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2005年01月20日
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朝食のシーンの「ナイフ、ナイフ、ナイフ」のセリフ、
※激昂したヒロインが机を叩いて「イナフ(enough!)」と言う・・・のはもちろん嘘。「ナイフ」だけに切れました。←追加

笑うクラウン(?)の絵などが印象に残っている。

階段を昇るシーンをワンカットでとったり、
シャンデリアの影で口ひげを作ったり(悪人であることを示す)と、
いかにもヒッチコック流。
※この影を使った表現はラスト近く、アリス(ヒロイン)が恋人に手紙を書いてから
立ち上がるシーンにも使われる。

あとはカクテルを振るネオンの変容、死者の腕を連想させるイメージの繰り返し。
電話ボックスの使い方もヒッチ流か。
ちょっと犯罪実録ものっぽいオープニング。

ところで昔読んだ解説書には、「大英博物館での撮影が許可されず、
巨大な顔の横を人が滑り降りるシーンなどは特撮を使った」と

出ていたような記憶があったが、どうも撮影には光量が足りなかったのが原因らしい。
博物館の中らしいシーンもいくつかあったので、ずっと変だなあ
とは思っていたのだがやっと得心。
(↓IMDB参照)。

ストーリーは刑事の恋人が、ふと浮気心を起こして
画家のアトリエを訪問、そこで・・・・という話。

話の展開が最初とろいのと、殺人シーンを露骨に見せないあたりは、1929年作製の限界か。
あとラストのチェイスも短い。
※すごく大きい図書室が出てくる。本棚もたくさん。うらやましい。

それでも着替えのシーンで「ついたて」を真横から撮って
観客だけはちゃんとヒロインの下着姿(今見るとぜんぜんイヤらしくないのだが・・・)
を見ることができるようにするあたり、さすが職人監督。

ヒッチコックの登場は10分目くらい。

イギリスの(そしてヒッチコックの)トーキー1作目。

Much of the film was originally shot silent;
when sound became available during the course of shooting,
director Alfred Hitchcock re-shot certain scenes with sound.

Director Cameo: [Alfred Hitchcock] being bothered by a small boy on the subway.

Generally acknowledged as the first British talkie.

The light levels in the British Museum were insufficient
to allow Hitchcock to film the final chase scene in the museum.

Without informing the producer, Hitchcock used the Schufftan process
(developed by German cinematographer Eugen Schufftan).

5.5、6.0、7.0
左からみんなのシネマレビュー、映画批評空間(10点満点に換算)、IMDB

ヒロインが書く手紙の文面。
ネタばれです(マウスで反転すると読める)


Dear Frank
I am going to give myself up.
I cannot bear the thought of that man being accused something I have done.


「cannot」なんて英語は久々にお目にかかるなあ。
ところでヒロインはタバコ屋の娘という設定だが、喋っている英語発音の社会的階級はどの辺に位置しているのだろう?
「can't」を「カァーント」みたいに発音する部分があった。








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最終更新日  2005年01月23日 09時07分54秒
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