MATRIX7

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2009.06.13
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カテゴリ: モータースポーツ
 2010年度の「F1参戦リスト」がFIAから公表された。モズレー会長はFOTAを切り捨てると噂されていたが、最終決定は1週間順延になった。現在の10チームにマイナー3チームが加わった暫定リストが何を意味するかは鮮明でない。このリストを読んだフェラーリとレッドブルは、強い調子でFIAを批判している。どうらやリストは暫定的なものであり、トヨタとルノーとBMWとマクラーレンとブラウンの5チームは、無条件申請を行わない限り、除名されるらしい。
 1週間の間に、FIAとFOTAの話し合いがまとまる可能性も残されている。それはFIAが妥協案を飲み込んだ場合に起こりうるだろう。モズレーが予算制限案の主張を貫くと、FOTAは脱退して、他のカテゴリーに移籍するしかない。FOTA8チームが無条件申請を行うわけがなく、話し合い期間1週間は短すぎる。要するに、モズレーは無条件降伏を求めていて、それを受け入れないチームは、F1レースから除外すると警告している。落選した予備チームは残り12もあるので、F1レースを行うことに不具合はないとモズレーは考えているらしい。
 交渉期間が1週間延ばされた理由は、イスタンブールサーキットの空席を見せ付けられたためだろう。10万人収容の豪華サーキットは、わずか3万人程度しか観客を集められなかった。空席を隠すためにグランドスタンドのTVカメラが外され、空席は青いシートでカモフラージュされていた。世界恐慌の嵐がトルコにも到達していたのである。観客3万人程度では、F1レース主催者は大幅な赤字を抱えることになる。
 フェラーリやマクラーレンが脱退したら、どこのサーキットもトルコと同じ情景が続くだろう。最高の利益を上げ続けてきたFOMは滅亡の危機に立たされる。そこで、無理やりリストにFOTAのメンバー名を掲載することになった。F1レースを統括するFOMが危機に陥れば、FIAも無事では済まない。とはいっても、トヨタやルノーは主導権をFOMから奪うことを模索しているので、交渉は簡単には進まない。どこの誰が犠牲になるかは、来年の3月にならないと明確にはならないだろうな。





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Last updated  2009.06.13 11:26:42
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