MATRIX7

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2007.12.31
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カテゴリ: モータースポーツ

 不足していたSuperAguriの資金は、実質的にホンダが負担して事なきを得ている。財政支援を打ち切られていたら、チーム売却か倒産しか道がなかったのは事実だろう。新型マシンを開発する資金がないので、戦闘力が絶望的なことが辛い。他のF1チームはかなり進化するから、ゼロ開発で開幕戦に臨むと苦戦することは見えている。カスタマカーの使用は会議次第になるから、どんな風向きになるかも不透明である。2年間のカスタマカー使用が認められるかはウィリアムズ次第だろう。頑固なフランク・ウィリアムズは、F1レースにマクラーレンやフェラーリが4台並ぶことを認めようとはしない。さまざまな妥協策が出ては消えている。
 ロス・ブラウンを獲得したホンダは、思い切って新型車の発表を1ヶ月も遅らせる。その期間中に、さまざまな新機軸を練っているのである。新型車の構造そのものは変更できないとしても、足回りの設計などはフェラーリのアイデアを注入するはずである。フェラーリと同程度の性能と信頼性を手にするには、徹底した知恵の導入が必要になる。ダンパーなどの仕様はブラウンが熟知しているから、どこまで設計変更ができるかが鍵になる。
 中島一貴はF1シートを実力で手に入れたかが議論されている。しかし、F1に到達できただけでも奇跡に近い。その確率はものすごく低いことも事実であり、シートを手に入れたからには結果を出して生き残るしかない。レースで結果を出さないと、多くの日本人ドライバーと同じ運命をたどるしかないから、チャンスを生かせるかは腕次第になる。ロズベルグと同等のタイムを出せる日本人は存在しないから、見守るしかない。
 トヨタはトヨタ流にこだわりすぎて、F1チームとして満足に機能していないことが課題になる。スタッフの数と予算額ではトップクラスなのだから、組織力を生かせない体質を直さないと前に進まない。不足しているのは、組織全体を動かすリーダーと技術力をまとめるチーフエンジニアになる。ここに人材が育ってこないと、いつまでもフェラーリレベルに到達しない。そろそろ試行錯誤段階から卒業しないと・・・。





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Last updated  2007.12.31 12:49:06 コメント(4) | コメントを書く


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