窓辺でお茶を

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食品表示について知っていますか

食品表示について知っていますか

以前開設していたブログの記事です。

 この前食品表示についてちょこっと聞いてきました。 ある程度は知っていたつもりでしたが、実は知らなかったことがわかりました。
 例えば、「遺伝子組み換え原料を使用していない」と書いてあったら、100パーセント遺伝子組み換えでない原料でできていると思っていましたが、 5パーセント未満なら使ってあるかもしれない のです。
 5パーセント未満なら書かなくてよいというのは知っていました。でも、「使用していない」と書いていいとは知りませんでした。アメリカでは3パーセント、ヨーロッパでは0.9パーセントに決められています。
 「保存料を使用していない」というのを売り物にしていても、グリシンなど日持ちを良くする添加物は使用されていることがあり、コンビニなどで売るには、そういうものを全く使用しないのは無理なのではないか、ということです。
 「アミノ酸等」(等に注目)と書いてあったら、グルタミンソーダ(化学調味料と呼ばれていたもの)も使っている。まとめて表記するのでよいことになっているそうです。
 アスパルテームは一時脳腫瘍になる疑いを掛けられていたけれど、大丈夫らしいです。ただし、砂糖のように防腐効果がないのでかわりに保存料が添加されるのではないか、ということでした。
 国産牛の場合、商品表示に書いてある10桁の個体識別番号を下記のホームページなどの 個体識別情報検索サービス というところに入力するとその牛がどこで生まれ、どこで育てられ、どこでと殺されたか追跡することができます。牛が生まれるとピアスのように耳につけるタグが支給されるそうです。(他の機会にそのコストは安いと聞きました)
独立行政法人 家畜改良センター
このタグは一度はずすと再利用はできないようになっているそうです。以前高級牛が死んだときに他の牛につけてしまった生産者がいたそうですが、そういうことができないよう改良されたそうです。なぜばれたかというと、すごい食通の人が食べてみたら味が違うといって、DNA鑑定に持ち込んだのだそうです。
 アメリカでも歯や肉の見た目で月例を推測する(実際にはやっているかどうかも疑問)より簡単にできるのだから取り入れればよいのに、ということでした。同感です。
 群馬県が「食品表示ハンドブック(全国食品安全ネットワーク版)」というのを作ったそうで、紀伊國屋書店、八重洲ブックセンターに置いてあるそうです。群馬県庁に郵送してもらうこともできます。他にも「ちょっと気になる農薬のはなし」など見てみたい気がします。
いま買える県の資料(保険衛生)
sirokanippeさんのコメントも掲載させていただきます。 加工食品の原材料、上位三品目以下は表示義務無し (みそラーメンのみそが組換え大豆製でも「GMO不使用」と表示できる)
実際には5%以上の汚染が見られても、往々にして「故意でなければ」お目こぼしが貰える(というのがこれまで何度も何度もありました)
醤油、油、アルコール飲料、動物の飼料は表示義務無し(よって消費者には一切わかりません。畜産業のひとも、飼料に表示が無いので択べません)
欧州の表示義務制度とは根本的に別物で、「日本に表示義務制度がある」と書くと嘘になってしまうと思います。因みに知る限り一番厳しいのは英国。レストランのメニューにも詳しく乗せないと、法律違反となり、罰則が科せられます。

実際には、食品としての安全性以上に、森林破壊や土壌汚染、農地の大規模化により多くの農民が土地を失う、高濃度の農薬散布(GMOが農薬の使用が減るというのは嘘です)など、生産の段階に、より問題のある技術だということを付記させてください。食肉加工の段階で物凄い人権侵害が起きている狂牛病と構図が似ています。(2006.05.29 19:30:38)

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