りゅうちゃんミストラル

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素人が語る薬物問題

2005-11-09 14:52:072005-11-09 14:51:572005-11-09 14:52:072005-11-09 14:51:57ネコ宙返り 素人が語る薬物問題 ネコ宙返り2005-11-09 14:52:072005-11-09 14:51:572005-11-09 14:52:072005-11-09 14:51:57

専門家でなくともこの問題には関われるというところから出発しています。内容については各自で判断してください。


ここの内容については、誰も責任は取りません。
今、薬物の乱用が問題になっています。
平成12年で薬物事犯の検挙数が約2万件、再犯率は約50%(この数字は警察白書から)です。
少年の検挙も減っていません。中、高校生の検挙も250人を超えました。
若者を中心としたMDMAなど新しい薬物の広がり方も、
社会問題として看過できないものとなっているのです。
問題をここに提起すると、
禁止薬物の乱用と健康の因果関係。
大麻は解禁すべきか?禁止のままがいいのか?
医療面での大麻の使用は、認められるべきか?
タバコやアルコールとの関係。
今の法律は薬物に対して正しい判断をしているのか?
学校教育の中での啓蒙が必要ではないか?
となります。

意見のある方は、メッセージでどうぞ。
なお、掲示板では誹謗中傷や薬物に関係の無い投稿は、
警告なしに削除することがあります。
私自身の考えは、とても簡単です。
薬物については、健康面での問題があるので、 タバコ、アルコールを含めて広く規制すべきだ。
薬物を解禁するのは、健康面での危険性が無いと証明されてからでも遅くはない。
大麻の医療面での使用については、医師や専門家、 そして患者の必要との声があれば、
議論の余地がある。 結論が出るまでは、禁止するのはやむを得ない。
「薬物を使用する自由」を主張する人が見られるが、 今の日本では、
「この薬は使用しても大丈夫」 と判断できる人は少なく、大麻の解禁は困難と考える。


大麻が他のもっと強い薬の「入り口」になっているという、 
「踏み石論」 という考えがあります。 
一部の人によると、この考えはすでに否定されているということなのですが、
元薬物中毒者に聞くと、どうもこの考えはいまだに生きているようです。
学者の論文で否定されたとしても、元薬物中毒者の意見は重要です。
果たしてどちらが正しいのでしょうか? 

ところで医療面での大麻使用は本当に必要ならば、
どうして弁護士会や国会議員は動かないのでしょうか? 
これは「医療でも嗜好品目的と同じで大麻は必要はない」
ということの判断がどこかでなされているということなのでしょうか?
裁判で勝つか、さもなくば国会議員を動かす以外に大麻解禁は不可能です。

これは医療関係者も同じことです。
今必要なことは、薬物に対する「啓蒙」ではないでしょうか?
医師や研究者が一般人に対して「薬物とは何なのか?」
ということを説明することが今求められているのではないでしょうか?
説明なしの理解はありえません。

私は基本的には「嗜好品としての大麻」の問題と、
「医療で役立つかも知れない大麻」とは別の問題であると考えます。 


この二つの問題を混同して「大麻を吸いたいから吸わせろ!」
という人がまれに見受けられますが、
これは 危険な思想 であると判断しています。 

まれに「大麻解禁派」の人を見かけますが、
こうした人はどのくらいの期間で法律を改正しようとしているのでしょうか?
「長期的なビジョン」というものを聞いたことがありません。
そして、法律の改正までの間、どのようにして逮捕者を出さないようにするつもりなのでしょうか?
私には大きな疑問です。
また、大麻の使用を認めないのは 「幸福追求権の侵害だ」 という人もいます。 
いろんな意見があるものですね。
素朴な疑問が私にはあるのですが、
「薬物に頼る幸福」
とはいったいどんなものなのでしょうか?
私には理解できません。少なくとも現在の裁判所では薬物を使っての「幸福追求」は認められていません。
薬物解禁を目指す人は、裁判所の判断を勝ち取るしかありません。
それにはまだ何年もかかることでしょう。 


最高裁一小法廷昭和60年9月10日決定

「大麻の輸入等を禁止、処罰する大麻取締法は、
憲法13条、14条、31条、36条に違反しない」
はっきりと「大麻使用による幸福追求権」は否定されています。


また、「大麻の有効利用は環境問題に役立つ」との意見もあるようです。
しかし、こんなレポートもあります。
モロッコ、リフ山脈の近くでは80万人が大麻で生計を立てている。
年間20億ユーロの収入があるという。
この地では土壌汚染、森林破壊が進んでいると、
UNODC(国連薬物犯罪事務所)が警告している。


(ニューズウェーク日本語版2004年10月20日号から)

こんなページを見つけました。参考にさせていただきます。 医療大麻を考える会


学校教育の中で啓蒙をもっとしたらどうか?
現在、学校教育の中で薬物についての啓蒙活動は十分にできているでしょうか?
「何が健康に悪影響を与えるのか?」ということすら一般的には知られていないのが現状です。
ぜひ学校にも啓蒙ができるように専門家を派遣すべきではないでしょうか?
学校教育の現場では、 「寝た子を起こすな論」 というものがあるようです。
これは部落差別などの問題を教えると「差別が広がるからやめたほうがいい」という考え方です。
薬物問題の場合は教育することによって薬物の被害拡大を恐れることになります。
私は断言しますが一時の反応を恐れて教育しないのは、
長い目で見た場合に大きな損失を生み出します。
そのことを教育関係者だけでなく、一般の人にもどうか理解して欲しいものです。


もし今大麻や他の禁止薬物にに触れている人は、すぐに離れましょう。
その薬は、あなたが懲役刑になるほどの価値はありません。

逮捕されてから「これは無害だ」と言っても、誰も聞いてくれませんよ。
よく考えてください。悪いことは言いませんから、すぐに薬物から離れましょう。
もし、あなた又は友人など身近な人が禁止薬物に関係しているのなら、
すぐに警察に相談しましょう。逮捕される前に。体が壊れる前に。


電話相談(03-3501-0110) 警視庁総合相談センター 

    あなたの通報が、身近な人を救うかもしれませんよ。
薬物乱用者が一人でも少なくなりますように。


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