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やっと五月晴れになって初夏の日差しと吹き抜ける風が気持ちの良い日々になってきた千葉です、夕方自宅でひと仕事終わって、6時からの全仏テニスが始まる前に庭でストレッチしているととっても気持ちの良い陽気です。(別に自分がテニスするわけではなくてTVの前に座るだけです(笑))
今回発売した「カフェ ボッサ」と「特上フレンチ」「特上アイス」の500g袋のご注文をたくさんいただき・・・とっても驚き、喜んでいます。
コーヒーの仕入れ高騰が大きく、今使っている生豆の在庫がなくなる夏くらいから順番に値上げになりますが・・・ヘビーユーザーの常連さんが多いさかもとこーひーですので・・・少しでも暮らしの中のこーひーのご負担を少なくしたいと思って、500gのお得用袋を用意しました。
これで、袋2枚が1枚で済むのでアルミ袋のコスト削減(このガス抜きバルブ付きアルミ袋は昨年から値上げになっていまして、かなりのコストアップしています)と、袋詰めが2回から1回で済みますので作業性がアップして助かります。
これから、1種類の豆を4個5個6個と買われるヘビーユーザーの常連さんが多い豆の500g袋を用意することで、常連さんのご負担を少なくできるようにしたいと思っています。
さかもとこーひー内だけではコスト吸収できないほどの仕入れ価格の高騰(30~40%アップが半分以上になっていて、残りが20%くらいのアップになっています)ですので、順番に値上げになりますが(勿論、さかもとこーひーも負担いたします)お客様のご負担もできるだけ少なくなるよう頭と腕をフル回転しますので、ご理解よろしくおねがいします。
そんなこんなで・・・親しくさせてもらっている飲食店の若旦那に誘われて先日和食のお店で食事してきましたが、そこの40過ぎの大将の何気ない一言が印象的でした。
「高級食材を出す店がもてはやされて、昔からどこにでもあるような食材に手間暇かけていい仕事する店が埋もれてしまっている」
そこの大将の修行先の店にも伺ったことが何回かありましたが、そこの親方も同じようなこと仰っていて、「おいしいもんと珍しいもんは違う」と仰っていました。似たようなタイプなのか、修行中に叩き込まれたのか、お弟子さんに引き継がれていますね。
そうは言っても、その店は繁盛して小さなお店なので予約ができない店になっているので、十分評価されていると思います。
まぁ、その辺は仕事と商売との両面ありますので、美味しいとか、行列とか、予約困難とか聞いても、商売的に上手なのか、仕事の内容はどうなのか、分けて見る癖がついています。
コーヒーの世界でも・・・産地名・農園名や品種、精選方法をアピールすることが増えています。ゲイシャ種とかパカマラ種はさかもとこーひーでも20年くらいご紹介している特別な品種です。
農園ですと・・・「グアテマラ・エルインヘルト農園」や「パナマ・エスメラルダ農園」「コスタリカ・シンリミテス農園」他優秀な農園名をお伝えしています、それらは高価な豆ですね。今月お届けしている「ブラジル・ペドラレドンダ農園」も素晴らしい農園です。
他店でも色々な農園や品種、精選方法を書かれていますが・・・それらを伝えることは大切な情報発信になっていますが・・・それらと美味しさは全く別のものだということですね、勿論高いから美味しいわけでもありませんし、あまりにも安いものではクオリティが下がってしまいます。
コーヒー業界の若い人たちは新しい品種や精選方法、珍しい香りや味わいを競っています、それはそれで良いのですが、全体での比率は大切だと思っています。定番のコーヒーがいつも変わらず安定してある中で20%30%くらい珍しいものがあるなら楽しいと思います。
そして、お客さんから時々聞かれることに・・・「坂本さんが一番美味しいと思うこーひーは?」とか「坂本さんはどれがおすすめですか?」とかがあります。
まぁ、お互いの好みをよく知っている常連さんなら、即お答えできますし・・・そのお客さんのお好みに合わせた答えもできます。
でも、初めてのお客さんでしたら・・・お好みが色々ですので、坂本の美味しいと思うこーひーをお客さんが美味しいと感じるかどうかはわかりません。なので、おすすめもお客さんによって違ってきます。
「カフェ ボッサ」とか「ブラジル・クラシクス」は初めてのお客さん用に用意したこーひーで、そこから入って、お好みによって次のこーひーに進めるようになっています。
「カフェ ボッサ」や「ブラジル・クラシクス」は特別な農園でもありませんが・・・酸っぱくなくて、苦くなくて、まろやかで、美味しいとよくある質問に答えられるように、素材選びから焙煎、ブレンドまで手間暇かけたものなんです。(勿論、クリーンカップや甘さ、口当たり、余韻など基本的なクオリティがクリアーできている豆をカッピングでシビアに選んでいます。)
あとは、お店でしたら、試飲こーひーがありますので、その試飲からお好みを伺うこともあります。
少し難しいのが・・・さかもとこーひーとしたら「レスクリーン」という雑味があると一発退場というくらい大切なカッピングの基準なんですが・・・多くのお客さんはそれを「コク」と感じていることがあって、さかもとこーひーのクリーンな味わいを「スッキリしている」「少し物足りない」と感じられることがありまして・・・「もっとコクのある、ガツンとくる味のコーヒーください」と言われることがあります、結構カフェや喫茶店の店主の方にも多いです。
紹介されてさかもとこーひーのサンプルをお持ちして、そこのコーヒー飲むとレスクリーンがはっきりしていて、これならさかもとこーひーの方がクオリティ上なので、あとはお好みかなと思ってしまうのですが・・・意外とさかもとこーひーが評価されないことも多いんです、結構難しいですが仕方ありません。
これは味わいの慣れがありますが・・・まさかさかもとこーひーの基準に満たないレスクリーンな豆を用意するわけにはいきませんので、困ったものです。
何気ないおいしさを大切に、定番が飽きのこないものであり続けるよう、そしてブレのないよう・・・まぁ、お好みに合うかどうかはありますが、基本的なクオリティは維持するように精進しています。
さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
「夏の月」 2024.06.25
「ブラジル・パッセイオ」 2024.06.24
「特上アイスコーヒー」 2024.05.23
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