MATRIX7

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2010.08.29
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カテゴリ: モータースポーツ
 イブラヒモビッチがイタリアに戻る。マネージャーの個人攻撃で爆発寸前にまで迫っていたバルセロナの危機は回避できた。スペインに残れば、どんな事態が起きるかはわからなかった。そういう混乱がバルセロナの崩壊につながるという指摘がされていたので、経営陣も損失覚悟の移籍を認めるしかなかった。得をしたのは、強力なFWを獲得できたACミランだろう。本来ならば多額になる移籍金を減額され、報酬も下げることができた。イブラヒモビッチの腕のほうは間違いないと来れば、喜んで受け入れるしかない。 
 対立が激化していたバルセロナの内部崩壊を防ぐには、イタリアへの追放しかなかったというのが真相になる。指揮を執るグアルディオラ監督と使ってもらえないイブラヒモビッチの感情的対立は、組織内で相当に深刻化していた。さらにライバルの加入でほとんど出番がないとすれば、出ていくしかない。それを受け入れてくれるクラブを探すことが、バルセロナ首脳の役割になった。交渉するチャンスは一度しかなく、一気に決めないと危険を残す。
 イブラヒモビッチと監督が会話を交わしたのが2回だけということに、二人の対立感情が露骨に表れている。独裁者としての地位を獲得したグアルディオラにしてみれば、反乱者であるイブラヒモビッチをベンチに置くことさえも許せなかったことは間違いない。対立の原因がどこから発生したかは、実のところはっきりしないけれど、指揮を執る監督側から解消する意志がないとすれば、追放しかない。
 問題は、移籍金と報酬の高さにあった。そんな大金を支払えるのはビッグクラブしかなく、欧州でも数が限られる。ストライカーがほしかったACミランが名乗りを上げたことで、バルセロナは救われた。多少の金銭的な損失は問題にならないだろう。「邪魔者は消せ」というグアルディオラの執念は驚くべきものがある。ロナウジーニョ、エトー、イブラヒモビッチを追放するまで執念を燃やす性格は執念深い。この追放劇で、バルセロナに安定と平和がもたらされる。余計なことを考えずに勝負に専念できる。それが大きい。





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Last updated  2010.08.29 10:12:38
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