放浪の達人ブログ

富士山3回目



3回目となる富士山に登って来た。
今回は次男(中3)と一緒である。
出発前に気象庁の雲の動きを見ると
午前5時頃までは雨、その後晴れの予報。
山頂でのご来光を諦め時間を遅らせて登ることにした。

午後11時、愛知県岡崎市を出発、東名高速は時折強い雨。
午前3時、富士宮登山口の駐車場に到着。
眼下に夜景は見えるが上空は雨雲。
天候回復までの時間を逆算し6合目で1時間ほど待機。

雨に降られた登山者が続々と下山してくる。
7合目から上は強い雨だという。
早い時間(深夜0時前後)から登り始めた人はそれがアダとなる。

富士山夜明け前
その後は気象庁の予報通りに雲が動き天候回復。

富士山日の出
7合目を過ぎたあたりで日の出となる。

お賽銭柱
8合目あたりに「お賽銭柱」がある。
以前は鳥居だったのかもしれない。
登頂を断念した人はこの柱にお賽銭を挟んで降りる。
背景に富士山頂が見えている。

最高峰
富士山最高峰記念碑。
韓国人と台湾人の団体ツアー客に占拠されていた。

測候所背景
山頂の測候所をバックに記念撮影。

宝永山火口へ入る前
下山は御殿場ルートを下りる。
このルートは登山客が非常に少ない。
途中の分岐で宝永山経由、富士宮口へ向かう。
今からこの火口の中に下りるのだ。

宝永山火口内
宝永山の火口を覗き見る。
この画像だとスケールが分かんないだろうが

火口を歩く息子
こうやって息子の後ろ姿を入れるとスケールが分かりやすい。

富士山頂と奇岩
火口内から見上げた奇岩群と富士山頂。(右端)
何本ものクーロワールが屹立する宝永火口上部。
この写真を見て富士山だと分かる人は少ないだろう。

奇岩
宝永山が噴火の際に溶岩が垂れながら固まった形跡。
雲の隙間に恐竜の背骨のような巨大な岩を発見するが
まるで海の中に潜るように雲の中に消えて行った。
チラリチラリと姿の一部を覗かせるが全貌が見えない。
雲の切れるのを待つこと1時間、遂に恐竜の背骨が姿を見せた。
それが下の写真である。

恐竜
太古の要塞の城壁跡のようにも見える。
この奇岩群を見て富士山が好きになった。
高さ日本一だけが富士山の魅力ではないのだ。
雲の隙間からこの奇岩を見れたのは当日は4人だけ。
とにかく静かなルートだったのである。

  ⇒ (日記に戻る)

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: