日蓮上人臨終正念 一枚起請文之秘密
日蓮上人臨終正念一枚起請文之秘密
日蓮上人臨終正念
一枚起請文之秘密
一夫正念に存すへき事一期の間勤行夜
顕密の観する二入置八四徳を行し
臥て八五智を悟りをきて八四を案し
我欲界二生れ専一に法華修行を心
か″るといへ共六根本願二身を背ハ宗
を敵とし念仏無開業と申事と云ハ
唯今の人をさして云念仏を信すへき
身が魚島を喰しなから念仏を申
男女和合の床に臥て念仏を申度
無間の業と成べし禅宗ハ天魔の
所行と云ハ善とも悪ともをもわす心
を乱すゆへなり真言亡国とハ別て
不可有今護摩を修するといへとも三
密修行の人千人二一壱人も有へからす後ニハ
女犯肉喰して則三宝諸天の御罰
を蒙り又律国賊と申も我を忘れ
酒肉五辛を嫌わしめるゆへなり相
構へて″″我が宗門の人々宛順二一念
一時六字の法名号を心実二心の内ニて
唱ふへしかならす是を他宗ニハさと
すへからす一大事の安心是なり
なを″″念仏難有事ときかせ
良く存共暇まあらざるにより具さに
書置者也心の乱入するニ依て此書を
他に写さしめず表ハ法花宗と云て
内心二てハ諸宗を誹るへからすいよ″″
学文すへし諸宗共にあみた佛を
信せざる宗旨なし真言宗二八五智
の如来を立東ハ大圓鈍智南ハ平等
燈智西ハ妙観察智北ハ誠所作智
中主ニハ大日如来三密の中妙法蓮
華経是則あみた如来なり諸宗
とも安心奉るといみ弥陀の本願なり
日蓮在判
南無阿弥陀仏
南ハ 一切経 伊勢天照皇大神宮
無ハ 大般若経 熊野大権現
阿ハ 修羅道 ハ幡大菩薩
弥ハ 餓鬼道 一切捨六善神
陀ハ 妙法蓮華経 ちく生どう 三宝大善神
佛ハ 過去現世未来 三十番神
右は日蓮上人一枚起請文
将軍様江宛差上候安紙也
文明七年午十月
身延山荘判
法華講員は下記のことを言っていた。
ちゃんと反証できなければお終いだね。
●自分達に都合が悪いから「偽書」と言うのだ。
●偽書だと言う意見は、学者の一つの仮説に過ぎない。
●考古学発見などで新発見があり、覆る可能性があり。
●我見の目で見るから、偽書に見えるのだ。
●徳川将軍がきちんと拝見してるのだ。その当時に徳川将軍に偽書など如何わしい物を見せたら、左様な仕置きがされる恐れがあるかわかっておろう。徳川将軍の家来は、懸命に「御真筆」と鑑定させてから、徳川将軍に拝見させたに決まっているではないか！
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