ひたすら本を読む少年の小説コミュニティ

僕はダレダ?



ひとつひとつの脳の中にはそれぞれひとつの世界が存在している。

そして、脳によって僕らの行動は操作されている。

これを運命とも呼べるかもしれない。

中央に存在する扉が開く。

僕らの頭の限界を超えたダレカが入ってくる。

彼らは、僕らの頭の限界を超えた行動をする。

僕らの世界は続く。

例え、彼らの気分―気分と言えるものが彼らにあるのか知らないが―によって、脳を潰されたとしても、僕らは内なる世界で、変わらずに暮らしている。

ひとつの世界の一人は、その世界を構築する一人。

だが、一人ひとりの脳に世界があるのならば、その一人も、他の世界を構築する一人。

他人が本人と繋がる。

ブラウン管ではない何かで僕らと繋がっている。



僕はダレだ?



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