よんきゅ部屋

よんきゅ部屋

May 13, 2006
XML
カテゴリ: オーケストラ
今日は、午前中を授業の準備にあて、午後に子供たちと遊んで、買い物にも行った後で所属オケの練習。弦楽器セクションの練習だった。社会人のオケでは、週に一度の合奏を楽しみたい人が多いこともあって、セクションに分かれて練習するという機会はなかなか作りにくいようだ(もちろん、きっちりと計画的にやっているオケもあるが)。しかし、演奏にある程度の緻密さを要求するならば、セクションごとの練習は必要だ。

本番指揮者から言われたのは、「セクションの中で(小さな単位で)ちゃんと音程や音質が合っているようにしてほしい」ということだった。そこで、今回は曲の雰囲気を出すということよりも、和音がちゃんとわかるように演奏するということがテーマとなっていた。そうなると、ゆっくりのテンポで、きっちり分解しながら、そして耳で頭で音を確認していく練習になる。こういう練習はかなり地味だ。オケで弾いている雰囲気を味わえればそれでいいと思っている人にとってはかなり退屈な練習だと感じるようだ。しかし、それをみんながやってしまうと「カラオケオヤジの大合唱」になってしまう。「退屈にならないように」なおかつ「緻密な」練習になるためにはどうすればいいのかというのが、練習指揮をみる場合のジレンマになってくる。

もちろん、そういうトレーニングはプロにお願いするのが理想的であるのだが、アマチュアオケの場合、財政上の都合もあって毎回プロを呼ぶわけにも行かない。そのために、団員が担当することになるのだが、団員はオケの一プレーヤーでもある。つまり、対等な立場なのだ。そこで生じることは何かというと、練習の過程で指揮者に対してクレームを言ったり、「こうした方がいいんじゃないのか?」ということを流れを遮って言ったりする人が出てくるのだ。もちろん、提案をするのはいいのだが、その提案が目指そうとする方向性を無視するものであったり、練習のテーマから逸脱するものだったりするとかなわない。建設的な提案になっていない場合がときどきあるのだ。しかし、そういう発言を切り捨てるわけにも行かないところが、難しいところである。プロの指揮者にこういうことを堂々という人はほとんどいないだろうから、こういう場合に特有の状況だろう。

多くの人が集まって一つのことをするという作業はとても難しい。しかも、やるべきことが決められているものならばともかく、音楽の場合はやるべきことがとてもたくさんあり、なおかつそれを表現する方法は多様である。さらに、仕事でやっているわけではないので、準備の状況も多様である。こういう条件下でまとめていくという作業はかなりの苦労を伴う。とはいえ、最終目標は本番でオケとして一つのいい演奏を提供することにある。そのために必要なのは、最終目標を見失わないこと、音楽の流れの中で自分がどういう役割をしているのかを知ろうとすること、それとまとめようとする人の大変さを理解しようとすることだろう。もちろん、逆にまとめる人にも同じだけみんなに対する愛情が必要だと思う。結局、人の集まりなのだから、仲間への思いやりと愛情を持つことに敏感でなければならないように思う。命令ではない力で組織をちゃんと動かすのは本当に難しい...。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 14, 2006 07:44:57 AM
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Favorite Blog

花火大会に行く。 魔神8888さん

Meet the Classic Vo… すららさん

映画:I Swear アイ… ピカルディの三度THさん

宝塚雪組公演「ポー… はるのひ1918さん

黄 金 時 代 ショスタコーヴィチさん

Comments

новое русское порно бесплатно@ Hot and Beauty naked Girls Respect to post author, some fantast…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: