放浪の達人ブログ

ぶらりと宮古島



年末はぶらりと宮古島に行ってきた。
というのもタイムセールか何かで名古屋-宮古島往復が約2万円と、
年末としては破格の値段でネット販売されていたからだ。
早速1泊朝食付き3800円という沖縄古民家の民宿も予約し、
レンタカーは予約いっぱいで取れなかったから原付バイクを予約した。

結果的にハイシーズンのバカ高いレンタカーなんて借りずに正解だった。
4日間は予想に反して晴天で、バイクで島中を回って楽しめた。
それにしてもあの星空は何なんだ。岡崎市からじゃ絶対見えん星空だな。
愛知からでは見ることの出来ない星カノープスも普通に見えているし、
流星群の夜でもないのに流れ星が幾つも流れるのだ。

海にしても三河湾とは全然違うターコイズブルーだ。
海岸線からサンゴ礁が見え、透明度も抜群で砂浜も白い。
どこまでも続く空と水平線、まさに楽園なのである。
海岸線のマングローブをかき分けて歩いて行くと
パッと視界が開けてコバルトブルーの海が見えてくる。
突然目の前に現れた誰もいない白い砂浜に裸足で走って行って
大きな砂山を思う存分作ってトンネルも掘って楽しむ。
日陰に置いておいた沖縄限定マンゴー味のペットボトルを飲んで
掌をかざして遠くの水平線を眺めたり貝殻を拾ったり。
俺はアジア専門で旅をしてて日本国内の旅ってのは数えるほどしかない。
しかも今までは山の中の無人避難小屋とか野宿がほとんどなので
民宿に泊まるってのも20歳前後の時以来だったんだよな。
お湯が出る宿なんてホント久し振りだわ。いやあ、日本の旅もいいですなあ。

ただしそれは短期で観光として訪れた際の感想なだけで、
実際に定住している島人たちは「生活している」という大変さがある。
仕事をしなくちゃ生活できないが仕事の選択肢が少ない、
給料が少ない、仕事自体がない、などの問題もあるだろう。
遊ぶ場所がない、欲しい物を売っていないということもあるだろうし
台風シーズンなんかも乗り越えなきゃいけない。
現地の習慣にも合わせていかなきゃいけないこともあるだろう。

これからはアジアだけじゃなく日本の離島旅行もいいな。
今回は俺独りだけで行ったので次回は妻を連れて行こうと思っている。

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