MATRIX7

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2009.02.01
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カテゴリ: 植物図鑑

 蘭が生存競争を勝ち抜いてきたのは、昆虫との特異な共存関係にある。特定の昆虫に蜜を提供することで、1対1の関係を築き、それによって独占的な生存条件を見出した。他の昆虫を排除することで花粉の運搬路を独占し、生き抜いてきたのである。
 蘭を養殖することは難しい。もともと樹上生活を送るので土が無用である。種は小さく、根は細菌と一体化して栄養分を受け取り、熱帯林の枝にしがみつくようにして成長する。高い位置に根が定着すれば、太陽光を独占できる仕掛けになる。熱帯林の地上はほとんど光が届かず、生き残れない。厳しい環境に適応できた蘭は圧倒的な優位性を獲得し、次第に耐寒性も手に入れて温帯地域まで広がってきた。そういう意味で、日本に残されている野生種は、本当に貴重な存在なのさ。





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Last updated  2009.02.06 11:48:24コメント(0) | コメントを書く
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