文春が、改めて「統一教会」を追いかけて、政治との結びつきについてレポートしている。
自民党や地方議会議員は、統一教会との関係を断ち切れるのか、このままでは甚だ疑問である。
もはや、この悪名高い教団と関係している議員は絡め取られてその信者となり、国や地方でその布教に努めていることになる。
改めて、問題の根深さを感じてしまう。このままでは、また忘れ去られてしまうのではないかと思われるので、ここで、数多くの著書に残る過去の記録の一部を振り返って見たいと思います。
藤倉善郎著『「カルト宗教」取材したらこうだった』2012年宝島社刊より
しかしオウム事件以降も、カルトによる事件は、枚挙にいとまがない。
「統一教会」による霊感商法や違法勧誘、高額な献金などによる被害も、いまだに続いている。
しかし実は、70年代から問題視されてきた統一教会も含めて、世間を騒がせる事件や社会問題を起こしたカルトは、ほぼ全てがいまも活動を続けている。
(中略)
場所は東京紀尾井町の文藝春秋前。ここでは、『週刊文春』が掲載した〈統一教会本から「4900億円送金リスト」を独占入手〉という記事に対して統一教会信者たちが抗議のリレー断食デモを行なっていた。
霊感商法や信者への高額な献金要請でかき集めたカネを統一教会は、教祖・文鮮明(ムンソンミョン)氏が住む韓国に送金している。そしてそのカネを使って統一教会は韓国のリゾート地の不動産を買いあさり、文鮮明はラスベガスでギャンブルに興じるなどしている。また現在、教団内では高齢の文鮮明の後継をめぐって、一族の間で対立も生じている。
1995年刊行HUGO STAMM著「カルトの構図」、村井翔・森本浩一・山本泰生共著より
第三章 教え込みは偽装された勧誘に始まる
孤独な語学研修生を狙う統一教会
統一教会もまた、無警戒な人々を釣り上げる効果的な手法を開発している。彼らは巧妙に正体を隠し、とりわけ好んで外国人の犠牲者を誘惑する。この悪名高い教団は、イギリスやアメリカでは特に中部ヨーロッパ(ドイツ語圏)出身の若い旅行者や語学研修生をねらう。
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第四章 教祖文鮮明、その隠された世俗的権勢欲
完璧なセクトの組織を築き上げる
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