るんたるんた 民族楽器専門店

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「赤田首里殿内(あかたすんどんち)」


その神殿は、チフジン御殿(ウドゥン)。
 その下に三人の女神官の神殿は、儀保殿内・眞壁殿内・首里殿内と呼び、地方のノロ(祭儀女官)を統率していた。
 首里殿内(スン・ドンチ)は、赤田町にあり、別名 赤田御殿内(アカタ・ウドゥンチ)。
 琉球固有の神と共に、弥勒菩薩も祭られており、神仏の区別無く信仰の対象であった。
 豊穣太平の世を、「弥勒世果報(ミルク・ユガフ)」
豊年祭では、この弥勒(みるく)の面をかぶり、打ち振る緩やかな扇(オオジ)に合せて、歌われるのが「赤田首里殿内」

  「赤田首里殿内(あかたすんどんち)」

1、赤田首里殿内(アカタ・スンー・ドンチ) 
  黄金(クーガニ) 灯篭(ドゥールー)さーぎーてぃー 
  うーりがあーかーがりばー 弥勒(ミルク)うんーけー
※、シーヤープー シーヤープー ミーミンメー ミーミンメー
  ヒージントー ヒージントー イーユヌミー イーユヌミー

2、大国(タイグク)ぬ 弥勒(ミルク) 
  沖縄(ウチナー)にーいーもーちー
  うーかきぶーしゃーみそりー 弥勒世果報(ミルク・ユ・ガフ)

3、トートーメーサイ トートーメー 
  うんじょう まーかいめんせーが
  西(イリ)ぬ 海かい 蟹小(ガニグヮ)取いがる 
  うんじょう めんせーるい

 〔神々のいらっしゃる 赤田御殿内の黄金の灯篭に灯りが点いた。ありがたい弥勒菩薩の到来だ。五穀豊穣の平和な世を迎えよう〕


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