竜胆輪道 (りんどうりんどう)

竜胆輪道 (りんどうりんどう)

September 8, 2008
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テーマ: 自転車(13156)
カテゴリ: 自転車
前日7時頃東京発の新幹線で盛岡へ

前夜は2時間くらいしか寝ていなかったので車中はほとんど寝て過ごす。

盛岡駅で朝食に蕎麦を食べてから在来線に乗りかえ、宿の最寄り駅「紫波中央」へ

宿で anpantaniさん と合流して、一周だけ 試走 &受付

走行距離30km

宿に戻ってすぐにパン、パワーバー、牛乳で栄養補給。それから 腹筋 腸脛靭帯マッサージ


寝てしまうと夜に寝付けないかなと思うが、うとうとしてしまう。

風呂に入って、宿の夕食はバイキング

ご飯三杯におかずをたらふく、と食べ過ぎで苦しいというくらい。

9時就寝。よく眠れ、5時起床


朝食も宿のバイキング

ご飯二杯、パン、バナナ、おかずもそれなりにとけっこうしっかりと食べて、部屋に戻ってからパワーバーも食べる。

ゆっくりストレッチをして、キネシオテープを右 腸脛靭帯 、気になっている左脛に貼り、 ベビーオイル を脚全体に塗る。




スタート地点まで5kmもないので自走で行く予定でしたが、起きたときは降っていなかった雨がけっこう大粒に‥

anpantaniさん の車に乗せていただき移動することに。

カッパ を着てウォームアップ

それほど寒くはなく、レース直前には雨がやんだので、アームウォーマーもせず、レーサージャージ、レーサーパンツで走ることに(路面は濡れているので、 ヘルメット の中に サイクリングキャップ をかぶる)

空気圧は、濡れた路面用にいつもより少し低く前後とも8程度。








9時スタート

少しパレードの後、登り基調区間からレース開始。


ALPSLAB route 「全日本実業団紫波」


平坦で、けっこうな人数が前に飛び出す形になりそうだったので、先は長いと思いながらも自分ものっていく。

逃げに反応するのも脚を使うので、様子を見ようと前半は集団内であまり無駄脚を使わないようにする。

ある程度以上の人数の逃げには注意をしようと思っていたら、 anpantaniさん が集団の先頭でペースを作ってくれたり、前に数人が飛び出す形になるときにチェックをしてくれたりと非常にありがたい働きをしてくれている(レース中にもどう動いて欲しいのか伝えながら)

チームメイトが自分のために動いてくれているのを見ると、自分もそれに応えていい走りをしなければと(一人で展開するのとは違った)気合いが入ります。

中盤から登りで自らペースを上げたりもするが、集団の人数は多く、逃げ集団を作ろうという積極的な走りをしてくれる選手は多くない。

残り三周辺りのスタートゴール地点過ぎのS字の登りでペースを上げると自分ともう一人が少し前に出る。

「二人じゃね」と話をしているとバルバの選手二人が「行くぞ」と言いながら後ろから来たので五人ほどで逃げることに。

バルバチームは一番人数が多いと思うので、逃げるならバルバと一緒になる方が得策。

しかし、平坦区間で吸収される。

残り二周辺りで フィッテ の選手が単独で逃げ、その後を二人くらいが追う展開。

30秒ほどの差で、残り一周に入ろうかというところで、オーベストのスプリンターさんが自分に「これは決まっちゃうかもよ」と声をかけてくる。

「ペースを上げた方がいい」と自分も思ったので、残り一周に入る登りもそれなりのペースで走り、そのあとのアップダウンでけっこうペースを上げる。数人で抜け出せればとも思ったが難しい。

そのころには、逃げを決めるか、集団で登りゴール勝負になっても対応できるよう、両にらみでいるようにする。
脚が少しつりそうになってきていたので、四頭筋には負荷をあまりかけないように気をつけ(ハムを意識して使うように)、余裕を持てる程度で走る。

付いているだけの選手を振り落としてもいいかなと思ったが、集団は大きいままか。

少しエネルギー不足のようにも感じたので、残り5kmくらいでカーボショッツ(既にレース中盤過ぎに一個食べていました)を少し食べる。

ペースアップしたことで逃げを吸収し、最後(残り3kmくらい)のアップダウンからゴールへは集団で。

前方に位置して、決まりそうなアタックには反応できるように走る。

力をある程度余しても先頭付近で走れ、短い登りで三、四人が少しだけ前に出る形の時も付いていくだけ付いていく。

あとから振り返ると、他の選手に比べて、自分が一番脚に余裕があったかなと。

ゴールへの登りの前の平坦では5~10番手につけ、登り始めから仕掛けようと考える。

登りに入る時に、富士大学の紫ジャージが二人で(少し強引に?)集団から勢いよく抜け出す。

すぐ後ろにいたわけではないので一瞬離れるが、集団真ん中から自分で追いに出る。

緩斜面では、スリップをあまり使えないくらい離れていて、ギヤが少し軽かったのでシフトアップしようかと思うが、勾配がきつくなるまでは脚を回して我慢する。

後ろが付いてきているのかも分からないが、振り返らずに前との差を詰めようと。

前方では、先頭の選手から付いていた選手への二段ロケット発射。

勾配がきつくなってきたところでシフトダウンし、残りは ハンドル 下を持っての ダンシング で行く。

ゴール近くになるとふくらはぎがいっぱいでギヤが重く感じる。先頭に替わった選手との差は縮まるが、追いつかない‥

そのまま後ろを確認することもなく二位でゴール


「チクショー」と声が出ましたが、勝てるチャンスを逃したという思いと、三位以内なのでよかったという気持ちとが混ざる感じ。

BR-2なので、最後は集団のペースが上がってのゴール スプリント というよりは、ゴール直前でのアタックという感じになりました(考えてみれば、登りでの残り500mは平坦に置き換えれば1km近い感覚かなと)


一瞬反応が遅れたように思ったのと、勾配がきつくなってからもう一枚ギヤを軽くしておけば勝てたかもしれないなというのは後から思ったこと。


勝てるチャンスというのはそうそうないので、惜しかったなとは思いますが、とりあえず(BR-1昇格の)三位以内に入れたのでよかった。


medal

表彰式では、全日本実業団だからなのか銀メダルも(メダルをもらうのは初かな?)

BR-2で二位の賞金は12000円(東京~花巻の片道新幹線は13000円)

ロードレース界の慣習に従ってチームメイトのanpantaniさんと分けて、賞品の地元名産ブドウジュース(大きな瓶三本?)も持ち帰れないので、お渡しする。

anpantaniさんは、脚をつりながらも走りきったのですが、5%ルールが適用されたため完走とはならず、残念‥(5%ルール適用とは知らなかった)


レースとその後のサイクリング合わせて走行距離は200kmを越えましたが、レース二日後の今日になってもそれほどひどい疲労はない(左ふくらはぎ外側だけはかなりの筋肉痛あり)ので、 185km (連続して走ったからか、この時の方が疲れたように)など 8月 の練習の成果が現れたと思います。



今回の装備は、 VXRS +前 7850-C24 、後 EC90AERO

コンパクトドライブ 50×34 11-23

6.9kg

vxrs


レース後は天気がよくなってきたので、せっかく来た岩手をサイクリングすることに

花巻~遠野サイクリングレポートへ続く。


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本日の練習
夜練1時間25km

KING3

少しメディオ程度を入れて





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Last updated  September 9, 2008 12:46:50 AM
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say-zz @ Re:カルーゾ男だ!! ジロ第二十ステージ(05/30) ビルバオ最後の登りまで引いて凄かったで…
JAJA♪ @ Re:カルーゾ男だ!! ジロ第二十ステージ(05/30) とにかくビルバオ、今日は誰がなんと言お…
say-zz @ Re:未舗装で総合変動 ジロ第十一ステージ(05/20) 山とTT以外に差がつくのは強風が吹いた時…
JAJA♪ @ Re:未舗装で総合変動 ジロ第十一ステージ(05/20) グランツールに未舗装路、流行るんですか…
坂東太郎9422 @ Re:ノーベル賞 「株式会社Caloria代表取締役社長 管理栄…

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