MATRIX7

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2009.08.29
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カテゴリ: サッカー
 審判にとって、PKの判定は難しい。ゴール前で転倒したとき、それがファールによって起きたものなのか、意図的なシュミレーションによるかは、ビデオ判定でもやらないと決められない。アーセナルのエドゥアルドの転倒は、セルテックGKのファールによるものと判定されて、主審はPKを与えた。しかし、ビデオで見ると微妙なことが理解できる。GKの手が足にかかっているように見えるけれど、その瞬間には、エドゥアルドはすでに倒れている。転倒はGKのファールではなく、自分から倒れているように見える。スロー再生でしか正否を見極められない例になるが、UEFAが不正行為として処分するのは仕方がないだろう。
 アーセナルとマンチェスターU戦でも、PKが起きている。これもアーセナルのGKとルーニーのボール争いの場面で起きている。GKの動作が一瞬遅れたことで、ルーニーの足を腕ですくう動きになった。GKが飛び込むべきかの判断力を問われる事例だろう。露骨なファールなので、PKを宣告されても文句は言えない。スポーツ選手がいったん動き始めると瞬時に止まることは難しく、飛び出す前の冷静な判断力が求められる。アーセナルはPKで同点にされ、オウンゴールで敗北させられた。今シーズンのアーセナルには、茨の道が待っている。 
 もうひとつ、PKかどうかが問題になる場面が、リヴァプールの試合中に起きたジェラードのスライディングの是非になる。ペナルティエリア内でどういう守備をするかは常に問われている。この場面の場合、まともに相手がひっくり返ったので、審判はPKの判断を下すしかない。同様な激しいプレイがアーセナルとマンチェスターU戦にもあったけれど、PKを免れている。どういう場面で、どういう動きがPKになるのかは、現場の主審の判断に任されている。人によって、あるいは国やリーグによって、判断基準が異なる原因になる。プレミアリーグはよほどの悪質な行為でない限り、PKを取らない。
 日本では、軽い接触もファールと判断されてPKが宣告されることが多い。そのためにDFは慎重に動く。ペナルティエリアでスライディングをすることなど考えられない。幸いに、FWの動きが遅いので、危険な行為をする必要があまりない。ブラジル人は別格になるが、マークを厳しくすることでこなしている。日本式のDF理論だと、確かに世界的なセンターバックは育たないだろう。こればかりは、海外に出かけて経験するしかなく、地味なDFにはそのチャンスが回ってこない。アジアのセンターバックはオーストラリアの独壇場が続く。





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Last updated  2009.08.31 07:58:48
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