MATRIX7

MATRIX7

2010.07.21
XML
カテゴリ: モータースポーツ
 FIAは、どうして13番目のチームにこだわり続けるのだろう。これまでの歴史的な経過を見ても、ろくな戦いしかできないF1チームが次々に誕生している。ほとんど戦闘力のないマシンを使っているのに、すでに独裁者や内部対立があり、正しい発展の方向性を示せない。新たに参戦枠を獲得するチームが、ゼロに近い戦闘力と資金不足を解消できないならば、無理をして13番目のチームを認めることはない。
 新参チームの中には、まじめに資金調達計画を持っている組織もあるけれど、ほとんどは誇大妄想計画にすぎない。理想と現実のギャップの大きさを認識していれば、大口をたたくこともないのに、誇大妄想ゆえの資金難に伴うトラブルが絶えない。FIAの審査の時には、どのチームも銀行預金が数十億円ある。毎月支出される金額は10億円近いから、新規のスポンサーを見つけないと、いずれ金庫が空になる。1年間は耐えられても、次の年の参戦費用があるかは誰も知らない。
 新参チームがまともに勝負できるマシンを開発できるかが鍵になると考えられていた。しかし、過去のトヨタやBMWの結果を見れば、戦闘力のあるマシンを開発することは、ワークスでも難しい。いわんや、新規参入チームには開発予算がないので、壊れたパーツを補修する程度のアップデートでごまかさねばならない。自主開発もだめ、ダラーラのような専門メーカー開発もだめとなると、競争力を得る方法はフェラーリなどのマシンを買うしかないだろう。新参F1チームが予選をまともに戦える方法論はこれしかない。
 ウィリアムズなどの開発能力のあるプライベートチームは、新規チームがフェラーリやマクラーレンを購入できると立場を失う。そのために、独自開発のマシンを製造することを義務付けさせている。この規約をやめさせることができるかどうかが、新規参入チームの運命を分ける。フェラーリやマクラーレンもマシン商売ができるから、これで利益を上げられる。5秒も遅いマシンを同じF1規格で走らせることの矛盾をそろそろ解決しないと。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.07.21 11:54:13
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: