後23キロ痩せるまで~反抗期息子とギャオス姫の奮闘記

後23キロ痩せるまで~反抗期息子とギャオス姫の奮闘記

寂しがりやのジョアンとジェインの関係


だって、色々とウンチクを並べるのだ。
聞いているとこっちの時間がなくなる。
私は、笑顔で応対してると「英語が分からないのかい?」と嫌みを言われるほど。
困ったもんだ。
でも、彼女はコーヒーが大の好物なのだ。
朝、誰よりも早く起きて食堂に行く、そしてコーヒーを貰うのだ。
それが出来なかった日は夜まで機嫌が悪いのだ。
何ていう記憶力だ。
私は、他の職員からもジョアンの機嫌だけは損ねないでくれと言われていたほどだった。
彼女は、州の監督(福祉科の役人)に何でも話してしまうからです。
確かに、困るだろうな。
彼女と仲良くなった私は、面白い事を聞いた。
それは、彼女の小学校の時の先生がこの老人ホームに居るのだと言う。
ジェインだった。
そうか、あんなタフなチワワみたいな先生、(ちょっと嫌だな。)
でも、面白い人間模様でなんだろう。
私も少し考えた老いてまでも自分の嫌いだった学校の先生とは一緒の老人ホームには入りたくはないね。
嫌な思い出を引きずってしまうだろうから。

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