2017.02.12
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冷え込みが緩んだと思ったら…やはりまだ2月…厳しく寒い日がやってきた千葉です。お陰さまで…先週新発売した「コーヒーバッグ」のカフェデイジーとカフェフィガロ…オフィスパックで、ギフトに、ご自宅用に喜ばれています。さかもとこーひーの「上質さと手軽さ」を進化させました。

そんな中息子はコスタリカとグアテマラ2週間の産地訪問の旅に出かけました。最初の1週間はコスタリカで…ウエストバレーとタラスという地域を回り…イクスポーターの事務所でも色々と説明を受け、カッピングもしているようです。

訪問するコスタリカの農園はブルマス、サンルイス、ロサンゼルス、シンリミテス等々で…帰国したら、今日ご紹介する「コスタリカ・シンリミテス」を訪問した農園の様子を思い浮かべながらカッピングすることでしょう。

そして、後半1週間はグアテマラで…アンティグアとウエウエテナンゴの地域を回ります。サンタクララ、ラスロサス、ラボルサ、インヘルトといった農園が中心になります。

「グアテマラ・エルインヘルト」農園の訪問がクライマックスですが…3年連続の訪問になりますので…感じ取ることも深くなることでしょう。

そんなこんなで…春に向けてのこーひー5つのご紹介です。

まずは…個人的にコスタリカNO1の魅力を感じている「コスタリカ・シンリミテス」…そのシンリミテスを使った60代の新境地のブレンド「アローン」…5年かかったとびっきり普通に美味しい「ブラジル・クラシクス」…さかもとこーひー春の人気NO1「桜ぼんぼりカフェ」…春のベラ・ノッテ系深煎り「ミモザカフェ」です。

お楽しみください。

【コスタリカ・シンリミテス】

今この「コスタリカ・シンリミテス」を淹れて飲みながら書いていますが…やはり素晴らしい…「グアテマラ・エルインヘルト」と並び個人的に気にいっています。

ひと口目から圧倒的な魅力が押し寄せてきますが…その華やかさ、シルキーと言われる上品で柔らかな口当たりと甘さ、長く長く続く余韻…エレガントな魅力だと思います。

フローラル、オレンジ、アールグレイ、チェリー、クランベリー、アプリコット、ストロベリー、オレンジ、ジューシー…挽いた時の香りから飲み終わっての余韻まで…圧倒的な魅力余韻で…ひたすら心地よく、うっとりとしてしまいます。

エルインヘルト農園は少し規模が大きく…組織的な農園として素晴らしいですが…シンミリテス農園は規模が小さく家族経営な感じで素晴らしいと思います。さかもとこーひーは家族経営規模ですのでとっても親しみを感じますね。

最初の印象はエレガント…薄い絹の布を何枚も重ねたようなイメージで…繊細さが重なって奥行きや厚みも魅力になっています。

「コスタリカ・シンリミテス」をこーひーだけでゆっくりと味わう楽しみは最高にご機嫌ですが…勿論お菓子にもぴったりと合います。ケーキ、チョコレート、焼き菓子と受け止め、美味しさを引き上げてくれます。

「コスタリカ・シンリミテス」はイチゴにもピッタリです…繊細な口当たりや上品な香りでエレガントという言葉がピッタリなこーひーです…イチゴというコーヒーには少し合いづらいフルーツでも相性良く、生クリームの脂肪分も軽く受け止めてしまう柔らかなコクにはほんと感心します。

コスタリカのコーヒーは、専門的にはストラクチャーとか骨格とか言いますが、しっかりとしたコクが印象的なんですが…このシンリミテス農園はシルキーマウスフィールと言われるようなとっても繊細で柔らかな口当たりが、きれいな酸と甘さが一体になっていることにいつも感心します。ひと口目から最後の余韻まで華やかな香りと柔らかな味わいで満たされると思います。コスタリカのトップスペシャルティコーヒーの魅力を心行くまでお楽しみください。

農園名 : Sin Limites(シン・リミテス)

農園主 : Jose Jaime Cardenas (ホセ ハイメ カルデナス)

農園面積 : 1.4ha 

栽培地:コスタリカ、ウエストバレー地域、ロオールデスデナランホ地区

マイクロミル名:シンミルテス

生産者:ハイメ&メイベルカルデナス

品種:ヴィジャサルチ

標 高: 1,600m 

収穫時期:2月~3月

生産処理:イエローハニー製法(粘着質を50%程度残し、乾燥する。)

コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております。同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありました。この場合、各農家のコーヒーは大きなロットの一部になってしまいます。過去10年、先進的な農家は、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです。コスタリカ全土でその数は180を超えるといわれ、従来のコスタリカコーヒーの概念を覆す高品質を実現しています。それもそのはず、樹の管理から水洗処理、乾燥、中にはドライミルまで所有し、生産者自身のプライドを賭けた商品として作っているからです。 シンリミテスは、マイクロミルの中でも五本の指に入ると言っても過言ではないでしょう。小さなミルですが、綺麗に整備された乾燥テーブルなど、如何に手間暇をかけて生産しているかがわかります。正に職人マイクロミル(ARTISAN)です。カルデナス氏は、特にハニー製法に熱心に取り組んでおり、彼がコスタリカハニーコーヒーを更に上のステージに引き上げたと言っても過言ではありません。 2008年のCOEでは堂々の2位を獲得し、その後も入賞を果たしております。また、WBC大会では鈴木バリスタがシンリミテスコーヒーと共に世界を相手に奮闘し上位入賞を果たしております。『シンリミテス』とは『無限』の意味ですが、この豆の持つウエストバレー特有のオレンジ系風味とコク、芳醇な甘味からは、コスタリカコーヒーの無限の可能性を感じる素晴らしい一品です。

2000円/200gパック(税抜き)

【アローン】

「アフター・ダーク」に続いての60代に向けての新境地のブレンド「アローン」…「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」と「コスタリカ・シンリミテス」の共演です。

すっかりお馴染みになった「アフター・ダーク」は…円やかでコクが豊かで上品で余韻が長く…あくまでもクリーンな味わい…スペシャルティコーヒーの滑らかさ華やかさ輝き…熟成したような深い味わい…なんですが…「アローン」はさらに華やかに、味わい深くをイメージしています。

使ったのは…「深煎りコロンビア」「深煎りグアテマラ」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」「コスタリカ・シンリミテス」です。

「深煎りコロンビア」「深煎りグアテマラ」の2つの深煎りをベースにして…「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」「コスタリカ・シンリミテス」…と、エルインヘルト農園、シンリミテス農園が華やかに活躍します…贅沢の極みですね。

ひと口目は少し深い印象で…そこから少し冷めると滑らかで肌理の細やかな舌触り…優しい円やか口当たりと…華やかさが際立つ心地よい余韻…そんなイメージです。

その「アローン」がチョコレートやケーキと一緒になると…チョコレートやケーキを引き立て…こーひーが一体化して…最後にこーひーだけで味わうとグッと魅力的に感じるでしょう。勿論、手作りのチョコレートや近所のケーキ屋さんのチョコレートケーキにもドンピシャだと思います。

スタッフのみんなと最初に味わった時…チョコレートとひと口…「アローン」をひと口…スタッフさんから「え~~♪」って声があがりました。

「アローン」は…2年位前に青山ブルーノートに「チキンシャック」を観に行った時…ギターの山岸潤史さんが作曲したラスト曲「Walk Alone」で語りはじめ…「人は死ぬまで1人で歩いていくんです、だから楽しいんです。出会いがあり、結婚したり、家族ができたり、友達できたり、バンドしたり、みんな色々あるんです。出会ったり、離れたり。1人で歩いて行く、それがいいんです。」と…還暦を迎えて作ったそうなんです。とっても共感して…自分も還暦になったのでそこからネーミングしました。(まぁ「アフター・ダーク」の土岐さんつながりです♪)

2000円/200gパック(税抜き)

【ブラジル・クラシクス】

「とびっきり普通に美味しいブラジル」…ここ5年位さかもとこーひーの大きなテーマのひとつでした。それを実現した「ブラジル・クラシクス」をご紹介します。

(Classicus(クラシクス)は、ラテン語で「最初の」、「第一級の」という意味を表し、転じて「古典」や「第一級の作品」を表す言葉となりました。…と、さかもとこーひーの常連さんのお話しを伺い、ネーミングしました。)

ブラジル伝統的な口当たりの柔らかさや甘さの余韻を大切にしました…勿論きれいな味わいで、雑味えぐみ等クリアーしています…キャラクターはミルクチョコレートの心地よさをイメージしています。

苦く無く、酸味も感じず、口当たりが良くて、コーヒーらしい香り、心地よい余韻…普通に美味しく飲めますが…ありそうで無いクオリティだと思います。

さかもとこーひーの常連さんの日常の暮らしをこーひーで少し心地よいものにしたいと思うと…とびっきりの際立った魅力だけでなく…とびっきり普通の美味しさも大切だと思ってます。

こういった素材、ほんと無いんです…たまにあっても年間安定して使えない…ここにたどり着く迄3年5年かかりましたね。

1500円/250gパック(税抜き)

【桜ぼんぼりカフェ】

もうすっかり、さかもとこーひーの春を告げる季節のこーひーとして人気になっています。2002年にデビューですので、もう15年目になります。2月に入ると「桜ぼんぼりカフェもう発売しましたかー?」とお問い合わせを頂いている春の人気NO1ブレンドです。

毎年「桜ぼんぼりカフェ」のお知らせをすると…「桜ぼんぼりカフェ、もう春ですねー♪」と常連さんから言われたり、メールを頂いたりします。桜餅のように日本の暮らしに春を告げるこーひーを目指したブレンドですが…ホームこーひーとして、こーひーで四季を感じてもらいたいというイメージを常連のみなさんと共有できてきてとってもお気に入りのブレンドです。

さかもとこーひーの春は「桜ぼんぼりカフェ」から訪れます…春らしい…優しく柔らかな口当たりと甘さ…モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラルな香りと余韻…「花のような爽やかな香り」と「親しみやすい甘さ味わい」が、長かった冬から解放された今の季節にぴったりだと思います。透明感のある春の香りと心地よい豊かな口当たりをイメージしました。

使ったこーひーは…「エルサルバドル」…「コロンビア・アピア」…「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」とブレンドしました…飲みやすさだけでは無い…円やかで優しく、又味わい深さもイメージしています。

桜餅やイチゴのケーキと相性のよい円やかさですね…イチゴのケーキ、シフォンケーキやサブレ、ムース…りんごや洋梨のケーキ…桜餅に草餅…ご機嫌なひとときになると思います。カジュアルなギフトにもピッタリだと思います…お楽しみください。

1500円/250gパック(税抜き)

【ミモザカフェ】

こちらは、13年目のベラ・ノッテ系深煎りブレンドの「ミモザカフェ」です。常連さんに頂いて、店の前に植えた、ミモザが今年もさらに順調に育っています。僕の好きな花は、桜にミモザ、杏の花も好きです。基本的に木に咲いている花に惹かれます。

ミモザカフェは明るく爽やかないい感じの苦味系をイメージしています…優しい円やかなコクと口当たり…キレの良い爽やかさ明るい素直な親しみやすい感じです。

春のいい感じの苦味系の爽やかな甘さ、円やかな優しいコクが印象的な魅力になっていると思います。「桜ぼんぼりカフェ」と並んで春を告げる深煎り系「ミモザカフェ」がすっかりお馴染みの人気ブレンドになりました。

使ったこーひーは「深煎りエルサルバドル」に「深煎りグアテマラ」と「ケニア・ワトゥハ」で…さかもとこーひーらしいベラ・ノッテ系のブレンドです。

生クリームのケーキやプリン、チーズケーキ、チョコレートやクッキーにマカロン。ナッツやチョコレートのアイスクリームにもドンピシャですね。お楽しみください。

1500円/250gパック(税抜き)

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。






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Last updated  2017.02.12 11:36:42
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