとも自分の痛みとして感じてしまう部分があるからには・・・しかし!後のほうの教師については許せん!頭悪すぎ、センス悪すぎ!だいたい「聞いた話」で話すことか?!興味本位としか思えない。「開放的になる夏休み前の指導」として話したらしいが、能力が貧困だ・・・そいつ独身か?まさか妻子がいるなんてことないだろうな?昔「金八先生」で「15歳の母」ってのやってたけど、あんなのもきれいごとすぎて私は嫌いだ。まぁ百万歩譲って代弁してやるなら、「こんな恐ろしい手術をするんだぞ」と脅かして「デキちまうようなことはするな」と言いたかったのだろうが、マイナス面を強調するだけの指導の仕方、なんだか情けなくない?それともイマドキのガキどもにはこれくらい言わないとダメってこと?いや、何が気にくわないって、私の持論は「男が中絶を語るな」だ。くどくどと「聞いた話」などで男がそういうことを語ることは許さん。
2004/07/21
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前の日記にも書いたが、私はチャリ通勤で川崎側から丸子橋で多摩川を渡り、都内大田区へ通っている。橋から見える多摩川の土手には何件かの「ブルーシートハウス」があるが、そのひとつは土手というよりコンクリートの護岸の上にある。水面から3段くらい階段がある場所だが、増水すればすぐに水が上がってくるだろう。なんとここの住人はmyボートを係留している。それで水面近くに住んでるのか。それに乗って川に出て魚でも釣るのだろうか。多くのことを気にしなければ、そんな暮らしも悪くはないのかもな。かなり「多く」のことを、だが。日銭を稼げる仕事でもあれば、まぁ食うには困らないかもしれない。あのハウスも「城」と思えば楽しい。それにしても、40度近い暑さの今日などはさすがにつらいだろうな。食べ物も保存できないし・・・でも・・・この住人1年くらいはここにいるんだよ、取り締まられないのかねー、私はどうでもいいんだけど。そういえば下の子妊娠中にグアムに行った時、ビーチに3人の白人の自由人がいて(キャンプしてる、っていうんじゃないな、あれは。ボロ車に住んでるみたいだった)ちょっとお喋りした。きたねー鍋でなんか料理してて「君もどうだい?」とでも言われたら困るな、とか思ったが、バケツで冷やしていた7UPをくれたっけな。
2004/07/20
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・・・へ行ってきた、と言ったら「へぇ、マリンスポーツとかやってるんですか」と言われたことがあるが、その人はどこかの「島」と思ったらしい。川崎の人くらいなら知ってるだろうと思ったんだけど。城南島とは都内大田区の東京湾埋立地のひとつ。10年来の私のお気に入りの場所だ。昔はふらっと原チャリで行ったりした。羽田に降りてくる飛行機の腹の下が見える。飛行機は数分おきにやってきて空も結構混んでるな、と思う。今日は車で娘と2人で行ってきた。何年か前に綺麗に整備され、一応砂浜があり、結構賑わっている。といっても海の家などない。だって遊泳禁止だから!でもいるんだよねー、泳いでるのが(笑)なんたって東京湾だから、さすがに私は海につかる気にはならない。子供も入れたくない。そうは言っても娘はべちゃーとお尻をつけて座り、波や泥の感覚を楽しんでいる。大田区の生まれ育ちの私には東京湾、羽田空港はなじみ深いものだし、ここ20年は品川で暮らしていて、3年前まで品川の運河のそばに住んでて品川インターシティや天王洲のビルと運河を毎日眺めていた。親の実家は藤沢、鎌倉で、まぁ、あまり綺麗な海に縁はないってことだな。旅行で奄美、沖縄、グアムと綺麗な海も見たので確かにここいらの海は水の色が汚いとは思うけど、埠頭の雰囲気やそこへ行き来するトラックだの、そういうものは自分の中に「刷り込まれて」いるものかもしれない。といいつつ今週末は伊豆へ行ってくるのだ♪
2004/07/18
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ちっ、昨日の日記はなんだか「鬱」だな・・・削除したい気持ちに駆られたが、これも私だ。残しといてやる(笑)今日はゴスペルのレッスン日。体験受講の人が3人もいて嬉しい驚き。しかも若い人ばかり!・・・というと今いる人に失礼だが、私と同年代とそれより上の人しかいないんだから実際「若くない」のだ。(笑)今日は総勢8人で歌ったのでなかなかよかった。やっぱり人数は多い方がいいね。「This little light of mine」は歌うのもいいが、いわゆる3コードの曲で私の大好きパターン。正直これならバンドでやりたい感じ!オルガンは絶対絡ませたいなぁ。初めての人もいることで今日は知名度の高い「Oh happy day」を練習。この前の日記にも書いたけど、この曲は構成やメロディーがシンプルなのでかえって盛り上げるのが難しい。前回の練習で私は最初からコケてしまい、すっかり調子が出なかった。最後のrepeatは人数も多いせいか、tripできそうだった(笑)反復繰り返しの「妙」についてはページの方に書くのでよろしく。講師のくにぴ先生は昨夜ライブで明日もライブだと。はぁ~まったりできる空間で音楽と酒を楽しみたいよぉ~今の私にはそれがない!
2004/07/17
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日記の更新が滞るのも、私の日常にこれといったものがないからである。私はとてもお愛想のない人間で世間話が苦手だ。飲み屋でバイトしていた時もあまりの無愛想にママさんに注意された。連れ合いにも「俺と話すことはないのか」と言われるくらい、対面していても面白みのないところが自分の親そっくりで嫌である(爆)基本的に「今日どうだった、こうだった」ということを人に話そうという気があまりない。話してどうなるのか、って感じだから。というか話すほどの何かのない日々だからかもしれない。要は平和ボケか。但し、私の頭の中はしょっちゅう独り言を言っている。他人と話すシュミレーションもしている。しかし私の脳はそれを言語にする能力を欠いているようだ。
2004/07/16
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大抵朝起きてちょこっとネットのニュースなど見るのだけど、今日は参院選のことばかりだろうなーと見てみたら目に入ったので、つい日記に書いてしまうが、茨城の幼い兄弟殺人未遂事件の犯人は【祖母】だった!いやー中学生が人殺しても驚かない私だが、これには呆れた。「嫁を困らせようと」(=殺意はなかった)だって。直接やれよ!嫁に!子供たちは首を絞められ脳障害の恐れもあるという・・・しかもお兄ちゃんの方は最初「変なおじさんにやられた」と言っていたそうだ。可哀相に・・・おばあちゃんにやられたとは言えなかったのか、その事実を心が拒絶したのか。若い者の精神がどうのこうのはよく言われることだが、このばあさんなどは私の親の年代である。それがこの短絡的思考である。のどかな田舎で畑仕事をしているようなばあさんが、だ。自分が嫁だったら、こんな家にこれから先いられるだろうか。嫁が憎くても孫は可愛いというのが一般的と思うんだけど。
2004/07/12
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数少ない私の友達の一人が家を買ったので、今日は引越し。一戸建てを購入と言っても築年数も古く借地権なのでかなりお安かったそうだ。友達はバツ2である。8年位前、2度目の結婚相手は大阪の人で、彼が大阪から車で東京まで来て荷物を積んで大阪へ彼女を連れて行った。彼女は当時ネコ3匹と犬1匹と暮らしていた。その時も私は今の私の連れ合いと引越しを手伝ったが、ワンボックスに荷物と動物たちを乗せていく様はサーカス一座の移動のようで笑えた。彼女が大阪にいる何年間、私は中学生だった上の息子を連れて2度訪ね、そして3年前には再婚して生後何ヶ月の娘を連れて行った。私のほうも人生ちょっとした変化はあったわけだ。結局、数年後に友達は離婚しこっちに戻ってきて、今度はやっとお父さんに先立たれたお母さんと暮らす家を手に入れた。大阪にいる間、犬ネコ各1匹増えて。引越し業者は生き物は乗せないので、今日は私がうちの車で動物たちを連れて行くことに。暑かったので途中ネコが舌を出してしまって焦った・・・!購入した家は高台にあり、古いがほっとする家だった。横浜市内なんだけど、なんだかどこかの田舎みたいな感じ。あぁ、新築マンションなんてやっぱり面白くねぇ!早くもこの家に遊びに来て彼女の料理を味わいたい、とつい思ってしまった。彼女は外人と商談し、海外出張もするようなキャリアウーマンなんだけど、私とはボケ友達、というか、年もむこうが6歳上なんだけどね。友達の新生活が素敵なものであって欲しい。
2004/07/10
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なんか最近TVでも血液型の話が多いなぁと思っていると、ブーム?らしい。私にとっては、血液型による性格の分類はかなり昔からの「定説」で、今更目新しいことはない。A型(自分です)というのがえらくつまらんもので、B型が身勝手なことなど!(怒)わかっておるわい!ちなみにうちの連れ合いはBで、一緒に暮らすと疲れます。距離を置けばなかなか魅力的なのがBであるのは認めますが、巷で言われるとーりAとBは相性が悪い。生活を共にすると、こちらの精神衛生上ひじょーーーに悪い。でも、私、B型の女性とは意外に合う。確かに反対の性格だけど、正直で感情に素直、ねちねちしないところなど憧れているせいでしょう。この世で合わない同性のB型は自分の母親だけ。Aは自分に似てるのでわかりやすいが、嫌なところも分かる感じなのは嫌。なんか冒険できない感じだし。私ってすごい臆病なの。あと場所が変わると寝れない(今はないけど子供の頃)、つり革には触れるので病的に潔癖症ではないけど通じるものあり。でもうちのボス(A)には「ほんとにAか?B入ってるんじゃない?」と言われる面もあるらしい。第一印象ではBと思われることもあるらしい。初対面の時なんか強気だから。後になるとヘタレ。(ダメなやつ)まぁ、父A(銀行員)、母B、妹AB(強者!)だから。最初の亭主はA、とてもジェラシーが強かった。世間で嫉妬心の強い男はたいていAじゃないのか?(決めつけ!)計画的犯行とか恨み募らせてひどい殺し方するのもAじゃないの?そういう私も好きな男に対して、自分では情熱のつもりでかなりストーカーみたいなことしたし・・・そして今の亭主はB。ある意味、楽。前段と矛盾するけど、ジェラシーとか人のこと詮索するってことがないのでね。言わないと気が利かないのだが、言えばまぁやるし、ものごと楽しめる性格で。但し、開けっ放し、つけっ放し、はB男の特徴のようだ。B亭主・B彼氏をもつ周りの友人たちの評判はとても悪い。彼らの後始末をしてまわらなければならないからだ。それと喧嘩の後のセックスなど私は絶対しない。いや、セックスに限らず食事でもいいけど、とにかくそういうことの後でいきなり何もなかったかのようには振舞えない。Bはできるらしい。それはそれ、これはこれ、なのだな、彼らは。血液型をことさら性格に結びつけるのは日本人くらいだそうだが、B型西欧人と結婚してる友人は血液型に国境なし!と言う。ちなみにAの割合が日本より多い国はドイツだそうだからなんとなくわかる。血液型が「相性占い」「性格診断」レベルで語られているうちは、「そんなの科学的根拠はない」と言われるだろう。確かに統計学だそうだから、みんなある範疇に分類できるのは当然かもしれない。あるHPで「血液型」でなく「体質型」であるというのを読んだ。また以前、女性誌でいずれDNA解析で個人の性格、性質がわかるようになるという特集で、身体的な情報(体型だとか体質、例えば汗かきである、とか)から性格判断をするのがあった。従来の性格判断は何かに対してどう行動するかをYES・NOを積み上げていくものだから、行動自体に性格が出ると思えば理解できるが、身体的情報だけから性格が分かるというのは、血液型による性格判断の延長上にDNA解析があると言えるのでないだろうか。血液型が「体質型」であるなら、体質はやはり遺伝が大きいのだしそれは遺伝情報だ。血液型を分けている物質?成分?がある訳だから、それが性格にどう作用するか科学的にわかれば、「いちいち血液型で判断するなよ」と言うB型に「ほーらごらん!」と言えるのだが!
2004/07/07
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いやー今日はチョー暑かった。今年一番、だそうだ。「運動の為」のチャリ通勤もお肌の組織を破壊してるだけってなもんだよ。しかも私の通う道は行きも帰りも太陽に向かって、という方角・・・スーツ着てる男の人たち偉いよなぁ。私は暑くなると襟と袖のある服はもうダメ。今朝、チャリに乗りながら「お、かっこいいタンクトップだな」と見かけた黒のタンクトップの女性、顔を見たら「うっ!!!」えらいばばぁだった。時折そういう変に張り切った恰好のおばさんを見かけるが。私も気をつけねば・・・
2004/07/06
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近所に市の国際交流施設があり、今日はそこで毎年恒例のイベント「インターナショナルフェスティバル」があった。ここへ越してきて3年、私がこのイベントに行くのも今回4回目だ。地域でも定着したイベントなのか近所でも人がぞろぞろと向かっている。私も娘と出かけた。バザーや地域の色々な団体の発表会、庭園では色々な国の屋台が出る。今年も韓国、中国、インド、ベトナム、ブラジルなどが料理を出している。といっても一品何百円なので簡単な料理だし、売っているのもおそらく日本で商売をしているのであろう外国人とボランティアとか高校生、という感じ。昔、教会に行っていた頃のバザーをふと思い出した。色々準備をして、お客さんの呼び込みをして、なんだか楽しかったよなぁ。しかし、目移りする・・・かといって2歳の娘とでは食べられるものも量も限られるし。とりあえずベトナムのフォー。辛味はお好みで入れられるのだが、我慢してレモン汁だけ。でも美味しかった!私は料理にうるさくない(=上達もしない)のでなんでも旨いのだが。娘も喜んで食べていた。しかーし!辛いものが食いてぇ~!私は去年まで3回このイベントではインドカレーを買っている。だけどちょい不満。ナンは焼いたのを持ってきて売ってるし。ふと見るとバナナの葉にのせてくれるスリランカカレーが!おお!しかも「外米」!こういうのに日本の米はやはり合わない。「インドカレーとは全然違いますよ」と言われて食べてみたが、ココナツの風味がどちらかというとインドネシア風?それに鶏肉の煮込みと辛い味付けのサラダがのっているワンディッシュ。美味しかった!お土産にもう一つ買っちゃった。暑いもののひどく蒸し暑くはなく、天気は良く、私も財布に金があり(=職があり収入がある)食べたいものを買えて、お腹も満足。周りの人々も同様だ。子供たちははしゃいでいるし、大人は木陰で料理を味わっている。なんて「平和」なんだろうとため息が出た。今日初めて娘は「わたがし」を食べた。ふわふわの淡いピンクのわたがしを幸せそうに・・・
2004/07/04
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子供は早々に寝たし、連れ合いは夜勤、息子はカノジョの誕生日でお出かけ、というわけで一人飲みながらレンタルのDVD「マレーナ」をゆっくり観ることができた。この感想文、ページ「Soul Kitchen」内にUPしました。どなたかご意見くれると嬉しいです。(だれもこないだろな)いつも土曜日やってる教育テレビの「うたっておどろんぱ」で森山直太朗「さくら」をパクった(パロった)「ドーナツ(独唱)」というのをやってて笑えた。あのPVと同じく白い背景にピアノ弾く人が横にいるのも同じになってて!
2004/07/03
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おとといだか、うちの近辺のマンション建設現場で強風でクレーンが倒れ人が死んだらしい。チャリ通勤の途中にある場所かと思い、通りがかりに見てみたがよくわからなかった。それにしてもちょっと上を見回すと見える範囲(数百mくらいか)3箇所はクレーンが見える。そう、この近辺、もともと寮や社宅地域でそれらが立ち退き、マンション建設のかなり競争地なのだ。うちの職場は測量をやっているが、やはりこの地域で某会社の資産整理の一環で社宅をやめるので土地の測量をした。そして某大手マンション会社が買ったということだ。ここへ越してきて3年だが、目に付くだけでも相当地域のマンションは増え、人も増えていると思う。うちにも不動産のチラシがしょっちゅう入っている。私は小洒落た新築マンションにまったく興味がない。仕事で新築の建物を見ることも多いが、最近は照明や調理器具を全て電気でリモコン操作するような一見便利だが、なにかうざいシステムになってきている。しかし・・・こうやたらと新築していいものだろうか。街づくりとか考えてないよな。建築自体は法に沿っていれば建ててはいけないとは言えない。でも、ここら辺って便利な沿線だが結構畑もあって、玄関先に自分とこで採れた野菜を売ってたりするのも風情なのだ。そういうところもいずれ代変わりすると手放すのだろうか。あーやだー
2004/06/29
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土曜の夕方環七の渋滞にハマりながら江古田にたどり着いた。先日も書いたが今日は西山君のライブ。STICKという楽器弾く人がを国内でどれほどかは知らないが、(どんなものかは彼のHPへどうぞ)まぁやたらに見かけることはないものであるのは確か。10年前にベースを探していた私のいたバンドを手伝ってくれた時、初めて見て面白いと思った。弦楽器だが弾き方は鍵盤楽器のようでもある。当時まだ若く髪も長かった妙な色気もあった彼は、今は短く刈った髪で髭をたくわえていた。子供もうちの下の子と同い年だ。場所は「プログレ喫茶」だそうで、そういう店がある江古田はいい街だなぁ~!朗読するようにソロの演奏をした彼、「創作」を続けている姿を見て私も潤ったような気がした。しかし・・・この前もゴスペルの先生がバンドを務めるグループのライブも子連れで行って2曲しか聴けなかった。連れて行かれる子供も嫌かもしれないが、もう少し落ち着いて聴きたいものだ。結局私は十数年前から同じことをやってる。離婚後、息子を連れて野外のレゲエやブルースのコンサートにもスタジオ練習にも行ったよなぁ。
2004/06/26
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私は目を疑った。つい前日のニュースで、解放の交渉をしていて無事であると伝えられたイラクの韓国人人質の方が翌朝(昨日)一転殺害されたと報じられた。また、関わりのない人が残忍な方法で命を奪われた。どういったらいいのか、私は遺族でないので直接的な怒りというよりとにかくもうやめてくれ、と思う。何にもならない、当事国は軍など撤退しない。つくづく日本人の人質は運がよかった。日本も運がよかった。飛行機代の請求とか呑気なことを言ってられるくらいだ。もし最悪の事態になっても当然日本も自衛隊を撤退しないだろう。スペインくらいの被害者が出れば決断するのか。撤退すると腰抜けといわれるのか。このうえまだ多国籍「軍」にまで自衛隊を参加させるという。オランダ軍は来年撤退を決めているらしい。『ブッシュ米大統領は22日、金鮮一(キム・ソンイル)さん殺害を受けて「自由世界は、野蛮な人々の残虐行為に屈しないことを盧武鉉大統領が理解してくれるよう希望する」と述べ、韓国政府が予定通りイラクに追加派兵をするよう求めた。ホワイトハウスで記者団の質問に答えた。 大統領は人質を殺害したグループに対して「彼らは我々の意志と自信をくじこうとしている。我々を撤退させて、邪悪な夢想を人々に押しつけようとしている」と非難。「しかし、我々は自由と人権、人間の尊厳を強く信じており、米国が屈することは決してない。盧大統領もわかっていると思う」と述べた。』ブッシュは鬼か!大体この発言でもわかるように、派兵をしている国は「米国の」ためだという彼の考えが明らかだ。『邪悪な夢想を人々に押しつけようとしている」と非難。』って、あんたも自分の思う民主主義とか自由とかを押し付けてるじゃないか。こんなやつに関わりのない人を殺して対抗しないでくれ、「武装勢力」だかの人達。彼らも自分たちの尊厳を踏みにじられたのだろう。それとも便乗するテロリスト、というだけなのか。ずいぶん前に読んだ「テロリストと呼ばれた女たち」という本の中で例えば爆破テロを行う時に「あの建物に老人や子供がいる、などとは考えない。敵がいるとしか思わない」というようなことを女テロリストが言っていた。攻撃する論理はそうだろう。空爆する米軍だってそうだ。でも・・・悲惨すぎる。あの韓国人の遺族の悲しみようを見ると、今更ながら「自己責任」と冷ややかに人質の家族を見ていた私や多くの日本人は、平和ボケといわれて仕方ない。
2004/06/24
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この楽天のHPをお使いの方はご存知だろうが、本人が日記の更新したりいろんな設定を変更したりするいわば「楽屋裏」で、誰がアクセスしたかわかる機能がある。着信機能みたいなものとでもいうか。楽天のメンバーはメンバー名が(私ならSLASH555)出るので誰かわかるが、それ以外はプロバイダ名のみが出るだけなので誰か特定はできない。日記を更新すると新着一覧にのるからか、いつも大体10件くらい誰かが訪問している。土曜日以後2日間日記を更新してないのになぜか今日も10数人が来てくれているようだ。不思議だ。いつもは2日も経つと殆ど誰も来ないのにねー。しかも楽天メンバーじゃない人ばかりだ。今週土曜はリンクしているSTICK奏者の西山君のライブ。彼とは10年近く前バンドを手伝ってもらった関係。今回は奥様の絵の展示もあるそうだ。彼もずっと音楽活動を続けている。何かを創作してる人、表現してる人、私は自分に何も無いだけにそういう人と少しばかり関わっていたいんだろうな。でも・・・眺めてばかりじゃいたくないのも私の性分かも。
2004/06/21
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今日のゴスペル練習は「Oh happy day」CMでも使ってるから誰でも聞いたことある曲だけど、「神が私の罪を清めてくださった」と思えねー私はどう歌おうかねぇ(笑)曲自体がヘタすると単調になってしまうからこそ、最後のしつこいリピートで盛り上げたいところだが。今うちのクラスは6人で3パートを2人ずつなのだが、この曲はリードがある。それを私と組んでる彼女がやりたいと申し出た。なにぃ~私は一人でやるんかい?あぁ~っそりゃやりたいよ、私だって、リード!歌えりゃーさ!でもページでも書いてるけど下手だからね、くにぴ先生、分かってくれる?ちなみに彼女はとてもカッコよく歌ってくれた。尊敬だ。私も高みに昇る気持ちで(笑)歌うよっ
2004/06/19
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いや~体調のせいでずいぶん空いてしまったな・・・今日は軽い話題でいこう。「布袋・高岡(早紀)W不倫騒動」だそうだが、山下久美子から略奪愛(だったよね?)で今井美樹と結婚したのでも「なぜ今井美樹ほどの女性がわざわざあんな顔の悪い男と?」と不思議でならなかった。山下久美子とならロッカー夫婦でわかるが、なんかファッションもロッカー風で女優の今井美樹とでは不似合いでは?とも思うし、大体歌が下手だ。ソングライティングの才能などはあるのだろうが・・・あぁ、よほど「可愛いところ」のある男なのだろう。今回も「美樹ちゃんは許してくれた」そうだし。私も過去にそうやって「おおらか」を装って許してやろうとしたことがあったが、腹立たしさは消えないね。私A型だから!(←?)そんなことより雅子さまが気の毒で・・・皇室は人格を殺すね、まったく。雅子さまも紀子さまも普通の人間らしい笑顔じゃなくなってたもの。「象徴」だけなんだから世継ぎなんて男でも女でもいいと思うけどね。でも浩宮くんは男をあげたね。彼が妻の側に立って発言できる男だというのは救いですよね。
2004/06/18
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おとといからなんか体調が悪くなり、胃もすっきりしないので昨日は昼抜きにして午後は外回りで半袖だったので肌寒く、すっかりlowに。夜中には吐いてしまった・・・なんなんだー?先々週娘がやっぱり吐いて以来なんとなく調子がよくなく、それをもらったのか・・・?一晩中体もだるく胃腸がぎゅっとなる感じで「う~~ん」「あうぅ~」とか言ってた。ところでうちは夫婦別室なのだが、こういう日は彼の隣で寝てみるか、と枕と毛布を持ってもぐりこんだのだが、しまった!いびきがやかましくて早々に退散。そう、すごいんだ、うちの彼のいびき。しかも途中で止まるやつ。やばいっすね。今日はそんな訳で一日だらだらごろごろしてた。
2004/06/12
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仕事の用で川口まで出かける電車内で文春を読んだ。目当ての記事は勿論、佐世保の事件である。皮肉だがこういう悲惨な事件があると、週刊誌なんてのは普段よりきっと売れるのだろう。自分でも半ば売り上げに加担していると思うのが嫌なのであるが、何故こういうものを読みたいかというと、勿論興味本位もあるだろうが、自分の中で消化不良だからかもしれない。また、この前の日記にも書いたように自分の残虐性を一度ならずとも自覚したことがあるので、加害者のことを知りたくなるのかもしれない。それにしても、週刊誌には(私は主にネットのニュースだが)TVなどではぼかされてる加害者の自筆「似顔絵」なども出ていて、まことしやかに「関係者誰某」の話とかが載っていて、こういう取材って色々なところを探って他誌と競ってるんだなーと思うと、もっともらしく家庭や学校の責任がどうのと書かれてもわざとらしい。ところで精神鑑定はするべきです。おかしいとかおかしくないというより、データとして。普通の子、というけど、彼女は人生のどこかで事件を起こしたと思いますね、私は。だけど「naturalborn killer」というものがいるんだろうか。それは危険な考え方と思うと同時に、自分も母親なので、自分の産み出した者が人殺しという加害者側の母親の立場を考えると途方にくれてしまいます。それでも我が子を案じることが出来るだろうか。過干渉や厳しい親なんて幾らでもいる。どこまで責任があるのだろうか。歴史上の子供の犯罪を掲載しているサイトを覗きました。結構あるんです。子供の殺人。ふと2歳の我が子の保育園などを見てみると、自己の欲求の為に相手を叩いたり物を投げたり噛み付いたりしてるわけです。凶器を持たせたら血みどろの世界(寒い笑い)まさか子供が人殺しなどするわけがない、という先入観はオトナが勝手に思っているのでは?この辺を変えてみると、もう少し驚かなくなるし、逆にきちんと罰するべきと思えるのかもしれません。
2004/06/10
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暗い話題の日記が多いのでむりやりアットホームに始めよう。来月3歳の娘が「とーちゃんにおやすみのちゅーする」と父親の顔を両手で挟んで、ちゅーしてました。はぁぁ~ 今だけだよなぁ、そんなのって。ある年頃になると掌を返したように父親なんて「けっ!」てな態度になるからね、今は貴重な時期なんだね。まぁうちの彼はそれほど娘にメロメロな父親ではないけど、どんな気分なんだろ。私はあえて聞きもしないけど。親の愛情は無償、とかいうのって私はどうかな、と常々思っている。そんなのオトナが恩着せがましく言うものではない。むしろある時期の子供こそ、無償で親に愛をくれている。偉ぶって言うのではない。(暗い話題に突入です)私は乳児を2階から放り投げる妄想を何度したことか。泣き止まないからと大声を出したり叩いたことがある。自分が恐ろしかったが、瞬間のかっとなる高ぶりに負けるのだ。今日も虐待死のニュースがあったが、私はそこまでやらなかっただけのことでそういう加害者と地続きだ。だから余計踏みとどまってほしいと思う。本当なら無償の愛をくれる短い時間だから・・・はい、やっぱり暗くなりましたね!
2004/06/08
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我ながら毎日どうしてこう暗い話題なのか。わかりました。私自身にはストレスがないからですね。家庭にも職場にもこれといってストレスの原因になるものがないんですね。自分の周りに嫌な人もいない。素晴らしい!ありがたい!だから世間のことをぐたぐたと書けるのでしょう。これは私が何かの「渦中」にいないという意味でもある。
2004/06/06
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まず訂正。岡崎京子の「リバーズエッジ」で刺されたのが妹でした(ちなみに凶器はカッター)久々読み返してみました。93年から94年にかけての連載というこの漫画の登場人物たちの感覚。この高校生たちの感覚が今もっと下の年代に移行したのかと思えた。神戸の事件も起きる前よ、これ。現実感の乏しさ、閉塞的な日常の暴力、蓄積される憎悪、そして事件がおきる・・・ところでうちにもありましたね、コミックの「BR」息子が持ってました。つい読んでしまった。問題の「相馬光子」の殺戮シーンも読みましたが、なんていうか大体絵がビジネスマンとかの読むエロっぽい漫画みたいで素敵でない。彼女の「悲しい生い立ち」回想シーンもなんだかねー。大体うちらは怪奇漫画、オカルト映画世代で、結構、残酷描写に慣れてるんです!私も小学生の頃マンが描いてて「血しぶき」の描き方なんか研究してたんだから今の時代ならヤバイ子供ってわけ?やっぱりそういうところで何か吐き出していたのだろうか。今回長崎の事件で加害女児の親の言う「NOと言えない子」というのが気になる。私がそうだった。ある時期までなかなか優等生。マンガや詩を書いたりするのが好きだったが、適度にこうるさい両親で、机の中を探られたりして、書いたものを見つけて年齢に不相応と思ったのか注意された。こういうのが隠れてやるきっかけになる。昔だからロックミュージックも「不良」ポスターをよく剥がされた。そして私も黙ってまた貼り直した。母親は机や持ち物を探っては、よく手紙を置いていた。面と向かって言わないのだ。今回の事件に照らすと、確かに文字で書かれると不快で気味が悪い。私も同じで直接言葉で反発しなかった。そうは言っても髪の色は変わったけど(笑)30年近く前だから髪をブリーチするのはかなりのことだ。なるほど、どこかでサイン出してるって訳。それでも、友人の夜遊びにつきあわないどころか、高校生でも夜7時に帰るように言われ結構守っていた。今で言う「ヘタレ」な自分に更に自己嫌悪し、苛立ちも募った。自分に対してと親に対して。余計「反社会的」なものに、それを実行してる人に憧れた。そういう人は正直だと思えた。だから、加害女児が一説では母親に言われて部活を辞めた以降おかしくなったというのがひっかかる。その時直接、自己表現できたら違ったかもしれない。それができないような面を「いいこぶってる」と書かれたのかもしれない。何故反発(NOと言えない)できないか。自分の過去から言うと「母親の抑圧が強い」のである。小さい頃からそうしてしまったのだ。よくわからないのだが、うちも特別にスパルタされた訳でもないのだ。なのに何故萎縮していたのか。思うに子供自身に判断決断をさせなかったのではないか。子供が選択しようとするものを母親が「違うじゃないの!」とか「こっちがいいのよ!」とか母親の「正しい」「よい」という判断で奪っていたのではないか。しかも母親はよかれと思っているのが不幸だ。子供も強く反発しないと親はそれで安心。しかし不満は募る。長崎の加害女児の鬱積した不満・悪意を一身に受けてしまったのが被害者のような気がする。友人に刃を向けなければ、この子はいずれ親か自身を傷つけたのではないだろうか。私は幸い部活やバンドや楽しいこともあってなんとかなった。親の「うぜー」支配からやっと18歳で逃れたが、方法を誤ったのがまずかったけど。今、本当に私も娘を育てる途上で、自分の言動を顧みなくてはいけないとつくづく思う。
2004/06/05
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今週立派な人を二人見た。一人は長崎の事件の被害者のお父さん。つらいものがあるので、ちょっとこれだけにしておきますが。そして、橋田信介さんの奥様。この数日間テレビで見るときはいつもきちんとした身なりをされていたのが、御主人を迎えに来たという姿勢を感じさせた。遺品となった銃痕と血のついた帽子を公開されたが、彼女にとってそれが残されていたのは救いだったのかもしれない。結婚生活ずっと楽しく特に子供が出来てから幸せだったと仰っていたが、私も涙が出た。橋田氏の人間性が伝わってくるし、奥様の彼への愛情と尊敬の念の深さが痛いほどだった。・・・そして醜悪なものは、昨日の「強行採決」与党も勿論だが、あのおばさん議員、机に乗ってるの(おなじみ)なんとかしてくれ。こういう場合、女だからどうのと言ってられないのもわかるが、単に醜悪です。子供が見てるんだよ。
2004/06/04
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10代の女の子の虚無感、厭世観・・・ふとこの映画を思い出した。それから自分の持ってる岡崎京子のコミック「リバーズエッジ」で姉を刺す「ブス」な妹。不快の相手そのものでなくその幼い娘を手にかけた山田みつ子被告。女の殺意(自他殺含め)を考えていくつかのイメージが浮かんだ。ネット上で嫌なことを言われたというのは、女の子なら身体的な欠陥のことかな、と思っていたらどうもそうらしいという報道が出ている。争ううちに誤って刺してしまった凶器を、驚いて抜こうとして逆に致命傷にしてしまったのか、と思っていたが、どうも殺意をもっていたらしい。私の時代にも女の子グループでの陰口、仲間はずれなどがあった。特に身体的な事に対しての悪口は確かに自分の卑下につながり、妬みにもなり、女の子の人生最大、深刻な問題だ。これが劣っていることは自分に幸福な将来はないとまで思え、死にたい気持ちになってしまう。私もずっと自分は醜いと思っていて、卑屈にもなり、大人になっても尾を引いた。かといって苛めの対象にもなったことは無いのだが。ちょっとからかわれたりしたのが、どんどん自分で自分を落としていってた気がする。私も結構粘着質で、自分に対してされた嫌なことは忘れないし、自己増幅してしまうほうだ。同じ目にあっても逆恨みをするのはこういうタイプだ。もう少しの知恵か、別の友達かなんでもいいけどあれば、歪んだ気持ちを拡散させることはできるかもしれなかったが、やはりそういう意味では、小学生では未熟さもあるかもしれない。報道でどこまで出てくるかわからないが、加害者を追い立てたのが被害者の「悪口」ということになると、被害者側が更につらい目にあうこともありえる。だが、おそらく他人が聞いたら命を奪うほどのことかと思うようなことだろう。悪口がいけないにしろ、そのことと人を殺すことは別に考えたい。「殺したいくらい憎む」ことは理解できる、という意見はこれからも出てくるだろうが、後ろから目隠しをして(報道による)切りつけるという殺人行為を実行することとの境界はきちんと区別したい。
2004/06/03
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なんか自分で見てもいかにも「世界のこと考えてます!」ふうな、ことばっか日記に書いてるよな・・・。実は私って最初の結婚時の姑に「あなたは口ばっかり偉そうなのよ」と言われたくらいなんで、ほんと口ばっか、なんです(爆)何を実行するでもない、ボランティアのひとつやるでもない、自分の子一人にさえも冷たい言葉を投げたりして。上官に命じられたら虐待でも何でもやっちまうやつだよ。でも、まぁ日記はその日思ったことを書いてるんで、たまに誰かがそれに対してなんかの反応してくれるのも、それはまた面白くて。長い前置き。今日職場の最寄駅、東急多摩川線鵜の木駅で人身事故があったらしい。信じられない。3両編成の終点まで片道10分の田舎電車だぜ?飛びこみだとしたら、なぜこんな線を?速度遅いから痛いだろうな。運転士さんが気の毒だ。まさかこの線で人を轢くとは思わないよなあ。
2004/06/01
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今日のニュースにこういうのがありました↓伊首相「ブッシュ大統領は感情を持った普通の男」 [ローマ 30日 ロイター] イタリアのベルルスコーニ首相は国内テレビとのインタビューで、ブッシュ大統領が誤解されやすいのは個人的に大統領を知らず、繊細な面を持っていることに気が付かないからだとの見解を示した。 首相は「彼は普通の男だ。誰に対してもオープン。家族思いの夫で、2人の子供を愛している。まったく我々と同じだ」と述べた。そのうえで「(イラクでの)米軍兵士犠牲者については特に心を痛めている」と指摘した。・・・だそうです。昔、教会で読んだ聖書の一文に確かこんなのがあったと思うんですが、有名な「あなたの隣人を愛しなさい」というやつです。断っておくが私は別にキリスト教信者でも何でもありません。うろ覚えですので文言が正しくないとも思いますが、「自分の子に良くするのは当たり前である。悪人でさえそうである。自分の子が魚が食べたいというのに蛇を与える者があろうか・・・」とかいうんだったと思います。だから身内に良くするのは当たり前であって、「隣人」にこそよくするべきだ、というような。この「隣人」というのは別に近しい人、というのでなく、多分逆に思想の違うような人、普段好ましいとは思えない人、とかそういうものではないかと思います。(もし解釈や引用の誤りがあればお詫びします)という訳で、ブッシュ氏が普通に家族を愛していようがそんなことは聖書の中では当たり前なのです。(麻原ショーコーだって自分の子は可愛がったでしょう。)このようなことを知ってか知らずしてか、伊首相はご丁寧に弁護しているのは彼もおかしいと思います。
2004/05/31
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・・・と、テレビ朝日の「報道ステーション」で紹介されていた橋田氏を初めて知ったのは、たかだかひと月足らず前、のことだ。えっあの人が?!と非常に驚いた。あの時の彼の持つ雰囲気はとても素敵だった。この時の放映では人質事件についてコメントする場面で、人質になった日本人たちに対して、私を含む大方の日本人のような批判をせず、しかし判断の甘さなどは指摘しつつも、失敗を重ねても世界に関わろうとする若い人たちを評価していた温かさ、熱意、そして「自分のカミさんには、自分は誇りを持ってやってるのだから、もしこのようなことがあっても命乞いをするな(注・表現は私の記憶で正しい本人の発言とは弱冠違います)と言いますね」、というようなことを言って笑っていた。・・・今日確かに彼の奥様は気丈に振舞われていた。沢田教一氏も襲撃されて亡くなったのではなかったか・・・そう思い10年位前に友人がくれた文庫本「ライカでグッドバイ」を引っ張り出した。1970年のカンボジア。銃撃を受け林に突っ込み横転した車、という状況が今回の事件に似ていて心臓がぎゅっとなる。この時、沢田氏はいつもなら取材に出かけない(夕方に近い時間に出るのは危険という)時間に支局長に誘われ、一旦断ったのに出て行ったそうだ。プロの勘で、もしかしたら彼もこの時胸騒ぎを感じたのかもしれない。「今回が一番危ない」と橋田氏も言っていた。布団の上で死なない、ということは彼らジャーナリストは心においているとは思うが、今回の目的であった目を負傷した少年を日本に連れ帰ることができなかったことを、おそらく橋田氏はいちばん無念に感じているだろう。
2004/05/28
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23日の日記にあるインドカレー店のオーナーはバングラ人である。先日行ったのは彼の弟が任されている店で、私は弟の店にも何度か手伝いに行ったことがある。今回の報道で私は即座に彼らのことを考えた。彼らもモスリムである。使っているインド人のコック達はヒンズーだったが。その店で約1年バイトしたが、この時の事は楽しい思い出である。(そのことはページに近いうち書こうと思うが)彼らが普通に日本で商売をしているにせよ、今回の同国人の逮捕は何がしかの緊張をもたらしてはいるだろう。そして私達日本人もこういうことがきっかけで偏見や疑心暗鬼に陥ったりする可能性もあるのだ。
2004/05/27
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というニュース。都立高8校が指導されるという中に自分の母校はないかと思ったがなかったね。んん、残念。はぁ、やっかいなご時世だな。そういうのはどういう効果を狙ってなのだろうか。愛国心?だとしたらぜっんぜん効果なしだと思うよ。北朝鮮にでも攻撃される方が効果大だ。ああいうのは式からはずせばいいのに。それとこのニュースを逆読みすると、不自然に学級、学年単位で多くの生徒が不起立だったという学校への指導との事だが、教師は通達で処分もある程度覚悟のうえだろうが、教師の思想の押し付けであってはいけないと思う。もしかして「歌いたい」という生徒もいる訳だし。しかし・・・都の指導てことは石原都知事のお考えか。
2004/05/26
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やったね!ヨーロッパの映画祭で賞をとるのは、なんか象徴的ですね。「イノセンス」は残念でしたね。ここからもリンクしている私の知人(「ドールフォーラムジャパン」)が関係していることもあり、期待していましたが。今日はもとバイトしていたインドカレー店の姉妹店に行って久々に美味しいカレーを食べた。
2004/05/23
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しかし朝鮮半島ってのは近いんだね(沖縄の方が遠いのでは?)家族を迎える用意をしている拉致被害者の方たちの想いは遂げられるようにと祈るが・・・北朝鮮のこと、土壇場で何が起こるかわからない、またとぼけた事を言うのでは、残った問題をうやむやにするのでは、という懸念はつきない。先日読んだ「イラクの小さな橋を渡って」という本の中で経済制裁というものの効果に触れていたが、軍事攻撃だろうが経済制裁であろうがまず苦しむのは一般人であり、こと子供たちであるということ、命そのものもそうだが、施設の荒廃や教育の遅れが子供の「将来」を壊してしまうこと、胸の痛む話だ。・・・曽我さんを除く家族が帰国とのニュース後の追加です。これについては残念です・・・(横田さん夫妻もそうだが、曽我さんも本当に強い方だ)そして、その他の方々については「再調査」する、とかすっとぼけた事を言っている。「前回は時間がなくて調査内容に間違いがあった」とかガキの嘘より見え透いた事を言ってやがる。今まで何してたんだ?!ほんとに歯軋りしたくなるような腹立たしさを覚える。核をちらつかせ他国の人間を拉致してるような国に舐められるとは!はっとするのだが、これがこういう場合の実感だ。この腹立たしい国に一発ぶちこんだろか、という武力をもし持ち合わせていたらどうなるのか。持っていることでやはり対抗できるのか。という理由から、いくらブッシュが嫌でも日本の立場はこれしかないのか。あああぁぁ・・・
2004/05/22
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「たけしの誰でもピカソ」に加藤登紀子さんが出ていた。先日もNHKで高田渡、高石ともや両氏の番組をやっていたが、私には音楽的にもその背景にある時代感にも共感や実感は持てなかった。あえて言えば、同性という分だけ加藤登紀子氏の半生には驚いたり感心したりした。昔の職場の社長が左翼系だったのや、年上の友人たちのおかげで、私程度でも少しは学生運動時代のことは知ってはいるが、今までにも何度か自分がその時代に生きていたら、という想像はしたことがある。ま、「ヘタレ」な私のことだから、どっちかというと左翼運動よりヒッピー系になっていたかもしれないな。番組で加藤さんも言っていたように、「あの頃の日本は世界の事を考えていた」そういう渦は確かに今はなくなったんだなぁと思った。それから・・・あるところを超えた人は自分からこんなに苦労した、などとは言わないということ、最後に歌った加藤さんの伸びやかな歌が体現していましたね。
2004/05/21
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前に一度チラッと見て気になっていた教育テレビの「ドレミノテレビ」。今日たまたまテレビつけたらやっていて、ううあの歌しびれちゃった!あの人の声は天性、だね・・・こういうのはうまく言えないけど、少なくとも発した一声だけで私は胸が痛くなるような感じがした。(なんかのCMにも出てると思ったけど、あれも鳥肌モノの声)綺麗な目もとっても可愛い。
2004/05/16
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今日はゴスペルのレッスン日。久々に見学の人が二人と別の曜日の振り替えレッスンの人が参加して計7人(これでもトホホかな)で声を出すと、いつもよりパワフルでなんかよかったぁー!見学の人には「かっこよかったですー」なんて言われて。私も最初に見学した時、同じようなこと言ったなぁと思うと、自分がそっち側になったのかということがちょっと嬉しい。ところで、レッスンが終わり電車に乗ると(13:00過ぎ)午前授業で帰る高校生達が車内あちこちで「昼食中」。菓子を食べてるとかいうのでなく、ホントに食事をしている、といった光景。あーらら・・・それはちょっとどうかねー?でもお腹空く年頃だしなぁ。などと思っていたら、まさに昼食中の女子高生二人におばさまが「クサイのよ!」「貴方たちくさいの!わからない?!(弁当の匂いのことらしい)家帰るまで我慢できないの?!」女の子たちは「すいません・・・」おばさまは捨て台詞で電車を降りていった。マナーの悪い若者を注意するとは感心なご婦人だ、と誰か思っただろうか。思うまい。サッチーのような眼鏡に若づくりの服装、つばの広い帽子の「ハイセンス」なミセスだ。これで強い香水でもつけてたら本当に「あんたのがくせーんだよ」と言うところだ。実際その場では謝った子達は、その後も食べ続けおしゃべりしていた。おば様の存在などなかったかのように。そう、まったく注意した意味などないのである。ものの言い方をおばさんもわかっていない。「オイこら!」と言えば「なんだてめぇ」になるんだからさ。
2004/05/15
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これを読み始めてしまったが為に、この数日間、日記に書きこめなかった。PCを開くこともしなかった!何年か前にハードカバーと映画もビデオで見たが、面白くて、先週古本屋でたまたまきれいな文庫本になったこの本を見つけてしまったのだ。ちなみに上下巻。しかも全面改稿だそうだ。たいてい原作があって映画化されると「?」と思うのだが、この作品に関しては萩原聖人のキレ加減と名取裕子のねっとり感に好青年役ではない中井貴一の配役がぴったりだったと思う。それに岸部一徳ったらもう!但し小林稔持は弁護士役には向いてないな。
2004/05/13
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ケニア出身の友人と飲みに行った。彼女とはシングルマザー時代を共に生きてきた(んな大げさな)半分家族のようなもの。私の息子も成人し、彼女の二人の息子も19と17になり、お互いを称えあいつつ、男の話やら戦争の話やら二人で飲んだ後、他の店に集まっているアフリカ人と合流した。彼女は大使館勤務でその日はケニアはじめ南アフリカやウガンダ、ザンビアなどの大使館関係者が十数人で飲んでいたらしい。たいてい踊ってます、彼らは(笑)そしてパワフルなボディからタフな空気を発散させてます。友人のおかげで度々アフリカ人と会う機会があり慣れたものの、私なんかその中でめっちゃ、「ちんけ」だったよ~(泣)
2004/05/08
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連休中、連れ合いの実家(新潟県直江津)へ孫を見せに行ってきた。連れ合いは仕事で私と娘の二人で行く、というパターンは何度目だろう。有難いことで彼の両親は本当に嫌味のない、ちょい間抜けなのもご愛嬌の、善い人達だ。姑との確執ってのは周りでもよく聞く話だが、そういうのは一切ないので、私は連れあい抜きで訪問するのがまったく苦にならない。お姑さんも「いいのよ、(息子は)働かせておけば」と言ってくれる。勿論それはたった一人のしかも初孫であるうちの娘に会えることが、何よりも嬉しいのにほかならない。年に2,3度のことで連れて行くたびに子供も成長するし、新幹線含め3本の電車を乗り継いでの旅の手間や荷物も、成長につれ少しずつ軽くなっている。但し田舎(というと失礼かな・・・)への旅は何故か帰りに荷物が増えるのである。東京育ちでどちらかというとケチな親に育てられた私には「too much」なことが多い。色々とお土産を持たせてくれようとされるのは2歳の娘連れて数時間かかる道中には、正直困る。私も率直に荷物を増やしたくないと言うことにしているが、ひとつ断るとじゃあ、これは、と仏壇のお菓子とか(笑)とにかく何か持たせようとしてくれる。でも、私は善意と好意、と受けとめている。こういう愛情が娘に注がれているんだし、何より不思議なことに、しょっちゅう喧嘩する自分の連れ合いのことが、彼の両親に会うと私はまた好きになるのだ。
2004/05/05
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昨日のイラクで人質になった郡山さん、今井君の会見、また、先程ネットのニュースで読んだ朝日新聞掲載の今井君の文章、彼らが本当に大変な体験をしたことがやっと少しわかった。特に今井君については、帰国時の映像で私の友人が「18歳でも毅然としてる」と言ったが、私は彼の未熟さ(これは良い意味では信念の強さや純粋さ、悪い意味では若年とでも言おうか)ゆえであって彼をことさら英雄のように言う友人が疑問だった。ただ、今、私は、冷静に見える今井君が、実は大変な恐怖や心身の苦痛を感じていたことにまで考えが及ばなかった自分の浅さ、狭さを謝りたい。今でも私自身は彼ら「3人」をひとくくりで「あなた方は偉いね」と言う気はない。正直私は自衛隊を撤退させたらそれはそれで政府を評価しただろうし、今回撤退しなかったのも態度を一貫させたことでは、日本にしては揺るがない、珍しいという意味で評価はしている。しかし被害者は反省はあるだろうが、国民に謝る必要があるだろうか。(税金無駄使いをしてるのは実は誰なんだ?脂ぎった議員が費用の請求だとか無神経なこと言ったり、反日だなんていつの時代なのよ?!)私にとって今回の事件で自分の中の矛盾した思い(自己責任とか家族の気持とか自分は無神経?無関心?などという気持)自分も報道に左右されてるのではという疑念、こういうものをとても突きつけられ、未だすっきりしない。米英兵によるイラク人への虐待が報じられているようです。事実なら許せない。戦争が人を鬼にするとも言うが・・・暴力が回ってますね・・・しかし占領の崩壊は近いのかもしれない。
2004/05/01
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