放浪の達人ブログ

社会復帰



今月号のこの「リバ!」が発行されるのは8月20日だから、今これ読んでる読者さん達は
半分白目のブッダ目でお過ごしの事とお察し申し上げます。
そう、キミ達、お盆休みは終わったのだよ。目を覚ませ!ドリーム・イズ・オーバーだよ。
さっさと夢から醒めて退屈な仕事に明け暮れろよ!

おい、ガキ共、夏休みの宿題終わりそうか?そろそろ逆算して残ってる分に取りかかれや!
いつまでもボケーっとしてると始業式直前で徹夜の連続になっちまうぞ。
今のうちから計画ある生き方をしとかないとな~、締切日直前になってあたふたする大原みりんとか
リバ編集部のみんなみてーな大人になっちまうぞ。ヤツら学習能力ねえからさあ、
毎月締切日前日になって徹夜してんだよなあ。

長い休みの後の社会復帰って難しいよな。俺、随分昔に会社員辞めてさー、
BALI島のド田舎で2ヶ月暮らした事あるんだけど帰国してしばらくは社会復帰できなかったよ。
まず風呂。お湯なんて触るだけで「おお~」ってなっちゃってて、しばらく水風呂入ってたよ。
次にバス。まだ満員にはほど遠いのに時刻通りに動くんでこれにもビックリしたよ。
当時小さかった娘なんか幼稚園のお絵描きで景色書いたらヤシの木書いてたしさ。(笑)

でも長期休暇の後、現実社会に戻る時って虚しいけど面白いよな。明日から仕事なんだ、
学校なんだと焦りつつ「まぁいいか~」っていう自堕落加減が気持ちいい。
別に俺1人がいなくなっても会社は回って行くんだろ?とか、私1人が学校行かなくたって
誰も大して気にとめないでしょ?みたいに開き直れるっていうか、本当のあるべき自分とは何か?みたいに
自分を今1度見つめ直すチャンスみたいな気がするんだよね。
中には夏休みの宿題をやれてないって自殺するガキが毎年何人か新聞に載るけどさ、
死ぬ程がんばらなくってもいいって、学校なんてさ。

俺の経験からすると学生時代にちゃんと勉強してたヤツって社会に出ると大した事ないんだよね。
無難に出世してそこそこ安定した人生送ってるわけよ。人生にギャンブル性がないっつーか、面白みに欠けるんだよね。
上司からは命令され部下からはウザがられ、仕事に追われてる割には車や家のローンにお金が消えちゃってて、
子供からもつまんねえ親と思われたりしててさ。
そんな大人になりたくなかったら、あるいはそんな大人から脱却したかったら
先生や上司にこんな言葉を吐いてみてはいかがだろう?
「先生、夏休みの宿題やってません。海で女の子ナンパしててそれどころじゃなかったんです!」とか
「専務、今度の会議のレポートやってません。でもね、ハワイのゴルフですげーいいスコア出たんすよ!」なんてさ。
ちなみに俺は会社員の時に「部長、帰国が遅れてすいません。インドからの飛行機が1週間遅れたんですよ!」と言い放ったぜ!

※注意:これを実行して落第や会社クビになっても責任は持ちません。

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