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ちょっと話題としては、遅くなってしまったけど、紀宮さまが、いよいよご結婚されるということに、おめでたいな~!というお祝いの気持と共に、正直、驚いてしまった人も多かったのではなかろうか・・・?紀宮さまは、どちらかというと、美智子さまや雅子さま、紀子さまの持つ華やかさの裏で、少々地味な印象がなかったわけではない。それに、何かと心労の多い天皇陛下や皇后陛下の唯一の癒しでもあった一人娘を、両陛下もご自身の手元から手放すのは、何とも寂しかったのではないか・・・と思うと、やはり、紀宮さまがご結婚されるのは、ちょっと難しいかも・・・皆がうすうす思っていた矢先の報道だったので、本当に意外だったのだ・・・。しかし、相手の黒田さんのお写真や映像を拝見して、思わず納得!!何となく、紀宮さまと雰囲気がぴったりで、30代同士の落ち着いたいいカップルじゃない!って思ってしまった。(黒田さん・・・職場で悪口ばっかり言っている女性職員とか見てたら、世間ずれしていない紀宮が天使に思えるだろうな・・・それに、紀宮さまって、一見地味だけど、お会いしてみると、すごく気配りが細かくて、会った人は皆、ファンになってしまうんだって!黒田さんも、もしかして、そんなところに惹かれたのかな?)そんなわけで、来月の婚約発表の時の会見では、お二人のなれそめとか、印象など、どんな事を話してくれるのか、ちょっぴり楽しみになってしまった・・・。しかし、大昔の皇室の女性は、好きな人との結婚どころか、結婚そのものも制限されていたケースがある。それが、斎王(さいおう)である。これは、新しい天皇が即位すると同時に、天皇家の皇女の中から占いで選ばれた人(多くは、天皇の娘である内親王が選ばれる事が多い)が斎王となり、伊勢神宮のそばにあった斎宮にこもり、天皇が何事もなく無事に勤め上げる事が出来るよう祈る。そして、清らかな体のまま、その天皇が退位するまで仕えなくてはいけないというものであった。天皇が4~5年程度で退位してくれれば、若いうちに斎王も終えることが出来るので、それほど苦ではないかもしれないが、天皇が30年も40年も勤め上げてしまうと、斎王も、それこそお婆ちゃんになるまで、伊勢にこもりっきりになってしまうのである・・・それは、天皇家の隠された悲劇とも言えるかも知れない・・・。そんな中、伊勢の斎王に手を出してしまったふとどき者がいた。それが、平安時代の文学『伊勢物語』に出てくる在原業平(ありわらのなりひら)である・・・。彼は、源氏物語の光源氏のモデルともされたというくらい女好きで、美男子だったらしいが、そんな人なら、斎王との禁断の恋は、それはそれは、さぞかし燃え上がっただろうに違いない・・・と思う。だが、太古から続いたその制度も、南北朝(後醍醐天皇あたり)で終わりを告げ、その後、ようやく、平成の世になって、内親王も自由恋愛で結婚出来ることになった・・・。紀宮さまも、斎宮の事に関して、造詣が深いとお聞きしている。きっと、「時代が時代だったら、自分がならなくちゃいけなかったんだろうな・・・でも、今も似たような状況かも・・・」なんて、思いつつ学んでいたのだろう。このような状況で、民間人の黒田さんと、小さな幸せを見つけた紀宮さまの、これからのお幸せを心からお祈りしている次第である・・・。
2004年11月24日
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