レニ国第一弾。くるみ割り。
いや~、エフセーエワちゃんは美しくなりましたね~。ちょっと前の若さ弾ける肉付きのよさがすっかりすらーりとなって。足がきれいに上がること!顔も大人びてきてすっかりステキなお嬢さんになっちゃって。(親戚のおばさん目線)
笑顔は変わらず満開でした。
カールした髪に細いティアラが似合うこと。1幕は写真のピンクの衣装ではなく、薄いブルー系を着てました。
ねずみ達がうようよ登場すると、ソファに飛び乗り恐くてしくしく泣いてる後姿の演技がかわいいー。
しなやかで可憐で美しく、それなのに腹筋背筋が一体どれだけあるのか、と感嘆する超人ぶり。アクロバティックなリフトも余裕の笑み。すごいわ。
シヴァコフってヅラがまるで似合わないのね。竹取でも相当似合わなかったが...。後ろから地毛がはみ出してたよー!
お肌ぴかぴかですっごい健康的な王子さま。笑った顔がチャーミングでついつい見てしまいました。はやくその笑顔をヅラなしで見たい。
「王子様」というよりは、素でやってる感じでした。ヅラがないほうがよっぽど若くて美しい王子度が上がったのに。
びっくりしたのは、ドロッセルマイヤーのマラト。ホントーにマラト・シュミウノフ君?顔わかんなかったよ(メイクがすごくて...)。それに随分身体が絞れて動いてました。背は高いし足は絡まりそうに長い。パンフレットに『身長195センチ、かかとからウエストまでは124センチ。』との説明。長~い!
去年の夏ガラでエフセーエワと踊った「春の水」では、顔にも肉がついていたマラト君ですが、脂肪が取れた分キレが出たみたい。なりきってました。次は是非化粧なしで(海賊のコンラッドとか)観たい。
ポリョフコは雰囲気たっぷり。何着ても目立つ人です。バヤデルカでまた太鼓の踊りを踊ってください。あれのファンです。
スペイン人形のマスロボエフが意外に違和感なかった。これまで違和感ばかり感じる青い鳥とか(衣装が似合わない)、太鼓の踊りの黒髪ボブのヅラが変(同じヅラなのに、ひとりだけどうしても浮く)というイメージで定着してたので、違和感がないのがかえって新鮮だったりして。っって、全然褒めてないよなぁ。
同じくスペイン人形のミリツェワは文句なくかわいい。はつらつと明るい太陽のようなスペインでした。このままキトリもいけそう。真っ赤な衣装も似合うし、扇子さばきも観てみたいぞ。
アラビアの人形は手前のオシポワさんそっちのけで、うしろの踊り手を見てました。顔がちっちゃいから九頭身に見えた人。他の3人が伏せ目がちなのに一人だけねっとりとした視線を投げてきてインパクトありました。誰だったのかしら~。 →あれはヴィジェニナだったと思う。
今日のオケは素晴らしかった。指揮はホリコフさん。音楽がいいと舞台に集中できて実に快適。これが普通だと思ってたのよね。前は。あたり前じゃないとわかるととてもありがたいです。アニハーノフさん指揮の「第九」も聴きに行っちゃいます。バレエをみない友人もこの第九は二回も行くらしいです。
今回のパンフレットはまるでルジの写真集みたい。光藍社さん、ありがとう~~。記憶がよみがえるわ。