庵理恵の私的書物

庵理恵の私的書物

会話




 ひとり じっと、 おもってみる。。


 耳を澄まし 夜の中で 思う


 偶然の中で遭遇した相手だ


 馬鹿な会話を 繰り広げる 日常会話


 たまたま 話題に尾ひれをつけて、話題は展開する


 会話をするには コトバを使う


 ありきたりで あたりまえだけど


 その人の ひととなりは 伝わるもので じんわりと 浸透してくる


 会話してる時に 見えないことも


 後々に ひとりの時間を 過ごす時 


 ある瞬間 気づかされたりして


 微笑んでいる 自分がいたりして


 なんでもない相手を そんな風に感じている自分が滑稽だりするけれど


 星の数ほどいる 人のなかで 


 会話を交わす相手とは いかがなるものか 


 私は死ぬまでに 何人の人間と言葉を交わすのか


 ふと、思う


 楽しい時間(とき)が 嬉しい時間(とき)に変貌する


 コトバを操れる そんな 生き物として 生を受けたことを


 無条件に 幸せだと感じられる瞬間


 ひとりでも 微笑んでいる・・


 会話は全てじゃないけれど


 会話からはじまる・・


 ココロが あったかくなるのを 感じた













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