こんにちは、愛知県の建築会社サカエの総務課です![]()
今日は家を建てる前に行われる「地盤調査」のお話です![]()
地盤調査は建てる家の地盤がどんな状態なのかを知る大事な調査です。
これを怠ると、10年20年後に家が傾いただの、地震で家が沈んだだの、家は丈夫だけど傾いてる、地盤沈下してるなんて事になりかねません。
現在の法律では10年間の瑕疵保証(いわゆる欠陥の保証)はあっても、それ以後については建てた側の過失にはならない。
つまり、15年後に家が地盤沈下して傾いたとしても、工務店の責任は問えませんよ~
というのが、現在の法律なんです![]()
家が沈下して傾いたら、それをリカバリーするのは、とてつもないお金と労力を費やします。
そうならないためにも、地盤調査は必要なんですね。
地盤調査っていうと「ボーリング調査」を連想するかと思いますが、住宅の場合だと
スウェーデン式サウンディング試験
というのが主流です
これは、北欧のスウェーデン国有鉄道が1917年頃に不良路盤の実態調査として採用し
日本では1954年頃建設省が堤防の地盤調査として導入したのが始まりのようです![]()
1976年にはJIS規格になり、、今では戸建住宅向けの地盤調査のほとんどが、このスウェーデン式サウンディング試験で行われているそうです。
この試験、どんな事をするのかというと、
ハンドルとその下に細い棒がついてまして、合計100キロになる重りをあれこれ入れ替えて載せて、グルグルと回しながら地面を掘ります。
棒は25センチ毎に区切られていて、25センチ地面に入っていくのにハンドルが何回転するかで地盤の強さを見るんだそうです![]()
当然、地盤がゆるければ数回転で25センチ掘れてしまうわけです![]()
建てる土地の各ポイントをこれで重りを変えながらグリグリと堀り、何回転したか、また
「ジャリジャリ」
「シャリシャリ」
「サラサラ」
「ガリガリ」
などといった音も合わせて総合的に地盤の状態を調査します。
地盤が悪ければ、この結果に基づいて「地盤改良工事」をしなければなりません。
なんか面倒くさー
と思ってはいけませんっ
「ここは以前家が建っていたから大丈夫♪」
「山が近いから大丈夫♪」
「宅地だから大丈夫♪」
よく言われるんですけど、こういうのは全く安心の条件にはなりませんっっ
地盤調査をする時、もちろん現在の土地の地図は見ますが、何十年前の土地の地図も一緒に調査結果についています(いわゆる地歴と呼ばれるものらしいです)。
宅地となる前は、どんな土地だったのか?
水田だったのか、沼地だったのか。
今は丘だけど、昔は丘ではなかった
などなど、〇〇町となる前の〇〇村だった時の地図を見てびっくり、なんてこともあります![]()
家を建てるとなれば、何十年もその土地に住み続けるわけですから、その土地がどんな土地だったのか、家を建てても丈夫な土地か。
しっかり調査して、改良するなら改良する、基礎をしっかりした丈夫なものにする
ついつい家作りの華やかな部分がクローズアップされがちですけど、こういう
地味~
な所にも関心を持って頂けたらと思います![]()
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