2021.03.07
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カテゴリ: 僕の好きな紅茶



プロのつぶやき1097「ティーバッグ・ニルギリ」

千葉はコロナの緊急事態が延長されましたが・・・昼間は暖かくなって春らしい日差しと陽気が気持ちを明るくしてくれます。

今週は錦織選手がロッテルダムで1回戦2回戦と素晴らしい復活で勝ち・・・準々決勝は疲れからか少し身体のキレが落ちた印象で2セット共にタイブレークで負けてしまいました。やはり他の選手にはない魅力的なプレイに惹かれます、長い怪我からのカムバックが楽しみです。

そんなこんなで・・・紅茶が好きで46年・・・若い頃は茶葉をティーポットで淹れる紅茶の魅力を広めたいと思っていたのに、まさか自分でティーバッグを作るとは思ってもいませんでした・・・変わったのか、成長したのか(笑)

それが、おかげさまで・・・「ティーバッグ・チャイ」「ティーバッグ・ダージリン」「ティーバッグ・ディンブラ」と3種類のティーバッグがご好評でリピートされています。

ディンブラとダージリンはスリランカとインドの代表的な産地の魅力を気軽に楽しめるようにと思って・・・チャイはミルクティー用にホットでもアイスでもと作りました。

そこで今回は・・・香りよく渋くなくてまろやかな「ティーバッグ・ニルギリ」のご紹介です。

【ティーバッグ・ニルギリ】(2g/1個、2分~5分、お湯200cc/マグカップ1杯分)

個人的に好きで親しんでいた紅茶をプロを目指して勉強を意識して飲み始めた二十歳頃、新宿のタカノの階段踊り場にあったインディアティーセンターの紅茶販売所に出会いました。ダージリンやアッサムに並んであったのがニルギリ紅茶でした。

そこで100gパックを2つ3つと買って、家で淹れて、無くなるとまた新宿に通ったものでした。その後、東京駅大丸のボンドスクエアーにも通うようになって様々な紅茶の魅力に親しんで行きました。

そのインディア・ティーセンターで出会ったのがニルギリ紅茶でした。

インドの南部の高地産紅茶で、ダージリンやアッサムほど有名ではありませんが、インド3大紅茶産地と呼ばれ・・・海を挟んでスリランカと近いからか(昔は地続きだった?)インド紅茶とスリランカ紅茶の両面の個性を持っていると言われます。

その魅力は、親しみやすいまろやかな味わい、紅茶らしい香り、渋くなくてすっきりとして、少し濃いめに淹れるとまろやかなコクがあって、日常的に飲みやすい紅茶です。

坂本自身はスリランカの紅茶園を回ったのと長くスリランカ紅茶の魅力に惹かれてきましたので、その華やかな香りや繊細な渋みと余韻、ミルクティーにした時の味わいの魅力を広めたいと思ってきました。

おかげさまで、さかもとこーひーでは紅茶のリピートのお客さんが地道に増えて・・・それはとっても嬉しく励みになっています。しかし、最近はそのような紅茶の魅力とは別に、もっと気軽にほうじ茶やウーロン茶、あるいはペットボトルの緑茶の感覚で飲む紅茶もいいなぁーと思うようになったのです。

そこで、ニルギリ茶をティーバッグにしたら・・・まろやかですっと飲みやすく、紅茶らしい味わいと飲み口の軽やかさがリラックスして良いと思ったのです・・・肩ひじ張らずにリラックスしてお楽しみください。

-プレーンティー(ストレートティー)2分、マグカップ200cc

マグカップに「ティーバッグ・ニルギリ」を1つ、沸騰しているお湯を一気に注いで・・・軽めで1分、標準2分たったら出来上がりです。まろやかで渋みのない紅茶になります。

-ミルクティー4-5分、マグカップ200cc

マグカップに「ティーバッグ・ニルギリ」を1つ、沸騰しているお湯を一気に注いで・・・5分置いて、牛乳をたっぷり30-40cc加えます。円やかなコクのとっても美味しいミルクティーになります。

-アイスティー(プレーンティー、ミルクティー)120cc

マグカップ等に「ティーバッグ・ニルギリ」を1つ・・・沸騰しているお湯を120cc一気に注いで・・・1分、氷をたっぷり入れたグラスに一気に注いでかき混ぜて出来上がり・・・色も味わいも澄んだ爽やかなアイスティーになります。

アイスミルクティーは、マグカップ等に「ティーバッグ・ニルギリ」を1つ・・・沸騰しているお湯を120cc一気に注いで・・・5分、氷をたっぷり入れたグラスに一気に注いでかき混ぜて・・・牛乳をたっぷり30-40cc加えて出来上がり・・・円やかでコクの豊かなアイスミルクティーになります。

5分たった紅茶にはちみつを少し入れて混ぜてから氷で急冷するとさらにひと味美味しくなります。

南インド・ニルギリ産ブレンドティー

インド三大茶産地の一つ、南部のケララ州とカルタナータカ州にまたがるニルギリ地方で収穫されたリーフ茶葉を使い、ティーバッグをつくりました。慣れ親しんだ紅茶らしい味わいと、すっと飲みやすい香りと後味を目指しました。

1000円/10個入り(税抜き)

【ティーバッグ・チャイ】(3g/1個、1分~5分、お湯200cc/マグカップ1杯分)

渋みがなくて、円やかなコクがあって、クセの無い素直な味わいのインド、アッサム茶を選びました。煮出しにもプレーンやミルクティーでも、アイスティーにもぴったりなティーバッグです。

-チャイ(煮出しミルクティー)

手鍋にマグカップ8分目のお湯160cc前後を入れて、「ティーバッグ・チャイ」を1つ・・・お湯が無くなるくらいまでぐつぐつ煮ます(4分前後)・・・そこへ牛乳をマグカップ半分くらい100cc前後を入れて、沸騰寸前まで煮て出来上がり。

シナモンやガラムマサラを入れてもいいですね・・・シナモンスティックは砕いて最初から入れます、パウダーは牛乳を入れる少し前に入れます。お砂糖や生クリームを加えても美味しいです。

-プレーンティー(ストレートティー)1-2分、マグカップ200cc

マグカップに「ティーバッグ・チャイ」を1つ、沸騰しているお湯を一気に注いで・・・軽めで1分、標準2分たったら出来上がりです。まろやかで渋みのない紅茶になります。

-ミルクティー4-5分、マグカップ200cc

マグカップに「ティーバッグ・チャイ」を1つ、沸騰しているお湯を一気に注いで・・・5分置いて、牛乳をたっぷり30-40cc加えます。円やかなコクのとっても美味しいミルクティーになります。

-アイスティー(プレーンティー、ミルクティー)120cc

マグカップ等に「ティーバッグ・チャイ」を1つ・・・沸騰しているお湯を120cc一気に注いで・・・1分、氷をたっぷり入れたグラスに一気に注いでかき混ぜて出来上がり・・・色も味わいも澄んだ爽やかなアイスティーになります。

アイスミルクティーは、マグカップ等に「ティーバッグ・チャイ」を1つ・・・沸騰しているお湯を120cc一気に注いで・・・5分、氷をたっぷり入れたグラスに一気に注いでかき混ぜて・・・牛乳をたっぷり30-40cc加えて出来上がり・・・円やかでコクの豊かなアイスミルクティーになります。

5分たった紅茶にはちみつを少し入れて混ぜてから氷で急冷するとさらにひと味美味しくなります。

*バナスパティ茶園 Banaspaty tea garden

インドを代表する茶産地、アッサム州のバナスパティ茶園にて2019年秋収穫のリーフ茶葉を使い、ティーバッグをつくりました。1バッグあたり3グラムの茶葉を使用。ソイロン紗(植物由来、土にかえる素材)、白タグ付き。同茶園では、TEA PROMOTERS INDIAが紅茶を有機栽培しています。特にリーフ茶葉は、プレーンとミルクティー両方の人気があり、主に欧州向けに輸出しています。夏の雨季は1日あたり250~300ミリの雨量で、気温は40度を越えます。こうした熱帯気候が、アッサムティー独特の濃厚な風味をつくっています。

1000円/10個入り(税抜き)

【ティーバッグ・ダージリン】(3.5g/1個、3分、お湯160cc/マグカップ1杯分)

「ティーバッグ・ディンブラ」を発売して3年・・・「ティーバッグ・ダージリン」を作りました。

ダージリンのシーヨーク茶園やセリンボン茶園と同じグループ茶園のシンゲル(singell)茶園のセカンドフラッシュとオータムナルの秋茶のブレンドです。

テトラ式の茶葉がゆったりと開くティーバッグに3.5g入れました。ティーバッグは3gはなかなかありませんが、3.5g使って我が家でも満足の魅力にしました。(茶葉をティーポットで淹れるのと同じにして、ティーバッグの簡便さに仕上げたわけです。)

ホットでは、マグカップ160-200ccくらいで、ティーバッグ・ダージリン1個、沸騰しているような熱湯を注ぎ、3分くらい

アイスティーは、お湯の量を100ccくらいで、氷で急冷します。

円やか滑らかで渋味が無くて、しっかりと深い味わい・・・香りはダージリンらしい赤いフローラル、ベリー系にピーチ系も

30分経ってもダージリンの豊かな余韻が長く感じられ・・・水色は少し濃いめのオレンジです。

紅茶が好きで46年・・・若い頃は茶葉をティーポットで淹れる紅茶の魅力を広めたいと思っていたのに、まさか自分でティーバッグを作るとは思ってもいませんでした・・・変わったのか、成長したのか。

坂本自身はスリランカ紅茶の繊細な渋みを紅茶の魅力として大切に思っていて・・・さらにその渋みとミルクが出会うとなんとも魅力的なミルクティーになるので・・・40数年そんなミルクティを楽しんできましたが・・・ダージリン茶園のみなさんが普段飲んでいるダージリンの魅力を知って、その魅力をティーバッグで気軽にしたいなぁーと・・・円やか滑らかで渋くなくて、ダージリンの香りが長い余韻で楽しめる・・・そんなお茶のある暮らしっていいなぁーと、インポーターさんとディスカッションして出来ました。

1200円/10個入り(税抜き)

【ティーバッグ・ディンブラ】(3g/1個、1分~5分、お湯160cc/マグカップ1杯分)

19の時から46年間リーフティーをティーポットで淹れて、飲み続けて…我が家にティーバッグは無いし、飲んだこともありませんでした。しかし、紅茶専門のキャリアがあって、紅茶を販売していると…お客さんからティーバッグありますか?…と、時々聞かれていたのです…その度に「すみません、ありません」と答えていました。

で、コーヒーバッグが良い出来で…お客様にもとっても喜ばれ…なるほど!! ティーバッグでも、茶葉を選び、きちんとグラムを使えば…簡単で魅力的な紅茶を楽しんでもらえると…茶葉選び、サンプルのテイスティングをしました。

僕が無視してきたティーバッグは早く淹れるためのティーバッグ用の茶葉で、1個当りのグラムも少なかったので…僕が感じる魅力とはほど遠かったのです。

ティーバッグはテトラ式の茶葉がゆったりと開くタイプ…茶葉は昔訪問して、大好きなスリランカ・ディンブラ産…1個当り3gの量…これで出来上がりです。

ディンブラは、ハイグロウンとされる高地産紅茶で…カームデイズにもブレンドで活躍していますが…華やかな香りと円やかでしっかりとしたコクが魅力の僕の大好きな産地です。ディンブラの山頂から眺めたどこまでも広がる紅茶畑が印象的でした。紅茶畑はある区域が濃い緑色…その隣はきれいな黄緑色で…濃い緑色の区域は黄緑色の新芽や柔らかな葉を摘み終わり、大きくなった濃い緑色が見えるのだそうで…きれいな黄緑色の区域はこれからお茶を摘むのだそうです。

マグカップに「ティーバッグ・ディンブラ」を1個…沸騰しているお湯を一気に注いで…プレーンで軽く飲みたい時は1分前後…ミルクティーの時は4分~5分置いて、たっぷりのミルクを注ぎます。

「ティーバッグ・ディンブラ」はプレーンティーでも、ミルクティーでも蒸らす時間によって、どちらでも魅力的になるよう茶葉を選びました。

プレーンティーなら、渋くなく、華やか爽やかな香りと味わいで、ディンブラの華やかな余韻が心地よく続きます。

ミルクティーなら…4~5分しっかりと淹れて…僕はさらにティーバッグをスプーンで押し付けて濃くするのが好みです…しっかりとしたコクと華やかな香りがたっぷりのミルクとあって我が家が好きなミルクティーの魅力を楽しめます。濃く淹れて、30-40cc位の常温のミルクをたっぷりと入れるのがポイントです。円やかで柔らかなコクのミルクティーをたっぷりのマグカップで簡単に飲めて…かなり気にいっています。

1000円/10個入り(税抜き)

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。







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Last updated  2021.03.07 08:27:24
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