ひとりごと♪

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2007/05/26
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今日は、京都上京区にある 相国寺承天閣美術館
開催されている「 若冲展 」に行ってきました。



私が、 伊藤若冲 に興味を持ち出したのは、
昨年秋に、 京都国立近代美術館 で開催されてた、
プライスコレクション 若冲と江戸絵画展
ふらぁ~っと行ったことがきっかけです。

この時、若冲の エネルギーに溢れた絵 に、
本当にびっくりしてしまいました

それ以降、彼の絵が気になって仕方ない・・・



今回、相国寺承天閣美術館で開催されている「 若冲展 」は、
現在、宮内庁三の丸尚蔵館が所有している、
大作「 動植綵絵 」三十幅と、
相国寺の「 釈迦三尊像
展示されているというものです。

これらの絵は、もともと、若冲が、
家族や本人の永代供養として相国寺に寄贈したもので、
明治の途中までは、共に並べられていたのですが、
廃仏毀釈により、 動植綵絵
皇室に献上されてしまいました。

それ以来の再会で、
この先、この様な企画は無いかもしれないとも言われています。

その為なのか、13時頃、美術館に着いたら、
入場制限が掛かっていて、すごい行列!
何と、入場までに 80分 待ち


くらくらぁ~しまったぁ~
もっと早くくればよかったよぉ~
若冲を、甘く見ていました。

私は、そんなブームがあるのは知らなかったのですが、
今、ひそかに若冲ブームなんだそうですね。

今日、来られている方も、若い方からお年寄りまで
様々な年齢層の方がおられました。

また、関西弁ではない方言を話されている方も
たくさんおられ、遠くから来られているのが
よくわかりました。

皆さんの熱心さに、本当に頭が下がります。


* * * * * * * * * * *

美術館の中は、第一展示室と第二展示室に分かれていました。


第一展示室は、主に金閣寺の大書院に描かれていた
水墨画「 鹿苑寺大書院障壁画 」(重要文化財)が展示されています。

展示の仕方がよく工夫されていて、
本当にその場所に私たちがいるかのような感じを受けました。
(書院を復元されていました)

こんな展示の仕方、いいですね~

水墨画ではありますが、
若冲らしい細密な描き方に、感動してしました。

特に、「葡萄小禽図床貼付床の間」の前では、暫く足を
止めてしまいました。

ふぅ~(心が)満腹じゃぁ~

* * * * * * * * * * *

第一展示室を鑑賞し終わった後、
第二展示室に辿り付くまでに、またまた、入場制限。


並ばされること、数十分。。。
ようやく着いた第二展示室に、超びっくりっ


なんて人だっ
一瞬、人の頭を見に来たのかと思った位の人だかり・・・
うわぁ~・・・苦笑のsakuranomiでした。


絵の前では、前列の人が全然動かずに
熱心に鑑賞されているので、背の低い私は辛かった
でも、頑張って鑑賞してきましたよ~


今にも動き出しそうな鶏(特に群鶏図)、
まるで、香がしてきそうな薔薇、
今にも吸い付かれそうなタコの吸盤、
一体、何個描かれているんだと思うようなリアルな貝、

その他にも、生きているかの様な蛙や蝶、蛇・・・

絵のエネルギーがありすぎて・・・
思うこともいっぱいありすぎて・・・
感想が書ききれないです(^_^;)

若冲は、自分が描いた絵に、
命を吹き込みたかったのか と思ってしまいました。


圧倒!


一回きりの鑑賞では、物足りません~・・・

招待券が残っているので、
来週も行くことにしました



美術館を出たら、4時前になってしまいました。
本当は、この後、 鈴虫寺 に行きたかったのですが、
時間的に厳しかったので、
今回は諦めました。次回ですね。





~6/3まで
相国寺承天閣美術館「若冲展」 HP





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Last updated  2007/05/27 12:11:34 AM
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