MATRIX7

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2009.02.08
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カテゴリ: 植物図鑑

 梅は古来に中国から移植されたらしい。奈良時代には、花といえば梅をさしていた。中国文化の象徴的な存在だったのだろう。そのために、梅の体内時計は中国標準時らしい。原産地では開花に最適の時期でも、日本では寒すぎる。そのうえ、日本人は早咲きを好むから、寒い時期にぽつんと花を咲かせる梅が大切にされてきた。もともとは梅の実が目的なのに、農家以外は忘れている。
 梅の実を取るのが第一ならば、日本全土に広がった理由も理解できる。焼酎梅や梅干がなかったならば、食生活が乏しくなる。貴族たちは花を愛したけれど、農民は梅の実を愛してきた。平安貴族は花見を桜に切り替えていくけれど、まさしく生活から離れた貴族の発想だろう。花と実を好む農民によって、今でも梅は各地で紅白の花を咲かせている。





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Last updated  2009.02.08 11:32:47コメント(0) | コメントを書く
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