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震災で注目された献血。今後は少子高齢化で血液不足が懸念される。 私は今まで54回献血してきたが、今後は若い世代に期待する。 血液が不足するのはこれから? 「献血の正しい情報と基礎知識」(escala cafe)私の献血、モグロビンの数値から見るともう無理なようだ。 あと10年は余裕でできると思っていたのでとても残念。 私の血液はCMVネガティブ。 これは10人に一人と言われている。 そのため献血では重宝されていた。今まで何度も血液センターから献血依頼の電話が来た。また、HLA(白血球の型)適合でも登録していた。 血液センターから電話で、「今日すぐ来て!」と夜勤明けで言われたこともある。 ところが私はその数日前、400ミリリットル提供してしまっていた。 血液センターの職員は「勝手に献血しないでくれ」と文句言っていた。 献血して文句言われたのは極めて珍しい。 日本の血液は献血でまかなわれている。 無料奉仕なのに、血小板20単位が18万円もする。 血小板20単位18万円の驚き!また、売血由来の輸入血液製剤より献血で集めた国産のほうが高い。 血液製剤の外国産は安全か?日赤が担当している献血、実は問題山積の状態。 このまま献血で需給バランスを保つのであれば、次世代の協力は不可欠。 ぜひ、若い人に献血への理解と協力を願いたい。 高校などに献血車を派遣するなど広報のやり方はあるはずだ。 人工血液が完成するまでには、まだ時間が必要だという。 あなたが健康なら、献血に協力を。 もし献血できないのであれば、ネットなどいろいろな所で献血をPRしてほしい。 「献血するだけが献血ではない」と私は考える。 献血に理解と協力を!献血できない人は広報で協力!※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2011.04.13
先日、実に不思議な偶然があった。それは戦争中、捕虜にゴボウを食べさせて死刑になった話。 図書館で「はだしのゲン」6巻と「クッキングパパ」50巻を読んだ。そのどちらにも、戦争中の話が出てくる。アメリカ軍捕虜にゴボウを食べさせた日本兵がいた。その兵士は敗戦後、戦争犯罪者として裁かれる。判決は、死刑だった。調べてみると、この話はネットでいろんな情報が見つかる。「ごぼうを捕虜に食べさせて有罪になったB級戦犯」は都市伝説? 捕虜にゴボウを食べさせたとして処罰されたという話の真偽牛蒡(ごぼう)の伝説確かにゴボウは木の根で、欧米人から見れば食べ物ではないのかもしれない。だがゴボウの件だけで死刑になったのが本当かどうか。そのことはもう少し調べる必要がある。忘れないように記録しておく。※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.08.31
もう12年連続で3万人の自殺者を出している国、日本。秋田が15年連続で都道府県別のワースト1位を記録した。自殺率、秋田県が15年連続全国最悪(読売新聞) 自殺については最近も以下の記事で書いたばかり。自殺者を減らしたいですか?前にも書いたことがあるけれど、再度書く。「年間3万人の自殺者」という数字。私はこれですら信用できない。この意見は私だけが考えていることではない。「夜回り先生」こと水谷修氏も同じ疑問を講演で主張していた。日本は「恥の文化」がある。自殺者が多いのはそのことが背景にあるともいえる。問題なのは医師が死亡診断書に「自殺」と書かない場合。家族がそう願うことで、自殺者は実際にはもっと多いはず。水谷氏はそう話していた。年間3万人というその数字すら信じられないとしたら。対策を立てることもままならないだろう。まず必要なのは情報公開だ。その上で、なぜ秋田がワースト1位なのか。そこでやっと対策を立てることができる。「最小不幸社会」を目指す菅内閣。その先行きには暗雲が立ち込めているのは確かだ。今日も自殺者が増える。我々は自殺を防げるのだろうか? ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.06.10
今日10日の読売新聞投書欄に気になることが書いてあった。鉄道の自動改札の色についての意見だった。 それによると、ある私鉄で改札の色がピンクと水色に色分けされていた。SUICAなどが使えるかどうか、色で区別しているのだそうだ。ところが、色も薄いため色弱の人には判別ができないとのこと。自戒を込めて書く。私は自動改札の色分けを色弱の方がどう感じるか。考えたことはなかった。検索してみると、こんなページが見つかる。色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法色だけに依存しない(その1)なるほど。これは参考になる。正直、東京の地下鉄路線図などは私でも見にくい。路線図によっては似た色を使っている。そのため同じ色の線が複数存在するようにさえ見えることもある。以下のページを見てもらえば、一目瞭然だ。色覚バリアフリーに向けての改善(東京地下鉄路線図の例)ユニバーサルデザインという言葉がある。投書には色弱の方が300万人いると書かれていた。もしこの数字が200万人だとしたら。たとえ1万人でも、そうした不便は解消する必要がある。「少数派だから排除する」という考えでは、公共交通機関として不適格だ。鉄道は多くの人が利用する。ということは、いろんな場合を想定する必要がある。目の不自由な人だけではない。耳の不自由な人。足の不自由な人。老人や子どももいる。(対象を障害者に限定するかどうか。それによってユニバーサルデザインとバリアフリーは異なる)今回の場合、できることは何か。以下のことが考えられる。1、色をもっとはっきりしたものにする。2、色ではなく、マークで区別する。3、デザイン選定の際、いろいろな人の意見を取り入れる。これらのことができていたら、今回の投書はなかったに違いない。投書の影には多くの「声なき声」があると考えるべき。何度も書くが、少数派を切り捨てることは極力避けなければならない。こうした不便は社会に多く存在するのだろう。自分がその立場にならなければ実感できないこと。それを今回の投書は教えてくれた。※この記事で「色弱」と書いたのは、投書がそうなっていたから。本来、色覚異常と書くべきなのかもしれない。もちろん私には色弱の方を差別するつもりなどない。誤解されないうちに断っておく。***********************関連記事色弱の人見やすいよう↑約3年前の記事。同じく色弱について書いている。バスガイドの話は、いつか自分も同様のことを言ってしまいそうだ。***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.06.10
週刊ポストの6月25日号に呉智英氏の文章が出ていた。差別に関するものだ。興味深かったので今日はこの話を書く。 私は週刊誌を読むことが少ない。読むとしたら電車の網棚にあったものか、図書館で読むだけだ。この雑誌も買ったわけではない。友人が持っていたものを借りて読んだ。「20世紀に世界を支配したイデオロギーを疑え」ということを訴えている。人権という言葉が人々の思考を停止させる。呉氏はそう主張している。そして、差別用語での言葉狩りを問題視している。彼が差別用語で例にしているのは「屠殺場」という言葉。「屠殺場」を悪い意味で使うことはいかんという風潮が日本にはある。確かにそうだ。この点は私も認める。差別について、私は過去にこんな記事も書いたことがある。身近にある差別と区別。そして言葉狩り。差別について呉氏が言うにはこうした表現を許されている人物が二人いるという。大江健三郎と司馬遼太郎のことだ。大江は「沖縄ノート」(岩波新書)でこう書いている。「二十五年ぶりの屠殺場と生き残りの犠牲者との再会」(太字部分は引用)司馬は「街道をゆく」(朝日新聞社刊)の11巻で元寇のことをこう書いている。「浜辺は、たちまちにして元軍による鎌倉武士たちの屠殺場のような惨況を呈した」(同じく太字部分は引用)これらの文章はそれぞれ70年と77年に発表されたもの。呉氏は、なぜこの二人だけがこの表現を使用しても許されるのか。それに対して疑問を投げかけている。そうなんだろうか。呉氏の主張は途中まで正しい。私も賛同しながらこの文章を読んでいた。例えば司馬遼太郎。彼は「竜馬がゆく」の中で「ちょうりんぼう」という言葉を使った。この件で部落解放同盟から抗議を受けたことがある。詳しくは以下のページを読んでもらいたい。 ちょうりんぼう事件(Wikipedia)「言葉のプロ」である司馬遼太郎。彼でさえ、「ちょうりんぼう」が差別語だと知らなかった。(その後、問題の部分は司馬が削除を申し出た)このように、司馬でさえ差別用語を使う「特権」を持ってはいなかった。大江健三郎についても同じだ。ノーベル文学賞を受賞した彼でさえ、「神格化」されているとは言えない。その証拠を今から述べる。大江は浅沼稲次郎暗殺事件に刺激を受け、「セヴンティーン」を発表。その後、「政治少年死す」という続編も出した。事件の犯人である山口二矢がモデルになったこの作品を右翼は批判した。Wikipediaによると、文藝春秋等に脅迫まで行われたという。結局、「政治少年死す」は単行本に収められていない。もし大江が神格化された存在なら、こうしたことは起きていない。つまり、司馬や大江ほどの人物でさえ、「特権」を持っているとは言えない。これが私の結論だ。興味深いことに、沢木耕太郎が山口二矢を描いた「テロルの決算」。この作品については批判、糾弾があったという話は聞かない。作品は普通に出版されている。つまり、右翼が問題視したのは描き方ということになる。「屠殺場」と言えば筑紫哲也のことを思い出す。筑紫は1989年にテレビ番組でこう言った。「ニューヨークの街も多分屠殺場だね」(太字部分、Wikipediaより引用)これに対し「屠殺場」という言葉の使い方が不適切であったとして翌日に謝罪。しかし屠場労組や部落解放同盟に批判、糾弾された。呉氏が言うように、言葉狩りは大きな問題だ。だが、彼の言うような特権があるとは思えない。漫画界の巨匠、手塚治虫。彼でさえ、作品で描かれているアフリカの人たちなどが問題となっている。手塚はすでに亡くなった。もう作品を書き直すことすら物理的にできない。そんな状況で「差別だから」という理由から作品が読めないとしたら。文化的な損失は甚大だ。※今回の記事には差別表現とされる言葉が含まれている。私がその言葉を使ったのは、差別を解明するために必要だから。それ以上を意味はない。当たり前のことではあるが、ここに書いておく。追記楽天ではある種の言葉がNGワードとして使うことができない。たとえばこんな感じだ。女性器切除(割礼)と言葉狩り今回、いくつかの差別用語がNGワードになっていなくてよかった。批判するためでもNGワードを使えないとしたら。表現の自由すら失われてしまう。※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.06.09
原子力発電で出る「核のゴミ」。それが放射性廃棄物だ。検索していたら、この県で興味深いペーjを見つけた。 常軌を逸した『NUMO』の謀略広告 ↑かなり厳しい指摘をしている。忘れないように記録のためここに記事として残す。放射性廃棄物とNUMOの広告については以下の記事で書いた。放射性廃棄物の地層処分MUMOは新聞広告にいくら使う?※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.06.06
朝日新聞阪神支局襲撃事件について、私は以下の記事を書いた。阪神支局襲撃事件から23年 上の記事に「愛国を考えるブログ」からトラックバックが来た。朝日新聞への攻撃は偏向報道へのお灸でありテロではない一部、その意見を紹介しよう。 1987年5月3日、朝日新聞阪神支局に散弾銃を持った男が侵入し、記者に散弾銃を発射・射殺する襲撃事件が起きた。世間一般ではテロ事件として認識されているが、それは間違っている。 なぜならば朝日新聞は反日新聞であり、特定アジアのスパイだからだ。したがって犯人は正義に義憤怒られやむにやまれず行動を起こしたのであり、テロなどではない。そう、お灸をすえたのである。最初に紹介した記事でも書いたが、朝日の記事に文句があるなら言葉で対抗すればいい。言葉に対して散弾銃乱射という暴力に訴えるのは愚の骨頂。それを「お灸」などという暴論がネットで流れるのは迷惑だ。「正義に義憤怒られやむにやまれず行動を起こした」という暴論。こうした意見があるから「ネットは便所の落書き」と言われてしまう。「愛国を考えるブログ」の記事は俗に言う「釣り」なのかもしれない。たまには下らない記事に反論してみるのも悪くはない。「愛国を考えるブログ」には、以下の言葉を送る。「愛国心は悪党の最後の隠れ蓑」 私にも「お灸」をすえに来るのだろうか?追記この「お灸」の件は「正論」の編集部が謝罪している。テロ(新聞社襲撃・記者殺害)を「お灸」と表現「お灸」と書いた中村粲は東大文学部を出ながら言論を学ばなかったのか?だとしたら残念としか言いようがない。再び追記「愛国を考えるブログ」5月4日の記事はもっとすごい。「朝日新聞の襲撃事件は朝日に原因がある」としてこう書いている。> 昨日は朝日新聞阪神支局襲撃事件があった日だ。だが、あの事件の真の原因は朝日新聞にある。これは朝日新聞に対するお灸であり、テロではない。正義の鉄槌だ。 (中略)> 皆も「日の本」さんにならって朝日新聞を日本から追い出すよう活動をしていこう。そして、お灸を据えた愛国者が幸せな余生を送ることを願っていこう。言論に対する暴力を「正義の鉄槌」として肯定する。暴論もここまできたか。かわいそうな人だ。※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.05.03
18日の朝日社説はワクチンについて。ワクチン接種―守れる命を守るために 子宮頸がんをワクチンで予防するという話は知らなかった。興味深いのは以下の部分。> 接種を広げるには、多くの先進諸国のように、思春期の女子に公費で行うしかない。専門家の試算では12歳女子全員に接種するのに210億円かかるが、治療費や失われる労働力を考えれば、190億円が節約できるという。(太字部分は朝日社説から引用)問題なのは金ではない。 子宮頸がんになれば、その精神的な負担は大きい。治療費とか、労働力で計算できないもの。それについて朝日には書いてほしかった。ワクチンといえば、副作用のリスクを忘れるわけにはいかない。どのワクチンがどの程度効果があるのか。また、副作用で人はどうなるのか。私を含めて多くの人は知らない。何が必要で、何が問題なのか。それを明らかにしなければ。どんなに効果のあるワクチン接種も多くの人に受け入れられないだろう。前にもブログで書いたが、「読まれないだろうが大切な記事」はある。朝日がワクチンのことを書くのは意味がある。たとえその社説がどれだけ忘れ去られようとも。ここに一人、注目されないだろう社説を読んでいる者がいる。それを記録するためにも、このブログ記事を残す。※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.04.19
春になると、花粉が多く飛ぶためか咳やくしゃみをする人が増える。正直、近くで咳やくしゃみをされるのは迷惑だ。 こうしたことから、「咳エチケット」が各地で呼びかけられている。大丈夫? あなたの咳エチケット・鼻紙エチケットポスターも多くの場所で作られている。咳エチケット・ギャラリー守るべき点は以下のとおり。1、せき、くしゃみが出るなら前もってマスクを用意する2、マスクがない場合は、ティッシュなどを口と鼻に当てる3、そのティッシュはすぐ捨てるせきやくしゃみの飛沫は2メートルから3メートルは飛ぶ。こうしてインフルエンザも流行する。そこのあなた、「せきエチケット」できてます?***********************関連記事咳エチケット ***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.03.25
20日、カンボジア政府は韓国人男性との結婚を禁止すると発表した。カンボジア政府、韓国人男性との国際結婚を禁止(ロイター) 私の主観で言うと、韓国人は日本人よりも外国志向が強い。海外ではよく韓国人旅行者に出会うが、彼らのバイタリティーには感心する。韓国人の海外留学も多い。貿易で言えば「不均衡状態」にある。韓国人の海外留学、外国人の韓国留学の6倍(中央日報)これは、私だけが感じていることではない。先日来日したハーバード大学のドルー・ファウスト学長も言っている。彼女は同大学初の女性学長。「日本人学生 存在感薄い」ハーバード大学長会見(読売新聞)同大学で09~10年度には日本人留学生が101人と前年の151人から減少。中国は227人から2倍以上の463人。韓国は183人から314人に急増した。(数字は上記読売の記事から)話をカンボジアの国際結婚に戻そう。こうした話が出てくると思い出すのが「援助交際と売春の違い」。金銭を伴った国際結婚は、人身売買とどこが違うのか。それはあたかも援助交際と売春の関係と似ている。中央日報もこの件について書いている。【社説】国の恥になる国際結婚の慣行は根絶すべき少子高齢化は日本だけでなく韓国でも問題となっている。日本でも介護の人手不足解消のため、外国人受け入れを始めた。フィリピン人看護師、「日本で勤務希望」は半数以下(asahi.com)もし、人口が減少するのであれば。日本も国際結婚を奨励するかもしれない。しかしだ。カンボジア女性が韓国人男性との結婚を望んでいるにしても。仲介業者が物を扱うがごとく間に入るのは問題ありすぎ。それこそ援助交際を思い出してしまう。その先にあるのは幸福な結婚生活だろうか?それは違う。経済格差がある以上、差別を無視できない。配偶者に差別されて幸せになれるものだろうか?もちろん差別なく結婚生活を送れる夫婦もいるだろう。その割合はどのくらいなのか?私は考えたくない。これを「韓国人特有の問題」と見るのも私には大きな疑問。というのも、日本人が海外でいかに春を買っているか。ここで語るべくもなく明らか。韓国で起きていることは、日本でも起きる カンボジアで言うなら、「売春村」なる場所が存在していたこともある。 ↑この本を読めばわかるが、その売春村は日本人で大盛況だった。そこでは300円ほどで少女たちが春を売る。(上記バナーの商品は売り切れ)その場所へ行くバスに乗る日本人は、地名を告げなくてもいい。何も言わなくても車掌が「売春村」へのチケットを切ってくれるからだ。カンボジアと韓国には経済格差がある。その差に乗じて国際結婚がある。結婚という名の国際ビジネスは、こうして広がっていく。女性たちを買われる側の国は、この状況をどう思うだろうか?国際貢献どころか、「人身売買の国」として忌み嫌うかもしれない。***********************関連記事韓国人の国際結婚?やり過ぎにも・・・(カンボジア、韓国人男性との結婚を禁止)***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.03.22
先日、ある宗教の勧誘があった。その時の話がとても興味深かったので紹介しよう。 その人は高圧的で、私から見ても教養がある人ではなかった。私が引くのもお構いなしに、ただ自分の信じる宗教について語る。「自分は正しい」と自信があるだけに、迷惑で厄介な存在。その人は私に向かってこう質問した。「あなたは何か人の役に立っているか?」私は例として50回以上している献血について話した。私を勧誘している人は言う。「献血で人を救えない」その理由はこうだ。「もし輸血で助かった人が将来大発見をするなら役に立ったといえる。でもそうでないなら根本的な解決にならない」どうやらこの方は、こう思っているようだ。「自分が信じる宗教しか根本的な解決にならない」「他の宗教は間違っている」「自分だけが正しい」という考えは、宗教関係者に多く見られる。だからこそ他の宗教に対して不寛容になる。宗教対宗教は「正義対正義」の戦いとなる。危険で愚かな考えだ。この場ではっきり書く。他者に寛容でないでない宗教は害悪なだけ。本来、宗教は人の精神に安定をもたらすものであるはず。だが実際は正義を振りかざして他者を攻撃する。なるほど、この世に多くの宗教があるにもかかわらず、平和が来ないわけだ。妙に納得してしまった。話を医療に戻す。医療は必ず負ける運命にある。これは私だけが考えていることではない。よく知られた医療関係者二人によるものだ。その二人とは海堂尊と養老孟司。「チーム・バチスタの栄光」で知られる海堂。彼の著書、「死因不明社会」にはこう書いてある。「人は必ず死ぬ。だから医療は必敗の闘いになる。だが人は、必敗だからといってその闘いを止めようとはしない。なぜなら人は、「生きる」という行為を遂行し、その存続を目指すように、無条件にプログラミングされているからだ」「バカの壁」の養老孟司が「死の壁」でこう書いている。「人間は死亡率100%」では医療は無駄なのか?無駄ならなぜこの世に医療は存在しているのか?その答は、上で引用した海堂の言葉にある。「人命に貴賎なし」献血を日本で行っている赤十字の考えは、これのはず。その人がたとえ殺人犯であろうとも医療関係者は救うための努力をする。献血は人を救う。現実に今までも多くの人を救ってきた。献血協力者は自分の血液がどう役に立っているか、多くの場合わからない。わかるとすればこんな形。アンパンマンのエキスほら見ろ、献血は役に立っている。たとえ、輸血(または血液製剤)で助かった人が普通の人でも構わない。歴史的な大発見などしなくてもいい。だいたい、「役に立つ人かどうか」なんて、人によって基準が違う。しかも、将来のことなど誰にもわからないのだから。今度、その人に訊いてみよう。献血しているかどうかを。恐らくしていないだろうな。献血を頭から否定しているんだから。こんな言葉がある。「やらない善よりやる偽善」自分の信じる宗教以外は役に立たないと思っている人。世界中に結構いるんだろう。宗教は心のよりどころになる反面、危険な存在でもある。もともと各宗教は素晴らしい面を持っているはず。ところが布教の段階で、素晴らしさよりデメリットが勝ってしまう。そんな宗教が結構ある。※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.03.12
先日チリで起きた大地震。日本にも津波で影響があった。そんな中、多くのサーファーが大波を求めて海に出た。サーファー、津波警報無視 全国で1100人確認(asahi.com) 上記朝日の記事によると、そうしたサーファーが全国で1100人もいたという。当たり前だが、これはとても危険な行為だ。以下の記事でも指摘しているように、津波と高波は違う。「津波と高波は同じ?」~無知の危険にさらされていたサーファー(データ・マックス)各地で海上保安庁や消防団、警察が避難するように呼びかけた。しかしサーファーたちはそんな声に耳を貸さなかった。台風の際にもサーファーが海に出るということがある。困るのは注意、救助する人たち。一部のバカ者たちのために身の危険を顧みず行動しなければならない。この報道で、私は思い出す。それは99年の8月に神奈川県で起きたこの事故。玄倉川水難事故(Wikipedia)大雨による川の増水で、キャンプしていた13人が死亡した。多くの観光客は避難勧告に従って退去したものの、一部が拒否。悪天候にもかかわらず、川の中州でキャンプしていた人たちが犠牲となった。何度か避難勧告を拒否し、中州に残った人たち。川が増水して身の危険が近づくと、レスキュー隊員に対してこう言った。「早く助けろ、それがお前らの仕事だろ」(上記Wikipediaから引用)救助や捜索で使われた公費は人件費だけで1億円。(この金額は同じ日に起きた別件の水難事故1件を含む)このうち、地元の山北町が負担した額は4800万円。しかも、もっとも大切な人命が13も失われた。津波警報が出ている中、サーフィンに興じる人も同じだ。一歩間違えれば多くの人命が失われた。人は「非日常」を好むところがある。台風が来るとわくわくする人さえいる。だが、危険な場所に身を置けば、誰かに迷惑がかかる。人は時に愚かな行動をする。だがその一方で学習能力がある。今回のことから、我々はどのような教訓を得るか。※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.03.04
検視で病死だと判断された遺体。その後の解剖で殺人だと判定された。発見当初検視で「病死」 水戸の女性遺体(読売新聞) この報道の裏には、日本の医療が抱える問題が隠されている。日本では、解剖率がわずか2%ほどしかない。逆に考えるといい加減な死因があるということ。人間は神様じゃない。だから医師が人間である限り、検視で死因を特定するには限界がある。小説「チーム・バチスタの栄光」で有名になった海堂尊。彼は現役の病理医。以前からAi(オートプシー・イメージング)の導入を主張している。その主張が書かれた本については以下の記事で書いた。「死因不明社会」海堂尊 「イノセント・ゲリラの祝祭」海堂尊解剖するには人手と予算が必要。だが今の日本には両方が足りない。厚生労働省は解剖に予算を出さない方針。そこで、CT(コンピュータ断層撮影)やMRI(核磁気共鳴画像法)を使う。これらの装置で遺体を調べ、死因を特定する手がかりとする。これがAi。日本には、多くのCTとMRIがある。1件25万円と言われる解剖に比べて、Aiは負担を軽減することが可能。すでに、千葉大学や群馬大学にAiセンターが設立された。もしあなたの家族が亡くなった場合。その死因に疑問点があれば、Aiは役に立つ。逆に、解剖がされにくい日本では今日も殺人が病死として扱われている。記憶に新しい相撲部屋での暴行死事件。あれも「病死」で片付けられる恐れがあった。恐ろしいことだ。大学病院が舞台の「白い巨塔」で財前教授はこう言い残した。「屍は生ける師なり」遺体を調べることは、医学の進歩にもつながる。病気の早期発見や治療にも、役に立つ日が来るだろう。基礎研究なくして先端医療は成り立たない。今回冒頭に書いた水戸の報道を、海堂尊氏はきっと読んでいる。どこかで小説に使うかもしれない。日本にAiの普及が必要だ。今回の報道はそれを証明している。※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.03.03
卒業式のシーズンになると、気になることがある。それは、君が代拒否騒動。君が代拒否する教師と五輪で話題となった「国母騒動」について書く。 国母選手の騒動について、すでにいくつかの記事に書いた。スノボ国母、めざすは朝青龍?バンクーバー五輪開幕国母よソチを目指せ!2月28日の神奈川新聞「照明灯」が気になった。国母選手の騒動について書かれたコラムだ。2月28日付け照明灯(神奈川新聞) 筆箱に入れる鉛筆の本数や赤鉛筆の本数まで決められている小学校。私なら気持ち悪くて通いたくない。「みんな一緒は安心」ということを示すために、小学校の例えを出した。私はそう解釈している。この記事、九州の小学校と五輪選手を同列に扱うことに私は疑問がある。寛容さが現代社会で失われているという点は、確かにそうだ。服装は「自分らしさ」の表現かもしれない。記事はこうも書いている。ヒップホップの音楽が流れるスノーボード競技者には自然なファッションなのだ(太字部分、上の「照明灯」から引用)そしてこう締めくくられている。服装は「自分らしさ」の表現でもある。賛否両論があってよかった。国母選手の気持ちに寄り添う意見は少ない。そうした反応に危うさはないだろうか。(同じく太字部分、上の「照明灯」から引用)今どき、かなり極端な意見でも賛否両論となる。逆に、みんなが同じ意見だったとしたら。それこそ気持ち悪い。ところで、私は04年に国旗と国歌について以下のページを書いた。国旗と国歌について神奈川新聞のコラムは誰が書いているのか。誰でもいいが、「国旗と国歌について」で書いたことをもう一度述べる。記者の中に、このコラムについて批判的な意見は出なかったのか?もし出なかったとしたら、神奈川新聞は偏った危険な新聞で気持ち悪い。無理を承知で書くが、記者の中で議論になったことを記事にする。それもまた、新聞記者の役目ではないだろうか?今回の国母騒動では、賛否両論になったことで日本の健全さは証明された。そう解釈することができる。国母選手の気持ちに寄り添う意見は少ないから危ういのか。ならば、その割合は半々でなければならないのか。話はここで終わらない。卒業式といえば、最近では君が代の拒否をする教師が騒動となっている。上で紹介した「国旗と国歌について」に書いたとおりだ。もし神奈川新聞の意見が正しいとするなら。卒業式で君が代に反発する教師は「自分らしさ」の表現ではないのか?公の場での行動は大事だ。大事な卒業式を乱したのに、反省する教師は少ないはず。だが、君が代が戦争でどう使われたのか。それを考えた教師にとって、君が代拒否は自然なことなのだ。君が代に反発した教師の気持ちに寄り添う意見は少ない。そうした反応に危うさはないだろうか。すでに書いたように、小学校と五輪選手を同列に扱うことへの疑問。私にはそれがある。ならば、教師と五輪選手は同列に扱えるのか。そうした疑問が出てくるはず。小学校は何のために存在しているのか?オリンピックは国のためなのか?それとも個人のためのものなのか。そして卒業式は何のために行われるのか?さらに、君が代は何のために卒業式で使われるのか。疑問は尽きない。***********************関連記事ルールと価値観 ↑国会議員の河野太郎が国母問題について書いた記事。もしルールがあれば国母を処分することに賛成なのか?だったら国旗、国歌法案について議論の際。「強制はしない」と説明していたのは何だったのか。「ルールがあるから君が代拒否の教師を処分する」ということか。国旗、国歌法はまさに教師を処分する。生徒を従わせるためのものではないか。***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.03.02
この本は、大学教授の著者がネットゲームにのめりこんだ人たちを取材する。現代病とも言える「ゲーム中毒」の背景には何があるのか。 私はネットのゲームはチェスくらいしかやらない。以前、シューティングゲームを少しやったが「時間の無駄」と感じた。この本で取材を受ける人たちも「時間の無駄」と感じている人がいる。人間関係を壊し、学校や会社にも行かなくなる。おしゃれな女性も、身だしなみに気を使わなくなる。彼氏とのケンカも絶えなくなる。それでもゲームをやめられない。実はそんな人がたくさん世の中にはいるのだろう。ゲームを製作する会社のやり方が絶妙。当たり前だが彼らはゲームを金儲けにしている。仮想空間で戦いをするためには装備が必要。そのため、借金をしてまで装備を整える人も出てくる。表面上は禁止していても、リアルな世界で金銭の取引が行われる。また、個人で参加していても、6人のグループの連帯が必要なゲームもある。夜遅いからといって抜けると、残りの5人は厳しい戦いを強いられることになる。抜けられない女性はこう言う。「私が眠ると、みんな死んじゃう」知らない人同士がネットでつながっていて、仮想の連帯がそこにはある。オフ会で実際に出会ってみると、イメージとの落差に愕然とする女性もいた。もし夫婦でゲームにのめりこんだ場合。子どもがその犠牲になる。食事もインスタントばかり食べさせる母親。そうした子が将来どんな親になるのだろうか。「食育」という言葉がこの世にあることすら、気にしなくなるのだろう。後半著者ははゲーム中毒である意味日本より進んでいる韓国にも取材する。24歳の男性が86時間ぶっ続けでゲームをした結果、心労で死亡。そんな現実の中、韓国はゲーム中毒対策のキャンプを行っている。酒やタバコ、それ以外の薬物中毒と同様にゲームもまた依存症だ。ゲームがやめられないのはある意味病気。ただその背景にはいろいろな要素がある。そして酒やタバコがそうであるかのように、すっぱりとやめられない。まずは時間を制限してゲームとうまくつきあう。人がゲームを知ってしまったからにはそれしか方法がない。「ネット依存症」や「mixi疲れ」と同じ種類だと私は考える。韓国はタイで97年に始まった通貨危機の影響からネット環境が進んだ。それはある意味社会としての進化だったが、ゲーム中毒などの弊害にもなった。知らなかったのは、韓国におけるゲーマーの出現だ。日本にもゲームのプロはいる。しかし韓国の場合はゲームのプロが対戦しているのを「観戦」する。つまり韓国ではゲームがスポーツの一種となっている。ゲーマーの追っかけも存在するという。このことは、日本人にとってなじみがないかもしれない。しかし、海外でチェスはスポーツの扱いを受ける。チェスは考えるスポーツただし、チェスもやり過ぎると脳にダメージが来る。ルールで休みを取ることが必要だとされているのはそのためだ。日本でもリアルと現実が交錯する世の中。今後はゲームに支配された脳が犯罪に関係することがもっと増えるだろう。草食男子が話題となっている今。これからは恋愛もゲームの影響から様変わりするに違いない。それを我々は「進化」と呼ぶのだろうか?怖い世界が待っている気がする。***********************関連記事芦崎治『ネトゲ廃人』 ***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.02.10
世界中に武器は有り余るほどある。金額にすると世界全体で約140兆円。その金額の10%を環境対策に回そうという呼びかけがある。それがARMS DOWN!だ。ARMS DOWN! 医療、教育、貧困と飢餓。マラリアやHIVなどの病気対策など、人類共通の問題がある。それらの問題に優先して140兆円の軍事費が使われている現状。どこか間違っている。こうした呼びかけは世に多く存在している。その多くは風車に向かうドンキホーテのようなもの。だが思い出してほしい。誰かが一歩踏み出さなければこの世は変わらない。一人の署名が、いつか世界を動かすかもしれない。「しない善よりする偽善」この言葉の意味をもう一度考える必要がある。※この呼びかけは吉雄777さんのブログ記事からインスパイアされたもの。全世界共通署名キャンペーン ARMS DOWN!※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.02.01
反捕鯨団体シー・シェパードの船と調査捕鯨団の監視船が南極海で衝突した。シー・シェパード高速船は大破したが乗組員は救助された。シー・シェパード高速船と調査捕鯨団の監視船が衝突(asahi.com) 捕鯨に反対する団体は執拗に日本の捕鯨船を狙ってくる。これまでも繰り返し捕鯨船と反捕鯨団体の間で事故が起きてきた。このままではいつか大惨事が起きてしまうだろう。不思議なのは反捕鯨団体の思想。「反捕鯨であれば何でもあり」という姿勢は危険でしかない。この図式、どこかで聞いたことはないだろうか。イスラムの原理主義者と反中絶団体による医師殺害事件だ。一部のイスラム組織はテロ活動を繰り返し行っている。それがためにイスラムの思想そのものが誤解されているのが現実だ。同じように中絶に反対する人たちは胎児の命を守るべく活動している。その一部は中絶を実施している医師を殺害する。中絶医、教会で殺害される一方で「命の大切さ」を訴える人たちが銃で医師を殺す。こんな皮肉があるだろうか。反捕鯨団体も鯨を守るため、危険な暴力行使に出る。これもまた皮肉だ。暴力で人を納得させることはできない。我々はそのことをもう一度学ぶ必要がある。追記上記朝日の記事を読む限り、シー・シェパードに問題がある。だがシー・シェパード側は監視船に事故原因があると反論している。公正さを失わないようにシー・シェパードの反発も書いておく。***********************関連記事シー・シェパード妨害船大破 動画あり シー・シェパード抗議船、監視船と衝突真っ二つ***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.01.06
この世にあべこべなことは多い。 食べ物に困っている人がいる一方、大量に食べられるものを捨てている。食料の大量廃棄を見たマスクをしている人がいる一方、人前でせきやくしゃみをする人がいる。新型インフル、感染源はあなた「中絶は殺人!」と怒る一方、中絶する医師を銃で殺す人。中絶医、教会で殺害される首相が「友愛」を訴える一方、12年連続で自殺者が3万人突破する国。今年も自殺者3万人、12年連続犬猫が好きな人は多くいる一方、ペットを捨てる人が多い。ドイツを見習って犬猫を救おう多くの幼い患者が臓器移植を必要としている一方、議論は遅かった。参院で臓器移植法改正案可決海外での臓器移植は制限する一方、血液製剤は輸入が多い。血液製剤の外国産は安全か?日ごろ、天皇のことなど考えていない一方、「政治利用はいかん」などと言い出す。天皇の「政治利用」は当然精神的支柱であるはずの教会内で性的虐待が行われる。 アイルランド、教会内での性的虐待公務員がサービス業であることを忘れていることがある。公務員はサービス業↑この施設は救急車を呼んだ際。エレベーターにストレッチャーが入るか否か職員が知らなかった「実績」がある。核廃棄物の処理施設がない一方で原発を運転させている。MUMOは新聞広告にいくら使う?「安全第一」が売りのはずの鉄道が、自己防衛のためには手段を選ばない。福知山線の事故調報告案漏洩子を守るはずの父親が娘を暴行、子を4人産ませていた。父親が娘を暴行、子を4人産ませるこの世界はあべこべなことが多い。あべこべな世界は今年も継続?※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2010.01.03
とある地方都市では毎晩、大量の食料が廃棄されている。 その内容は調理パンと寿司だった。私はその実態をこの目で見た。大量に捨てられるゴミ。まだ食べられるにもかかわらず、捨てられる。食料の廃棄についてはこれまでも以下の記事で書いた。セブンイレブンの弁当値引きを考える フードバンク(素敵な宇宙船地球号)食料を捨てるくらいなら、再利用すべきだ。ホームレスにあげるのは問題があるのかもしれない。しかし食べられるものをゴミにしてしまう現状は明らかに問題。食料は動植物の命でできている。映画、「いのちの食べかた」でその件については書いた。牛や豚、鶏が肉となる。各種の野菜はサラダになる。それらは確実に生きていた。だからこそ学校給食では「いただきます」と言うべき。「いただきます」と生命を食べる捨てられていたゴミの中にはマグロもあった。寿司に使われたマグロは資源の減少が世界的な問題となっている。そのマグロですら捨てられる。調理パンも大量に捨てられていた。クリームに餡、コーンやチョコが使われたパン。売れ残ったものが捨てられる。地方都市でさえ大量にゴミとなる実態。大都市ではどれだけのゴミが捨てられているだろうか。日本の食料自給率は約40%と言われている。この数字だけでも問題なのに、さらに大量の廃棄がある。これをどのように解釈すればいいのだろうか?※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.12.17
今日、54回目の献血をしてきた。 今日は血小板を10単位。血小板は重い病気の人のために使われる。72時間以内に使わなければならない制約がある。冬は献血に訪れる人が少なくなる。今日も採血用のベッドが空いているのを見て少し不安になった。採血を担当した看護師は言った。前の日に必要だった血小板を今日に繰り越していると。つまり、昨日の分が足りていない。冬はこうしたことがよくある。前から何回も書いているが、今後は血液が不足する。それは少子高齢化が進むためだ。患者を救うために献血へ行こう!※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.12.16
今日、53回目の献血をした。 今日のヘモグロビン数値は12.1。先週は11.8で献血できなかったが、今回はぎりぎりでパス。10単位の血小板を提供した。献血はこんな感じで行われる。献血(42回目)最近はいつもヘモグロビンがぎりぎりの状態。12を超える時とそうでない時。何が違うのか私にもわからない。記念品はレトルトのカレー(2パック)。カレンダーかマスコットのぬいぐるみももらえたがパスした。今日も担当の看護師と血漿分画製剤の話をする。これは前回と同じ。52回目の献血とその将来血液製剤の外国産は安全か?日赤で採血しているのに、日赤病院で使う血漿分画製剤は輸入物。しかも輸入物は売血由来なのに日本の献血より安い。これがどう考えてもおかしい。血小板が18万円もするのもすごい話。こちらは無料で提供しているのに。血小板20単位18万円の驚き!何度も書いているが、献血は危機に瀕している。こんな患者もいるのに血液は足りていない。アンパンマンのエキス(テレビ新広島)しかも今後は少子高齢化で献血協力者も減ることが予想される。寒い時期は献血する人も減る。あなたも協力してみないか?※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.12.02
アイルランドの教会内で性的虐待が広く行われていた。教会と政府はこの件について謝罪した。カトリック教会での児童虐待の報告書を発表、教会と政府が謝罪 アイルランド(AFP) 教会内での性的虐待については、すでにアメリカで社会問題となっている。カトリック教会の性的虐待事件(Wikipedia)米神父4450人に児童へ性的虐待の疑い1万1000件(教界ニュース)訴訟社会のアメリカ。キリスト教会は今後、莫大な賠償金を払わなければならないだろう。それにも増して、性的虐待の被害者たちに対するケアも必要になる。だが同じことはアイルランドでも行われていた。過去には日本でもあった。キリスト教や教会は何のためにあるのか。それは、人々に心の安定をもたらすためではないか。私はそう考えている。私はキリスト教に対して疑問を抱いている。進化論を学校で教えることを拒否し、頑なに妊娠中絶を拒否する。それでもキリスト今日が果たしてきた役割というものは大きい。その点については私も認めざるを得ない。しかし、メリットが大きいからといって性的虐待の理由にはならない。上記AFPの報道によると。100人以上の子どもに性的虐待を行った聖職者がいる。25年以上にわたり2週間に一度の割合で子どもを虐待していた聖職者もいた。教会内は閉ざされた世界だ。そこで行われた性的虐待については、多くの人が知りえないこと。そして誰もその行為を止められない。心に迷いがあって教会に行った子ども。その子が聖職者に性的虐待を受けた場合。誰がその子を救うのか。教会を信じている人がいる反面、聖職者の中には悪魔もいる。こうした現実に対して、キリスト教関係者はどう考えているのか?ある信者はこう言った。「性的虐待などの問題を起こすのは、すでにキリスト教ではない」この意見はよく耳にする。だが、正しいように思えるこの意見。よく考えると間違っていないか?地動説を唱えた科学者を攻撃するのもキリスト教。人工妊娠中絶を実施する医師を攻撃し、時に殺してしまうのもキリスト教。教会内で性的虐待をする聖職者がいるのもキリスト教。つまり、「悪い部分をキリスト教から離しても無駄」ということ。キリスト教の精神がどこにあるかにかかわらず、すべてがキリスト教の現状。それをまず認めない限り、キリスト教や教会に明日はない。私はそう考える。キリスト教に自浄作用はあるのか?私はそのことをよく考える。「キリスト教」と名乗る団体が性的虐待などの問題を抱えている今。「宗派が違う」ということで問題を野放しにしていいものなのか?それっておかしくないか?布教活動も大切だろうが、キリスト教への汚名をどうするか。その対策を立てないと、キリスト教への不信感は高まるばかりだ。以下の声明を出す程度のことしか、教会はできないのか。子どもへの性的虐待に関する司教メッセージ(日本カトリック司教協議会)アイルランドの性的虐待については読売も報じている。神父の性的虐待、教会が隠蔽…アイルランド(読売新聞)こちらは「教会側の組織的な隠蔽質」を問題視している。ポイントは以下のとおり。1、調査範囲は1975年から2004年まで。2、性的虐待疑惑を指摘された神父のうち、46人を調査。3、性的虐待の被害を受けたとする子供は320人を超えた。4、有罪判決を受けたのは11人。5、教会側の対応について、「権威を守るため、秘密を守ることに終始した」6、「同僚の問題に気づいても、大半の神父は見ないふりをした」7、アハーン司法相は26日、「これらの例は氷山の一角にすぎない」と述べた。8、虐待は大規模で恒常的だった。ここではっきりしたのは以下のこと。まだ表面化していない虐待事件がある教会内に自浄作用はない教会という多くの人に信用された場所で行われた虐待。人を導く聖職者が虐待していても、それを止められない教会。教会はどこまで腐っているのか?追記この件で思い出すのが花村萬月「ゲルマニウムの夜」。第119回芥川賞受賞作だ。キリスト教施設内での性的虐待が描かれている。この作品が冗談ではないということを、事実が証明する形となった。***********************関連記事アイルラドのカトリック聖職者らが、性的暴力を隠ぺい ***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.11.28
今日21日の朝日新聞朝刊に一面を使った意見広告が出ていた。その広告によると、タバコを1箱1000円にせよという内容だった。 この広告を出しているのは日本禁煙学会。よくわからない団体だ。タバコは火事の原因になる。各種病気の原因にもなる。私はタバコを吸わない。だから喫煙者の気持ちがまったくわからない。だからかもしれないが、タバコ1箱1000円にするのは賛成しかねる。どうせならタバコを売らなければいい。過去、こんな記事も書いたことがある。タバコなんて売らなきゃいい!あれだけ環境問題を訴えていた筑紫哲也もヘビースモーカーだった。肺がんで「NEWS23」を降板。筑紫哲也、肺がんで番組休養筑紫は2008年11月7日に肺がんのため亡くなった。米ABC看板キャスター・ジェニングズ氏もまた肺がんで亡くなった。そのことについてはこのページに少しだけ書いた。報道~クロンカイトと筑紫哲也~禁煙出来ない人はこの世にたくさんいる。上のページでも紹介したが、「トムソーヤの冒険」で有名なマーク・トウェイン。彼はこんなことを言っている。「禁煙なんて簡単だ。その証拠に私はもう1000回も禁煙している」タバコには依存性がある。禁煙出来ないのは病気だからだ。***********************関連記事意見広告に意見!タバコ1箱1000円***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.11.21
今日15日に52回目の献血をした。 献血ルームの対応に不満があった私は、一度採血を断ったことがあった。この件については以前ブログで書いた。不信感から献血しなかった話その後、2回ほど献血ルームに足を運んだ。献血ルームではなく困っている患者のために。(以前あった対応不備は改善されたようだ)しかしその2回とも比重がほんの少し足りず、献血できなかった。2回目に断られた時の数値は11・9。12・0以上なら採血だったので、本当にほんの少しの差だ。その間、私は以下の記事を書いた。国内で使われる血漿分画製剤。これが、献血由来の国産ではなく売血由来の輸入品が増えているという内容だ。読売の解説記事から私はこの記事を書いた。血液製剤の外国産は安全か?今日、私の比重は12・3で採血へ。オーダーにより、今回は10単位の血小板を採取した。この時、看護師にこの血漿分画製剤について聞いてみた。この看護師も、仕事上読売の記事を読んでいた。血液製剤の海外産切り替え続出(2009年10月29日 読売新聞)ポイントは以下の通り。「血漿分画製剤は国産でまかなえるはずなのに、輸入品に頼る」「日赤で採血しているのに、日赤病院では輸入品を使っている」「日本では献血で無料の血液。しかし海外の売血由来製剤のほうが安い」「輸入に頼って安全性は大丈夫か」こうした現状に「びっくりした」と担当看護師は話していた。結局、国産の血漿分画製剤は高コスト構造になっているとしか考えられない。だからこそ、日本の病院は4割も輸入も血漿分画製剤を使う。輸入品の製剤は国産よりも3割安いからだ。なぜ無償の献血由来より、売血由来のほうが安いか。保健医療経営大学学長のブログにその理由が書いてある。医薬品の価格 - 血液製剤(5)しかも、自分が患者になってみるまでこの問題は多くの人が気にしない。困ったことに、薬害は相当後になってはじめてわかる。10年後、20年後にあなたはこう言われるかもしれない。あなたは肝炎です。何か思い当たることはありませんか?その時になって、「あの時の治療で使った血液製剤かも」と思うかもしれない。しかし、治療が10年前なら当時のカルテが残っているか怪しい。加えて当時の血液製剤が原因だという因果関係が証明できるかどうかもわからない。もし証明できたとしても、肝炎であることに変わりはない。もし血漿分画製剤で薬害が起きたら。エイズや肝炎、そしてクロイツフェルト・ヤコブ病と同じだ。過去に起こったことが、将来どうして起きないと言えるのだろうか。前の記事でも書いたが、臓器移植では「自給自足」が当たり前になってきている。海外への渡航(移植ツーリズム)は今後、さらに厳しく規制されるだろう。臓器は「自給自足」。なのにどうして血漿分画製剤は4割も輸入されるのか。矛盾としか言いようがない。献血は危機に瀕している。高齢者が増えるとともに、血液の需要は増える。にもかかわらず少子化で血液の需給バランスは崩れる運命。今後、血液の不足がもっと大きな問題となることだろう。血漿分画製剤の輸入問題は看過できない。献血の危機とともに緊急の対策が必要だ。***********************関連記事献血できない人間が「血の一滴」について考えてみた(1)献血できない人間が「血の一滴」について考えてみた(2)↑私の記事とは少しテーマは違うが、参考にさせていただいた。一般人が献血の需要と供給。そしてその価格について考えることは少ない。血液製剤を巡る問題↑2年前のブログ記事。今回のテーマと少し関連している。***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.11.15
佐賀県にある玄海原発3号機でプルサーマル発電が始まった。九電玄海原発3号機、プルサーマル臨界に(読売新聞) これは使用済み核燃料から取り出したプルトニウムをウランと混ぜて使う。この混合燃料をMOX燃料と呼ぶ。この九州電力によるプルサーマルについて。北海道新聞が社説で疑問を投げかけている。プルサーマル 前のめり導入は疑問だ(11月6日)この社説での疑問は以下のようになる。1、人体への毒性が強いプルトニウムを燃料に使うプルサーマルは安全か?2、核燃料サイクル計画は核燃料再処理工場でトラブルが相次いでおり不透明。3、使用済みMOX燃料の処理法は、これから検討する「見切り発車」。4、民主党は「温室効果ガスの25%削減には原発推進が必要」としている。原子力一辺倒でいいのか。5、自然エネルギーを組み込んだ安全な電力供給システムの構築求められている。 上記社説によると、来年には四国、中部電力でもプルサーマル発電が始まるという。その他、福井や静岡でも計画されている。海外ではフランスでプルサーマル発電が行われている。アメリカでは核燃料サイクルを一時中止していた。しかし2005年からMOX燃料の試験運転が開始された。信濃毎日新聞も社説でこの件に触れている。プルサーマル 情報公開を徹底せよ北海道新聞同様にポイントを挙げておく。1、プルトニウムは毒性が強く、核兵器にも転用できる。地元住民には不安が根強い。2、国と電力会社には、安全確保を最優先し、情報開示を徹底していく姿勢が求められる。3、90年代末から2000年初めにかけて原発のトラブル隠しや事故が相次ぎ、約10年遅れのスタート。4、プルサーマルの開始に、地元では抗議活動が行われている。5、青森県の再処理工場はトラブル続きで完成に至っていない。6、玄海原発のMOX燃料は、フランスに廃棄物を運んで加工したもの。7、高レベル放射性廃棄物を埋める最終処分場の見通しも立たない。8、MOX燃料を燃やした後はどうするのかも決まっていない。9、新政権は核燃料サイクル政策にどう取り組むのか、将来像をはっきり示すのが先決だ。プルサーマルへの抗議については以下の記事に出ている。プルサーマル起動に懸念や抗議 県内被爆者や市民団体(長崎新聞)原発は「トイレのないマンション」と呼ばれている。それは、「核のゴミ」の処理ができないまま運転されているから。プルサーマル発電はさらに処理できない問題を拡大させるだけではないか?また、事故隠しやデータ改ざんを行ってきた事実がある。こうしたことから多くの人は不安を抱えている。※この記事は正確さを欠いた部分があったため、一部訂正しました。※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.11.06
3日午後4時過ぎ、名古屋市で10歳の小学4年生が寺に放火。寺は全焼した。小4男児が寺放火容疑 全焼、名古屋市中川区(東京新聞) 問題の小4男児は市児童相談所に送致された。放火についてこう話しているという。「物が燃えるのが見たかった。ライターで火を付けた」犯罪の種類こそ違うが、これってどこかで聞いたことないか?「人を殺してみたかった」と根本は同じじゃないか。この火事で焼死した人はいなかったのは不幸中の幸い。しかし燃えた寺は戻ることがない。全焼した西照寺は1487年の創建と言われている。子どもはくだらないことをしたがるもの。火遊びもしたい時がある。だとしても寺に火をつけて楽しむとは驚きだ。上記、東京新聞はこう伝えている。>寺が炎上してからも、警察などが一般人を近づけないために敷く規制線内でうれしそうに火災を見ている様子が目撃され、火事の見える場所へ自転車で何度も現れた。自分が放火したことに対し、結果を怖がるのではなく楽しんでいる。この子には以下の言葉を送る。まったくなんてガキだ!天罰が下るぞ!***********************関連記事小学生男児、燃えるところが見たかったとお寺に放火***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.11.04
青森県六ケ所村にある使用済み核燃料再処理工場。廃液漏れトラブルで操業開始が遅れる見込み。再処理工場「里程標」年内実現を断念(河北新報) 高レベル核廃棄物と呼ばれる「核のごみ」。これは、青森で再処理されることになっている。しかし、再処理工業自体が高レベル放射性廃液漏れ事故を起こした。しかも3回も。これではいつ操業開始できるかわからない。少し前にはこんな記事もあった。再処理工場 完工予定変更せず(読売新聞)↑この記事にはこうある。トラブルの影響で試運転のスケジュールの一部を見直すことも明かしたが、来年10月の完工時期は変更ないとした。(上記読売の記事から引用)この工場は08年に操業開始予定だった。しかしすでに09年も終わろうとしているこの時期。トラブルを起こしているようでは先が思いやられる。「来年10月の完工」も実現できるか怪しいものだ。しかも、再処理した高レベル放射性廃棄物を持って行く場所がない。高知県東洋町では、以前町長が処分場誘致を目指した。しかし町長選挙で誘致反対派が勝利。この件については以下の記事ですでに書いた。東洋町、核廃棄物にNO!また、原子力発電環境整備機構(MUMO)の広告費用についてもここに書いた。MUMOは新聞広告にいくら使う?読売や朝日だと、一面広告は5千万円かかると言われている。それを何回出しているだろう。その費用だけで天文学的数字になるのではないか?それでも自治体は「核のごみ」施設の誘致を認めていない。原発から出る核廃棄物を再処理してガラス固化。さらにステンレス容器(キャ二スターと呼ばれる)に入れて地中に埋める。これが日本の原子力政策だ。しかし再処理もトラブル続きでまだ完成できていない。それを埋める場所も決まっていない。なのに毎日核のごみは増え続けている。広告費はまさしく湯水のごとく使われている。こんなことを日本はいつまで続けるつもりなのか?もう一度、原子力発電について考えてる時期に来ているのではないか?***********************関連記事上関原発建設ブイの強制設置・六ヶ所で高レベル廃液漏れ!事実を伝えるDAYS JAPAN存続を!原燃 廃液漏れ おかしいぞ 六ヶ所村再処理工場***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.11.01
今日から11月。明日あたりから寒くなりそう。今回は心が寒くなる話。 公務員はサービス業。ところがサービスする側はそのことをよく理解していなかったりする。よく利用する公共施設に青少年会館がある。今は横文字を使っているが、中身は青少年会館。そこは午後10時まで使える。学習室があり、音楽やダンス用の部屋がある。ネットも3台使える。なかなか便利な施設だ。この施設には飲食する場所がなかった。そのため、ネット用PCの裏に飲食できる場所を作った。事務所近くにある、10席ほどのスペースがそれだ。誰かがリクエストしたのかもしれない。この飲食コーナーでは匂いの強いものは持ち込みできない。カップ麺とかカレーなどがその禁止項目になる。長時間(おおむね1時間以上)の利用や学習も禁止行為になっている。当然、酒やタバコは厳禁。ミーティングも禁止。ところが、この飲食コーナーが出来てから、マナーが悪くなった。ゴミは基本的に持ち帰ることになっている。しかしトイレのゴミ箱は弁当やペットボトルなどで溢れている。学習室が空いているにもかかわらず、2時間くらい勉強している人がいる。大勢でその場所を占拠しているグループも。そのため、飲食したい人が使いにくくなっている。たとえば10席のうち、4または5席が学習に使われていたら。その場に飲食利用者が入って行きにくい。この施設には当然職員はいるが、そうしたことを注意する人が少ない。職員の違いで注意する人とそうでない人の差が激しい。私は、そのことを先日注意した。職員はもっと注意すべきだと。「善処します」と答えたものの、その後も変化が見られない。別の職員に注意しても「今後注意します」との答え。この件を「職員が読むノートに書いておきます」ということだった。まさに官僚の答弁みたいだ。その施設では最近、置き引きの被害が出ている。しかし、これでは被害は増えるばかりだろう。職員がすぐ近くにある場所を見回らない状況は置き引きし放題だ。一昨日も私は職員に注意した。毎回「注意します」と答えても、ちっとも改善しない。そればかりか、規則違反について「私は聞いていない」との答え。職員の間で意識の統一が出来ていない。もっとすごいのは、職員が注意してもその場所を占拠し続ける人がいること。職員も、注意しただけで解決したと思い、その場を見もしない。つまり、職員はなめられている。私はついに怒って、職員を叱った。規則違反を「私は聞いていない」と答えるとは何事か?注意しても従わない利用者がいるのは、職員が日頃注意していないからだ。事務室にいて、現場を見もしない。新しく出来た食べ放題の時間が70分というのは短いとか話す時間があるなら。もっと施設内をまめに見て回ることだ。黒澤明の映画「生きる」をを思い出す。志村喬演じる役所の職員。彼の職場はいかにも官僚的。いい施設がありながら、職員のやる気のなさが施設を駄目にする。そんな施設が日本中にあるのかもしれない。※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.11.01
今日29日の読売朝刊に、献血に関する気になる記事が出ていた。価格の安い外国産の血液製剤に切り替える病院が増えているという。 記事が出ていたのは13面(関東)。献血でまかなわれるのは輸血用の血液(全血)と血液成分製剤。そして血漿分画製剤に分かれる。(血漿分画製剤をとくに血液製剤と呼ぶ事が多い)このうち、輸入された血漿分画製剤について記事は書かれている。例えば火傷の治療に使われるアルブミン。国内では4割が売血由来の輸入品に頼っている。献血を担当する日赤。その同じ赤十字の日赤医療センターでも輸入品が使われているのは皮肉だ。記事はこう書いている。「献血の血漿が有効使用されていない」献血で採取される血小板は使用期限が厳しい。72時間以内に使われる。しかし血漿はある程度保存ができる。実は、献血で血小板を採取する場合血漿も同時に採取される。すると、献血をする側からするとこう考えてしまう。「もしかして血漿は余っているのではないか?」「自分の血漿はどこかで捨てられてしまっているのではないか?」日赤は、こうした疑問について情報を公開してほしい。血漿は果たして余っているのか?それとも不足しているのか?話を輸入血液製剤に戻そう。先ほど出たアルブミンの場合。50ミリリットルで25%のアルブミン。日赤では8039円。ところが米国バクスターは5619円。輸入したものが3割も安くなっている。包括医療制度により、病院側は経費削減した分だけ収入が増える。かつての出来高制とはここが違う。当然、安い血液製剤を病院は使いたがる。読売の記事はここに疑問を投げかける。無償である献血が売血由来の血液製剤よりより高価なのはなぜか。それは、アメリカの場合700ミリリットル以上を一度に採取。日本に比べ、10倍の処理能力があるため。私にはこの部分が納得できない。というのも日本でも献血時には720ミリリットルの血漿を採取する。しかし献血する人は知っているだろうが、血漿だけの献血は割合が少ない。しかもすでに述べたように、血小板を採取する場合には血漿も一緒に採取する。このことは、以前記事にしたことがある。献血と血漿分画製剤の不足価格については以前記事にしたことがある。血小板20単位18万円の驚き!↑この記事で示した価格についてはリンク切れになっている。代わりに平成11年4月のデータを以下に示しておく。輸血用血液HLA(リンパ球)適合の血小板は20単位で175,880円!その後、185,250円になっているはずだ。なぜこんな高価格になってしまうのか?献血は無償で血液を提供する。その血液を検査し、放射線をあて、患者に提供される。献血ルームの賃貸料や人件費もかかる。それにしても18万円は高すぎる!末期ガンの患者は、この血小板を数回使う。いくら3割負担で高度医療に補助が出ても。この価格は高すぎる。医療の現場である病院の実態。虎ノ門病院では、手術後患者に採血国を知りたいという人が96%もいた。国産を希望する患者は実に87%。これは薬害のことがあるからだろう。血液製剤は、他の医薬品と同列に扱えない。それは日本でも多くの被害が出た薬害があるからだ。過去、薬害エイズ事件や薬害肝炎があった。薬害エイズ、薬害肝炎は血液凝固因子製剤の投与が原因。私は不思議に思う。臓器移植は海外での臓器の提供を受けることが厳しくなっている。にもかかわらず、血液製剤はその逆をいっている現状。これはどう考えてもおかしい。臓器と同じく、血液もその国で使う分は自給自足すべきだ。最後に、読売の記事に出ていた血液製剤の自給率を示しておく。2007年が62.8%。2008年は60.5%。このままでいけば、今年は60%を割り込むことが確実。「国産だから何でも安全」というつもりはない。だが事実として輸入品はHIVやB型とC型肝炎のリスクが国産より高い。売血由来と献血では、安心に差があるのも事実。この部分については以下に述べる指摘により、打ち消し線を入れる。血液製剤の輸入を増やして果たして安全なのか。疑問が残る。※私は医師でも医療の専門家でもありません。この記事がどこまで正しいか、それすらわかりません。もし間違っている部分があれば。こっそりメッセージで教えていただけるとありがたいです。2010年11月17日 追記この件を読んだと思われる方からメッセージをいただいた医療関係者というその方は、以下のように指摘している。1、HBV、HCVについては、日本の血液の方が危険性は高いという。これはデータでそうなっているそうだ。2、安心は感情論、安全は科学。医療問題は科学をベースに考えるべき。3、血漿分画製剤については国内、海外ともに安全性が確保されている。4、血液の安定供給については、将来的に見て難しいとのこと。「日本人は提供は受けるが、しないお国柄」がその理由だという。ということは、現在献血に頼っている日本も売血由来の方法に変えたほうがいい?メッセージをいただいて、新たな疑問が浮かんでしまった。ご指摘ありがとうございました。自分でも調べてみたいと思います。※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.10.29
先日、海外で活躍する日本人が新聞で紹介されていた。その人の名は川原尚行氏。スーダンで医療活動をしている。九州大学広報48号 九州大学で外科医となった川原氏。外務省の医務官だったが現地の患者を治療すると「ルール違反」になる。このため「日本人向け」の医療ではなく現地人を支援するため退職。家族もいるが、年俸1700万円の地位を捨ててスーダンに生きる。彼はNGO「ロシナンテス」を立ち上げた。(「ロシナンテス」とはセルバンテスの小説「ドンキホーテ」に出てくる馬)ロシナンテスHPロシナンテスのHPにはこう書いてある。スーダンでは4人に1人の子どもが5歳まで生きることができません。 死因のトップはマラリア(26%)です。1000円あれば5人の子どもをマラリアから守ることができます。川原氏は現地のことをブログで公開している。スーダンで活動する医師・川原のブログ医務官が現地人を診察すると怒られる状況というのはいかにも日本人的。というか官僚的発想。それに反発して現地で活躍する日本人というのも頼もしい。こうした人を忘れないように、この記事を残す。追記叙勲の候補者を一般推薦できる制度がある。内閣府で募集している。春秋叙勲の候補者としてふさわしい者の推薦(一般推薦)について勲章を与えるためではなく。地道な活動を支援するために川原氏を推薦したらどうかと思う。薬物と教育問題で「夜回り先生」こと水谷修氏も推薦に値するのではないか。そんなことを考えている。***********************関連記事Dr.川原尚行 と 国際援助活動 ***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.10.26
今日、読売の5面はNUMOの一面広告だった。NUMOとは原子力発電環境整備機構のこと。 原発で出た核廃棄物をどうするか。ガラス固化した後、鉄で覆って地中深くに埋める。それがNUMOの考えだ。今日見た広告では、NUMO理事長である山路亨氏と蟹瀬誠一が対談していた。この件については、今まで何度となく記事にしてきた。放射性廃棄物の地層処分高知県の東洋町では「核のゴミ」処分場をめぐって騒動が起きた。処分場誘致に動いた町長は住民の強い反発を受ける。その結果、選挙で落選した。東洋町、核廃棄物にNO!日本の原子力政策は間違っている。原発は「トイレなきマンション」と呼ばれている。ゴミの処分場がないまま、今日も核のゴミを各原発が出している。普通、マンションを作る際には各世帯ごとにトイレを作る。しかし原発はそれをしなかった。そのため、原発には核のゴミが置かれている状況だ。そのゴミを埋める場所を今になって募集している。創業は平成40年代後半を目指しているという。地下300メートルという深い「安定した」地層。地震の多い日本にそんな場所があるのか。そして、そこに住む人たちが処分場受け入れを納得できるのか。多くの日本人は原子力について基本的なことを知らないでいる。その証拠に、10年前茨城県東海村で起きたJCOがある。JCO臨界事故から10年この事故はウラン溶液をバケツで取り扱っていたことで起きた。もし原子力について基本的な教育ができていたら。この事故は起きなかった。結果、この事故で大量の放射線を浴びた作業員のうち二人が亡くなった。体内で血液が造られなくなることから、機能不全が起きた。二人の死は医療スタッフもショックを受けるほどの悲惨な最期だった。原子力の現場はこのように杜撰なもの。電力会社の社員はともかく。下請けになると教育なしに危険なことが行われている。最近、MUMOは新聞広告を盛んに出している。たとえば全国紙に一面広告を出すと4~5千万円かかると言われている。新聞の一面広告の値段~5千万円(物価データベース)MUMOの広告は一紙だけではないので1回に2億円はかかっているはず。それをすでに何回出していることだろう。合計にするとすごい金額なるはずだ。このご時勢に、原子力は予算が有り余っているのか?原発を推進してきた人たちはこう言っていなかったか?「原発は安い」ところが安いはずの原発が新聞広告だけで高いものになっている。どうしてそんなに原発を推進したがるのか?環境保護のため?その前に利権があるんじゃないの?疑問の目は新聞やテレビにも向けられる。彼らにとってこうした広告は「いいお客」だからだ。だからこそ一部メディアは原発を推進したがっている。そこにメディアとしての意味はあるのか?私はそれを問いたい。***********************関連記事NUMOが放射能汚染を引き受けてくれる自治体募集 (新聞広告) もしも電気がなくなったら?プルトニウム発電に関するデマ広告↑プルサーマル計画についての記事。直接核廃棄物についてのものではないが、原子力発電についての広告は多い。***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.10.25
今朝、全盲の人を駅からバスターミナルまで案内した。 勝手がわからない。とにかく私のひじをつかんでもらい遅めに歩く。エスカレーターを降り、地下道を歩く。ここは駅からバスターミナルまで少し距離がある。その人は20分発のバスに乗りたいらしい。しかし時刻は18分。私は一人で走っても間に合わない。次の40分発を目指すことになった。全盲の人を案内して歩くのは難しい。歩くスピード、目の前にある危険を察知すること。そして全盲の人が何を望んでいるか。それらをこちらが考える必要がある。何とかバスターミナルまでたどり着く。とりあえずベンチに座ってもらい、バスを待つことに。ここで私の役目は終わり。あの人は無事に目的地までたどり着くことができただろうか?少し気になる。点字ブロックが整備されてきてはいるが、それはまだ一部だけ。健常者がどう案内すればいいか。とりあえずやってみるしかない。気になって全盲の人を案内することを調べてみた。上手な歩き方~視覚障害者の歩行目の不自由な人の危険予知・回避/サポートの仕方(1)私は目が見えるので、全盲の世界がわからない。そんな私でもよければ。「手伝って!」と声をかけてほしい。追記 上のバナーにある盲導犬育成。楽天ポイントでこの活動を支援できる。この機会に10ポイントでも参加してほしい。私も100ポイントを使ってみた。これっていいアイデアだと思う。あなたも視覚障害者にサポートを!あなたの楽天ポイントで盲導犬育成できます。※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.10.24
各地で新型インフルエンザの患者が増え、学級閉鎖も起きている。休日に当番となった医師は大変だったそうだ。「休日当番医」に患者が殺到、7時間待ちも(読売新聞) なぜ、新型インフルエンザは感染が拡大するのか?それは、対策がいい加減だから。前から記事にしているが、咳(せき)エチケットは大切だ。このページに詳しく出ている。咳エチケットを守りましょう!(さいたま市)ところが、人の多く集まる場所。例えば電車やバスの車内でくしゃみや咳を平気でする人がいる。その飛沫は2、3メートルは飛ぶというのに。これでは感染を防げるわけがない。季節が夏から秋になって、気温が下がってきた。インフルエンザが感染しやすい季節だ。にもかかわらず、防御が十分でなければ感染が拡大するのは当然。国にワクチンなどの対策を求める前に、できることはしておこう。うがいも大切だが、人に感染させない努力も大切。ひどいのは、接客業の人が「せきエチケット」を知らないということ。飲食業をはじめ、図書館員なども知らなかったりする。これって仕事ができるか否か以前の問題だというのに。感染防止に有効だとされるマスク。これもせきをする人がすればいいのに、そうなっていない。前、電車の中でくしゃみを連発している人がマスクなしということがあった。その回りにはマスクをした人が迷惑そうにしている。これではマスクの意味が逆になってしまっている。さらにひどいのは「せきエチケット」を注意すると逆ギレする人。こうなると最悪。あなたのせき、くしゃみが迷惑だということ。分かってないのはあなただけ。***********************関連記事大丈夫? あなたの咳エチケット・鼻紙エチケットドラキュラ流、咳エチケット ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.10.13
覚せい剤所持容疑で立命館の院生が逮捕された。覚せい剤:所持容疑で立命館大院生逮捕 滋賀(毎日新聞) この学生は容疑を認めているという。押収物が「注射器約80本」というのも驚き。どれだけ前から覚せい剤を使っていたのだろう。せっかく院生になったのに。これで退学だろうか。ノリピー事件以降もドラッグに手を出す事件が後を絶たない。ドラッグはそんなに魅力的なんだろうか。大学を退学になっても?大学の教職員の方。あなたの大学は大丈夫?※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.10.10
図書館でネットを使うことがある。使う前に受付で申し込むのだが、申し込みしないで勝手に使う人もいる。目の前に注意書きがあるのに、それを読まない。 注意書きを読まない人はどこにでもいる。これも図書館でのこと。調べたり勉強したりする際使う机。これも番号札が必要だ。だが札なしに勝手に机を使う人が結構多い。机に大きく注意書きがあるにもかかわらず、それすら読まない。ある時、私がこの番号札を持って机に行くと、そこには中年の女性がいた。私が番号札の説明をすると「すいません」と言って席を移動。しかしその席でも番号札なしに使用している。私の言ったことをまるっきり理解してないね?注意書きくらい読もうよ!この「読まない現象」は男性と女性、どちらが多いのだろうか。年齢層ではどうなのか。また人間行動学とか社会学など、研究してみると面白いかもしれない。私の経験から言うと、年配の人がかなりいる。女性のほうが多いかも。「最近の若者はすぐに結果を求めたがる」という意見。実は若者に限ったことじゃないかも。「読まない現象」は注意書きだけでなく、製品の説明書も同じ。面白い記事があったので紹介しておく。どうして説明書を読まないの?取扱説明書を読まない女「取扱説明書を読まない女性が多いような気がする」というのは注意書きと同じ。確かに分厚い説明書は読む気にならない。しかし読まないで「わからない」と言っていても進歩がない。さらに困るのが「読めば?」と言うと逆切れする人。そういう人は死ぬまでわからないで構わない。別な意味で迷惑なのが読まない上に質問してくる人。こうした人たちを通称「教えて君」と呼ぶ。「教えて君」についてはすでに過去の記事に書いた。検索しない「教えて君」の迷惑読まない人と「教えて君」の存在。世界は多くの損失を出している※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.10.09
本来なら今日は52回目の献血だった。しかし日赤への不信感から献血しなかった。 まず献血の原則を書く。それは血液提供者の善意によって成り立っているということ。これが大前提だ。献血ルームの受付で、私は心電図について質問された。ある年齢から、毎年1回は心電図検査が必要になる。その時に気がついたのは3週間ほど前の献血。私は720ミリグラムの血漿を提供した。毎年1回心電図が必要であれば、その時も必要だったはず。だが医師、看護師、そして受付スタッフもその点について何も言わなかった。そして実際私は心電図検査を受けなかった。私はその点が気になったので前回の記録を調べてもらった。するとやはり心電図は受けていない。受付の男性職員はこう言った。「大丈夫です。成分は製品になっていますから」私はそんなこと言っているのではない。心電図は提供者のために調べているはず。それがどうして行われなかったか。それを気にしている。その職員はこうも言う。「心電図は自己申告ですから」何だそれは。こちらが自分から言い出さないと、行わないということか。当たり前だが献血は医療行為だ。何しろ健康な人に針を刺すのだから。実際に、針で神経を傷つけるなどトラブルも起きている。VVR(血管迷走神経反射)とみられる症状で死亡した例もある。採血に伴う副作用についてそれでも献血は行われる。それは、以下の図式によるものだ。患者のメリット > 献血、輸血のデメリット善意で献血を申し出て。本来やるべき心電図検査がどうして無視されるのか。ひとつ考えられるのは以下のこと。「日赤は採血できれば提供者がどうなってもいい」必要だからこそ、ある年齢以上になると心電図が必要になるはず。私が言い出さないからと言っておろそかにしていいわけない。***********************実はこの献血ルームは以前も問題だった。私は10人にひとりの「CMVマイナス」。ある種のウィルスがいないことから献血の際は重宝がられる。いつも書類には赤いスタンプが押される。ところがある日。看護師にCMVの話をすると、彼女はこう言った。「あなたはCMVプラスですよ」そんなはずはないと私が答えると彼女の顔色が変わった。書類と人が入れ違っている可能性があるからだ。彼女はすぐに「確認します」と言うと受付へ。戻ってきて「こちらの間違いでした」とのこと。これがなぜ問題か。それは、この献血ルームでは本人確認がいい加減ということ。間違いが発覚したのは、私が話しかけたからだ。看護師による本人確認はその際行われなかった。医療の現場で本人確認は初歩の初歩。それを私のような素人に指摘される献血ルームは危険でしかない。この時私が強く言ったからか、それからは本人確認するようになった。話は今日に戻る。怒った私はカードを受け取り今日の採血を拒否した。入り口まで職員はついてきて謝罪したが、何のための謝罪かわからない。結局最後まで「自己申告」については明らかにされなかった。血液は自分の分身。でも患者がいるからこそ私は今まで50回以上も献血してきた。だが、提供者と日赤の間に信頼関係がなければ献血はできない。大丈夫なのか日赤!不信感ばかりが残る出来事だったどこでもこんな対応しているんじゃないだろうな?***********************関連記事標準作業手順書(採血) ↑厚生労働省の資料。採血のリスクについて書いてある。実は献血での事故は報道されにくいだけで確実に存在している。例えばこんな事故がある。献血者が減らなければいいけど日赤も事故に対しこんな支払いをしている。事故見舞金等の日本赤十字社が支払った事例の判定の代表例***********************※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.10.08
先日、バスの停留所前にあるベンチで特別割引パスを拾った。 そのパスがあれば、バスに半額で乗れる。名前が書いてあったので、私はすぐ持ち主を探した。目の前に停車しているバスの乗客に違いない。バスに乗り込んで「○○さんいますか!」と大きな声で訊く。すると乗客の一人が「おお、ワシだ」という。60過ぎの老人。「これあなたのでしょう?」「そうだ」隣に座っていた奥さんらしき人が「あなたったら」と言う。バスが発車するので私はすぐに降りた。気がついてみると、二人ともお礼を言わなかった。私に何か一言あっていい場面だろう。お礼ぐらい言えよ!まったく最近の老人ときたら!バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.10.01
元男闘呼組メンバーの成田昭次が、大麻所持で逮捕された。大麻所持:元「男闘呼組」成田容疑者を逮捕(毎日新聞) 成田容疑者は乾燥大麻を数グラム所持していたという。容疑を認めているため、無実ということは考えにくい。成田容疑者は男闘呼組解散後、ジャニーズ事務所を離れた。バンド活動をしていたという。覚せい剤でノリピー事件があったばかり。芸能界の薬物汚染は進んでいるのか。そんなに禁止薬物を使いたいのか?バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.09.28
ある掲示板で、「幼児虐待らしいがどうしたらいいか?」という質問があった。 事情はこう説明されていた。場所は私立の幼稚園。相談した方の子と、問題になっている子がトラブルになった。虐待されているらしい子が一方的に悪かった。事情を知った相手の母親は事情を知って怒った。持っていたカバンなどで子を叩き、汚い言葉で子を罵った。子どもと目線を合わせないというのが気にあるとも書いていた。見た目、育児ノイローゼの可能性もあるとのこと。「とにかくまず児童相談所に通報」という意見が寄せられた。私もそう考えた。こうしている間にも、生命の危機に瀕している子が、確実に存在しているからだ。虐待で生命の危機129人 昨年4月からの3カ月で(47NEWS)だが一部からは「本当に虐待かどうか確認が必要」という慎重論も出た。こうした意見もあった。「もし虐待ではなかったら、間違われた親にプレッシャーがかかる」「すぐ通報することで虐待の件数を増やしている」この手の話はとても難しい。幼い子どもに大火傷や骨折させて「これは躾だ!」と言い張る親もいる。躾(しつけ)と虐待の境界線子供のしつけと虐待の違いとは?何しろ虐待らしき光景を見たのが掲示板を立てた人だけ。伝聞情報を他の人があれこれ言うのも憶測になりがち。それでも私は思う。以下のどちらが正解なのか。「実際は虐待でなくても通報し、後悔する」「児童相談所に通報しないで後で大事になってから後悔する」私はまず、「最悪の事態」について考える。今まで何度となく虐待の報道で、こんな文面を見ただろう。「回りがおかしいと思いつつ通報しなかった」結局、この相談を寄せた方が実際児童相談所に通報したかどうか。それはわからない。しかし「虐待らしい」とされた子は今どうしているだろうか。それだけが気がかりだ。***********************関連ページ平成18年度 児童相談所における児童虐待相談対応件数等児童虐待のきっかけと心の闇 虐待に走る親の深層意識とは?児童虐待に関し緊急に対応すべき事項について バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.09.25
今日、51回目の献血をしてきた。 実は50回目の献血をしてからしばらくブランクがあった。というのもしばらくの間、比重が足りずに何回か献血できなかった。今日の比重(ヘモグロビン数値)は12.1。何とか基準以内に収まった。本当はもっと数値が高くてもいいのだが。前回、ALT(肝機能の数値)が高かったので看護師も注意していた。しかし、実際の数値はまったく問題なし。しばらく間があったせいで、私の体は内部から変化したか。今回は赤十字のオーダーにより、血漿を720ミリリットルほど提供した。いつもなら血小板になるのだが、今日はオーダーがないとのこと。だがこうしている今も、血液を必要としている患者がいる。ぜひ多くの人に、このページを見てほしい。アンパンマンのエキス献血については、今までもいくつかの記事を書いてきた。献血(42回目) ←採血の写真あり。血に弱い方は気をつけて。成分献血とプロの看護師血小板20単位18万円の驚き!血小板献血と200ml問題 献血と血漿分画製剤の不足私はあと何回献血できるのだろうか。人工血液が開発されるのはまだ先のこと。できるだけ多くの人が献血に協力する必要がある。 私の提供した血液が、誰かの役に立ちますように追記今回行った献血ルームは以前と大きく違っていた。まず大量にあった漫画が消えた。そして自由に食べてよかったビスケットやクラッカーもなくなった。看護師のメンバーもほとんどが入れ替わった。検査時、そして採血する前に必ず本人かどうかの確認があった。今まではこの確認がいいかげんだったこともあった。赤十字は採血の現場に予算を組めなくなっているのか。すでに神奈川県では横須賀献血ルーム。そして相模大野献血ルームが閉所となった。横須賀献血ルーム・相模大野献血ルーム閉所について実は献血事業自体が危機なのかもしれない。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.09.10
冤罪ということで注目された足利事件。しかし、死刑が執行された冤罪事件があるかもしれない。それが飯塚事件だ。 この事件については、以下のページが詳しい。飯塚事件(Wikipedia)飯塚事件1992年2月にこの事件は起きた。当時、小学校1年生だった女児2人が行方不明となった。後に、この二人は雑木林で遺体となって見つかった。飯塚事件で容疑者となった久間三千年元死刑囚は容疑を否認。しかし最高裁でもこの判決は翻らなかった。問題となったのは足利事件と同じくDNA鑑定。当時はまだ制度に問題があった。飯塚事件で容疑者を有罪としたのは「MCT118型検査法」。これは足利事件と同じだ。また、試料の全量消費も問題だ。DNA鑑定の場合、再鑑定のために試料を残しておく。しかし、飯塚事件では試料を使い切ってしまっていた。もうひとつ、気になることがある。それは以下の点。「再審申請した場合は死刑執行されない」これは決まっているわけではない。「死刑の執行は弁護士によって拒否権を持つ」というのもおかしなこと。しかし飯塚事件の場合、死刑確定から執行まで約2年というのは短い。何らかの意図があったと考えてしまう。執行命令書にサインした森英介法務大臣。もう少し執行を待ってみようとは思わなかったのか?もし、飯塚事件が冤罪だったとすれば。司法が誤った裁判の結果、人殺しをしたことになる。DNA鑑定、死刑のあり方など、この事件は多くの問題を抱えている。近代法の思想に、このような一文がある。「1000人の罪人を逃すとも、1人の無辜を刑するなかれ」DNA鑑定、そして裁判制度は人が行う。人は時に間違える。そのことを忘れずにいよう。***********************関連記事もう1つの足利事件…執行された「飯塚事件」久間三千年死刑囚バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.08.10
これは友人から聞いた話。その友人の母親は70代。最近は動作が鈍くなっている。その母親が、ガスの火をつけたままトイレに行くという。 友人は何回も母親に注意したという。しかしそれでもやめない。ある時、その母親はラーメンを作るため強火のままトイレに行った。当然のこと、鍋はふきこぼれた。あわてて友人は火を消しに行ったそうだ。火を消し忘れているわけではない。その母親は、火がついているのを知った上でトイレに行く。「このままでは火事になる」その友人は思った。それでも母親はこう言い放ったという。「あたしは主婦としての経験がある」老人特有の頑固さから、何度注意しても聞かない老人。こうした老人は全国各地にいるのかもしれない。自分で動作が鈍くなっていることを認識している老人。それでもこうした行動を改めないのは、なぜなのだろうか。その母親は、車に乗った時も無茶をするのだそうだ。墓参りの時、車が停止する前にシートベルトをはずし、ドアを開ける。これも何回か注意して、最近はやっとしなくなったそうだ。このため、友人は「口うるさい息子」になった。それでも、火事が起きたり大火傷したりするよりはマシだと考えている。彼の奮闘は、いつまで続くのか。私としては、彼に同情するしかない。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.08.07
ネットで検索していて気になることがあった。献血と血漿分画製剤の不足、安全性についてだ。 血漿分画製剤は、血液から作られる。日本の場合は献血でまかなわれる。詳しくは以下のページに出ている。血漿分画製剤について 血液製剤と血漿分画製剤血漿分画製剤一覧ところが、この血漿分画製剤は国内自給率が100%ではないという。つまり一部は海外からの輸入に頼っているわけだ。血漿分画製剤の供給状況血漿分画製剤と成分献血ところで供給源の献血だが、気になるのが以下のページ。献血(Wikipedia)そこにはこう書いてある。※現在、血小板献血において血漿も同時に採取していることが多い。血小板献血で採血に血漿を含まないときは、1週間後に血小板成分献血が可能になる。ただし4週間に4回実施した場合には次回までに4週間以上空けなくてはならない。このこともあり、現在血漿が供給過剰気味となっている。「現在血漿が供給過剰気味」なのに、血漿分画製剤の不足?私にはこの部分が矛盾しているように感じる。この件に関する疑問点は以下のとおり。1、血漿は日本国内で不足しているのか?供給過剰なのか?2、輸入された血漿は、献血由来の国産と比較してリスクは高いのか?3、医療の現場で国産と輸入品は区別されているのか?(例えば使用する前に患者に確認するとか、ラベルが違うとか)4、臓器移植では、各国の「自給自足」が求められている。血液製剤でも同じことはないのか?私の無知によるものならいいのだが、気になるので記事として残す。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.07.28
よく電車などで鼻をすする音をずっと立てている人がいる。すごく気になる。これは騒音だ。 同じように感じている人は多い。頼むから鼻をかんでくれ! 職場で鼻をすすり上げる同僚鼻をすする音すごいのは、注意するとムキになって睨み返す人。自分が迷惑だということをまったく理解していない。隣でPC打っている君のことだよ!バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.07.24
13日、臓器移植法案が可決成立した。この件については以下の記事に書いた。参院で臓器移植法改正案可決 私は思う。日本人は献血とか骨髄移植、臓器移植に冷たくはないだろうか?これは私だけの意見ではない。医師から作家になった渡辺淳一氏もテレビで同じことを話していた。渡辺氏には臓器移植で苦い経験がある。このことは以下の記事で書いた。臓器移植に関する二つの影渡辺氏が発言したのは臓器移植法が成立して初めて臓器提供の際。自分が大学を出るきっかけとなった事件があっただけに、皮肉な結果となった。ところで「日本人は冷たい」というのは、私も前々から考えていた。私は今まで献血を50回している。HLA適合の患者がいたから定期的に献血をしていた。そうでなくても血小板献血を主に行っていたため、回数は多い。駅前などで献血の呼びかけをしている人を見かけないだろうか?献血ルームでは、お菓子やTシャツ(成分献血の場合のみ)まで無料で提供している。それでも血液が足らずに困っている患者がいる。こんな記事も過去には書いたことがある。血液が足りません!献血緊急アピール骨髄移植についても同じ。歌手の本田美奈子さんが白血病で亡くなった時は、こんな記事にもした。本田美奈子さん亡くなる。 「ミスサイゴン」と骨髄バンク登録。本田さんの死から骨髄移植、臍帯血移植へ!ドナー求む!どうして「人の役に立つのなら血液を提供しよう」と思わないのか。私には理解できない。骨髄移植や臓器提供でも同じだ。私は「その時」のためにドナーカードをかなり前から用意している。臓器移植法改正の報道では、移植を推進したい側。そして改正に批判的な人がいろいろな意見をテレビで流している。その中に、「私は臓器移植を決断してよかった」という人はいないものだろうか?今まさに死のうとしている家族から臓器を取り出すことは、後悔もあるだろう。しかしその反面、「失われた家族は別の人の一部となって生きている」。こう考える人はいないのだろうか?文化や宗教観から、臓器移植に関しての考えは違って当然だ。しかし日本ではあまりに臓器移植の「負の部分」ばかり出てはいないか?以下の記事でも書いたように、臓器移植法成立から約10年。脳死からの移植例はたった81例しかない。小児臓器移植、議論を急げ今回の改正で、少しは臓器移植に関する理解は深まるのか?もし移植が増えなければ、いくら法改正しても意味がない。***********************関連記事臓器移植法改正が必要? 自分の身体は誰のものなのか↑臓器移植法改正についての記事。検索すると、いろいろな意見が読めるのはネットのいいところ。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.07.15
臓器移植法案の行方が気になる。ところで臓器移植については二つの影がある。この記事ではそれを紹介する。ひとつは宇和島臓器売買事件。宇和島臓器売買事件この件は2006年に起きたので、記憶に残っている人も多いだろう。臓器の売買が行われたと言う疑いで話題となった。しかも、医師が売買に関与していたと言う疑いすら持たれた事件だった。(裁判で医師の関与は証明されなかった)もうひとつは札幌医大で行われた和田寿郎教授による心臓移植。1968年のことだ。和田心臓移植事件ドナーは21歳の男性。溺れて病院へ運ばれてきた。心臓を移植された患者は18歳の高校生だった。この事件は、日本の臓器移植に長い間暗い影を落とすことになった。手術後にさまざまな問題点が浮き彫りになったからだ。和田教授は警察から事情聴取を受けたものの不起訴となった。作家の渡辺淳一がこの件について作品「白い宴」に残している。(自叙伝的な作品、「白夜」にもこの手術は描かれている)渡辺はこの移植手術が起きた際、札幌医大の医局にいた。講師として整形外科で腕を振るっていたという。そしてこの件を批判したことから大学にいられなくなり、作家となった。日本で臓器移植が停滞したのはこうした事件があったからだ。忘れないように記事として残す。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.07.14
臓器移植法案について、民主党の参議院議員のこんな発言があった。>「臓器移植法案が最優先とは思っていない。急がなければ死んでしまうという話でもない。一日も早く救いたい気持ちは分かるが」 上記の発言は、以下の記事から引用したもの。民主の輿石氏が臓器法案で「審議延ばさぬ」と釈明(産経新聞)この問題は、急がなければ死んでしまうということではないのか?この議員は、以下のように発言を修正した。>「(内容が)重い法案だ。きちんと議論し、ひとつの方向性を出さなければいけない。いたずらな引き延ばしは毛頭考えていない」追記多くの人が知っているように、この法案は以下のように可決、成立した。参院で臓器移植法改正案可決以前にも記事で書いたように、国会議員の中には臓器移植の問題に真剣でない方がいるようだ。眠る議員に死の定義ができる?3年で見直すはずだった臓器移植法。それが11年以上放置され、本会議場で眠る議員さえいる。国会議員はこの問題を真剣に考えてほしい。人の生死にかかわる重要な問題だぞ!バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.07.11
2日のNHK「大人ドリル」は、地球温暖化がテーマ。 「地球温暖化は人間のせい」という意見が科学者の9割を占めるという。最近、テレビなどではこの意見に反論する科学者が登場する。地球上には60億以上もの人間がいる。こんなに多くいる人間の生活が、温暖化に無関係という意見。そんな意見こそ怪しい。「環境保護はダイエットと同じ」という意見は斬新だった。ダイエットしない人にとっては肉を食べることに喜びを感じる。しかし、ダイエットしたことで肉を食べる以外の喜びが見つかるという。「日本の森林は国土の7割」というのも忘れてはならない。林業は没落している。従事者の高齢化と「儲かる産業ではない」という事実。だが森林こそが日本の環境を守っているということは重い。インドネシアやブラジルでは森林破壊が進んでいる。この番組のすごいところは解説委員が本音で話しているところ。前に、以下のページで新聞の社説について書いたことがある。国旗と国歌について↑このページは国旗と国歌についてのもの。しかし、「社説を書くその背景」についても触れている。NHKは今後もこの番組を続けるのであれば。解説委員たちの意見を編集なしに放送してほしい。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.07.02
先日、衆議院で可決された改正臓器移植法案。この法案で国会議員はどう考えたのか。 この法案が衆議院で可決された件については以下の記事で書いた。臓器移植法案、衆院で可決28日の読売新聞に、衆議院議員の江藤拓についての記事が出ていた。読売に紹介されていた、彼の考えについては、以下のページで読める。衆議院議員 江藤拓 ホームページ↑このページにある「拓コラム」の6月18日。以下のように書いてある。いま朝の7時半です。このコラムを書きながらも、迷い、胃がキリキリ痛みます。自分が実行する決断も出来てないのに、賛成票を投じていいものなのか・・・。本会議は午後1時からです。採決を棄権することも一つの選択肢でしょう。しかし、私はD案を支持することに決めました。(「拓コラム」から引用)この問題で大切なこと。それは悩むこと。なぜなら、この問題に関しては立場によって考えが違うからだ。国会議員ができること。それは「どう悩んだか」ということを多くの人に示すこと。どの答えを選択したかは大事。しかしその選択をする理由はなんだったのか。多くの人は知る権利がある。ネットはこの点で優れたツールであると言える。多くの議員が悩んで答えを出したことだと思う。国会議員が人間であるということを証明した瞬間だった。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.06.28
足利事件で釈放された菅家さんに、栃木県警の石川本部長は直接謝罪した。初めて直接謝罪 菅家さんに栃木県警本部長(東京新聞) この謝罪で私が感じたのは以下の点。1、もし私が17年も刑務所にいたら、謝罪を受け入れられるのか?2、もし私が県警の本部長なら、謝罪できるだろうか?誤りを認めることは難しい。肩書きがあればそれはさらに難しい。足利事件で石川本部長が捜査の指揮をしたわけではない。しかし、肩書きがあればこそ自分のしたことでなくても謝罪しなければならない。偉くなるということはそういうことだ。この事件だけではない。他の冤罪事件の捜査に関与した関係者も謝るなら今のうちだ。謝罪する姿が冤罪を防ぎ、国民が警察に信頼感を寄せるきっかけになる。そうは解釈できないものだろうか。「許さん!」とコメントしていた菅家さん。実際に謝罪を受けて許す気になったという。許す勇気と謝罪する勇気を見たニュースだった。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.06.17
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