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2007.04.14

昨日は夫実家へ息子がお泊りしたので、夫と一緒に映画に行ってきました
20時少し前にお店を閉めて、まずは小腹に何か入れるため加古川の「鳥料理　今井」に行きました。
ここは前から気になっていたお店です。

感想は、安くておいしい。
メニューは多くはありません。
鶏の串焼き、から揚げ類、もも焼き、むね焼き、ご飯類、予約で鶏鍋（名古屋コーチン）と飲み物類です。注文したものは、もつ・心臓・つくね（お店オリジナル）の串焼き（2本ずつが1皿で260円かそこらへん）、ひね鳥のもも焼き（900円未満）、トマト、生ビールです。
合計で3.000円未満。
もも焼きは言っておくとカットしてくれるし、大きなトマトも美味しかった。（皮むきしてあった）

甘辛いたれ焼きで、玉ひもやもつが串に刺してある（当り前か）

焼き鳥屋さんによっては、無駄に大きい串焼きもあるけど、ここのは大きくて丁寧に作ってる印象を受けます。営業時間は17時～21時半（LO21時）とのことなので、居酒屋と言うよりもお食事屋さんですね。
他に若鳥のむね焼き＆もも焼き、ひね鳥のむね焼き＆もも焼き、中ひね鳥のひねぽん、なんこつのから揚げ、鳥雑炊なんかがありました。
生モノが無いのが少し残念かな。
お店の人もとても感じの良いお店です。

注文品が少なかったので30分でサクッと食べて映画館へ。

ブラッド・ダイヤモンドの舞台はアフリカのシエラレオネの内戦時、紛争ダイヤをめぐって話は展開します。密輸業者のディカプリオ、ダイヤを隠し、家族を取り戻そうとするソロモン、ジャーナリストのマディー（ジェニファー・コネリー

「実際に行われたこと全ての残虐を映画に入れたら観客は逃げ出すよ」（パンフレット内ソロモン・バンディー役ジャイモン・フンスー談「アミスタッド」にも出演していました。そういえば見覚えが・・・）との事ですが、少年兵について知らない人が見るのならば充分刺激的な内容となっています。

前に読んだ本では、5歳で家族を殺され、1人だけ連れ去られて少年兵にされ、覚えていないほどの人を殺して十何歳かになって救出された少年の話が載っていましたが、救出されたからと言ってすぐに職があるわけではないし、家族もいない、何よりも自分はたくさんの人を殺しているという記憶を忘れることができない、みたいなことを語っていました。

今でも世界には少なくても20万人以上の家族と心を奪われた少年兵がいます。

私自身も、独身時には興味本位で読み漁っていたストリートチルドレンや残虐系事件について、息子ができてからはすごく身近なものとして恐怖を覚えています。
前はそうなった状況とかを冷静に読めたのに、今は子どもに感情移入してしまって、頭の中がワーーッとなりますもん。
独身時は何もなかったのに、出産後はその時に読んだ被害者たちが、何かの拍子でたまに頭の中に息子の姿で出てくることもあります。
（私は信じられないほど想像力がたくましく、物事に感情移入しやすい性質です。）
だから朝新聞を読む前やニュースを見る前には覚悟が必要です。
今回の映画も見ようかどうしようか悩んだんですがね。
テレビの映画批評ではディカプリオのラブシーンはいらない、とか言われていましたが、ラブシーンという程のものではありません。
悲しいシーンが多いので、この程度は無いと、精神的に追い詰められてしまいおかしくなりそうです。

「ユナイテッド93」もそうですが、できたら、ビデオやDVDではなく、映画館で見て欲しいと思います。

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