ピーチヒルの薔薇日記

鉢薔薇の配置を変えてみました　今だから分るガンシュの薔薇をめぐるお話し　一目惚れジ・アニックローズ

　肌寒さを　感じたよ

ひんやりした　空気が　気持ち良く
のんびりと
鉢薔薇に　肥料を　あげてたら

宅配の　牛乳屋さんが　営業に　来られて
話しが　長かったり

今日　お薬を　頂きに行く　予定だった
　動物病院から　電話が　掛かって
急きょ　行く事になったりして
ドタバタ劇場
やっぱり　暑くなって　汗かいちゃいました

お薬も　貰って来て
やっと　今　落ち着いて
ハーブティー　飲みながら
ブログを　書いてます～

和庭の　鉢薔薇を　戻す時
少し　鉢の　順番や　置き方を　変えました

ここに　台を　置いてたのだけど
撤去して
大鉢の　鉢薔薇だけ　置く事に

どれも　小さな　蕾が　ついてるので
咲くのが　楽しみ～

今ね
紫式部が　見頃です

紫色の　実が
凄く　綺麗で

こうして　眺めると
天然の　色に
勝るものは　無いなぁと　思います

和庭では
モーリス・ユトリロが　咲き

トットちゃんも　開き始めました

人の　お名前を　冠した　薔薇は
強いと　言うけれど
トットちゃんも　強くて
良く　咲く　薔薇ちゃまです

バラ咲きの　ゼラニウムも
綺麗なの

この　ゼラちゃんは
とっても　お気に入り～

ガンシュに　まつわる　お話

それは　
まだ　ピーチヒルを　開拓してた頃の　お話

裏山が
どんどん　変わる　様子が　面白いらしく
知り合いの　バラ生産者さんが
用事で　こちら方面に　来られた時
よく　見に　来られてた

まだ　薔薇の　事は
良く　分らなかった　私が
テキトーに　掘っては　薔薇を　植えてたら
アドバイスもして　下さってた

そんな　ある日
今日は　良いものを　持って来てあげたよと
薔薇を　一鉢　下さったのだ

とにかく　その頃の　私といえば
一番　薔薇が　欲しかった　頃で
思わず
きゃぁぁ　嬉しいと
もう　満面の　笑顔

そして
薔薇鉢を　胸に　抱えると
本当に　偶然に
株元に　ガンシュが　出来てるのが　見えてしまった

今から　１０年位前の　事なので
その頃の　バラ本には
ガンシュの　株は　焼き捨てるとか
恐ろしい事ばかり　書いてあった　時代

思わず
ひぃぃぃ　これは　ガンシュでは！！
と　言ってしまった

すると
バラ生産者さんの　顔が
サーっと　変わって
その　変わりように　また　ビックリした

よく　マンガで
一瞬で　顔が　変わるのが
　書いてあるけれど

まさに　そんな　感じで
サッと
　顔色と　顔つきが　変わったのだ

その後
バラ生産者さんは
私の　腕から
その　薔薇を　サッと　取り
ひきつった　笑顔で　
また来るねと　帰られた

そして　数日後
すごく　遠いのに
わざわざ　また　薔薇を　持って来て下さったのだ

好意で　薔薇を　下さったのに
こんな事になってしまって
申し訳なかったなぁと　今でも　思うけど

よく　思い出してみると
薔薇を　貰って　満面の　笑顔から
ガンシュを　見つけて　この世の　終わりのような　顔に　
一瞬で　変わった　私は
　さぞかし　変貌ぶりも　凄まじかっただろうし
よっぽど　恐ろしい　形相だっただろう

あの時
優しい　バラ生産者さんは
ガンシュに　ビックリしたんじゃ無くて

恐ろしい　私の顔に　恐怖を　感じ
遠いのに　わざわざ　
薔薇を　持って来て　下さったに　違いないと
今は　分るのでした

５月１７日の　写真より