小人

小人

バートマン



サットサンが何か良く分からない人はどれくらいいますか?
これまでサットサンに来たことのない人は...?
OK、実は全員が手を挙げなくてはならいんですが...(笑)... 私も含めて...。

サットサンとは、思いますに...(笑)全てをクリアーに正しく見透すと言うことです。
最後の教えです。これはPhd、博士号、真理の、幸福の最後の大学です。
ここでは、最後の答を得るために...6~7年も勉強する必要はありません。
ドアを入った瞬間に答えを差し上げます......。

さあ、答えです...。
貴方は「愛」です............。
貴方が愛を感じるだろうというのではなく、
愛情タップリに立ち居振る舞うというのでもなく、貴方は「愛」なのです...。
勿論そこでマインド、アイツが言います、
「至福や愛や平和は感じないぞ。自分はいいヤツですらないのに...。」
それはマインドが貴方が誰かを知らないからです...。

どの感覚も貴方が誰なのかを確認する事は出来ません。
貴方はどんな感覚よりもずっと深いのです。
どんなメンタルな理解よりも貴方はずっとコンスタントなのです......。
また、貴方とはどんな行為よりも遥かに首尾一貫したものなのです.........。
さあ、これが事実です......。
もし貴方が、神、幸福、真理、愛を、自分以外のものの中に探しているなら...、
貴方は見当違いな場所を探しています......。

それにみんなどこかでその事を知らねばなりません。
そうでしょ?
つまり私たちはあらゆる事をやってきたのではありませんか?
あらゆる瞑想、あらゆるヨガ、いろんなグループ、
あらゆる積極肯定論やポジティブ思考...、
全てを...
コレを見つける為に...、
違いますか? (皆笑う)
OK、チョット確認しただけです。(笑顔)

それではどこを見ればいいのでしょう。
考えることもできず、感じることもできず、
見ること、触ること、臭うこと、味わうこと...何も出来ないのに......。
どうすればいいのでしょう...?
実はとても簡単です。
チョット目を閉じて下さい...、
さて、今何かを経験している何かがあります。
貴方の感覚や思考を経験している何かが...、
まぶたの内側の茶色っぽいグレー......、
私の声...、そして体も。
だからあなたは体に気付いている何かです。
従って貴方は肉体ではありません。
もし思考に気付いているなら思考であるはずがありません。
感覚でもなければ感情でもありません......。
まるで貴方は存在しないようで、目に見えないかのようです............。
「アナタ」にくつろぐためには、...
ただマインドから出て意識の中に入る微妙なシフトが必要なだけです。
こんなに簡単です。

マインドは点の中にあります。
思考、感覚、感情、信念や回りの状況に気付いているためには、
マインドは一点にシャープに集中しなければなりません。
意識は点ではありません...。
ですから、ただ完全に、トータルに、完璧に貴方の注意をリラックスさせ、
焦点をボカシ、それがどこにでも在るように感じられるようにして.......、
さあ、今貴方はシンプルに貴方の中に休んでいます。

全く努力しなければ...。
何も見えず、何も感じず...、
これを最も近く言い表せば、「私は在る」(I AM)ということです............。
そしてこのほんの一秒間の休息をチェックしてみるとき、
ここに何か問題があるでしょうか.........?
何か欠けているものが......
ここに平和のようなものがあるでしょうか......
柔和な甘味さ、何か愛のようなものが............
(目を開け)
それがアナタです。

(目を閉じ)コレはマインドで知る事はできません。
マインドはアナタが誰かを決して知ることはありません。
アナタはマインドにとってあまりに当たり前過ぎるのです。
見つけたものが気に入ったなら (目を開け)
アナタは正しい場所にいます (目を閉じ)
なぜならここで差し上げるものはこれ以上は無いからです。
永遠の平安、愛、自由......
コレです...............
イイでしょう? (笑顔)

目を開けてソレがどこかへ行ってしまったかどうか見て下さい。
もし、目を開けた途端にソレがどこかへ行ってしまうように思えたなら、
それは単にアナタが感覚に焦点を当てているからです。
その休息の中では......、
アレがそうなのです。
それから多分感覚がそれと共にやって来て、平和の、愛の、拡大の感覚が...、
マインドが掴めるのは感覚だけです。

ドアから出て、あのフィーリングが去り、マインドが戻り、
あの感覚を取り戻さなくちゃと考え始めるのはトリックです。
その感覚は取り戻せないのに.........。
ただシンプルに理解して下さい。
「ああ、私はどこへも行ってはいない。私はただココに居る」と...。
そうすると感覚は行き来しても構いません......。

この教えの大きな難点は、それがあまりに簡単過ぎることです。
マインドが掴めるものなど何もありません...........。
そしてマインドは掴みたがり屋、掴みマシーンです。
私はエンライトしたい。どんなにエンライトしてるか友達みんなに見せてやるぞ。
グルのように振る舞い始め、皆が私の足に触れ...、
誰にも隔てない愛を注ぎ...、
賢くて...、
そんな風にはなりません...。
いや、なるんですが、ならないのです。 (笑い)......。

今日誰かからe-メールをもらいました。
「いつビッグバンは起こるのでしょうか?
いつ私はエンライトした人のように振る舞い始めるのでしょうか?」
.............
そこには非常に微妙な勘違いがあります。
アナタが意識のように振る舞わねばならないと思っているのです。
ア、ア、ア~(首を振る)いいえ違いますよ。
「意識が人間のように振る舞う」という認識なのです......。

そしてそのシンプルな、私は意識であるというくつろぎと認識の中で、
ボディー/マインドはアナタから分かれてはいませんから、
ますます意識と同調して振る舞い始めるのです......。
そしてソレはかなり気持ち悪いものにもなり得ます。
ここに32歳のオーストラリア人男性がいて、庭を歩いていて突然ワッと泣き出す。
なぜなら木と恋に落ちたから...。
これはオーストラリア人男性のイメージとしてはいただけません。 (大笑い)

人々は投影します。
「ああ、バートマン、アナタはとても愛情深いですね。
みんなの問題を解決してあげて...。」
私はトータルにわがままなだけですよ。完全に利己的です。
丁度だれかがレストランに車でやって来て、ライトを消さずに車から出て、
私の隣の席で食事を始めたようなものです。
もしライトが点いていることを教えなかったら、
私にとってとても痛みがあるのです。
彼に言ってやらねばなりません。「おい、ライトが点いてるぞ」ってね。
そしたら「ホッ」と出来ます。

人々の目を見て、キリストの再来や、ブッダや愛が見えるのに、
彼らがそれに気付いていないというのは、
それを黙っていたらとても痛みがあるのです.....................。
だから 私たちはここにいるのです。ウソをつくのはもう充分です。 
ありのままの自分を潔く白状して下さい。
先延ばしせず、待ったりせず...。
誰か他人が代わってそれをしてくれる事を期待せず。
自分で探求し、見つけたものを信頼するのです。 一回で充分です......。

サットサンへようこそ。(破顔一笑)

それではみなさんにお渡しします。

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